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2017年4月25日 (火)

第一空母打撃群に核攻撃の可能性

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(写真上、米軍第一空母打撃群 原子力空母 カール・ビンソン)(写真は全てウイキペディアより)
政権内からは北朝鮮から、今にも弾道ミサイルが飛来するような、発言があいついでいる。
今日の東京新聞朝刊、「ニュースの追跡」では、内閣官房の永井達也危機管理審議官が4月21日、全都道府県の危機管理担当官を集めた説明会でこう訴えたと書いている。
「住民の身を守る方法について、周知をお願いしたい」
この、「住民を守る方法とは、内閣官房が同日公表した「弾道ミサイル落下時の行動について」と題するマニュアルの事だ。
屋外にいた場合は、「近くのできるだけ頑丈な建物や地下街などに避難する」
「物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守る」
屋内にいる人への注意に続いて、こうも書かれている。近くにミサイルが落下したときは、「口と鼻をハンカチで覆い、風上に避難すること」
太平洋戦争中の話かと思えば、北朝鮮からのミサイル落下の恐れを政府が緊急発進した際、どのような行動をとるべきかの話である。

おかしな話である。今までは、北朝鮮のミサイル発射準備に対して、迎撃態勢を広報し、防衛省敷地にパック3を配備する映像などをテレビから流していたくせに、今回、在日米軍基地に対して、本当にミサイルが着弾する恐れが高まると、迎撃態勢などについては、触れなくなってしまった。
即ち、今までは危機意識をあおるセレモニーだったのだ。
米軍の攻撃に対し、日本で先ず狙われるのは、北朝鮮も発表してしているように、日本国内の米軍基地とその周辺である。日本の都市が狙われることは考え難い。
米朝戦争の状況によるが次の目標は原発かもしれない。
米軍基地はともかく、原発に対する防御態勢がどのようになされているか、知らされたことはない。在日米軍基地周辺と原発周辺の住民、そして大都市での具体的な避難準備が無いまま、「物陰に身を隠す」マニュアルなど笑止である。

僕はこう考察している。
挑発行動を繰りかえしているが、北朝鮮が公表しているように、危険な威嚇が無い限り北朝鮮からの先制攻撃は無い。
突然、日本の都市にミサイルが飛んでくることはない。最近の米韓の軍事訓練、原子力空母カール・ビンソンの映像などを見ると、挑発、威嚇が双方のような気もする。
今日(軍創設85周年記念日)を含めて近日中に北朝鮮が核実験、長距離弾道ミサイル発射実験を行った時、米軍が核関連施設、固定式ミサイル発射施設などに対してピンポイントの攻撃を行うだろうか。これも90パーセント無いと思う。

ただし、万が一として危惧していることがある。
もしも、米軍が上記の北朝鮮軍事施設に対して、限定的範囲のミサイル攻撃を行った場合の事である。
北朝鮮は国営テレビが流す映像、音声のような、都市攻撃など全面戦争になる反撃はしないとみる。
北朝鮮は先ず、攻撃した米軍第一空母打撃群に対してのみ、核爆弾を使った何らかの攻撃をするとみる。
攻撃に対する防御体制は完璧、最強と言われる艦隊に対して、どんな方法で核攻撃するのかは読めない。
ただし艦隊が日本海に入り、北朝鮮に近づくほど、危険は増す。
もし核攻撃から100パーセント防御できないとしたら、世界で使用される3発目の原爆は原子力空母を含む艦隊の頭上で炸裂する。
北朝鮮の反撃は、無差別都市攻撃などではなく、攻撃してきた艦隊にのみ行われた。
空母カールビンソンを含む第一空母打撃群艦隊が消滅したと知ったら、米国はどんな戦争に持ち込むことになるのだろうか。まったく読めない。

