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2018年10月21日 (日)

我ら年金者組合の旗、堂々銀座を行く

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Dsc04663_1024(写真上、数寄屋橋交差点を通るデモ隊の長い列。右はソニービル跡地)

銀座通りを「全日本年金者組合」の旗を高く掲げて、我ら年金者集団が堂々と行進します。
普段、歩いては見ることが出来ない場所からの銀座通りの景色を見ながら。
見慣れぬ「年金者組合」の黄色い旗が続くデモ行進に、道行く人たちが、一瞬ぎょっとしたように立ち止まります。そう、この年金者組合の旗、どこでもかなりインパクトを与えるのです。
 10月19日、日比谷野外音楽堂で千葉、東京、神奈川、埼玉の組合員が集合し「年金フェスタ/一揆2018中央行動」が開催されました。
「国の責任で、若い人も高齢者も安心できる年金制度」をのスローガンを掲げての集会後は、新橋から銀座通りへと日本一のデモ行進です。、
年金減らすな!最低年金保証制度をつくれ!支給開始年齢引き上げやめよ!年金裁判に勝利しよう!安倍社会保障大改革反対、消費税10%は中止!安倍9条改憲NOなどとシュプレヒコールしながら銀座通りを歩くデモ行進は、普段以上に盛り上がります。
なにせ、地元デモでは、人のいない方、うらさびしい道路ばかりへ誘導されるので、今日は我らの晴れ舞台です。
会場を後にして、デモ行進すること45分、銀座を歩く人たちに老人のパワーを十分知らしめた一日でした。

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2018年10月15日 (月)

天空の島---さよならの山番外編(八方尾根)

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2018年10月14日(日)
まるで、「天空の島」
昨日、北アルプス八方尾根の八方池で撮りました。八方池のある場所は、標高2,060m、雪に押し流された土砂の堆積で出来た池で、雪解け水や雨水が溜まったものです。
風のない日の鏡のような湖面には、白馬三山が映り込む神秘的な光景が見られます。そして、写真の様な不思議な景色も。
 鹿島槍ヶ岳の登山記の続きを書く前に、「さよならの山番外編」です。
週末の土日を利用して、かみさん、息子と3人で、栂池自然園、そして八方尾根に行ってきました。
 紅葉と星空を見に行こうと、前から計画し、息子には、足元おぼつかない高齢登山者二人の付添として来てもらいました。
満天の星空に、帯となって光る天の川の本当の姿を見たことが無いと息子は言うのです。
 それなら、栂池の夜に見られるかなという気持ちもあり、星降る高原の小さなホテルのキャッチフレーズを持つ「ホテル白馬ベルグハウス」に宿を取りました。
 このホテルは、ランプの山小屋として登山者に人気のある北アルプスの舟窪小屋と同じ経営系列です。夜には、星空観察会も開いてくれるのです。
 長野からの特急バスを栂池バスターミナルで降りて、そのまま、ゴンドラ駅に駆けつけました。下りゴンドラの最終時間は、午後4時40分、それほどゆっくりしてはいられないのです。
 幸いゴンドラは待つことなく乗ることが出来て、栂の森駅でのロープウェイ乗り継ぎも順調にゆき、30分ほどで自然園駅に着くことが出来ました。
 自然園と言っても、白馬乗鞍岳の火山活動によって出来た、平坦な湿原地帯を周遊するトレッキングコースがついている自然保護地帯なのです。
 3時間ほど歩いて、一周した栂池自然園は、もう紅葉は終わりかけていましたが、自然園までの、ゴンドラリフトから見た山肌は、黄色く染まっていました。
自然園最高地点、登りついた標高2,020mの展望台からの眺望は、雲に隠されてなにも見ることが出来ませんでした。
残念、最高地点ならではの絶景が見られる場所なのです。それでも、白馬大雪渓だけは、白い帯が山に突きあげる姿をあらわしてくれていました。
 期待していた白馬三山の大眺望を見ることが出来なかったまま下山後、楽しみにしていたホテルの夜の星空観察会も、曇り空で中止になってしまい、天の川を見ることはかないませんでした。
 2日目、朝の天気予報はぱっとしませんでした。下山し、しばらくぶりの長野市街散策も考えたのですが、思い切って八方尾根からの大眺望にかけてみることにしました。  
 栂池バスターミナルから無料循環バスで、白馬に移動し、八方池山荘のある第一ケルンまではゴンドラとリフトで楽々到着しました。
 そこから、八方尾根自然観察路と名のついたトレッキングコースを八方池まで登ってみることにしました。
 時折、雲の合間から、白馬鑓の姿が見えるので、白馬三山の眺望の期待も持てたのです。ここは夏の高山植物観察やスキーシーズンには、幾度もスキーを担ぎ上げたおなじみのコースです。
そして、10日前の鹿島槍と同じく、山は微笑んでくれたのです。
 八方池山荘から登る事約90分、八方池についてしばらくすると、雲が切れ、白馬、杓子、白馬鑓、そして不帰の岩峰が目の前に展開したのです。
 見慣れた風景とはいえ、短時間の登りでこれだけの絶景を見ることが出来るのは、八方尾根ならではでしょう。
 さよならの山、番外編、またしても、素晴らしい山々の姿を目に焼き付けてきました。
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2018年10月12日 (金)

