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2018年3月17日 (土)

扇山へ

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3月13日(火)
扇山へ
広場のような1,138mの山頂には、誰もいませんでした。たった一人の山です
丸太のベンチが幾つか置かれています。その一つにザックを下しました。(写真上2枚)
扇山は山梨百名山の一峰で、中央線の車窓から、扇の形をした姿が良く見える山です。山頂からの眺望を期待した富士山は、南面に白く堂々と聳えていますが、残念ながら霞がかかったようにぼやけています。風もなく、温かい春の日差しが心地よく降り注ぎます。
冬の間に、衰えた脚力を見極めようと、急に思い立って扇山に登りにきました。
柳瀬川駅を6.02の東上線に乗り、北朝霞、西国分寺、立川経由で、鳥沢駅に7.41に到着しました。
列車からホームに降りた登山客は、僕一人でした。
自宅から2時間弱で、鳥沢駅に到着できるのは、都内を経由せず、JR武蔵野線で、八王子方面に抜けられるからで、中央線沿線の山に登るには、とても便利です。
扇山の登山口にあたる鳥沢駅については、中央線の車掌として、新宿、松本間を4000回乗務し、中央線沿線の山々を愛して「車窓の山旅、中央線から見える山」を書いた山村正光氏が、こんな面白いことを書いています。

「この山は、戦前からハイキング・コースとして知られていた。今でも人気があり、日曜日の朝など、ハイカーがどっとくりだす。これらのお客さん、帰りは東京までのキップをなかなか買ってくれない。ソメカワ一枚とか、チクカワ一枚とか。そんな駅があったかしらん。実は隣の駅「梁川(ヤナガワ)」である。(今では金券式の自動販売機)、そして都内に入れば定期券で改札口を抜ける)」

 登山者にはちょっと耳の痛い話です。早朝の土合駅(谷川岳登山口)、駅員達の必死の制止をかいくぐり、無賃乗車でチリジリに駅から逃げる登山者たち。暗闇の中、鳴り響くホイッスルの音、今でも耳に残ります。でも、逃げたのは僕ではありませんよ。

扇山登山口の一つである、梨の木平までは、4月からは鳥沢駅前から朝9時発のハイキングバスが運行されるのですが、今の時期は歩くしかありません。GPSの電源をONにして出発します。
駅前から、登山口まで「扇山」と書かれた案内板が各所にあり、迷うことはありません。舗装道路を歩くこと、約1時間で梨の木平到着(写真左1枚目)。トイレがありました。
Dsc03553_1024ここから、登山道になります。小休止の後9.20に出発しました。
最初は、緩い登りですが、やがて傾斜がまして、九十九折の道が続きます。周りは杉林ばかりで、眺望は無く残念ながら単調でつまらない登山道です。(写真2枚目)
登山口から扇山山頂までのコースタイムは、90分です。
出来たら休みなしで登ろうと思いました。
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しかし、久しぶりの登山で、なかなかリズムがつかめません。何度か、立ち止まって息を整えることになりました。
傾斜のきつい山道は、両ストックが有効です。ストックというより、今や老体を支える杖ですが。
それでも、10.05には水場を過ぎて山の神に到着。(写真3枚目)このあたり、少し眺望がよくなります。急登は続きますが10.35につつじ群落の分岐標識がある場所に来ました。ここから右手方向、約10分でつつじの群落があるようですが、まだ季節が早すぎます。
標識に山頂までは40分と書かれています。よし、もうひと登りだと気合をいれます。(写真4枚目)
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10.57に百蔵山との分岐にあたる大久保のコルに到着。このあたりは、明るく開けた尾根道が続き、暗い杉林の中を歩いてくると、開放感にほっとします。(写真5,6枚目)
尾根を東方向に向かいます。ここからは、登山道も広くなり、10分ほどであっけなく山頂に着きました。11.05でした。
結局、登山口から1時間45分で登りきることが出来ました。まあ、コースタイムの2割増しくらいなので、良しとしなければなりません。やけに時間を気にするのは、脚力がどの程度の状況かを、確かめたかったのです。
先週、志木市体育館で足の筋力の測定の機会がありました。足指力、膝間力とも、昨年より一割ほど落ちていました。
僕の場合、平地でのトレーニングは、登山ではあまり有効ではないのです。
夏には、最後の北アルプスになるかもしれない鹿島槍ヶ岳などに行きたいと思っています。それほど、間隔をあけずに山に登り続ける事、それが必要だと改めて思いました。
山頂で昼食を食べていると、5,6人の登山者が登ってきて少しにぎやかになりました。
さあ、犬目集落まで下ろう。犬目からのバスの時間が気になります。
11.45山頂発
山頂からは、北方向に権現山への道、南東方向に犬目への道があり、百蔵山とは逆方向の犬目へ向かいます。犬目まで約1時間強の下山距離です。
尾根道ですが、かなり急坂です。登りと違い、杉林は少なく、落葉樹林帯で明るい登山道が続きます。
12.03鳥沢駅90分の標識が立つ分岐。12.15犬目集落への分岐。(写真7枚目)
順調に下山路を歩きます。

12.36大滝不動への分岐。以前は、ここには君恋温泉への標識があったようですが、すでに閉館したとの情報があります。
ロマンチックな名の一軒宿で入浴も出来たので、ちょっと残念です。
大滝不動には向かわず、直進して犬目集落を目指しました。(写真8枚目)
12.50 旧甲州街道に出て、犬目集落着。(写真9枚目)
宿場町だった名残の残る街道をしばらく歩くと、犬目と書かれたバスの停留所標識がありました。
ここから、13.28発の四方津駅行きのバスがあるはずだったのですが、バスの時刻表を見て愕然。午前9.02と午後16.44の一日2便しかないのです。一日5便はあったはず、しまった、古い時刻表を見てきてしまったのかと、嘆いても後の祭り。
最近は、これが多いのです。登山道に通ずる山里行きのバスが、次々に消えていくのです。守屋山へのバス便も消えました。
誰かに聞いてみようと街道を歩くのですが、道の両側の人家に人の気配もなく、歩く人影もありません。
結局、バス停二つ目の安達野まで下りてきてしまいました。ここの停留所の時刻表でも、一日2便が間違いのないことを確認して、仕方ない四方津駅まで歩くことを決めました。
約1時間20分程かかるはずです。途中の大野貯水池は桜の時期でもないし、車の通るアスファルト舗装路をてくてく歩くのは、あまり嬉しくありません。
ところがここで、幸運が!。安達野バス停前の人家から、高齢の女性が出てきて車に荷物を積んでいます。第一村人発見です。
バスの時刻表が変わったのかとお尋ねすると、停留所の時刻表を見に来てくれて、あれ、2便しかないんだ、初めて知ったと驚くのです。人もいなくなり、みんな車を使うから、バスには乗る人がいないんだよねとの事。そして駅の近くまで行くから、よかったら乗ってゆきなさいと言っていただいたのです。ありがたや。
車中で村の過疎化の話などしながら、20分ほどで四方津駅に到着しました。
おかげで、予定より一本早い電車に乗ることが出来て、今日の登山を無事終了したのでした。

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