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2018年5月17日 (木)

小石川後楽園へ

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(小石川後楽園から見た東京ドームとドームホテル。緑に囲まれた庭園越しのこの風景は、すばらしい)

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(後楽園内部、新緑が美しかった)


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現在、東京都内には、文化財保護法など法令や条例に基づき、名勝等に指定されている文化財庭園が18 件あるそうです。
このうち都立の庭園は9件で、中には国指定の特別名勝も含まれていて、次世代に継承すべき重要な文化遺産とされています。
知りませんでしたが都立庭園が9園もあったのですね。

1.旧岩崎邸庭園 台東区
  重要文化財(建造物) 明治時代 J.コンドル設計の洋館
2.旧芝離宮恩賜庭園 港区
  特別史跡・名勝 貞享時代(1684~1688) 回遊式泉水庭園
3.旧古河庭園 北区
  名勝 大正時代  J.コンドル設計の洋館とバラ園
4.清澄庭園 江東区
  東京都指定名勝 明治時代 回遊式林泉庭園
5.小石川後楽園 文京区
  特別史跡・特別名勝 寛永時代(1624~1645)水戸黄門ゆかりの大名庭園

6.殿ヶ谷戸庭園 国分寺市
  東京都指定名勝 大正時代  段丘崖を生かした回遊式林泉庭園
7.浜離宮恩賜庭園 中央区
  特別史跡・特別名勝 江戸時代 潮入りの回遊式築山泉水庭
8.向島百花園 墨田区
 史跡・名勝 文化時代(1804~1818) 唯一現存する江戸時代の花園
9.六義園 文京区
 特別名勝 元禄時代(1688~1704)  代表的な江戸時代の大名庭園

名前を聞けば知っている庭園ばかりですが、僕が実際に訪ねた場所は、浜離宮、旧芝離宮、六義園くらいで、それもだいぶ以前のことでしたので、よし、近いうちに全庭園を廻ってみようと思うのでした。

Dsc03912_1024その最初の訪問先として、今回、かみさんに誘われて、文京区の小石川後楽園に行き、ボランティアガイドさんの案内で午後の園内を見学することが出来ました。
地下鉄丸ノ内線の後楽園駅に降りると、目の前には見慣れた東京ドーム球場があり、隣接した緑に囲まれた大きな場所が小石川後楽園なのです。
入口は、庭園外側を廻って駅の反対方向にあるので、外柵沿いの緑を見ながら約8分程歩きました。
チケット売り場では、65歳以上の入場料割引があり、パスポートを見せる外国人に、明るく丁寧に対応する係りの方に好感がもてました。

小石川後楽園については、多くの方が案内記を書かれているので、ここではくわしく書きませんが、午前と午後に一回ずつ行われるボランティア庭園ガイドと共に歩くと、謂れなどがよくわかり楽しく鑑賞することが出来ます。
僕がガイドさんの説明を聞きながら回った園内で、特にいいなと思ったのは、やはり建造物になってしまうのですが、円月橋と得仁堂でした。
 円月橋(写真3枚目)は水面に映る形が、満月になることからつけられたとの事で、後楽園の中でも見どころの筆頭にあげられるほどの人気です。
当日は水面が少し汚れていたのと、風もあったので、満月のようには見えませんでしたが、バランスのとれた美しい形の橋でした。
石造アーチ橋としては、日本でも古い部類にはいるそうで、徳川光圀が招聘した明の儒学者である朱 舜水(しゅ しゅんすい)(1600年~1682年)の設計と指導により名工、駒橋嘉兵衛が造ったと記録されています。

 得仁堂(写真4枚目)は光圀が建立し修理は繰り返されましたが園内で唯一、江戸時代から現存する建物です。江戸時代の建物の形がよく残っています。
光圀が18 歳のころ、史記の伯夷伝を読んでその義に感じ入り、堂を建て伯夷・叔斎の像を祀ったとされています。案内のガイドさんは、王位を譲りあった伯夷・叔斎の兄弟にまつわる悲しくも気高い話を聞かせてくれましたが、書くと長くなるので、後で追記しておきます。

 後楽園と言う名は、中国の范仲淹(はんちゅうえん)の「岳陽楼記」(がくようろうき)の「天下の憂いに先だちて憂え天下の楽しみに後れて楽しむ 」
から名づけられたとのこと。
〇これは、すぐれた為政者は天下国家の憂いを世の人々がまだ憂えない前に憂え、天下国家の楽しみを世の人々が楽しんだ後に楽しむ。自己一身のことは問題にしないということ。
今の日本に置き換えてみると、とても優れた為政者とは呼べない時の首相は、能天気でゴルフなど楽しみ、天下国家を多いに憂えているのは国民という情けない現実に、この後楽園の意味を官邸にお届けしたい気持ちになるのです。

 さて、政権、官邸の愚痴を書き始めると、だんだん怒りが増幅してきますので、今日はここまでとしますが、選手の危険な行為が問題になっている日大アメフト部の関西学院大学への対応を見ていると、その様が安倍政権とまったく同じなのにあきれるばかりです。
この問題、テレビでの報道が過剰かと思えるのですが、逆に考えると、大きく報道されるたびに、安倍政権と加計学園を連想してくれる人が増えるという効果が生まれて、これも良しかと思うのです。
そう、麻生大臣がテレビに映るたびに、政権と自民党支持率が1%ずつ下がる効果に似ています。

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