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2018年3月20日 (火)

名古屋市教育委員会への文科省の恫喝とも思えるメール

https://mainichi.jp/graphs/20180316/hpj/00m/040/003000g/7

前川喜平前文部事務次官の公立中学校での講演について、文科省が名古屋市教育委員会へ送った講演内容照会メールの全文が公開されました。
質問状とそれに対する名古屋市教育委員会の回答で、A4版14枚にのぼります(上記)
全文を読まれると、なんだこれはと不快になる方が多いのではと思うほどのメールです。何とも驚くべき執拗さは、ほとんど恫喝ともとれます。
文科省にこのメールを作成させて、名古屋市教育委員会に送らせた実行者は自民党愛知3区(比例東海)選出の衆議院議員池田芳隆、そして主導し、その地位を利用して文科省に圧力をかけたのは、自民党の赤池誠章参院議員(比例代表)です。
赤池誠章参院議員は、自民党文部科学部会の部会長で、池田芳隆衆院議員は部会長代理です。
地元選出の池田議員(愛知3区落選、比例区で当選)だけならまだしも、自民党文部科学部会会長である赤池議員が深く関わったとあれば、赤池、池田両議員の個人的な行為ではなく、自民党文科部会が行った見る事ができます。
 赤池氏の地位を利用したと書きましたが、氏は第2次安倍改造内閣・第3次安倍内閣で、文部科学大臣政務官を務め、前参議院文教科学委員長でもありました。深く文部行政に関与していた赤池議員の要請とあれば、文科省としても無下には出来なかったのでしょう。
メールの文章をみれば、これは文部官僚が書く文章というより、全国で学校や団体の行事に異議を唱えて、抗議的発言を繰り返す日本会議系議員の手になるものと見たほうがよいでしょう。
そう、赤池誠章参院議員は日本会議国会議員懇談会の事務局次長であり、池田芳隆衆院議員もまた、おなじ日本会議国会議員懇談会の会員であり、「神道政治連盟国会議員懇談会」や「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」でも活動していて、いわゆる安倍チルドレンで安倍総理の愛弟子を自認しているとも言われる人物です。
衆議院の文部科学委員会委員の自民党議員は25名ほどいますが、なぜか愛知県選出議員が5名と最も多く、そのうち4名が日本会議国会議員懇談会の会員であるというのも、池田芳隆議員の今回の行動と無関係とは言えないのかもしれません。

「追記」
林芳正文科相は記者会見で、質問メールは、文科省が作成し、2ヵ所を池田議員の指摘で修正したのち、名古屋市教育委員会あてに送ったと発表しました。
「池田議員からのコメントも参考に、修正はあくまでも文科省の主体的判断で行った。議員の指示ではない」と強調し、政治的な介入の見方を否定したと報じられています。
これ、真実ではないと思います。
もし、この15項目にも及ぶ質問、そして執拗な追加質問、それに加えて、回答次第によっては、再質問、または話を聞くこともあるなどとの脅迫めいた文面を、文科省職員が書いたのだとしたら、この職員は文科省に在籍するには、あまりにも不適格な人物です。
前川喜平前文部事務次官は、発表したコメントでこう述べています。「本来、教育に対する政治の不当な介入を阻む役割を担う文科省が、逆にそうした政治の介入に屈してしまったことは残念に思う」
池田議員と対応した文科省の渕上孝教育課程課長を擁護するわけではありませんが、このメールの質問項目のほとんどは、池田議員の意向に沿った線で作成されたとみるのが妥当でしょう。追加質問のねちっこさは明らかに、日本会議系議員の本音が滲む文面です。
問題の根は、森友、加計、スパコン、ジャーナリストのレイプ疑惑と同じ、安倍政権の持つ体質に起因します。

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コメント

この妙な右翼集団、日本会議・・・
なんとかして吊るし上げることできませんかね~。。。

投稿: トックリヤシ | 2018年3月21日 (水) 09時07分

>トックリヤシさま
憲法改正を進める安倍政権と呼応するように、活動が活発化してきましたね。強力な組織に対抗するには、今度のメール問題のように、良識ある市民の一人一人が異を唱えて、潰していくしかないと思っています。

投稿: Souroku | 2018年3月22日 (木) 17時18分

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