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2018年8月29日 (水)

日米地位協定とジブチ交換公文(地位協定)について

 憲法改正より、日米地位協定の見直しが先だろうとも言われていますが、当事者である日本政府が、この日米地位協定より、もっと不平等な地位協定を結んでいる国があります。自衛隊唯一の海外基地があるジブチ共和国です。
ジブチ基地も、当初は自衛隊の海賊対処活動のための隊員の休憩基地などと位置付けられていました。
ある政権御用達評論家が、海外基地などと言う大げさなものではなく、活動する航空機を雨露から守り、隊員に温かい食事を提供するだけの場であるとまで書いていたことも有ります。
 海賊対処法などもそうですが、最初の建前と異なり、それを大きく拡大解釈してしまうのは、自民党政権のお家芸でもありますが、いまやジブチ基地がどうなっているか、今後の展開がどうなるのか、皆さんご承知の通りなのです。
ジブチ基地のあるジブチ共和国と、日本政府が結んだ地位協定、外務省は交換公文と呼んでいますが、この協定について、5年ほど前に、あまりに他国の主権を踏みにじるものだと、このブログで批判した事があります。
今でも、少しも状況は変わっていないですが、憲法改正のいやな動きの中で、日米地位協定が再びクローズアップされているので、再度掲載してみようと思います。(登場人物の肩書などは今と異なります)
僕はこの地位協定を賛美した森本 敏氏の、自分の意見は絶対正しいといった物言いが大嫌いです。
日米協定では米国人からみた日本人がそうであるように、ジブチでも物事の判断が付かない現地人に、自衛隊員が裁かれたら、どんなことになるか知れたものではないといった、蔑視感にあふれています。
僕はジブチ政府とこんな国民無視の地位協定が結ばれたこと、そして継続し、今、基地拡張の土地提供も承認した裏には、当時から囁かれていた裏の交渉、金銭授受もあったと確信しています。

2013年12月23日のブログ

「日米地位協定の見直しが要望できない政府の事情とジブチ交換公文」

「日米地位協定」の見直しが論議されています。
しかし、日本政府にはもともと本気で改定を求める気はありませんし、米国側もそれをお見通しで、改定論議には即否定発言をします。
理由は幾つかありますが、そのひとつに日米地位協定以上の不平等条約を他国と結び、それを良しとしてはばからない国である日本が、もし米国にこんな不平等条約は改定してくれと通告したら、大きな矛盾を抱え込んでしまうからです。
他国とは、海賊対処活動に従事する海上自衛隊と航空自衛隊の基地があるジブチ共和国です。
防衛省は戦後初めて日本が持つ海外基地を、基地と呼ばずジブチ拠点と呼んでいますが外国からは軍事基地と認識され、自衛隊員も難しい論議なしに「横田基地」などと同じ感覚でジブチまたはジブチ基地と呼んでいます。
このジブチ基地のあるジブチ共和国と自衛隊駐留の為に結んだ地位協定があります。
政府は地位協定と呼ばずに交換公文と呼んでいます。
(ジブチ共和国における日本国の自衛隊等の地位に関する日本国政府とジブチ共和国政府との間の交換公文)
内容は日本語でA4版15ページ(英語で10ページ)と日米地位協定ほどには広い範囲を定めていませんが、刑事裁判権および懲戒上の権限がすべて日本側にあるという日米地位協定以上に、ジブチ共和国にとっては不利益な協定なのです。
なぜ、こんな協定が結ばれてしまったか、この協定自体がジブチ国民にはほとんど知らされていませんので、現政権に批判的な野党が政権を取らない限り明らかにはならないでしょう。
「ジブチ交換公文」の問題の条文は以下のとおりです。英文を読むと日米地位協定を下敷きにしたことが分ります。

8.The competent authorities of the Government of Japan shall have the right toexercise within the territory of the Republic of Djibouti, in cooperation with the competent
authorities of the Republic of Djibouti, all the criminal jurisdiction and disciplinary powers conferred on them by the laws and regulations of Japan with regard to all Personnel.

