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2013年3月31日 (日)

掃除機のデザイン

プリンターインクを購入するため、近くの電気量販店行きました。帰り際、掃除機売り場の前では、店員が客にダイソンの掃除機の説明をしていました。
そうだ友人から、最近の国産サイクロン掃除機のデザインがダイソン製に似てきていると聞いていたので、売り場を覗いてから4社ほどのカタログを貰ってきました。売り場ではサイクロン以外の製品もあり、それほど感じなかったのですが,帰ってからあらためてカタログを見ると、P、T、H、S社とも主力商品であるサイクロン掃除機が表紙を飾り、それは確かにみな似ています。そう、ダイソン製に。

K0000416389_320 写真左1枚目が多分一番新しい製品であるDC46です。ダイソン製品はほとんどGOOD DSING賞ですが、このタイプではなく写真2枚目のGOOD DSING金賞を受賞したDC26の影響を受けたと思われます。
従来の電気掃除機がみな似た形状をしていたように、機械の機能、構造が同じなら外観も似てしまうのですが、それにしても国内掃除機メーカーの各社さんは、もう少し独自のデザインに挑んでも良かったのではいでしょうか。写真3枚目から下3枚は国産掃除機です。上からP社、H社、T社の順です。4枚目の(黄色の商品)S社製は他社から比べると、オリジナリティを求めたのでしょう。
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2013年3月29日 (金)

2013年柳瀬川桜情報その4---明日の土曜日は桜吹雪か?晴れてほしいですね

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2013年3月29日(金)夕方5時ごろの柳瀬川土手(サミット裏)の桜です。
時々強く吹く風に、花びらが舞ってきれいでした。露天商もみな店を開けています。
桜はまだ見事に咲いています。日曜日の天候は悪いようですから、もし晴れたら明日の土曜日が最後のお花見日和かもしれません。
お花見の後、柳瀬川駅に戻る方は、ニュータウン内を抜けてみてはいかがでしょう。しだれ桜、しだれもも、花かいどうなどが桜に負けない美しさで咲いています。
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(写真はクリックすると拡大します)
(左1枚目、シダレモモとシダレサクラ)

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(左2枚目、モモ「ゲンペイシダレ」)

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(左3枚目、ハナカイドウ)

(左4枚目、長勝院はたざくらが1本あります。探してみてください。今、咲き始めました。花の中に数は少ないですが旗状の花弁がついたものが見られます)

 

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2013年3月25日 (月)

東電さんへ---福島原発への地下水流入、海への汚染水流出の調査にはトレーサー染料を使ってください

汚染水 流出継続「福島第1港湾、17兆ベクレル汚染水流出か、東電発表の100倍」東京海洋大試算

★東電は、11年4月に1週間で意図的に海に放出した
★汚染水に含まれる放射性物質の総量を、
★約1500億ベクレルと推計しているが、その100倍以上に当たる。

神田教授は、現在も地下水や配管を通じて流出が続いている可能性がある。

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河北新報が記事にしていますが、昨日(2013年3月24日)に東京新聞にも掲載されましたので、コピーを載せます。記事はクリックすると拡大します。
「以下、上写真記事の書き写し」

福島第1港湾、17兆ベクレル汚染水流出か 東京海洋大試算

東京電力福島第1原発の港湾内で海水の放射性セシウムの濃度が下がりにくい状態が続いていることに関し、汚染水の海への流出が止まったとされる2 011年6月からの約1年4カ月間に、計約17兆 ベクレルの放射性セシウムを含む汚染水が海に流れ 込んだ恐れがあるとの試算を、東京海洋大の神田穣太教授がまとめた。

東電は、11年4月に1週間で意図的に海に放出 した汚染水に含まれる放射性物質の総量を、約1500億ベクレルと推計しているが、その100倍以上に当たる。

神田教授は「現在も地下水や配管を通じて流出が続いている可能性がある。すぐに調査すべきだ」と 指摘。これに対し東電は

「11年6月以降、大規模な汚染水の流出はない」とした上で「 放射性物質を拡散させない対策をしているため、港湾内の濃度が下がらないのでは」と反論している。

神田教授によると、港湾内の放射性セシウム137の濃度は、11年6月~12年3月にかけて下がったが、12年4月以降は下落傾向が鈍くなった。 東電が発表した11年4月のデータを基に、港湾内の海水の44%が1日で湾外と入れ 替わると推定。
11年6月1日~12年9月30日の放射性セシウム濃度になるには、計約17兆1千億ベクレルが新たに流出したことになると指摘した。
1日当たり81億~932億ベクレルとなる。
「以上書き写し終わり」


