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2013年8月13日 (火)

木曽駒ヶ岳と宝剣岳へ

友人二人と木曽駒ヶ岳と宝剣岳に登ってきました

Dsc01030_1024
「2013年8月7日」
登山予定日だった前日の6日は悪天候だったので、今年東京から故郷の伊那市に移り住んだ友人宅を訪問。
友の自然豊かな環境での充実した生活ぶりを喜び、夜は近くの羽広荘で酒宴の後、一泊。
早朝、駒ヶ根インターに近い菅の台バスセンターに車を止め、しらび平までのバスに乗り、そこからロープウェイで千畳敷駅まで登りました。ここの標高は2640mあります。
ネットで調べたりして、すごい混雑を予想したのですが、バスもロープウェイもたいした待ち時間もなく7時半頃には千畳敷カールの登山道を登りはじめることができました。

なんとも素晴らしい快晴。昨日無理しないでよかった。
前方にはカールを囲むように宝剣岳の岩稜が黒くそびえたちます(写真上
日本100名山でもある木曽駒ヶ岳は、ロープウェイを利用すれば、比較的楽に登れるので、夏休み中の今日は、小中学生を連れた親子連れやグループも目立ちます。子供たちも皆、元気に登ってゆきます。
廻りに高山植物が咲き乱れる登山道を登ること、約一時間。宝剣山荘に到着。
Dsc01027_1024 八丁坂の急坂がありましたが難なく登りきりました。
目の前に中岳がどっしり構え、めざす木曽駒ケ岳山頂は見えません。
このまま北西方向に直上すれば約一時間で中岳を越えて木曽駒ヶ岳の山頂です。
南下すれば岩稜を越えて宝剣岳へ。
東方向には伊那前岳のある北御所登山道が続きます。
僕はこれまで宝剣岳には二度登っていますが、木曽駒ヶ岳は何となくいつでも登れるだろうと、頂上に行ったことがありませんでした。
Dsc01035_1024 今回は友人二人と初めての山頂を目指しま

す。
30分ほどで中岳へ。右手に駒ケ岳頂上山Dsc01065_1024 荘を見ながら一度鞍部に下り、丸い山容の駒ケ岳山頂
(写真下から2枚目)に到着しました。
山頂付近は多くの登山者で賑わっていました。今日は、富士山から北アルプス、南アルプスまでの眺望が堪能できます、西に見える頂上がどこかと思うくらいのゆったりとした大きな独立峰は御嶽山です。
僕はこの山も登っていません。友人と気になる山だね。今度登ろうと話します。
木曽駒ケ岳は、今日のように天気さえ良ければ、千畳敷カールまでロープウェイを使うことにより、誰でも登れる3000m峰です。
夏休みに子供たちと家族で登れる山として人気のあるのもうなづけます。ただ、悪天候時は遭難事故も発生していますので決して侮ってはいけない山だと思います。なんといっても標高3000mの山なのです。
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しばらく、山頂で山岳展望を楽しんでから、登ってきた道を宝剣山荘まで引き返しました。ここから宝剣岳を往復するつもりでしたが時間も充分あるので、宝剣岳山頂を越えて三の沢分岐から極楽平経由でケーブル駅に戻ることにしました。
三の沢分岐までは、以前よりはずっと整備された鎖場の多い岩稜が続きます。
友人二人は、この岩場コースに大喜び。楽しげに登ります。木曾駒ケ岳頂上付近の喧騒が嘘のように、宝剣岳を越える登山者は数えられるほどに少なくなります。
前方には、緩やかな尾根から少し高くなったそれとわかる桧尾岳と、三角錐の空木Dsc01069_1024 岳、その先に南駒ヶ岳の雄姿が聳え立ちます。


僕は宝剣岳には二度来たと書きましたが、初めは50年以上前、勿論駒ケ岳ロープウェイなどなかった頃です。
どこまでバスで入れたか記憶が無いのですが、その日で山行きのバスの運行が終わるという晩秋の日でした。
途中で、道路を塞ぐ落石を、バスの運転手と乗客とでどけた事を覚えています。
パーティは弟とその高校山岳部の仲間たちと4人で、中央アルプスを縦走すべく、重いキスリングを背負って、千畳敷カールから宝剣岳を越えて桧尾岳山頂近くで初日のテントを張った記憶があります。稜線は木曽側からの頬を指す冷たい風が吹き抜けていました。
今より鎖などのなかった宝剣岳を、重いザックを背負ってどう越えたか、岩場の記憶はおぼろげにしかありません。皆、怖い物知らずの10代の少年たちでした。

その後、ケーブルが出来てから5、6年たって、やはり冬に近いある日の午後、一人で宝剣岳を登りました。他に登山者も無く霧が立ち込め、以前と同じような木曽側からの冷たい風に吹かれて岩稜を登り、途中一箇所、あれ、宝剣岳ってこんなに難しい岩場があったんだと思わせる嫌な場所があったので驚きました。この難所、今回登ってみたら、かなり鎖が張られていましたので、どこかわからなくなっていました。

50年前の縦走は、空木岳、南駒ケ岳を越えて、越百山の無人小屋を目指しましたが、着いてみたら小屋は全くの廃屋と化していました。
下山路の不安もあり、明るい内になるべく下へ行こうと中小川の沢筋の登山道を降りましたが、一般登山道としては、
僕の経験した中では記憶に残る悪路となりました。
滝にかかるはしごや、桟道は台風でやられたのか、いたるところで崩壊し、木の根、草の根につかまりずるずると下降する命がけの下山となりました。高度感も半端ではありません。
途中、日没に追われるように沢筋でテントを張り、翌日は少しは歩きやすくなった山道と長い林道歩きの末、へとへとになって飯田線の七久保駅にたどり着いたのでした。若き日のちょっぴり苦い思い出の山行です。

さて、話を今日の登山に戻して、宝剣岳を越える
岩場も終わり、緩やかな尾根道を歩きます。日差しは強いが、風も心地よい快適な登山道です。
極楽平について、稜線から別れ眼下にみえるケーブル駅を目指して整備された登山道を30分ほどで下りきると、千畳敷ホテル着。ケーブルの整理券をもらい、30分ほどの待ち時間でケーブルに乗り込み今日の山行を無事終わる事ができました。
友人二人との、楽しい山でした。そう、貴重な高山植物
ヒメウスユキソウ(写真下から3枚目)を見つけられたのはラッキーでした。チシマギキョウ(写真下か4枚目)の濃い紫色も印象に残りましたよ。

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