8 日本国の権限のある当局は、ジブチ共和国の領域内において、ジブチ共和国の権限のある当局と協力して、日本国の法令によって与えられたすべての刑事裁判権及び懲戒上の権限をすべての要員について行使する権利を有する。
「注:要員とは自衛隊派遣部隊隊員、並びに防衛省の自衛官以外の者、海上保安庁職員、日本国政府の職員など」

それでは「日米地位協定」ではどう書かれているでしょうか。

ARTICLE XVII
1. Subject to the provisions of this Article,
(a) the military authorities of the United States shall have the right to exercise within Japan all criminal and disciplinary jurisdiction conferred on them by the law of the United States over all persons subject to the military law of the United States;

(b) the authorities of Japan shall have jurisdiction over the members of the United States armed forces, the civilian component, and their dependents with respect to offenses committed within the territory of Japan and punishable by the law of Japan.
 

第十七条
1 この条の規定に従うことを条件として、
(a) 合衆国の軍当局は、合衆国の軍法に服するすべての者に対し、合衆国の法令により与えられたすべての刑事及び懲戒の裁判権を日本国において行使する権利を有する。

 

(b) 日本国の当局は、合衆国軍隊の構成員及び軍属並びにそれらの家族に対し、日本国の領域内で犯す罪で日本国の法令によつて罰することができるものについて、裁判権を有する。

このジブチ交換公文8条について、ここで書くまでもなく実にわかりやすく解説した人がいます。!!
前防衛大臣の森本敏氏です。
防衛大臣就任前ですが国会審議で次のように述べています。

現政権の安倍首相はじめ全閣僚、石破幹事長、総理補佐官:礒崎洋輔、自民党副総裁:高村正彦、秘密保全PT座長:町村信孝、衆院国家安全保障特別委員会与党筆頭理事:中谷元などの面々は、森本氏の発言に我が意を得たりと思ったことでしょう。
これでは、日米地位協定の見直しなど絶対に進めることはありません。

「今回、日本とジブチの地位協定といいますか、実際は地位協定とは言っておらず、交換公文を双方が交わして統合任務部隊を現地に展開させているわけですが、思えば、日本の戦後の自衛隊の活動で、ホスト国とのこの種の地位に関する交換公文、協定を結んで統合部隊を展開させる言わば初めてのケースであり、これは今後の日本の自衛隊の海外における活動の非常に良い例といいますか、になりつつあるんだなということを強く感じるわけであります。特に、この交換公文の中で、すべての刑事裁判権を日本側にゆだねているという、大変日本に有利な地位協定の内容になっていることに私は一種の感慨を覚えるものです。」

「この日本・ジブチの交換公文というのは、いかなる場合でも自衛隊員がジブチに駐留する場合に起こした事件についての刑事裁判権というものを日本がすべてその責任を負うということになっているのは、たとえ公務執行中でない事故が起きたとしても、裁判権を日本の国内法に基づいて日本が裁判権を取るということになっているのは、日米地位協定との関係において日本が特権を享受している、つまりそういう意味では日本が有利である。
 もっと簡単に言ってしまうと、そういうことは考えにくいのですが、仮に自衛隊員が現地で勤務中以外の場合に町に出ていて、現地の人と傷害事件を起こして、その裁判権を争うというときに、この協定は、にもかかわらず、ジブチ側が協力をして日本が刑事裁判権を全部行使できるようになっている。それは、在日米軍基地において、つまり在日米軍が日本で享受できる特権よりもはるかに日本にとって有利な協定になっているのではないかと。そして、そのことは今後日本が海外に駐留するときに、この協定をモデルにして各国と協定が結ぶことができるというのであれば、非常に良い地位協定の基礎ができたのではないかという趣旨を申し上げた次第でございます。http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/171/0059/17106160059019c.html

森本敏氏は、防衛、軍備などの論評で、思考回路がショートしてしまったのかと思うような、偏った発言が多く、この発言なども思慮分別に欠けた人の意見だと思います。

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かぼちゃが小さいのか?、パブリカが大きいのか!