東電は原発の建物地下に、毎日約200トン約400トンもの地下水が(小学校のプール1杯分)流入していると発表しています。しかし、建築、土木の常識ではコンクリート躯体内にそれだけの地下水が入ってくるとすれば、当然外部の地中に漏れ出す汚染水がゼロとは考えません。
当然、汚染水が港湾内の海水に漏れ出している可能性を考慮して調査すべきなのです。
一昨年、漏れ出した汚染水が海中に流れ出していた事が判明した時、東電は積極的な調査をせず、あきれたことに漏水経路発見の為のトレーサー(下水マーカ)に、
家庭用の入浴剤(バスクリン)を使ったのです。
最初の投入は13kgの入浴剤と報道されていましたが、家庭用バスクリンが1個660gですから、僅か20個分です。
しかも、なるべく目立たないように
色は乳白色を使用しました。バスクリンの白色系は売れ筋ですが、ほかにも緑や赤色といった識別しやすい色の製品のある事は誰でも知っています。僕はこのことを新聞報道で知った時、言葉は悪いが本当に「あほか」と思いました。バスクリンは疲れた原発作業員の入浴剤に配りなさい。
汚染水の流入調査、海流調査などにはちゃんと専門の蛍光トレーサーというマーカーが存在します。学術的調査研究、建築、土木の分野ではよく使われます。

この事は2年前にも書いているので、
こんどばかりは少し厳しく言います
東電よ、福島第一原発地下ピットからの汚染水流出調査に本腰を入れなさい。
1.地下ピットに蛍光トレーサーを大量に使用して、港湾内に流出しているか確認しなさい。

2.港湾内の海水が湾外に流れ出し入れ替わっているかの調査に、湾内の海水に同じく蛍光とレーサーを流して海流調査をしなさい。海水を赤く染めなさい。
海が汚れるですって!。馬鹿を言うのもいい加減にしなさい!
蛍光トレーサーなんて知らないですって!教えましょう。http://www.technointer.com/GroundwaterEquipments/equipments/09-GW-Tracer.html テクノインターナショナル(株)

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2013年3月23日 (土)

2013年柳瀬川桜情報その3---8分から満開です。屋台も店開きしました。今日のお花見の様子の写真を追記しました

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3月23日(土)朝 柳瀬川土手の桜はほぼ満開となりました。
今日は露店も10軒ほど店開きして、お花見客を待っています。風が少し冷たく感じられますが、まずまずのお花見日和でしょう。ところでいつもは設置される簡易トイレが見当たりませんのでちょっと心配です。
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さて、川の様子はどうかと覗いてみると、昨日川面一杯に遡上していたマルタの大群が今朝は見えません。いったいあの魚群はどこに消えたのでしょう。かわりにどこから集まったかと驚くほどの数の鯉が、ばしゃばしゃと水面を揺らして、なにやら餌を取り合っています。確かではありませんが、マルタが産み付けた卵を狙って浅瀬に押し寄せているのではないでしょうか。
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「17時追記」
左一番下の写真。今日の柳瀬川土手のお花見の様子です(午後14時頃)。皆さん大いに盛り上がっていますね。子供たちは土手の芝生の上を滑り降りて楽しそうに遊んでいます。

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2013年3月22日 (金)

