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2013年5月 2日 (木)

田麦山で空を見る---田麦山自然塾に参加

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4月28日。友人に誘われて新潟県長岡市の田麦山地区で開催された「田麦山自然塾」という催しに行ってきました。ここでは、春、秋の自然塾、他にロードレース、森の音楽祭などが行われますが、居住者は僅か6軒の集落なのです。
張られたテントでは、焼きそば、トン汁などが売られ、イワナ、ニジマスの塩焼きもあります。フォルクローレの演奏もあったりして賑やかな会場では皆の笑顔が揃います。
僕は、ビールの酔いもあって会場脇に敷かれたシート(空を見る場所)に横になって空を見上げました。空と大地の間を行く山登りでも、こんなに長い時間空を見上げていることは滅多にありません。
青い空に雲がゆっくりと流れるのを見ていると、心が落ち着いていつの間にか少し眠ってしまいました。
短い夢を見たような気がします。神風特攻隊の若い隊員達の出撃前の苦悩を描いた映画「雲流れる果てに」の最後の一場面です。沖縄の米軍機動部隊に突入するも、次々と撃墜される特攻機の群れ。今と変わらぬ美しい空と雲。
今また憲法改正、国防軍創設、歴史認識の訂正などなどに執念を燃やす安倍政権のもと、マスコミも支持応援するその怪しい動きにのせられそうな国民。
空と海で人間を爆弾に乗せて突入させた国、一億玉砕を叫んだ国、天皇に命を捧げることを要求した国。田母神氏のような人物でなければ制服組のトップにはなれない国。地震国に54基もの原発を作り、事故が起きても対応できない国。
反省無き国が戦争をできる国に変わる事、それは日本がかなり特殊な国であった過去を思えば、この先どんな事が待ち受けるのかと暗澹たる気持ちにさせられるのです。
目覚めると美しい山里の景色に、いやな思いをしばし忘れます。
集会後、自然塾のMさんの持つ寮に泊めてもらい、美味しい手打ちそばをごちそうになり、山菜料理をさかなにまた酒盛り。
翌朝、皆でお土産用に山菜取りに出かけ「こごみ」、「うど」を沢山採らせてもらい、明るい里山の春を満喫しました。
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(写真いちばん下:谷筋には残雪が残るこんな場所の急斜面で、うどを採りました。いや、採ってもらったというほうが正しいです。自然環境保護者、画家でもあり8000m峰も経験する登山家であるMさん、さすがどんな急斜面でも巧みに登って、うどを採って投げてくれました)

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