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2012年7月30日 (月)

寒い!インナーダウンを着ました---プリンスアイスワールド2012

今年は少し冷夏になるのではと書いた事を、あざ笑うかのような連日の凄い暑さ。
僕の予報失敗を認めます。
親族の高齢者の介護協力と我家の水周りのリフォーム工事が重なり、ブログ更新が出来ませんでした。一段落したので、調査が必要な記事などは少し後にして、簡単なところから書いてゆきます。
前回、初めて都市対抗野球を見たと書きましたが、この夏もう一つ始めての事を体験しました。
「プリンスアイスワールド2012」をかみさんとダイドードリンコアイスアリーナ(東伏見)で見ました。
http://www.princehotels.co.jp/iceshow/ (プリンスアイスワールド2012)

Dscn7605_320アイスショーはおろか、フィギィアスケートも見たことがなかった僕は、チケットを貰った姪からは、事前に教えてもらっていたとはいえ、やはり驚いたことが3つあります。
一つは会場がとても寒かったこと。山用のインナーダウンコートを羽織っても、まだ寒いくらいでした。
二つめは指定席のエキサイティングシートが、観客席最前列で、本当に目の前でスケータが滑り、演技し、公演終了後はテレビでしか見たことの無かった有名スケーター達が、この席の観客たちと親しく話し、花束やプレゼントを貰う交流の場になっており、これがアイスショーの人気を支える一因であるらしい事。
最後の三つめは、これが一番強烈だったのですが、氷上を滑るスケーターたちのスピードが、とても早く力強い事。
テレビで見ていた映像とは別物の感があり、瞬時にスピードをコントロール出来る技術無くしては、このスピード感あふれる滑走は出来ないのだという事を実感しました。
日本で唯一のプロフィギアスケートチームによる、団体演技や滑走、オリンピック金メダリストの荒川静香さんらの個人演技等など盛りだくさんのショーを堪能し、この夏、生まれて初めて見たアイスショー は、外の暑さを忘れる楽しい2時間でした。

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2012年7月23日 (月)

都市対抗野球を見ました---JR東日本と東芝戦

Dscn7671_320_2 7月21日の土曜日に後楽園ドーム球場都市対抗野球を始めてみました。
今まで、プロ野球、六大学、東都大学野球などは何度も見ているのですが、なぜか都市対抗野球には縁が無かったのです。
ナイター試合は準々決勝のJR東日本(東京都)と東芝(川崎)戦で、どちらも優勝候補の好ゲームでした。
結果は3対0でJR東日本が勝ち、僕たちの応援席はは試合終了後も盛り上がって大喜び。
それにしても、噂には聞いていた都市対抗野球の応援の凄さは驚きました。攻撃中はもちろん、味方の守備中でも、金色の風船をバンバン叩いて立ったり座ったり。
実際ビールを飲む暇もありません。ビールの売り子さんも、声を張り上げるのですが、プロ野球の試合中のようには売れません。
応援ステージの上ではJR東日本の社員応援団も一緒になって応援を盛り上げます。
チアガールと共に、男性応援団員が衣装を変えて飛び跳ね、マスコットのペンギン君もステージに上がったり降りたりと大忙し。
三塁側の東芝の応援も盛り上がっていたのですが、残念ながら遠すぎて良く見ることが出来ませんでした。
入場は誰でも無料でした。自分が応援すると決めたJR東 日本か、または東芝を選んで受付の列に並びます。
僕たちはJR東日本の受付で緑のビブスと応援用の風船、そして入場券をもらい一塁側の応援席に入ります。
対する三塁側は赤のビブスを着た東芝の応援席です。JR東日本に負けない人数でスタンドが赤一色に染まります。
どうも、野球を見るというより、応援を楽しむイベントといった感じで、ステージを見てい
たら、この試合唯一のホ-ムランボールのスタンド入りも見逃してしまいました。
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ともかく、応援席が一体となる熱い声援は、プロ野球以上で、都市対抗野球にはまりそうです。準決勝、決勝も見に行こうかな。

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2012年7月20日 (金)

ガーデンソーラーライトを足元灯に使う

Dscn7658_320 (7月21日、友人の情報でもっと価格の安いガーデンソーラーライトを追記しました)

ソーラーランタンは、大型、小型といろいろな製品が販売されています。中でも知られているのが、中村俊裕氏の主宰するNPO法人「コペルニクス」のランタン。インドネシア、東ティモールでの活動がテレビでも取り上げられました。

停電時の非常照明や、生活照明としても使うような、それほど本格的なソーラーランタンではないのですが、今どこの大型電気店、量販店でも売られているこのガーデン用ソーラーライト(アイリスオーヤマ製GSL-P1W)を廊下の足元灯として便利に使っています。
価格が500円~600円程度と安価なのに、ソーラーパネル、充電池はもちろん、自動点灯装置、スイッチまでついている優れものです。
昼間直射日光に当てておき、ポールを外し、クリアカバーを上向きにして夜間の廊下の足元灯として使うのです(写真下)
節電と言えば大袈裟ですが、夜間廊下の光を見ると、これ電気料金無料だと、太陽光発電の実力を思い知らされて、嬉しくなるこの頃です。