柳瀬川のマルタは僕のリールを壊しました---明日はお花見にきてください

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Dsc00612_1024 柳瀬川の川面を埋め尽くす感じで(ちょっと大袈裟?)遡上しているマルタをルアーで狙ってみました。
渓流のテンカラ釣しか知らない僕がルアー釣りを語ることは恥ずかしいので、難しいことなしにして結果だけ。
なんと上写真のように簡単にルアーにヒットしました。マルタくん「ボクだまされた」とちょっと驚いていますね。この後、すぐフックを外してリリースしてあげました。
使ったルアーは下写真の左のルアーです。はじめ下写真のの右の3本フックのルアーを使ってみましたが、3本フックだと投げるたびに群れなすマルタの魚体の腹や背中に刺さってしまうのです。ようは釣以前の問題でやたら引っ掛けてしまうのです。大袈裟でなくそれだけ川中に群れをなして遡上しているのです。
これはいかんとダメージも少ない一本フックに換えてみたところヒットしたのが上の写真の40cmくらいのマルタなのです。
引きはすごく強いです。最初ルアー竿につけた岩魚、ヤマメ狙いの小さなリールは引きの強さにニッチもサッチもゆかず、なんとベイルアームが飛ばされてしまいました。これはいかんと大型のスピニングリールに換えて(家の前で釣っているのですから、リールを取りに行くのもわけありません)釣り上げたのが上の写真の40cmくらいのマルタです。
これでもルアーも壊された3本フックのルアーで引っ掛けた魚体に比べれば大分小型です。我家から200m、徒歩約2分の場所でルアー竿を弓なりにしている自分に、楽しいというか、笑ってしまう複雑な心境になるのでした。
柳瀬川万歳。そうだ、桜はもう7分咲きです。明日は絶好のお花見日和となる事でしょう。

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2013年3月21日 (木)

あの日、放射能が降った

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(東京新聞2013年3月5日記事---クリックすると拡大して読めます)
2年前のたしか3月16日の朝だったと思います。
志木市館の我家のベランダの手摺にも雪ならぬ「黄色い粉」が降りました。テレビの気象予報士は花粉だと伝えていましたが、後にも先にも花粉が飛んでベランダに黄色い粉となって積もった事はありません。
今でも、あれは、福島原発から飛散した物質だと思っています。
上の記事に書かれている詩人の和合享一さん書いた「放射能が降っています。静かな夜です」と同じように、我家にも放射能が目に見える形で降ってきたのです。

当時、フランスのナノセンス社が、ウクライナのQuart-Rad社製簡易型放射線測定器RADEX RD1503JAPANを、日本で総数60万台、しかも価格を2万円程度で発売する、それも量販店で販売するとプレス発表し、日経新聞なども記事にした悪質な嘘に騙されて、手に入れようと努力していた測定機購入の手配を遅らせてしまった人が大勢いました。いまではずいぶん安価になった簡易型放射線測定機は、当時国内では7万円以上で販売され、少しでも安く販売されるとすぐ売り切れる状況だったのです。
結局、国民が放射線測定機を持つ事を少しでも遅らせようとした陰謀は成功したのでした。この悪巧みを仕掛けた組織はどこなのか、某広告会社が一枚かんでいるとの説は本当だったのか、この事件、今では忘れ去られようとしています。
なんにでもいえる事ですが、とくに原発関連、その事故に絡む報道は際立って隠蔽、虚偽、無責任が多いことにただあきれるばかりです。今度の福島第一原発の停電事件(東電はいつも事象と言い張ります)のねずみの感電死原因説も、半分くらいの人は本当かなと疑っているのではないでしょうか。

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2013年3月20日 (水)

柳瀬川に大量のマルタが遡上しています。(40cm以上の大物ばかり)

Ca390106_320 今朝、桜の開花状況はどうかと柳瀬川土手に行くと、川にフライマンが数人、さかんにラインを飛ばしています。見ていると、川面のあちこちにバシャバシャト魚影が。
そのうち、一人の竿が大きくしなり、ヒットした様子。これはかなりの大物。多分鯉だろうと思って自転車を止めて、川まで降りてみました。
なんと、フライで釣り上げたのは40cm位のマルタでした。
しかも、川の中を見ると手づかみできるくらい多くのマルタが泳いでいます。
産卵の為、いつものように遡上してきているとの事。
僕は今までも毎年のようにマルタ、ボラの群れを見てきましたが、今年のように川のいたるところに、こんな大きなマルタが遡上してきている光景は見たことがありません。
フライには次々とヒットしますが、かなりの割合でばらしてしまい、手元まで引き寄せるのはなかなか難しそうです。でも、近場の柳瀬川でこれほどの大物がかかるフライフィッシングが出来るとは、フライマンにとっては嬉しいでしょう。きっとルアーでも楽しめそうですね。
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2013年3月19日 (火)