北朝鮮近海に向かっていると伝えられる米軍第一空母打撃群は、ミニッツ級の原子力空母カール・ビンソン Carl Vinson(CVN-70)、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦1隻 lake champlain(CG57)、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦2隻 Wayne E, Meyer(DDG-108)、Michael Murphy(DDG-112)それにサプライ級補給艦(戦闘支援艦)1隻、原子力潜水艦1隻 Columbus(SSN-762)で構成されている。別の最大級のオハイオ級原潜1隻 Michigan(SSBN-727/SSGN-727)も釜山港に寄港しているので同行と見られる
西太平洋で合流した海上自衛隊の護衛艦2隻(さみだれ、あしがら)は、日本海まで同行するようだが、なるべく早いうちに離れ、別行動をとったほうが危険は少ない。
自衛隊が米軍と共同で行動している限り、今のままだと、日本は否が応でも戦争に巻き込まれる。
巻き込まれると言うより、望んで戦争に参加しようとしているようにしか思えない。
何故こんな状況が生まれているのか、安保関連法に基づく「平時の米艦防護」即ち、安保法で施行で可能となった、日本周辺で弾道ミサイル発射警戒や日米共同訓練を行う米艦が突発的な攻撃や妨害を受けた際、自衛隊が武器を使って反撃する任務によるものである。
こんな事、国民がどれほど理解しているだろうか。
安倍政権の常套句、「国民にわかり易く説明」がいかにまやかしか、今後安保関連法の拡大解釈がどれほど行われるのだろう。ソマリア沖海賊対処法による護衛艦並びに対潜水艦哨戒機派遣と、ジブチ基地建設が、いかに拡大解釈されていったか、国民の殆んどは知らされていない。恐るべし。

写真下、上から
巡洋艦lake champlain(CG57)
駆逐艦Michael Murphy(DDG-112)
駆逐艦Wayne E, Meyer(DDG-108)


海上自衛隊護衛艦あしがら(DDG-178)
海上自衛隊護衛艦さみだれ(DD-106)
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2017年4月23日 (日)

オスプレィMV22事故率増加

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(写真上、オスプレィMV22B ウイキペディアより)

2017年4月17日の東京新聞に次の記事が掲載されました。
「オスプレィMV22重大事故率増加」
「飛行時間増→本来なら事故率下がるはず」

米海兵隊が各地で運用する新型輸送機MV22オスプレイについて、
10万時間当たりの重大(クラスA)事故率が、従来発表されていたものより
増加したことが東京新聞の取材で明らかになったとの記事です。
クラスA事故とは、死者や200万ドル(約2億2千万円)以上の深刻な損害を出した事故の事を指します。
これにもからくりがあり、米海兵隊は2009年、損害額100万ドル(1億1千万円)以上としていたAクラスの重大事故を200万ドルに引き上げたのです。当然事故率は下がりました。

今回の発表で事故率が大幅に増加したMV22は、海兵隊仕様機で、空軍は別仕様機種であるCV22を使用しています。米軍横田基地に配備計画のあるCV22の事故率は、MV22を上回って4.86件とされていますが、最近の詳細は明らかにされていません。

MV22の最近の事故では、2016年12月の沖縄県名護市沖で、普天間基地の24機のオスプレィの中の1機が空中給油中に墜落大破、2名が負傷した事故が記憶に新しいところです。(同じ時期、別の1機も普天間基地で、着陸時の故障により胴体着陸しました)
これだけではなく、翌月の今年1月にはイエメン中部でISとの戦闘に参加していた1機が海兵隊員の収容時に着陸に失敗し、乗員3名が負傷しました。
機体が敵側の手に渡ることが無いよう、空爆で完全に破壊された写真を見た方も多いと思います。しかしこの2件の事故は、2016年9月までの今回発表の統計には、時期的なずれにより、含まれていません。

当ブログで、オスプレイ配備の懸念などを書くと、「心配は無い!オスプレイの事故率は低くて安全だ、日本の防衛に必要だ」といったコメントが執拗に付けられることが多いのです。事故が、海兵隊全航空機の平均事故率より低いことなどが根拠に挙げられています。

しかし、「一般的に航空機の事故率は飛行時間の増加と共に低減する」(2015年5月15日衆院外務委員会での左藤章防衛副大臣の国会答弁)とはうらはらに、事故は増え続けていたことは明らかでした。自国が高額な税金を使って購入しようとしている航空機の構造上の問題や危険性の指摘を、情報やデーターを無視して過小評価する事のおかしさは、自分が自家用車を購入することに当てはめれば明らかです。

「事故率とは、航空機の実際の飛行実績に基づき、10万飛行時間当たりで事故が起きた割合を算出した数値をいいます」
東京新聞によると、海兵隊本部(米ワシントン)の広報担当が明らかにした事故率は3.44件。(2011年10月~16年9月」)これは、従来発表されていた、事故率1.93件(2003年10月~12年4月)より1.8倍の増加です。
これは、米軍のオスプレィの沖縄配備、横田配備、木更津の整備拠点作りなどに、政府や防衛省が安全性の根拠にしていた海兵隊全航空機の平均事故率2.45件を上回る数値で、今までの説明との整合性がつきません。