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北海道の親戚から、新鮮な野菜を送って頂きました。でもこの写真、ちょっと変ですが、修正しているわけではありません。
野菜が届いた時、赤ちゃんの顔ほどもある、大きなパプリカにも驚かされたのですが、カボチャが手のひらに乗るほど小さいので、これまたびっくり。我が家の近くのスーパーでは、商品としてお目にかかったことがありません。
でもどうしてどうして、このカボチャただものではありませんでした。「坊ちゃん」という名がついたミニカボチャで、食べたら甘くて、ホクホクとして美味しいのです。
カボチャとサツマイモを足して二で割ったような食感でした。この大きさなら栽培も楽しいかもしれませんね。

 話は変わりますが、8月27日の東京新聞に、月と太陽の引力や、天体間の遠心力の変化が植物の生育に影響を及ぼす現象を利用して、レタスの重量を通常よりも大きく増やすことに成功したと書かれていました。
この実験をしたのが、トヨタ自動車グループの内装部品メーカー、「トヨタボ紡績」というのも、これからの野菜作りの未来を感じさせて、興味深い挑戦だなと思いました。

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2018年8月27日 (月)

夏の終わり?

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(写真上、種まきが遅かったアサガオが、今、次々と花を咲かせてくれます)
昨夜、夜空を見上げた人は、煌々たる満月の輝きと、その西側にひときわ赤く光る火星を見る事が出来たでしょう。僕が見ていたのは夜の11時頃でしたが、ニュータウン内の木々や建物が、白く明るく光っていました。
二三日前から、夜遅くまで、うるさいほどに鳴いていたセミの鳴き声がぴたりと聞こえなくなり、コオロギの涼やかな音色が、庭から聞こえてくるようになりました。
いけない!セミがうるさいは禁句でした。
オーストラリアのグリーン島で、4歳にして両腕に浮き輪を付けて、ウミガメを追いかけていたかわいい女の子と出会い、その後、不思議な縁で手紙をもらうようになりました。
僕が或る日、家の周りで、毎日セミがうるさいほどに鳴いているとハガキに書いて送ったところ、お叱りを受けたのです。「おじいちゃん、セミはずっと土の中で過ごし、地上に出てくると、8日間ぐらいしか生きられないんだよ。一生懸命に鳴いているんだから、うるさいなんて言ってはダメだよ」
僕はそれ以後、セミ君ごめんよ、もううるさいなんて言わないからと誓ったのでした。
ちょっと、セロ弾きのゴーシュ調になりました。
「その晩おそくゴーシュは自分のうちへかえってきました。そしてまた水をがぶがぶ呑みました。それから窓をあけていつかかっこうの飛んで行ったと思った遠くのそらをながめながら「ああかっこう。あのときはすまなかったなあ。おれは怒ったんじゃなかったんだ。」と云いました。
おっと、自分の文章に酔っていてはいけない。
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新しい孫のように思える女の子とは、とても仲良くなりましたが、我家の孫たち、このブログにもたびたび登場したチビスケ1号、2号は今年から大学と高校に入学し、かってのように遊びに来ることはほとんどなくなりました。もう、じいちゃんと遊ぶ年ではないのです。
それでも、チビスケ2号は、あわただしくやってきて、我家に置いてあるNゲージで遊んで帰りました。
僕が、線路にぺんぺん草が生えて、レールも錆びるよと脅したからです。

土曜日は、ニュータウンの行事「森の祭り」でした。晴天に恵まれたとはいえ、気温40度近い酷暑の一日でしたが、ニュータウン中央の近隣公園にステージとやぐらが作られ、模擬店のテントが並び、大人と子供の神輿が練り歩きました。
この祭りが終わると長かった子どもたちの夏休みが終わります。

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写真上から、灼熱のステージで、南米音楽エスペランサの演奏。
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模擬店も沢山並びました。

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大人神輿がニュータウン内を練り歩きました。

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祭りの最後は盆踊りで盛り上がりました。





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2018年8月12日 (日)

サマータイムに反対その2

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(写真上、東京新聞8月1日朝刊)写真はクリックすると拡大して読みやすくなります。
安倍首相が、導入検討を指示した2時間サマータイムについて、これには絶対反対だと書きましたが、土曜日の東京新聞にも「睡眠不足、長時間労働」「サマータイムで大混乱?」と大きな記事が掲載されました。東京新聞読者でない方にも、読んで頂きたいなと、コピーしました。僕はこの記事に賛同します。
ただ、このサマータイム、政府の導入検討などには、即、提灯記事を書く産経新聞が、時間も1~2時間などと曖昧にして、メリットも強調している反面、珍しく負の面も書いていることから、実現の本気度は低いと見ます。
この、サマータイム、あまり何も考えられない森さんを利用した、何らかの別の意図を感じています。