2013年柳瀬川桜の開花状況その2---開花しました

今日の志木市館の外気温はなんと日陰でも24度もあります。これは桜も開花しただろうと我が標準木NO.11を見に行くと。おっ、咲いたぞ!。
皆さん、柳瀬川土手(柳瀬川駅周辺)の開花宣言します。それもやっと1、2輪という程度ではなく、かなり開花しています。まずは写真をご覧ください。(下写真はクリックすると拡大します)
この様子では、今週末にはお花見ができると思います。でも今日現在、屋台などの準備はできていません。ところで夜桜見物に欠かせない富士見橋下流の「ぼんぼり」は準備できているでしょうか?後で追記します。19時追記しました)
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「19時追記」
驚きました。夕方柳瀬川土手に行くと、早くも2,3分咲きの状況です。中にはそれ以上に開花している木もあります。なんと気の早い事、土手下にシートを敷いてお花見をしているグループまでいました。それと、富士見橋下流の木に吊るされたぼんぼりが風に揺られていました。夜桜見物もOKのようです。いよいよ、お花見ですね。
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(左写真3枚目はクリックすると拡大します)

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2013年3月17日 (日)

2013年柳瀬川桜の開花状況-その1(あれ、桜の木の番号が違ってるぞ!)

なんだか急に暖かくなってきたし、各地の桜の開花も伝えられるようになりましたので、今年も恒例の柳瀬川土手の桜の開花状況をお知らせします。
僕が勝手に決めた柳瀬川土手の桜の標準木はNO.161。
ところが今年は。あれ、いつの間に桜の木の番号を付け替えたの?。物忘れがひどくなっているんだ、どれが161番だったかわからなくなったじゃないか。
去年の写真と見比べて、これだったなと見つけたのが新NO.11。さて開花の様子は?
残念。東京は早くも開花したようですが、柳瀬川土手はまだ蕾が膨らんできたところです写真下)
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あと、2,3日で開花でしょうか。去年の開花は遅くて確か4月4日だったので、2週間ほど早い開花となりそうです。とすれば、3月31日頃が見頃でしょうか。これからも引き続き開花状況をお知らせします。
ところで、開花状況を見ながら志木ニュータウンの中を歩いたら、いつの間にこんなに咲いていたのと驚くくらい花が咲いていました。春が来たのですね。
写真上からコヒガンザクラ、ハクモクレン、ボケ、サンシュ、ユキヤナギ、ヒュウガミズキ、レンギョウです。

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2013年3月16日 (土)

武蔵丘陵森林公園の梅

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「2013年3月12日」
今年も武蔵丘陵森林公園の梅の花を見に行きました。毎年の事で何度か書いていますが、ここの梅林は僕の知る限りもっとも評価できる場所です。http://www.shinrin-koen.go.jp/森林公園HP 
熱海、湯河原、越生、京王百草園、水戸偕楽園、湯島天満宮などの観光梅園と違い、緩やかな丘陵に120種600本の梅があります。なによりも観光客が少なく静かでゆったりと梅の花が観賞できるえがたい場所で、お薦めです。
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2013年3月14日 (木)

こんな質問をする議員まで現れた---強制避難は憲法違反!(日本維新の会 西田衆議院議員の動画)

櫻井よしこ氏の「福島復興を妨げる1ミリシーベルト神話」、読売新聞3月9日社説の「福島の除染、1ミリ・シーベルトが拒む住民の帰還」など除染が進まないとみると、援護射撃の論説をを味方に、国や県は事実上の安全基準の緩和に向けて動き始めています。
驚くべきことに、国会でこんな質問をする議員まで現れる始末。ここであれこれ言うよりも、先ずこの動画を消される前にご覧ください。

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2013年3月12日 (火)

0310原発ゼロ大行動に参加しました

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(上のポスター写真は、クリックすると拡大します)