米軍はオスプレィを沖縄普天間基地に24機配備し、今年後半には東京都の横田基地に空軍仕様のCV22を3機程度配備します。将来的には2021年までに10機体制にする計画です。
米国以外の国として、初めてオスプレィを購入することになる日本の陸上自衛隊は、2018年度から、先ず5機を佐賀県の佐賀空港に配備し、殊に購入を約束した12機を追加し、総数17機を配備する計画です。さらに20機ほどの追加打診も受けていると、メーカの米ボーイング社の関係者が報道関係に語ったと伝えられています。今や忘れられていますが、当初は自衛隊ではオスプレイの導入は望んでおらず、政治主導での導入計画だったことは、記憶に留めておかねばなりません。
現在、米軍と陸上自衛隊保有予定ののオスプレイの定期整備拠点が、千葉県の陸上自衛隊木更津駐屯地に出来ていて、分解点検整備を始めています。横田基地のCV22、10機もこれに加わる可能性もあると見ます。---続く

「追記」
佐賀空港に配備されるオスプレイ5機の、米国からの購入価格は540億円で、1機当たりの価格は、108億円となります。この価格にはエンジンや敵味方識別装置などのシステムを搭載した機体本体のほか、故障時に修理するための予備部品、技術サポート費、米国への開発分担金なども含まれます。
米軍への1機当たりの納入価格を調べ、比べてみると日本の購入価格はかなり高額で、セット料金の詳細が明らかにされていませんが、残念ながら次期戦闘機と同じで、言い値で買わされたと思わざるをえません。
特に垂直離着陸輸送機は、競合機種が他に無いのですから、さもありなんです。
米国以外では、日本が世界初のオスプレイ購入国と書きましたが、日本に先がけてイスラエルが6機の購入を米側に打診していました。
ところが契約直前に、イスラエル側の事情、すなわち軍事予算の振り分け、高速輸送機の必要性などの議論により、導入は中止になったのです。
イスラエル以外でも、カナダ、インドなどが救援機などの用途に少数機の導入を計画していると伝えらてれますが、まだ具体的進展は見られません。
日本の17機、そして将来的には40機導入という話は、オスプレイを売りたい米国からの圧力と考えられますが、輸送機配備計画としては、かなり異常なことと言わざるを得ません。このあたり、戦略なき導入と言われてもしかたないことです。
ともかく、近い将来、米軍、自衛隊合わせて、50機以上のオスプレイが、日本上空を飛び回ることになるわけです。市街地訓練や、全国7つの訓練ルート(グリーン、ピンク、ブルー、ブラウン、オレンジ、イエローの各ルートが本州、パープルが沖縄)で、低空飛行や夜間訓練などが頻繁に行われることの危険性を、国民が自らの問題として認識しなければならないでしょう。
そして、米国のニューメキシコ州で計画されていたオスプレイの低空飛行訓練は、住民が安全性に不安を示し反対したことから棚上げされたこと、ハワイでは下降気流が地面を削り、自然環境に影響があるとの理由で訓練が中止されたことなども、再度検証してみる必要があります。

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米海兵隊はオスプレイを「侵攻輸送機」呼ぶこともあるように、通常の輸送機の範疇に入らない攻撃機能を併せ持つ航空機です。
(写真左、機体後部の機関砲銃座 ウイキペディアより)

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2017年4月18日 (火)

旧石川組製糸西洋館(入間市)へ

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2017年4月16日(日)

