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2019年12月 2日 (月)

ホーチミンからの手紙----ベトナムその1

Dsc06295_102411月中旬にベトナムのホーチミン市に行きました。
現在は「ホーチミン市」ですが、ベトナム戦争が終結し、ベトナムが統一される1975年までは、南ベトナム首都の「サイゴン」でした。現在人口は約800万人、ベトナム最大の商業都市として発展し続けています。
 今回のベトナム訪問は僕にとって、社会主義国への初めての旅となりました。
フランス、米国と戦い勝利した国ベトナム。この国への旅の事は少しずつ書いてゆきたいと思いますが、今日はホ-チミン中央郵便局と、そこから日本に送った絵葉書の事です。
 中央郵便局は市の中心部にあって、フランス統治時代の1891年に建てらたコロニアルスタイルの美しい建物で、ホーチミン市の建築文化財としても貴重な建物です。道路の反対側には、二つの尖塔を持つ赤煉瓦造りのサイゴン大教会(聖母マリア教会)があります。
もちろん、現在も郵便局の通常業務が行なわれています。
ホーチミン市に5日滞在し、市内に残る古い建物を見て歩きましたが、ここサイゴンがベトナム戦争時の市街戦から免れ、プチパリとも呼ばれる美しい街並みが残されたことは本当に良かったと思うのでした。
 郵便局の建物内部はアーチ形の鉄骨による天井のトップライトや、側面の窓から入る光により、照明なしでも十分な明るさに満ちています。(写真上)
そう、この鉄骨設計は、パリのエッフェル塔の設計者のギュスターヴ・エッフェルが手がけたもので、パリのオルセー美術館をモデルにしたとのことです。
現役の郵便局ながら、ホーチミン市の代表的観光名所として、また広いホールの中央部と両側にみやげ物売り場もある事からも、多くの観光客が訪れています。
写真でもわかりますが、ホールの外周は、カウンターのある業務室で、郵便、通信、金融などの仕事に就く職員が働いています。
僕は、ベトナムに来る前から、ここのカウンター席に座って日本の友人やチビスケ1号、2号、そして、いつも手紙を書いてくれるウミガメが縁で知り合えた小さなガールフレンドに、絵ハガキを書きたいと思っていました。
絵ハガキは、中央のみやげ物売り場で選びました。最近は、どこの国に行っても、売っている絵ハガキが少なく選ぶのに苦労します。
それでも幾枚かを選び、カウンターに座って、今、中央郵便局にいるよなどと書いている僕の周りにも、絵ハガキを書いている欧米系外国人観光客が何人もいます。
こんな光景は、かっては観光地で普通に見られた光景でしたが、スマホで写真が送られる現在は、ほとんど見られなくなったのでした。
 隣では、地方に荷物を送るのでしょうか、親子連れの方が、段ボールに荷物をぎっしりと詰めています。
書き終えた絵ハガキは、入口右側の1番のカウンターに持って行き、切手を買って貼ります。
大きな切手で、宛名の文字にかかってしまい、切手を横向きに貼るようになりました。
日本への切手代は、一枚15000ドンでした。(地球の歩き方には、16000ドンと書かれていますので、僕の記憶違いだったかもしれません)切手一枚が15000ドン!。そう、このベトナムの貨幣単位の大きさには、旅行中、だいぶ悩まされました。
物価が安いとはいえレストランの会計で100万ドンと言われると、一瞬たじろぐのです。
実際は、100万ベトナムドンは5000円くらいなのですが。
硬貨が無いので、マーケットの売り子さんは、お釣りのぶ厚い札束を握りしめています。
1万ドン札と10万ドン札が似ているので、慣れないうちは、しっかり0を数えてしまいます。
財布は、両替した紙幣で分厚くなり、お金持ちになった気分が味わえます。
さて、切手を貼った絵ハガキは、そばにあるポストにも出せますが、係員がカウンターに置かれたこの箱に入れなさいと教えてくれました。
見ると小さな段ボールの中は、これから世界各地へ送られるであろう絵葉書がいっぱいで、ちょっと嬉しくなりました。
さて、ベトナムの郵便事情はあまり良くないと書かれていましたが、日本へはどのくらいの日数がかかったでしょうか。
なんと、帰国して数日たって、友人からハガキを貰ったとラインをもらいました。
一週間かからずに日本で配達されたのです。今までの外国からの郵便の最短時間です。
中央郵便局で出した事を差し引いても、社会主義国ベトナムの、郵便事情は〇でした。

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(写真左上、中央郵便局外観。黄色い外壁は最近塗り替えられたらしい。)
(写真左中、正面の壁には、大きなホーチミンの絵が飾られている)
(写真左下、外国郵便を受け付ける1番カウンター)

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コメント

海外旅行先からのエアメールは頂くと嬉しいものです。私は旅の思い出に自分あてにも出しますよ。ベトナムの郵便事情はとてもいいのですね。中国の地方都市に出すと届かないことも多いそうです。

投稿: 坊主の母 | 2019年12月 5日 (木) 21時55分

>坊主の母さま
海外郵便は、たいていの場合、2週間ぐらいかかってしまうようですね。
今回は、ホーチミン市の中央郵便局での投函が良かったのでしょう。メールやラインでの旅の便りも、良いですが、絵葉書は、いかにも旅先という感じがあって、僕は好きです。
でも、販売されていた絵葉書の種類が、昔のように多いと良いのですが。売れないから少ないのかな。

投稿: Souroku | 2019年12月10日 (火) 09時37分

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