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2019年9月30日 (月)

明るい未来が欲しいのに---年金財政検証に見える政府の本音

 全日本年金者組合志木支部会報「ねんきん志木」10月号に、記事を書きましたので、転載します。
字数が限られていたので、かなり論点を省略したところがあります。

 「5年に一度の年金財政検証が発表されたね」 
「参院選後とは意図的ね。少し説明して」
「年金財政は、人口の減少や構成比率、経済情勢などによって不安定化する恐れがある。そのため、日本の年金制度では5年に一度、最新データーを基に、給付される水準を検証することが法律で定められている。 厚生労働省が作成する年金財政の健康診断とか、政府の世論誘導目的の資料とも云われる」
「いつもより、ずっと関心が高かったみたいね」
「年金だけで暮らすと、2000万円足りないという金融庁の報告書のショックだね」
「この検証、私には理解不能」
「年金財政検証はテレビ、新聞で報道されても、良くわからないという人たちが圧倒的に多い」
「もともと年金の仕組み、そのものが難しすぎるのよ」
「2階建てと言われる基礎年金、厚生年金の仕組みも、ましてやマクロ経済スライド、特例水準と言われてもね」
「財政検証の所得代替率なんて、わかる人少ないわよ」
「そうなんだ。政府はわざとわかりにくくして、政権が揺らぎかねない年金財政の見通しを、国民に知らせまいとしているようにさえ思えるよ」
「年金崩壊なんて言われているけど、どうなの」
「崩壊の未来も考えられるが、現状では公的年金制度の破綻が、より進んでいる事がはっきりする内容だ」
「生活はもっと苦しくなるのね」
「財政検証を今細かく説明出来ないが、実質経済成長率、物価上昇率、実質賃金上昇率などの経済前提をもとに、シュミレーションしている。しかし、どれも経済の実情から見て、年金額は甘い予想で水増しされている」
『安倍総理の繰り返す「百年安心」はどうなの』
「年金制度が100年後も破綻はしていないといった安心で、年金で暮らせる保障とは無縁だ」
「結局、貰える年金額は下がっていくのね」「若い人も、今、年金を貰っている人もマクロ経済スライドで抑制されて、下がり続ける。国民年金は、特にひどいし、現実に経済見通しで、積立金が枯渇する想定もある」
「経済状況を良く見せて、国民に真実を隠し、問題を先送りね」
「政府の、厚生年金の運用拡大、在職老齢年金制度の廃止、75歳まで受給を選択の制度化と、いずれ年金支給開始を70歳に引き上げたい意向が見える」 
「本音は、死ぬまで働いてか」

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