埼玉県入間市にある国登録有形文化財「旧石川組製糸西洋館」の見学に行ってきました。
以前にも紹介したことのある建築物ガイドボック「埼玉たてものトラベル」にも掲載されているので、一度は訪れたいと思っていた建物です。
東京新聞で、この建物の特別公開があるとの記事を読み、週末2日間の公開日に合わせて訪れてみました。
 我家から、建物がある西武池袋線の入間市駅までは、1時間ほどで行ける距離ながら、今まで、なんとなく見学に出向かなかったのは、ガイドブックの建物外観が、それほど魅せられる感じを与えてくれなかったことも一因でした。
さて、見学当日、入間市駅北口から住宅街を抜けて、約7分ほどのところに、この木造2階建化粧煉瓦張りの建物はありました。
駅から来ると敷地の裏口から入ることになるので、細い路地からその外観は目立たず、通り過ぎそうになって、見学会のお知らせ看板で気が付いたほどでした。
それでも、裏庭から表に出てみると、国道16号線に面して、なかなか堂々たる建物であることがわかりました。(写真上と下1枚目)
大正時代に、全国でも有数の製糸会社だった石川製糸の迎賓館として建造されましたが、見たところ、西洋館といってもどちらかと言えば、控えめな外観です。
 しかし、建物内に入ると、印象はがらりと変わります。
落ち着いた色調の木部と、そこに施された宮大工の手になるという繊細な装飾が目につきます。建物と調和のとれた家具も置かれ、全体に迎賓館らしい重厚感もあります。
1階の食堂、寝室、応接室、2階の大広間などの各室は、床の寄木の模様張りや天井の意匠などがそれぞれ異なり、部屋に入るとその違いに驚かされます。
2階の見学は、整理券が発行され、20分ごとに入れ替わりで、解説者に案内されての見学なので、ちょっと急ぎ足になりました。そのなかで、興味深かったのは、大広間のステンドグラスで、和風調の落ち着いたデザインが、部屋の装飾とよく合っていました。(写真、いちばん下)
一時間ほどの見学でしたが、それほど来館者の数も多くなかったので、階段、照明、腰壁の装飾、家具などじっくりと見て廻ることができました。
階段の手摺は、一本の木から削り出されていて、川越祭りの山車を制作したことがあるという宮大工の仕事ぶりに感心しました。(写真下から二枚目)
西洋館を見た後、徒歩で10分ほど離れた、同じように特別公開されている旧黒須銀行に廻って、明治時代の銀行の雰囲気を味わってから帰宅しました。

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2017年4月 8日 (土)

2017年 柳瀬川の桜開花状況その5 ---満開です

2017年4月8日(土)

今、柳瀬川堤の桜は満開です。
今週末、晴れたら絶好のお花見が出来たのに、あいにくの天気で残念です。
それでも今日の午後6時ごろの柳瀬川堤は、お花見を楽しむ人たちがまだ、たくさんいました。土手を歩く人達の足元には、花びらが舞い落ちていました。
今年の桜も、終わりが近づいているようです。
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2017年4月 4日 (火)

在沖海兵隊の県外移転提案---民間シンクタンク「ND」

 今年の2月に、日本の民間シンクタンク「新外交イニシアティブ(ND)」が、沖縄県の米国海兵隊の運用を見直し、実働部隊の県外移転を提言する辺野古新基地建設の代替案を提案しました。
これは、二月に那覇市で開いたシンポジュウム「今こそ辺野古に代わる選択を」で発表されたもので、このシンポジュウムは満員の盛況だったと伝えられています。
この提言を、東京新聞が3月19日の社説と、3月27日の「こちら特報部」でかなり詳しく記事にしています。(記事はクリックすると拡大されて、読みやすくなります)
他のメディアがほとんど報じないので、参考と記録のために、東京新聞のコピーを載せておきます。
この提言をお知らせしたいと思ったのは、東京新聞の社説でも触れているように米軍の準機関紙「Stars and Stripes」星条旗新聞)ネットでもこの提言をちゃんと報道しているからです。
https://www.stripes.com/news/japanese-think-tank-argues-for-moving-marines-off-okinawa-1.455613#.WOL8eoe1skk

もちろん、この提言に対する米軍の主張を、よりしっかり併記しているわけですが、それでも無視を決め込む日本のマスメディアより、評価できると思うのです。

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2017年4月 2日 (日)

2017年 柳瀬川の桜開花状況その4 ---八分咲きから一部満開です

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2017年4月2日(日)
柳瀬川堤は、お花見客でいっぱいです。(写真左、今日の12時頃です)
薄曇りながら、今日は絶好のお花見日和になりました。
屋台もすべて店開きして、桜の木の下を歩く人、土手下ではバーベキューで盛り上がるグループ、子供たちも嬉しそうに掛けまわり、いつもながらのお花見風景が見られます。
僕も一昨日、年金者組合の人達とのお花見会に参加して、大いに盛り上がりました。
全員で歌ったのは、もちろんこの歌。

♪♪♪
 退職までの 半年で
 答えを出せと 言うけれど
 加入期間が 短くて
 年金もらえる アテがない
.
 年金暮らしが 夢なんて
 現役時代の 甘い夢
 年金時代の 入口は
 先の見えない ことばかり
.
 からだはもはや あの頃の
 盛りを過ぎて しまったか
 胃腸に肝臓 ガタガタで
 おまけに糖尿 五十肩
.
 年金暮らしが 夢なんて
 現役時代の 甘い夢
 年金時代の まん中は
 医者に通って いるばかり

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