Dscn7660_320ソーラーパネルも小型で、充電池(単三ニッケ ル水素電池1.2V/600mAh)の容量も少ないので、2日間フル充電しても7、8時間点灯ですが、それでも充分実用になります。
先日、甲斐駒登山で幕営した「北沢駒仙小屋の天幕場」の仮設管理事務所で、同じものが幾つも使われているのを見て我が意を得たりの思いでした。

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(7月21日追記)
500円のソーラーライトなどで、驚くことは無いと、友人がメールで送ってくれたこの写真。やはりガーデンライトを上下を逆にして、廊下灯や階段の足元灯として使っているとのこと。その値段がなんと200円。
後日別の量販店では安売りで100円で販売していたのでまた数個購入したとの事。
恐れ入りました。東電さん、真っ青?。

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2012年7月17日 (火)

7月16日さようなら原発10万人集会(代々木公園)に参加しました

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柳瀬川通信:報道部  
東京新聞一面トップに『さようなら原発「17万人」集う』『酷暑の中 最大規模と大きく報道されています。(上写真は、赤旗号外より転載)
いつものように警視庁関係者(とは、何者)は参加者数7万5千人としていますが、柳瀬川通信:報道部がいつものように写真を拡大し、透明升目シートで計測し、それに現地状況などから参加者を算定しました。
集会中次々に参加者が増え続け、それが移動する現場状況も考慮して算定した人数は15万8千人を下回る事はありません。
この政府への抗議の声を、野田政権はどう受け止めるでしょうか。(担当 作山記者、超美仁記者)
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(左写真、集会後、原宿コース、渋谷コース、新宿コースの3つに分かれてデモ行進に入ったが、あまりに多数の参加者で、出発まで2時間も待機させられた。
先頭がデモ最終地点に到着しているのに、まだ動けない状態。しかし、ともかく暑かった。皆さんお疲れさまでした)

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(写真左中2枚、上空からの写真では見え難いが、あまりの暑さに会場内の木陰にも沢山の参加者の姿が見られた)

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(僕らが参加した新宿コースも、出発地の代々木公園から、到着地の新宿公園まで殆ど埋め尽くされたようだ。
この国民の声を政府、
民主党が無視するなら、次の選挙で徹底的に叩くしかない。埼玉県選出の12名の衆議院議員中、大飯原発再稼動に異議を唱えたのは、8区の小野塚勝俊議員のみ。今からでも遅くない、河野議員の提唱する「原発0の会」に参加表明して欲しい

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2012年7月15日 (日)

「太極拳にいらっしゃい」 志木ニュータウン中央公園

Hi3g0024_320  志木ニュータウン内の中央公園(館近隣公園)では、早朝の「太極拳」が行われています。
毎回30名近い参加者が集まり、先生の指導のもと、緑に囲まれて爽やかな健康太極拳を楽しんでいます。
半数は女性の方です。

それまで毎週金曜日の朝に行われていた「クラブしっきーず」の太極拳イベントが中止になり、以後有志の方々どなたでも自由に参加できる太極拳の集い」を続けています。

参加費は無料、もちろん自由参加で何の束縛もありませんので気楽に太極拳を体験できます。
太極拳が初めての皆さんも、細かいレッスンこそありませんが、先生の模範演技に習って、毎回少しずつ上達しています。

「毎週水曜日と金曜日」の朝6時20分から始まり、約40分間
行われておりますので、どうぞお気軽に参加してみませんか。
皆さんの参加をお待ちしています。
雨天の場合、屋外ですので中止となります。
7月の18日(水)、20日(金)、25日(水)、27日(金)の後、8月は夏休みで太極拳も1ヶ月間休みます。
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2012年7月12日 (木)

梅雨の晴れ間に甲斐駒ケ岳へ---駒仙小屋天幕場から

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7月8日~10日。
梅雨の晴れ間を狙って友人2人と甲斐駒ケ岳(2967m)に登ってきました
(上写真、下山時の駒津峰から見た甲斐駒山頂と麻利支天)
<7月8日>
芦安駐車場に友人の車を置き、乗り合いタクシー(1100円)で広河原へ。そこから村営バス(750円)で北沢峠に入りました。宿泊は北沢峠駒仙小屋横に幕営。
駒仙小屋は建替え工事中で、もうあの懐かしい小屋は撤去され、見る事はかないませんでした。僕にとっては昨年10月がお別れだったのです。
新築工事がもう少し捗しているかと思っていたのですが、工程はまだ基礎底盤のコンクリートを打設中でした。
テント場の横に仮設の管理事務所が出来ていて、駒仙小屋のスタッフが常駐し、幕営受付と案内などの対応をしてくれます。
簡単な売店もあり、ビールも買えます。
幕営料は一人1泊500円と昨年と変りません。天気予報も見ることができます。
取り壊された小屋の横の2箇所のトイレは残されていて、清潔に管理されています。梅雨時の悪天候ですから、テントは10数張り程度と空いていました。
夕方から雨が降り出し一晩中、強くなったり、また止んだりと不安定な天候です。

