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2016年7月12日 (火)

参院選が終わり、「日本会議」が牙を研ぐ

 2016年参院選が終わりました。お疲れ様でした。
投票率54.7%、前回2013年参院選の52.61%に次ぐ、過去4番目に低い投票率でした。国民の半分しか選挙に参加しないのです。もったいないことです。

改憲勢力三分の二阻止は、残念ながら叶いませんでしたし、応援した埼玉選挙区の伊藤岳候補の当選も果たせませんでした。
しかし、望まぬ方向へ進みつつあるなと思う反面、まだまだ心は折れません。
60年安保闘争の時、夜の国会前を埋め尽くした人たちが踏み鳴らす地鳴りのような足音を覚えている限り、長い長い闘争に終わりはありません。
あれから56年、山あり谷ありの局面を味わってきましたから、この程度のことで落ち込んだりしません。
確かに、かろうじて確保していた改憲派三分の二は、破られましたが、これをもって敵の改憲派全勢力が結集できたわけではありません。
敵陣営にも改憲に対する温度差があります。
前の衆院選で安倍政権の公約に尖閣諸島に公務員常駐がありましたが、これも与党内でまとまらず実現不可能で、今この問題に触れるのは日本会議の面々くらいです。
改憲にたいしては、まだ押し戻せる余地は残るのです。
それにしても、選挙前、選挙中は、憲法改正にはほとんど触れたがなかったマスコミが、手のひら返したように、改憲論議を繰り広げるのには、恐れ入りました。
ともかく、現在の小選挙区制で、投票率が50パーセント程度、国民の半数は選挙に参加しない状況は、選挙制度としてもう破綻していると見るべきです。
いまさら、選挙に行っても、何を言っても、仕方がないんじゃないかと白けた国民が増えるばかりです。追い打ちを掛けるように与党は、投票率が上がることを嫌い、NHKを筆頭にマスコミは選挙報道を制限します。

そんな参院選でしたが、全国32の1人区で、野党共闘が成果を上げたことは、喜ばしいことでした。
産経、読売新聞が「民共共闘は不発」「共産党、思わぬ劣勢で暗い表情」などのネガティブキャンペーンを張らざるを得ないことが、この野党共闘の成功と政権側の不安を物語っています。
何しろ、32の選挙区のうち、11選挙区で野党統一候補が当選したのです。前回の2013年参院選では、今より一つ少ない31の選挙区で、野党候補者が共倒れして、当選できたのは2選挙区だけだったのです。
共産党は、次の国政選挙でも、共闘に前向きですが、民進党はいけません。相変わらず、煮え切らない態度でゴタゴタしています。
民進党は、蓮舫女史を代表にして、党内大刷新するくらいのことをしなければ、自滅への道を歩むばかりでしょう。

自民党憲法草案による憲法改定を阻止するためには、最大の敵を、右派集団「日本会議」と見るべきでしょう
松原仁議員など民進党内の日本会議メンバー、同調者を追い出しませんか。蓮舫さん。
そうだ、日本会議と言えば、都知事選に立候補した、小池百合子議員日本会議会員です。首都の知事の椅子を狙う日本会議の動きも見てゆかねばなりません。

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