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2013年9月14日 (土)

消費税増税は確実、東京オリンピック開催の有無は五分五分

柳瀬川通信:報道部 作山記者

「東京オリンピック開催の確率は50パーセント」

来年4月からの消費税8パーセント実施は決定したも同然。おそらく10パーセントへの増税も計画どおり実施されるだろう。

しかし、招致成功に沸いている、いや異常に煽られている2020年東京オリンピックが開催されるか、否かは五分五分だと思う。
オリンピック開催までの実務的な詰めは、日本の場合先ず心配ない。
それでも、開催される確率が50パーセントだとするのは、三つの理由がある。
1.福島第一原発の事故処理の破綻とその影響、汚染水漏洩による海洋汚染の拡大
2.震災(最大余震発生と大震災)

3.外国選手の参加忌避

原発
1
については書きはじめると長くなるし、現状を知る方が多いので書くまでもないだろう。それでも少し書くとすればこれだろう
溶けて落下した燃料棒が圧力容器、格納容器のどこに、どのような状況で留まっているかが全くわからない。
ましてや、格納容器下部から漏れ、基礎部コンクリートを侵食し、地中に埋没し始めている恐れも0ではない。
最近の地中と地下水の汚染状況から見ても、汚染水漏れだけでは説明つかなくなる日が来るのではないかと危惧される。
突然、地を割って高い放射線量を持った蒸気が立ち上る地獄を見ることが起こりえないとは断言できない。その対策など、全くたてられていない。作業員の全員退避しかない。

汚染された地下水の海への流出は、対応の悪さで増え続け、海洋汚染は拡大し続けるだろう。対応の悪さと書いたが、そんなレベルを越えて、事実上もう破綻している。

もう一つ、近年、台風の本州上陸が少なく、軽視される向きがあるが、皆、大型台風の恐ろしさを忘れている
安倍総理の言う「汚染水の影響は、港湾内で完全にブロックされている」などといった大ウソがいかに愚かなことか、台風襲来時に港湾内の荒れる海の状況をライブ中継して、安倍総理に見せたらよい
強烈な風と雨は、原発内の汚染物質を全て海へと洗い流すだろう。

汚染水貯蔵タンクの周りを高さ30cmのコンクリート壁で囲むという愚かさ。
汚水(この場合、汚染水)と雨水を一つの枡に流し入れて、排水路も不完全。これ建築物の設備計画で言えば論外、非常識。悪くいうならくそみそ一緒。(失礼!)
接続される配管も無い排水弁が、すべて解放されていたといって騒いでいる専門家?がいるが、あれは当然の処置。
閉めてあったらタンク周囲が汚染水と雨水の混合水でプールになって、立ち入ることもできなくなった。
4月頃には、作業員からは雨水と汚染水が混ざり合って、作業に危険だと言う声が挙がっていたのに、東電は何の処置も講じなかった。コンクリート壁の高さも低すぎると指摘されていたがこれも無視した。実際には、高さの問題ではなく、雨水に汚染水が混入する事を考えていなかった、初歩的ミスではあるが。
汚染水が土中に染み込んだって?
床にコンクリートは打ってないの!コンクリート土間のように見えるけど。簡易防水も無しか!
しかも雨水と汚染水の混合水が流れ込排水溝の先が、なんと外洋に直接向かい放流されていたとは。これも雨水しか考えていなかったお粗末さ。台風時には、この排水溝から濁流のように流れる雨水とともに、敷地内の放射性物質が外洋に流れ出ること必至。
あの、排水溝は既成コンクリートブロック製なの?いかにも繋ぎ目で漏水しそう。
急遽積まれた土嚢も頼りなげ。だいたい高放射能値の汚染水を土嚢で防ごうというのは、戦車を竹やりで迎え撃つ様なもの。汚染された土嚢の処理はどうなるの。
根底にあるのは、海に「流しちゃえ」、「流しちゃえ」という短絡的発想。これ、最初から最後まで変わりそうにない。
今、排水弁は全部閉めてしまったのだろうか。タンク周りはプールになるぞ。30cmのコンクリート壁など、すぐ越えるぞ。それが雨水だけなのか、汚染された混合水なのか、測定しなければわからないなどと、ぐたぐた言うに決まっている。
えっ!少したてば土中にすいこまれれるだって!、恐ろしい。 
いかん、細かいことを書き始めると長くなる。
全く、建築土木の仕事をしている人なら、すぐにわかるような嘘を平気で発表しまくる東電の体質は、改まることは決して無いだろう。一国の首相が、「福島原発はコントロールされている。安心安全だ」などという妄言を世界に発信する国なのだから。
原発や放射能汚染のことなど、ほとんど理解せず、原稿をただ読むだけの安倍首相や菅官房長官に、デタラメな原稿を書いて渡した官僚は、国会で厳しく追求するとよい。
東京オリンピックとはだいぶ離れてきた話になったので、今日はここまで。

2 震災には二つある。
一つは東日本大震災の地震の、最大余震の発生が起こる可能性があること。この場合、マグニチュード7.6から8.2規模の地震発生が発生する恐れがここ数年まだ残る

二つ目は、これもかなり高い確率で発生が予想されている日本列島太平洋側の大地震発生。オリンピック開催までの7年間はカウントダウンの中にある。

ともかく、東日本大震災と福島原発事故の復興もままならぬ中、この状況での日本のオリンピック招致開催は、かなり蛮勇だ。
これをお祭り騒ぎで推し進める日本は、何度も書いてきた、「何故あんなことになってしまったのだと、戦略無き失敗を後で悔みながら、いつも止めることの出来なかった
反省無き歴史を持つ変な国
脱線するが、これが日本国の憲法改正、集団的自衛権云々に反対する最大の理由。

3.外国選手の参加忌避
原発事故の影響が、現状より悪くなり続けるなかで、東京オリンピック開催を強行するなら、参加国からの危惧と厳しい指摘が増えるだろう。
参加各国選手の中で、日本への渡航を避けることも起こりうる。

政府は7年間、開催の有無の難しい判断を迫られるだろう。
経済効果だ、日本再生だ、晴海地区大開発だ。被災地はちょっと後回しにしても東京集中活性化だ、それカジノだと利権屋達に囃されて、浮かれてばかりはいられない。
おーい、汚染水は絶対海に流すなよ!。

9月16日追記 
東電16日発表 「放射線量数値が基準より低いものは、本日排水路を通して海へ放出しました」
「じぇじぇじぇ!。もう、流しちゃったの!」

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