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2018年5月 7日 (月)

良心は無いのか---柳瀬唯夫元首相秘書官と仲間たち

こんなおかしな話が、まかり通るとは!
 学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、柳瀬唯夫元首相秘書官(現経済産業審議官)が2015年4月2日に、学園関係者と首相官邸で面会していたと国会答弁で認める方向となったことが5月2日に分かったと報道されています。
東京新聞記事によると、これは与党関係者が明らかにしたとのことです。
これまでの「記憶の限りでは会っていない」との答弁では、とても逃げ切れないと自民党と官邸が判断し、発言を事実上修正し、次のような言い逃れで、国会での追及をかわそうとしているとのこと。
「記憶を整理したら、加計学園関係者と面会した覚えがある。
だが、文書に残るような愛媛県や今治市側の関係者が、後ろに混じっていたとは気付かなかった。だから、記憶の限り会っていないと言ったのは、嘘ではない」


まてよ、素直に考えると、加計学園関係者との面会のほうが、問題が大きいと思われるのだが、こちらは挨拶程度だったような記憶があるとごまかし、後ろに隠れていた県や市の関係者には、気づかなかったのだから文書にあるような発言していないと、これで押し切ろうと打ち合わせたようだ。

この男、「〇大出てても馬鹿は馬鹿か!」(♬♬♪ザ・ハイローズ)これ、知能指数の事ではない。人間性の事。
こんな日本語にもなっていない見え透いた嘘を、本人も交えて打ち合わせしている録音があれば聞いてみたいものだが、これを国民の代表たる国会議員の前で、平気で口から出すことが出来る柳瀬唯夫元首相秘書官の頭の中、どうなっているんだろう。
次期経産省事務次官の有力候補だそうだ。こんな男しか事務次官になる人間はいないのか!
 この、通常ではありえない首相官邸での面会の際(注1)官邸スタッフとして、文部科学省と農林水産省から内閣官房に出向していた職員も同席したのだが、官邸と両省が共に事実の確認をしない方向で調整がついているらしい。
〇官邸側は「出向元の各省が答えるもの」、一方の両省は「出向先の事はわからない」
〇内閣官房担当者は、出向職員の同席について、「県や市の職員の官邸の入館記録が無い以上、面会そのものを事実確認できないので、答えられない
。この問題は各省がそれぞれの立場で答えるものだ。」
〇両省は「出向職員が、国会説明に出席する必要ない」


ここまで書いていて、もう本当に嫌になるのですが、今週、またこんな馬鹿な嘘芝居を見せられる身にもなってくれよと嘆く連休最後の夜でした。
柳瀬唯夫さん、あなたは、事務次官になる前に、文科省に出向し、「道徳教育」なるものを勉強してきなさい!たしか、嘘をついてはいけないと書かれている道徳教育指導要領をまとめているはずですよ。

「主として自分自身に関すること」
〔第1学年及び第2学年〕
(3) よいことと悪いことの区別をし,よいと思うことを進んで行う。
(4) うそをついたりごまかしをしたりしないで,素直に伸び伸びと生活する。

〔第3学年及び第4学年〕
(4) 過ちは素直に改め,正直に明るい心で元気よく生活する。

「注1}
面会は異例中の異例(東京新聞2018年5月8日朝刊記事より抜粋)
〇2015年当時、官邸スタッフとして首相秘書官と共に仕事をしていた職員談
「知事が陳情に来ることはあっても、自治体の課長クラスの訪問は見たことがない。そもそも秘書官の面会相手は大半が中央省庁で、自治体職員と会う機会はないはず。ましてや助言なんてあり得ない」「県の課長らに助言までしていたとしたら、どういう経緯だったのか。見当もつかない」
〇かつて橋本龍太郎首相の秘書官を務めた江田憲司衆院議員談
「秘書官が自治体の課長に会うことは絶対にない。あるとしたら首相の地元の市町村長くらい。地元でもない自治体の課長と面会したとすれば、異例中の異例だ」
〇2015年当時、官邸に出向していた官僚談
「秘書官が自治体職員の訪問を受けるのは一般的でない」
〇2015年当時、官邸に詰めていた別の官僚談
「秘書官は省庁の局長級に相当する」「私のような省庁課長に会いに来るのも、自治体なら部長クラス以上だ」
特別な面会が実現した理由について
「首相案件だからでしょうか」と推測し、こう続けた。「国家戦略特区は本来、どこかを特別扱いできる仕組みではないのに」 
 

 

 

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コメント

もっともらしい言い訳を考えることに税金を使う官僚たち
彼らには自尊心がないのかね・・・、あるはずないか! !

投稿: トックリヤシ | 2018年5月 8日 (火) 08時53分

>トックリヤシさま
一人でも、ありのままに話してくれる全体の奉仕者である公務員の方がおられたら、森友、加計問題は解決してしまうのですが。賄賂など貰っているわけでもないのに、昇進の為だけに、嘘と隠ぺいをしなければならないのが、公務員の宿命だとしたら、悲しすぎます。

投稿: Souroku | 2018年5月 9日 (水) 20時46分

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