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2015年4月30日 (木)

米国と共に「平和を仕事に」はもう出来ない

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(写真上、東京新聞より。これが自衛隊の一番の仕事だ。銃口を向けて射殺しようとしているのは人間だ。僕の子供の頃は、周りに戦争で人を殺した大人がいた。親戚のおじさん、友人の父、近所のお兄さん。もう、殺し合いは絶対にやめようと誓って70年。また、繰り返すのか)

「積極的平和主義」
「国際平和支援法」

そして自衛隊員募集ポスターには、「平和を仕事に」

安倍晋三首相は28日昼(日本時間29日未明)、オバマ米大統領との日米首脳会談後の共同記者会見で「きょう私たちは半世紀を上回る日米同盟の歴史に新たな1ページを開いた。世界の中の日米同盟とも呼ぶべきものだ」と表明した。

 同時に「日本と米国は自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値を共有するパートナーだ。その揺るぎない絆で結ばれた日米同盟はもはやアジア太平洋地域のみならず、世界の平和と安定になくてはならないものになっている」と訴えた。

安倍首相は、「平和」「国際支援」という言葉が好きだ。「積極的平和主義」「国際平和支援法」そして自衛隊員募集ポスターには「平和を仕事に」。
このポスターには武器が見えず戦争の影がない。しかし安倍首相の言う「平和」の裏には全て「戦争」が隠されている。
ベトナム、イラク、アフガニスタン、
米国の介入した戦争で平和と安定がもたらされたことはない。米国が火をつけて戦争に至ったことがいくつあるだろう。
米国の世界各地での戦争に協力すると約束した自衛隊に、「平和を仕事に」はブラックジョークにしかならない。各国の軍隊への加入を呼びかけるポスターに、和を仕事に」
に類したキャッチフレーズなどが使われている例を知らない。
以前、イラク戦争派遣時に自衛隊員が戦死したら国葬、弔慰金は1億円以上などの声も聞こえたが、政府、そして自民党、公明党はこの事態が戦争に深く関わるとの認識をどれほど持っているのだろうか。
安倍首相と閣僚、影で入れ知恵する者達、自民党、公明党議員そして外務官僚達は人の命を軽んじてはいないか。人の命に対する真摯さを失っていないか。兵隊と民間人の区別さえつかない現代の戦いを理解しているのか。
米国支援の戦争で戦死者が出たら、世界の平和と安定に尽くしてくれた英雄だったと、胸を張って国民に説明出来ると思っているのだろうか。
中東に、ウクライナに、アフリカに。世界の安定の名のもとに米国と共に参戦する準備を着々と行う日本国。今、自衛隊員、その家族の胸中は複雑な思いで揺れていることだろう。

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コメント

国民に説明はするが、それを理解しないのは国民が悪いのだ! っとでも言い出しそう。。。
「歴史に名を残す偉大な政治家に」という妄想に向かってまっしぐら!・・・の様相ですね。

投稿: トックリヤシ | 2015年5月 1日 (金) 08時58分

>トックリヤシさま
本当にそうですね。憲法改正に向けての道筋なら、なりふり構わずですが、よその国の争いに参加してまでというのは、間違っています。頭も悪く、人格も良くない人物を首相にしてしまった無念さが強くなります。
いまや。支援活動という名目の派遣中、自爆テロによる、自衛隊員の多数の犠牲などの衝撃的事態の発生で、この首相を青ざめさせないと、わからないだろうと思っています。
何とも言えない、イライラ感のなかで、それを願う気持ちが少なからずあるのです。

投稿: Souroku | 2015年5月 2日 (土) 08時42分

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