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2018年8月 9日 (木)

オリンピックの為の2時間サマータイムに反対

充分な議論の末に、準備もして、それでやってみようとするなら、1時間のサマータイム実施には反対しないつもりだった。夏山では1時間程度のサマータイムは、昔からやっている。
しかし、なんだ今度のは!突然オリンピックの為に2年間だけ、それも2時間のサマータイム導入だと! 来年と再来年だそうだ。
森だか誰だか、話が出たなと思ったら、早速NHKの世論調査ご発表。
2時間のサマータイム導入に賛成が51%反対が22%だそうだ。
いったいどんな設問をしたんだNHKは。
周りに賛成する人が、二人に一人いますかってんだ。
昨日から予備の時計を2時間遅らせて腕につけてる。
ダメだ、ダメだ!時差ボケが起きそうだ。
公園でやっている朝の6時からのの太極拳は、ほんとは?4時だぜ。遠くから参加する人は、真夜中、ライトをつけて自転車でやってくる。
夕食6時は、お日様ピカピカ、まだ4時だ。何時間晩酌やればいいんだ。働く人達は、もうひと働き。よし、残業するか。ほんと寝不足になりそうだ。
「生命に危険を及ぼす酷暑」とやらのなか、競技開始を2時間程度早めようと考えたが、そんなもんじゃ、てんでダメだ。よしもう2時間繰り上げだ。なに時計の針をずらせばいいだろうと安易に考えたんだろうが、2時間の重みをよく考えてくれ。
だいたいが、オリンピック招致の時に、面の皮の暑い連中が、世界に向けて、なんか言ってなかったか。
「原発は完全にコントロールされています」違う、違う。
これだ!。
「日本のこの時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である。
また夏季休暇に該当するため、公共交通機関や道路が混雑せず、ボランティアや子供たちなど多くの人々が参加しやすい」

理想的な気候だそうだ。どこが!
これはあまりに馬鹿馬鹿しくて、なにか云う気も起きないぞ。
なにがボランティアだ。それ単位習得だ、就職に有利だとか、大学に圧力かけおって。
学徒動員か。
交通や道路が混雑しないだと。誰が考えたってそんな事ありえないだろ。
東京だ、東京だと、石原某のせいで、日本中が大混乱だ。
書き始めたら、一晩中でも書くことあるぞ。おっと、いけない、サマータイムで、もう午前1時だ。ほんとは11時だ。いい加減にしてくれ!
サマータイムに反対だ。

 

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2018年8月 2日 (木)

夏の一日

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猛暑の毎日ですが、室温30℃以上にも慣れてきて、冷房はあまり使わない生活をおくっています。
かみさんからは「年寄りは、温度を感じなくなって熱中症になるのよ」と言われていますが、なに、昔は冷房などなかったのですから。
でも、子供の頃の夏休みに言われた、「朝涼しいうちに勉強よ」は、今や完全に死語になりました。夜通し暑くて、そのまま朝を迎えてしまうのですから。
新装オープンした柳瀬川図書館も、受験勉強の学生たちで終日満席なのも、仕方ないことだと思います。
我家で今、元気なのは、庭のポーチュラカだけです。(写真上)
焼けるような日差しの中、朝から昼ごろまで赤、黄色、白の花がきれいに咲いてくれます。この花は乾燥にも強いようです。
花言葉は「いつも元気」これほど、ぴったりの花言葉も少ないでしょう。
 先週の日曜日は、「やなせ川いかだラリー」が行われました。今年で22回目だそうです。僕は志木市も関係していると思っていましたが、主催は川向こうの富士見市の水谷東公民館でした。
参加艇もほとんど富士見市の人達のようで、皆さん、いろいろと仮装して、見ている僕も楽しくなりました。
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夜は敷島神社のお祭りで、志木駅前の歩行者天国になった道路には多くの屋台が並び、2日間で10万人の人出があったそうです。
国際屋台村と称するそうで、アジア系が多いのですが、ケバブサンドなど、どれも旨くてビール片手に、食べ歩いた夜でした。
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