« 銀杏の落葉---ニュータウンも冬景色に変わります | トップページ | 埼玉県一斉ガンカモ調査に初参加---柳瀬川 »

2018年12月25日 (火)

美しい木造大架構アーチ---セブ国際空港

Dsc04909_1024
 11月末のセブ島行きで、竣工したばかりの、マクタン・セブ国際空港第2ターミナルを見ることが出来ました。
この木造の巨大なアーチ屋根を持つ空港ターミナルビルは、今年の7月にオープンしたばかりだったのです。
木造による大型建築物は、カナダ、フィンランド、オーストリア、スイス、スペインなど世界的にみても建設が盛んであり、遅れているとはいえ、日本でも大架構や高層ビルの建設計画など研究が進んでいます。
しかし、このビルのように、建物の構造を実にわかり易い形で見せてくれ、集成材によるアーチ梁を露出させている建物は、他には見られないでしょう。調べてはいないのですが集成材を主要構造材として使った建物としては、世界初と言われています。
欧米では、木造と言っても、木の持つ質感、素材感にこだわらない傾向もあるのです。木材を構造材としての価値観で捉えているようで、木材のもつ美しさを尊重する日本とは異なる表現の建築も生まれます。もちろん、これは、すべての建物に当てはまるわけではありません。ただ、美しい木造建築の多いフィンランドなどは、日本に共通する木造のもつ温かみのある建物も多く建設されています。

設計のコンセプトは世界初の「リゾートエアポート」とか、海と波をイメージした波型の屋根が、フィリッピンを代表するリゾート地であるセブ島にふさわしい明るく柔らかな雰囲気の空港ビルに仕上がっています。
いや、ビルと言うより、大きな体育館を幾つもつなぎ合わせたような開放的な空間に、用途別の施設を配置したといった方が適切でしょう。いつでもたやすく配置換えが出来そうです。
設計は香港と東京に拠点を置インテグレーティッド・デザイン・アソシエイツ(I.D.A.)で、このターミナルビルは香港事務所の担当です。セブ島行きのおまけとして、実に良い建築に巡り合えたのはラッキーでした。
Air04

 Dsc04914_1024






Dsc04916_1024


Dsc04921_1024

|

« 銀杏の落葉---ニュータウンも冬景色に変わります | トップページ | 埼玉県一斉ガンカモ調査に初参加---柳瀬川 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 銀杏の落葉---ニュータウンも冬景色に変わります | トップページ | 埼玉県一斉ガンカモ調査に初参加---柳瀬川 »