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2019年1月24日 (木)

幾らかかるのか!利権蠢く、辺野古新基地建設費

 1月18日の東京新聞に、沖縄県の辺野古新基地建設現場での、埋立て用の土砂(岩ズリ)の価格についての記事が掲載されました。
この土砂購入にあたり、防衛省は入札の相見積をせず、なぜか単独発注で、その価格も1㎥あたり、11,290円の高値となって、石材業界からも高すぎると指摘されているいるとの記事です。
 建築工事に携わっていた僕からみても、確かに土砂の価格として信じられないような高値なのですが、沖縄県の地域性もあり、一概に批判できないと思い少し調べてみました。
その結果、海に囲まれた沖縄県といえども、県内工事での取引価格は4000円から7000円が相場であり、沖縄開発の工事入札などの業務を行う、国の出先機関の沖縄総合事務局の単価表にある3550円と比較したら、よりその高値のほどがわかろうと思うのです。
 東京新聞は、こんな単価で工事発注していたら、土砂(岩ズリ)の購入費だけでも1856億円にもなってしまうと報じています。
 防衛省の辺野古新基地建設費は、当初2500億円であったものが3500億円へ、そしていつの間にか4000億円となり、ここにきて、工事区域内の超軟弱地盤の工事計画が甘かったため、設計変更を余儀なくされた防衛省は工事完成までの全体見積もりは困難だと言い始めました。
こんな、馬鹿なことが世の中にはあるのかと驚かざるをえません。
政府が米軍の為に作っている辺野古新基地建設工事費は全て税金であり、どこかのお大尽が、私財を投入して、豪壮な自宅を思いのままに作らせるのとはわけが違うのです。
 工事とは全体金額が決められていて、各工事をその予算内にどう収めるかがが、現場では重要な事であり、予算なき工事というのは普通あり得ないのです。
昨年末、工事金額について、驚くべき数字を沖縄県が明らかにしました。
辺野古新基地建設の埋立てにかかる工費が、2兆5500億円に膨らむとの試算を政府との集中協議で示していたのです。
現状の護岸建設工事までの費用が当初予定の10倍となっていることを踏まえ、防衛省が資金計画書で示していた埋め立て工事全体の2400億円の10倍になると当てはめたのです。
それに対して、防衛省側がどんな反応をしめしたのか、そしてこれが埋立て費用なのか、新基地建設完成までの総建設費なのかがわかっていないので、まだ詳しく書くことが出来ません。
それにしても2兆5500億円というのは、天文学的数字です。
しかし、埋立て用の土砂(岩ズリ)の購入費用が2000億円は必至という状況で工事が強行されている現状をみれば、あながち嘘ではないのかと思えてきます。
2兆5500億円!ですよ。
あの海上に建設された関西国際空港の建設費は、約3兆円から3兆4千億円と言われています。でも、これ正確な数字は、調べても分からないのです。何しろ、利権の巣窟のように言われた工事でしたから。成田に次ぐ国際空港建設費が、利権がらみとはいえ、約3兆円、これと比べても、2兆5500億円は、凄い数字です。
辺野古新基地建設が何年後に終わるのかなど、誰もわからない状況の中、現在すでに予算執行が確定的な2500億円では、まだ工事は序の口、いくらかかるかわからないと言われれば、ことによると1兆円は越す、いや2兆円か、いやいや、沖縄県の試算した2兆5500億円もあるのではと考えてしまいます。
 建設計画当初から言われてきた、利権蠢く辺野古新基地建設、いよいよ、工事、資材、設備、警備にと、群がる利権屋どもの暗闘が激しさを増してくることでしょう。

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コメント

国民の税金で・・・
本土の人たちもこれを知れば
沖縄の問題だからと無関心では済まされないはずなのですが。。。

投稿: トックリヤシ | 2019年1月25日 (金) 09時07分

>トックリヤシさま
私の周りでは、昨年秋以降、映画「米軍が最も恐れた男」の上映会も各地で催され、強行される工事に対する反発も強まってきて、辺野古新基地建設に対する関心は以前より高まっているように感じます。

投稿: Souroku | 2019年1月26日 (土) 21時40分

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