「0310原発ゼロ大行動」に参加しました。原発については怒りが日々増幅するばかりで、書きたいこと、書かねばならないことがたくさんありますが、今日は参加した集会とデモの報告と写真でまとめます。

「一貫して原発政策を推し進めてきた自民党政権は、福島原発事故の自らの責任はうやむやのまま、民主党前政権の事故対応の悪さをあげつらい、反省どころか新たな原発推進に動き、輸出にも前向きです。
福島第一原発事故から2年、この事故を矮小化させることなく、原発ゼロを目指す運動のさらなる前進を目指す「0310原発ゼロ大行動」の集会とデモに、ニュータウンの有志6人で参加してきました。
午後1時に落合恵子さんのスピーチから始まった日比谷公園野外音楽堂での集会から、国会周辺の請願デモを歩き通し、午後5時からのメインの国会前大集会で賛同する国会議員などの応援スピーチを聞いて、原発ゼロへの政治決断を求める声を多くの参加者とともに叫び、6時間の大行進を終えました。
政府のすすめる福島への帰還と定住促進政策や、放射能被ばくを軽視する輩たちに惑わされず、子供たちの健康を守り、今も放射能で苦しむ福島の人たち思い、私たち一人一人が脱原発の思いと行動を忘れてはいけないと考えた一日でした。」
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2013年3月 6日 (水)

二つの邦画「東京家族」「草原の椅子」を見ました

T0011785p3月8日、「草原の椅子」に追記しました。

「東京家族」

小津監督の名作「東京物語」のストーリーを、60年後の今に 再現してもきっと違和感が生ずると思い、この映画は見ないことにしていました。
しかし友人からのメールに「見たら良かったよ」と書かれていたので、やはり気になっていた事もあり、それではと新座シネプレックスに出かけました。
最初のうちは、どうもしっくりこないいらだちを感じたました。
勿論ストーリー展開はわかっており、映画として特にどこが良いというところは無いのですが、俳優陣も上手く、そのうち引き込まれて何度か泣かされました。
感じた違和感はこの年齢の老夫婦なら、子供たちに追い出された感もある横浜のホテル生活などはもう少しエンジョイできそうだし、東京での行動なども現代感覚ではちょっと首を傾げます。子供たちの住宅事情などもMr05004_800 少し前の時代かと思えます。
それでも、妻夫木くんと蒼井優さんが絡んでくると、映画は俄然しまり、やはり今の時代感覚をうまく表現できる俳優だと思いました。
前作との比較など抜きにして、友人ではないですが、見て良かったと思える映画で良質な佳作と思います。
評価は★★★★星4つ。

同じく見て良かったのが「草原の椅子」
こちらも評価は★★★★4つ。

原作は宮本輝の同名小説。
僕は少なからぬ感動を与えてくれたこの小説が好きで何度か読み、また時に応じて部分的に読み返ししたりしています。
著者は小説の「あとがき」でこう書いています。
私は「草原の椅子」のなかで市井のなかの「人間力のあるおとな」を主人公に置きたかった。
学歴や肩書きや地位や収入とは関係なく、慈しみの心を持つ、人間力のあるおとなを書きたかったと。
長い旅の(阪神・淡路大震災による自宅全壊後に出かけた、この小説のバックボーンとなった6700kmに及ぶシルクロードの旅)間しょっちゅう考えたのは、おとなとはどのような人間のことを指すのかという問題であった。
私は「日本」に「おとな」がいなくなったことを痛切に感じたのだ。
しからば「おとな」とは何だろう。
幾多の経験を積み、人を許すことができ、言ってはならないことは決して口にせず、人間の振る舞いを知悉していて、品性とユーモアと忍耐力を持つ、偉大な楽天家である。
もしもそのように定義するならば、もっとも「おとな」ではないのは、ほかならぬこの私だという結論にいたった。

