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2018年6月20日 (水)

殿ヶ谷戸庭園へ

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 (上写真、殿ヶ谷庭園の芝生地と本館建物)
 
 5月に文京区の「小石川後楽園」に行き、都内には9つの都立庭園があることを知りました。えっ、知らなかったの?と言われると、恥ずかしい限りですが、まだ、見学したことが無い庭園も幾つかあり、それなら9庭園全部を今年中に全部見てみようと思ったのでした。
友人のやっている200名城巡りなどに比べたら、都内の9か所ですから、そう難しくはありません。
ただ、覗くだけなら、ことによると一日で全庭園見学も可能かもしれません。
1.旧岩崎邸庭園 台東区
  重要文化財(建造物) 明治時代 J.コンドル設計の洋館
2.旧芝離宮恩賜庭園 港区
  特別史跡・名勝 貞享時代(1684~1688) 回遊式泉水庭園
3.旧古河庭園 北区
  名勝 大正時代  J.コンドル設計の洋館とバラ園
4.清澄庭園 江東区
  東京都指定名勝 明治時代 回遊式林泉庭園
5.小石川後楽園 文京区
  特別史跡・特別名勝 寛永時代(1624~1645)水戸黄門ゆかりの大名庭園
6.殿ヶ谷戸庭園 国分寺市
  東京都指定名勝 大正時代  段丘崖を生かした回遊式林泉庭園

7.浜離宮恩賜庭園 中央区
  特別史跡・特別名勝 江戸時代 潮入りの回遊式築山泉水庭
8.向島百花園 墨田区
 史跡・名勝 文化時代(1804~1818) 唯一現存する江戸時代の花園
9.六義園 文京区
 特別名勝 元禄時代(1688~1704)  代表的な江戸時代の大名庭園

殿ヶ谷戸庭園は、中央線の国分寺駅南口から徒歩2分の場所にあります。柳瀬川駅からは武蔵野線で西国分寺に行き、中央線に乗り換えれば、約40分で到着ですから、我家から最も近い都立庭園なのです。
「6月9日」
国立の用事の帰りに、9つの都立庭園巡り、二番目の殿ヶ谷庭園を訪問しました。ここは初めてです。
庭園ガイドが案内してくれる、午後2時からの時間に入場しました。
 殿ヶ谷庭園は、大正2年に江口定條の別荘として建築され、その後昭和4年に岩崎彦彌太(ひこやた)が江口家から買取り「国分寺の家」として親しんだそうです。なお、彦彌太は三菱の創始者岩崎弥太郎の孫にあたります。
入場の時もらったパンフレットにはこう書かれています。

「武蔵野段丘の南縁の「国分寺崖線」と呼ぶ段丘崖とその下端部付近の礫層から浸出する湧水を利用し、雑木林の風致を生かして作られた近代の別荘です」
「彦彌太は昭和9年(1934)に和洋折衷の木造主屋に建て替え、庭園建築として紅葉亭新築するとともに、主屋前面の芝生地と崖線下方の湧水及び園地とを結んで、回遊式庭園を完成させました」
「庭園の段丘上には芝生地が広がる洋風庭園があり、崖線の傾斜面はアカマツ、モモジ、竹林、クマザサで覆われ、崖線下には湧水の次郎弁天池を中心とした和風庭園があります」

広さは1.7haと、よく面積比較に使われる東京ドームの三分の一ほどのの大きさですが、園内は傾斜地を良く生かして変化に富み、ガイドさんの案内で巡っていると、ずいぶん広い庭園だと感じます。
ボランティアでやっていると言うガイドさんは、園内各所の説明はもちろん、武蔵野の野草の事なども詳しく解説してくれました。歩くだけなら20分もあれば園内一周できてしまうでしょうが、ガイドさんと歩いた40分は、武蔵野台地の事、国分寺崖線など全てが良く理解できてとても良かったです。要所には説明板もありますが、ここの見学はぜひガイドツアーをお薦めします。
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(写真上から)
次郎弁天池
国分寺崖線下の湧水を利用して作られた池

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湧水の湧き出している場所

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湧水を利用した鹿おどし

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紅葉亭
数寄屋風の茶室。次郎弁天池にかかるイロハモミジ
の紅葉が見下ろせる。

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竹の小径
日本庭園には珍しい孟宗竹の竹林

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殿ヶ谷戸庭園の入口
国分寺駅南口から3分ほどで到着


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