さよならの山---鹿島槍ヶ岳へ(僕の北アルプス)

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(鹿島槍ヶ岳(2889m)山頂)

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(鹿島槍ヶ岳北峰、左にキレットを越えて五竜岳へ)

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(岩の殿堂、剣岳。雪渓は三ノ窓と小窓雪渓。チンネと北方稜線も見える)

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布引岳から、爺ヶ岳。拡大すると冷池山荘と種池山荘が見える。遠くに槍ヶ岳と穂高連峰)
 10月3日、朝8時。快晴、無風、360度の大眺望。
鹿島槍ヶ岳の南峰に立ちました。
座り込んでじっと剣岳方面を眺める、先行した登山者がひとりいるだけの静かな山頂です。
弧を描く吊尾根の先に、北峰が目の前にあります。南峰と北峰、どこから見てもそれとわかる美しい双耳峰の鹿島槍ヶ岳です。
連なる北アルプスの山々、そして雲海の向こうに、富士山、南ア、中ア、八ヶ岳、火打、妙高などなど、今日は中部山岳の山々が全て見えているかと思う絶景です。
僕は鹿島槍ヶ岳に登るのは、初めてです。
20代後半で、岩登り主体だった山から遠ざかり、60歳近くになって、200名山の最終段階に差し掛かっていた山仲間の旧友に誘われて、山登りを再開しました。
僕は、北アルプスでは穂高岳、そして上越の谷川岳に偏った山歴で、広く山を登っていないのです。
旧友が登り残していた200名山は、大無限山、杁差岳、佐武流山、鋸岳、白砂山、白石山など、かなり厄介な山ばかりで、トレーニング不足の僕には、きつい山行となりましたが、おかげでだいぶ強くなれたのです。
78歳になった今年、鹿島槍ヶ岳を最後の北アルプス高峰登山と決めました。さよならの北アの山は、いつでも登れると思いつつ、登り残してしまった鹿島槍ヶ岳です。
 山頂からゆっくりと、山々を見渡します。
剣岳が圧倒的迫力で聳えています。
三の窓雪渓と小窓雪渓、八ッ峰に隠されてわずかに見える長次郎谷の上部に、懐かしい熊岩が確認できます。チンネの岩峰も見えます。横の尖塔はクレオパトラニードルでしょうか。
 若き夏の日、部の剣沢での合宿を終えたあと、僕は仲間3人と熊岩に天幕を担ぎ上げ、数日間八つ峰、チンネを登り、早月尾根から馬場島に下りました。記憶に残る充実した山行でした。
 昨日越えてきた爺ヶ岳の三つの峰の方向、はるかに槍ヶ岳の穂先が見えます。その先には、季節を変えて幾度となく通った穂高連峰も。
僕の初めての北アルプスは16歳の夏、高校山岳部の燕から槍ヶ岳への縦走でした。
床に座り込んだまま、ほとんど眠れなかった夜行列車、重い天幕を担いでの中房温泉からの急登、もう山岳部は止めようと思いながら、それでも這い登った稜線で見た、全山燃えるような夕焼けの景色は忘れられないものになりました。
 槍ヶ岳には、その後何度か登りました。夏の槍平集中合宿で、30kgのキスリングを担いで北鎌尾根を登り、槍平からは滝谷の出会いから、雄滝を登り稜線まで詰めました。正月に烈風の北鎌尾根から見た槍の穂先も忘れられない景色です。ちなみに当時の僕は体重53kgのひ弱な体でした。
冬の唐松岳や遠見尾根。燕山荘冬季小屋で、二日間吹雪に閉じ込められ、槍まで行けずに、日程に追われるように下った悪絶の一ノ俣谷。
 山を存分に楽しめた、5月と夏の涸沢合宿。しかし、その後後輩たちが5月の滝谷で、部員3人を失う事故もありました。
これが、最後の北アルプスかとも思った、一昨年の双六岳から黒部五郎岳では、まだ少し登れる力が残っていることを知りました。
 登る機会はありながら、なかなか登れなかった鹿島槍ヶ岳の山頂に立ち、思い出が走馬灯のように巡り、ちょっぴり感傷的になります。
北アルプスでは、他にも忘れがたい山行として、旧友との200名山巡りで、徳本峠から霞沢岳、そしてそのまま、大滝山、蝶ガ岳へ廻った山行、涸沢に足しげく通いながら、この山域も初めてでした。
 また、栂池から、白馬岳、朝日岳を越えて、日本海の親不知の海までの栂海新道縦走、ここには、200名山の雪倉岳がありました。
さようなら北アルプスの山々、目の前の五竜岳。さようなら。
もう鹿島槍山頂に思い残すことはなにも無い。さあ、昨日来た布引岳、爺ヶ岳を越えて麓に帰ろう。
(今日はここまでとします。山行の続きをまた書きます。)

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