« 横浜市市議会議員選挙で驚いた---「こじゃれた会話」のあの女性議員 | トップページ | 柳瀬川探鳥会----アオサギ »

2019年5月13日 (月)

八王子城山に登る

Dsc05518_1024  連休中の5月4日、八王子城山(標高446m)に登ってきました。東京都に在り、山の存在だけは知っていたのですが、登山の対象にはしていませんでした。
それが、2018年の「山と渓谷」11月号に、この山が取り上げられ、同じ頃、東京新聞の連載記事「ゆる山歩き」でも紹介されていたので、これは一度行ってみたいと思っていた山なのです。
「山と渓谷」誌掲載の紅葉写真も美しく、計画を頼まれている年金者組合の秋のハイキングの候補のひとつとして、僕たち夫婦に息子も同行してくれて、3人で下見も兼ねて登ってきました。
 高尾山に向かう登山者が多いJR高尾駅から、休日にのみ運転されている八王子城跡行きのバスに乗ります。平日のバスは城跡まで行かず、手前の八王子城跡入口・霊園前から車道を約30分程歩くことになります。
約15分ほどの乗車で着いた終点のバス停前に、立派なガイダンス施設があり、八王子城跡について学べるように、ビデオやパネル展示がなされています。
八王子城跡は、山麓部分の城の御主殿跡、そしてその周りの遺構と、もうひとつは登山路になっている深澤山(八王子城山)の山城部分の2つに分けられます。
 北条氏の小田原城の支城として「日本百名城」や「日本五大山岳城」にも選定されている規模の大きな山城なのです。
城跡については、HPの他、詳しく書かれているサイトも多いので、ここでは省略しますが、この山城全体が、戦国時代末期に北条氏と豊臣秀吉の激しい戦いの場になった古戦場跡です。
強固な守りを固めた北条氏の重要拠点の山城だったのですが、兵の主力が小田原城に籠って不在だったことも有り、秀吉方の前田、上杉軍の猛攻で一日で落城しました。双方で千人以上の戦死者が出たとの資料もあるようです。落城にはつきものの、城中の婦女子の哀しい最後の様子も伝えられています。
ガイダンス施設を見学して、城跡の概略を掴んでから、先ず登山を先行しました。ガイダンス施設から300mほど歩いた先の管理棟の横から、八王子城本丸方面の指導標に導かれて鳥居をくぐり、本丸跡を目指します。(写真上)
山城とはいえ、本丸に登る城道だろうくらいに考えていたのですが、これがまったくの誤算。どうして、岩や木の根が露わになった勾配もきつい、かなりの登山道でした。途中、金子曲輪、小宮曲輪など、守りの要として土塁で囲み、平坦地を作って砦を置いた場所を通ります。このあたりで激しい戦闘が行われたのでしょう。
 案内書には、本丸跡まで40分と書かれていましたが、休み休み登ること約50分ほどで、八王子神社の木造の建物がある平坦な広場に到着しました。
城の中心で最も重要な曲輪があった本丸跡の少し下に位置し、ここまで来れば本丸跡までひと登りです。途中、一ケ所、眺望の良い場所がありましたが、あとは樹林帯の中の登りでした。
神社手前の左手にある松木曲輪には、ベンチも置かれ、八王子の市街地や都心方面なども見えて、ここが一番の眺望場所でした。(写真一番下)
 ほとんどの登山者は、ここから下山するようでしたが、僕たちは八王子城本丸跡の石碑の立つ山頂から、また神社に戻り、この先の山城の最高地点、「詰の城」まで登る事にしました。登山道も細くなり片側は、急勾配で切れ落ちています。この先、詰の城跡を経由して、富士見台に登り、駒木野に到る登山コースなのです。
奥武蔵、高尾山などと比べたら、かなり厳しい部類に入る登山道です。
登り下りを繰り返すこと約20分、最後の斜面を登るとそこが城の詰でした。小さな木標が立つだけの小広場で眺望はありませんん。
3人の登山者が昼食を摂っていました。今日の目的地はここ、僕たちも昼食にしました。駒木野方面や陣馬山からから登ってきたという登山者が数人、休憩せずに通過して行きましたが、驚いたことに、本丸跡方面から、小学生と幼稚園児くらいと思われる子供たち3人を連れて若いお母さんが登ってきたのです。
本丸跡までならともかく、詰の城に登る駒木野への細い登山道は、転落すれば急な斜面を転げ落ちることになる、危険な箇所も通過しなければならず、こんな小さな子供たちが、よくここまで登ってきたと驚きました。
 楽しそうにお弁当を食べる子供たちは、少しも疲れていないように見えるし、昼食後、ここから来た道を戻るというお母さんも、山慣れた感じで落ち着いているので、これなら心配ないと思いましたが、それにしても元気な子供たちです。
昼食後、僕たちも先へは進まず、八王子神社へ戻ります。
 帰り道は、登った時よりずっと短く感じられ、なにか拍子抜けするほど楽に神社の社殿前に到着しました。ここから、ゆっくり下って40分ほどで登山口の管理棟まで戻りましたが、勾配もきつい登山道を考えると、これは、高齢者にはちょっと無理かなと、年金者組合のハイキングコース候補からは外すこにしました。
少し休んでから、管理棟でボランティアガイドを頼み、御主殿などの見学をお願いしましたが、途中で雷鳴が聞こえ、雨も降りだしたので見学は中止しました。機会があればまた来ることにしましょう。この日の午後の天候は荒れ模様で、丹沢の鍋割山では登山者が落雷で命を落とし、各地で雹が降るなどしたようです。あの、子供たちのパーティは、無事に下山できたかなと思いながら、ガイダンス施設前で、ちょうど来合わせたバスに乗り、高尾駅まで戻り今日の八王子城山登山を終えました。
Dsc05521_1024



 

 

 

 


(登り初めは階段部分もあるが、登るほどに山岳城の名にふさわしい急な山道が続く。低山ながら侮れない山でした。以下の写真は登山道の様子、運動靴などより、トレッキングシューズを履いた方が良いと思います)

Dsc05545_1024

 

 

 

 

 

 

 

Dsc05523_1024

 

 

 

 

 

 

Dsc05542_1024

 

 

 

 

 

 

Dsc05530_1024

|

« 横浜市市議会議員選挙で驚いた---「こじゃれた会話」のあの女性議員 | トップページ | 柳瀬川探鳥会----アオサギ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 横浜市市議会議員選挙で驚いた---「こじゃれた会話」のあの女性議員 | トップページ | 柳瀬川探鳥会----アオサギ »