僕もとても叶わぬことながら、こんな「おとな」になりたいと思いつつ、主人公とその親友の男二人の真摯な生き方が描かれる様に引き込まれていったのです。
男二人、そして主人公が恋心を寄せる陶磁器店の女主人、両親の育児放棄で見離された5歳の子ども、登場人物の繊細で揺れる心の動きを描くこの長編小説をどう映画化したのか。
不思議な縁で結ばれたこの4人が人生再生の旅を計画しパキスタンのフンザに向う経過などや、この国と社会、理不尽なおとなたちへの怒りなどがどう表現されるのか、難しいだろうと思いながら映画を見たのでした。 
http://www.sougennoisu.jp/ 草原の椅子「公式HP」

やはり2時間強の映画では、大胆に変更した脚本にまとめ、物語の舞台も阪神大震災後の関西から、東日本大震災後の東京に移し、主人公はじめ登場人物の家族構成も変えています。
この映画を見ながら、宮本輝の原作にある日本社会への怒り、無力感、喪失感、そのなかから、未来を求める心の葛藤などの文章と、それを映像化されたものとは、見る人の年齢、視点、考え方、生き方などから感じるものはずいぶん異なる印象になるだろうと思うのでした。
原作を読んでいない人には、省略されたストーリの説明不足、それは無いだろうとおもえる設定など戸惑いもあり、映画の評価を下げたかもしれません。
僕は、途中、中だるみの感もあリましたが、原作を離れて映画として見ごたえの有る作品に仕上がったと思います。
主人公遠間憲太郎の佐藤浩市、原作とは異なりますが魅力的な人物である親友の富樫重蔵の西村雅彦、遠間が思いを寄せる女性篠原貴志子の吉瀬美智子が好演です。
両親に捨てられた子ども圭輔もうまい。
映画の最初と最後に映されるフンザの大自然は素晴らしく、原作の中で重要な場面である砂漠のシーンも旨く撮られているとおもいます。
原作が大きく省略されていますが、しいて言えば、富樫の実家での富樫の両親と圭輔の生活がもう少し描かれたら良かったと思いました。
50歳以上の方にお薦めの映画です。

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2013年3月 3日 (日)

放射能汚染より「PM2.5」か?---ちょっとおかしい報道

NHK朝7時のトップニュースが中国から飛来する「PM2.5」について。民放各局も健康不安が高まっているとPM2.5の注意を促す番組が横並びです。
 確かに中国で深刻な大気汚染を引き起こしている微小粒子状物質が今後日本に与える影響は無視できないでしょう。
しかしちょっと忘れていませんか、今、PM2.5以上に深刻な福島第一原発事故の放射能汚染を。
石原環境大臣は、中国から飛来するPM2.5について「健康被害が出る前に、しっかりとした対策を打っていかなければならない」と述べ、国内の状況を詳しく分析するとともに、専門家の意見を踏まえて必要な対策を検討していく考えを示したと報道されています。
原発事故では健康被害は出ていませんか?。しっかりした対策が打たれたと言えますか。
子供たち3人が甲状腺ガンで殊に手術を終えたこと。まだ7人がガンの疑いが強いこと。その他、今後注意深く観察しなければならない子供たちが20数人にのぼっていること。原発事故からまだ2年、これから子供たちにどんな被害状況の拡大がみられるのか、この事をNHKは報道したことがありますか
福島第一原発からは、いまだ毎日2億4000万ベクレルもの放射能が発生し各地に拡散しています。
信じられないような高放射線量地域に子供たちが生活しています。
まだ規制値以上の食材は各地で続々見つかり、100ベクレル以下ということで多くの食品、食材が出回っています。
セシュウム以外のストロンチゥム90などの放射性物質は、無検査でまかり通っています。その拡散状況などを調査する事を政府は嫌がっています。
原発事故の避難者の多くは、住みなれた土地、その自宅に戻る目途さえ立っていません。
ドナルド・キーンさんは被災者への思いが風化してきているのではと心配しています。事故の風化、これこそ原発推進派の勢力にとって、願っても無いことです。
PM2.5以上「放射能汚染の状況を詳しく分析して必要な対策を強化する事」が求められているのに、報道はPM2.5にやけに熱心です。これは勘ぐりたくなります。放射能汚染被害を隠せ!。PM2.5にシフトせよ。
いったい誰がPM2.5の脅威を大々的に報道し、放射能汚染から国民の目をそらす事を画策したのか。

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