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2020年9月22日 (火)

三密

昨日、墓参のために久しぶりに都心に出向きました。
駅や地下鉄副都心線、山手線そして中央線など、どれもお盆の時とは比べ物にならないくらい混雑していました。
4連休中のこともあり、多くの人達が外出したのでしょう。
一時空席ばかりが目立った小田急のロマンスカーや、JRの「特急かいじ」などもかなり満席状態でした。
親子連れの笑顔の子どもたちが目につきました。
 感染が再拡大していると報道されるヨーロッパの状況とは違い、昨日見た限り、マスク着用はほとんど100%で、皆さん、新型コロナ感染に注意して行動しているようですが、
でも、少し心配にもなりました。ヨーロッパ諸国では、人々の移動が活発になった後に、感染拡大再発が始まったようなので、日本でもこれだけ多くの人達が、一斉に動くようになると、連休後に感染者が急増することは無いのだろうかと。
2週間後に注目です。
四谷の寺で、墓参のさい、住職より頂いた新義真言宗のパンフレットに、三密の事が書かれていました。三密とは仏教用語だったのですね。良い話なので、転載させていただきます。

 真義真言宗「ともしび」第39号より 
 世界全体を混乱の渦と化した新型コロナウイルス感染症は、私たちの生き方をも大きく変えてしまいました。
卒業式や入学式もいつものようにはできず、出会うはずだった人とは会えず、一言も伝えられずに別れてしまった人もいたことでしょう。
緊急事態宣言が出され、感染拡大をできるだけ防ぐために、さまざまなメディアでは三つの密「三密」を避けましょうというお願いがありました。
 実はこの「三密」という言葉は元来仏教の言葉で、非常に尊い意味があり、この大変な状況を乗り越えるヒントが込められていると思います。
 仏教の三密には、形(かたち)の身密(しんみっ)・音(おと)の口密(くみっ)・心(こころ)の意密(いみっ)があります。
お坊さんが拝んでいる姿を思い浮かべてください。合掌や手でさまざまな形を作り、お紆を声に出して読み、仏さまと同じ悟りを開けるようにお祈りをしています。
これは、たくさんいらっしやる仏さまのお姿を手で表し、その仏さまが持っておられる大切な言葉をお唱えして、仏さまの心と一体になれるように修行をしているのです。
 困っている人に手を差し伸べ、心の声をあげられない人に声をかけ、その人のために何か私にできることはないだろうかと想う真心は、仏さまの慈悲の心と同じではないでしようか。この身口意の三密は、仏さまも私たちもじつは同じものを持っていて、誰もが仏さまと一体なのだと教えてくれているのです。
 
 いまだ困難の多い世の中です。自分は大丈夫だと油断していませんか。
 あなたの大切な人を失ってからでは遅いのです。あなたが持っている真心とみなさんの智慧を出し合って、この苦難を乗り越えましょう。

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コメント

>坊主の母さま
お寺では春のお彼岸そしてお盆の時より、お花の備えられたお墓が、多かったと感じました。
今年の流行語大賞に選出されそうな「三密」ですがコロナ禍での「密閉、密集、密接」の意味はもちろんですが、それより、弘法大師空海師の教えの意味を知り、身密はからだ・行動の教え、口密はことば・発言の教え、意密はこころ・考えの教えがあることを、もう少し詳しく学びたいと改めて思いました。私は真言宗徒です。

投稿: Souroku | 2020年9月24日 (木) 15時32分

このお彼岸の期間は、お墓参りをしばらく我慢していて、やっとお参りできたとテレビのインタビューに答えている人もいました。三密が仏教と深い関わりがあったとは知らなかったです。昔からの教えというのは、今の世の中にも大きな意義をもたらしてくれそうですね。

投稿: 坊主の母 | 2020年9月22日 (火) 16時44分

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