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2014年1月23日 (木)

青山劇場「真田十勇士」を見ました

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青山劇場で「真田十勇士」を見ました。

江戸の昔から語り継がれ、戦国時代最後のヒーロとも言われる「真田十勇士」。
徳川と豊臣が最後の対決(「大阪冬の陣・夏の陣」)に突き進む乱世を舞台に、時には忍術や妖術などを用いながら、八面六臂、勇猛果敢な大活躍を魅せます。

平成版「真田十勇士」では、時代の波に翻弄される幸村と十勇士の運命を、そして淀殿を中心とする豊臣方の末路を、さらに徳川方に属する忍び集団の宿命を、忠義や友情、恋愛などを織り交ぜながら、熱き人間ドラマとして活写します。

猿飛佐助、霧隠才蔵をはじめ、忍者として武士として、一心不乱な十人の勇者たち、
「真田十勇士」が真の英雄へと成長していくスペクタクル戦国絵巻です。
マキノノゾミ脚本、堤幸彦演出により、スリリングに、壮大に、魅惑的に描きだします。

このわくわくするような宣伝パンフレットのキャチコピーを、舞台でどのように表現してくれるか楽しみにしていたのですが、僕には期待外れだったとお伝えしなければならないのが残念です。同じ真田十勇士のACT版も見ていませんし、演劇評論などおこがましいので、感想といつもの星評価だけ。

開演と同時に、舞台後方の大スクリーンに映し出される映像と、客席後方から、通路を舞台に向けてわいわいと登場する村人達多数、そしてその中心に猿飛佐助の勘九郎。これはいい出だしと思ったのは最初だけ。そのあと何ともテンポが悪い。
出演する役者さんたちの紹介がやけに大仰。かっこよく見得をきる若い出演者たち。
それに盛大な拍手でこたえる観客席。それもそのはず、青山劇場の1、2階席約1200人の観客のほとんどがうら若き女性たち。
数えたわけではありませんが、恐る恐る周りを見渡して男衆を探しても数十人もいるかどうか。ちょっと場違いで恥ずかしいくらい。
観客のほとんどは、僕が描く真田十勇士物語を共有できない別次元の、と云うより、武将真田幸村を知らない世代と見受けました。
それでも劇場をかように満席にするこの芝居の魅力とは。戦国時代最後のヒーロ、真田十勇士なのか、それともそれを演じる魅力ある若き俳優たちなのか。

Ja22002_1024一幕目を見終わって、展開の悪さに途中少し眠くなったと語る友人と、これは脚本に難ありなどと感想を述べあっての二幕目。
ここでは俄然テンポも良くなり、切り替わりの早い3Dマッピング映像と舞台の取り合い、石垣をうまく取り込んで敵味方入り乱れてのアクション、それにワイヤーアクションも迫力を盛り上げ、見せ場は多いのでかなり引き込まれて見ることが出来ました。
しかし、何か違う。折角の真田十勇士という格好の題材が生きない。やはり脚本でしょう。幸村の人物設定にも問題があるのかもしれませんが、乱世に突き進む時代の流れ(キャッチコピーより)を説明する展開に追われ、芝居が深まりません。熱き人間ドラマを描くには、十勇士という人数が多すぎるのでしょうか。
個々の役者さんの演技を云々する深い芝居にはなっていませんが、皆さん熱演とお伝えしましょう。
中でも中村勘九郎さんは、やはり光る存在。立居振舞に隙が無く、あらためてこれぞ舞台を知る稀有の役者さんとの思いを募らせました。
日本テレビ開局六十年特別舞台「真田十勇士」僕の評価は、すみません、悪いです。
「★★★☆」 
最後の☆一つは、休憩も含んで3時間半の熱演に対すおまけ星です。
(写真はクリックすると拡大します)





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