<7月9日>
小雨が降り続いていましたが、テント内でしばらく天気待ちをしてから、これは晴れそうだと出発。
雨具を脱いだり着たりしながら、仙水小屋、仙水峠を経て、樹林帯の急登にあえぎながら駒津峰へ。
このあたりで雲の合間から時折青空も覗くのですが、また降って来るといういやな空。
前方の甲斐駒山頂も雲の間から見え隠れしています。しかしこれ以上悪くならないとこのまま山頂を目指す事にしました。
駒津峰から40分ほどで頂上への二つの登路の分岐へ。
岩稜の直上ルートをとります。最初の所にやや難しい部分があり、友人二人は緊張して登って行きます。
後はルートさえ間違わなければ快適な岩場が続き、二人とも楽しげに白い花崗岩の岩肌を攀じて行きます。
手を使わなくなり、歩きにくいザラ場に登路を選んで行くと、直接広い頂上に登りつきます。
曇り空で霧が涌き、北岳、仙丈岳などの山岳展望は望めませんが、近くの岩稜や麻利支天などははっきりと見えます。
南アの3000m峰は初めての友人二人と、登頂できたことを喜びあいました。
しばらくしたら誰もいなくなった、僕たちだけの山頂を楽しんでから下山にかかりました。
麻利支天分岐を経て、駒津峰に戻り、そこから双児山経由ののコースで下山しました。
下山路では、殆ど雨には降られませんでした。高山植物も見れたし梅雨時としては、上出来の登山が出来たのです。
出発が遅かったので、予定していた15時30分の広河原行きの最終バスには間に合わず、もう一泊テントに泊まる事にしました。夜半強い雨が断続的にフライシートをたたき、そのたびに目が覚めました。

<7月10日>
いつか雨は止み、晴天で明けましたが、しばらくすると付近の山肌は雲に包まれ、幕営地から麻利支天も見えなくなりました。
3人でのんびりとテントを撤収し、北沢峠発9時45分の村営バスで広河原に戻り、連絡良く10時20分発の乗り合いタクシーにうまく乗ることが出来て、芦安駐車場に11時10分に戻ることが出来ました。
タクシーの運転手さんは、「来週の連休からは大混雑が始まり、こんなバス停横の駐車場にはなかなか止められないよ、第八駐車場まで満員だよ」と話してくれました。
シーズン入り前を狙って静かな山歩きが出来た僕たちは幸せでした。
駐車場近くの市営の日帰り入浴施設こだま公園「金山沢温泉」(入浴料550円)で、これまた3人だけの露天風呂で山の汗を流し、帰路についたのでした。
(下写真、登山路脇に咲いていた高山植物) 

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2012年7月 5日 (木)

衆議院埼玉4区の民主党議員は、もはや選挙で支持された民主党国会議員ではない

現在の埼玉4区の衆議院議員は民主党神風英男議員です。
民主党が圧勝した2009年の第45回衆議院議員総選挙の小選挙区で当選しました。
埼玉第4区は行政区域が朝霞市、志木市、和光市、新座市の4市です。総務省の2011年9月2日の発表では、有権者数 353,730人です。
*選挙も近いと取り沙汰されていますので、少し復習しておきましょう

過去5回の衆議院議員総選挙当選者は次のとおりです。
第41回 1996年  上田清司  新進党
第42回 2000年  上田清司  民主党
第43回 2003年  神風英男  民主党
第44回 2005年  早川忠孝  自由民主党
第45回 2009年  神風英男  民主党

前回、2009年の民主党が圧勝した第45回選挙の結果は次のとおりです。
投票総数 228,492   投票率 68.89%

当選  神風英男  47  民主党    前   121,137票  54.2%
     早川忠孝  63  自由民主党 前    74,889票  37.5% 
     桜井晴子  53  日本共産党 新    23,966票  10.7% 
     水野武光  51  幸福実現党 新     3,311票  1.5%

参考までに書くと、前々回、2005年の第44回選挙では、自民党の早川忠孝氏が当選しています。          投票率 65.89%

当選  早川忠孝  60  自由民主党 前   103,366票    48.8%   
比当  神風英男  43  民主党 前      86,229票   40.7%   
     桜井晴子  49  日本共産党 新   22,322票   10.5%

さて、問題の民主党の神風英男議員ですが、この方は、最近の議員活動において前回の選挙で支持を受けた多くの選挙民を、おおいに裏切っているとみます。

1.公約を捨て、自民党の望んでいた消費税増税法案を自公と談合して衆議院で採決した。この法案に民主党内からも73名もの反対、欠席、棄権者がいたのに、神風議員は賛成した

2.大飯原発再稼動について、民主党内でも野田総理に対して
「再稼動に慎重になれ」と要望する多くの議員もいる中で、これ等の議員諸氏に神風議員は同調しませんでした。原発推進派と判断します。

3.民主党の掲げた普天間基地県外移設はどこへやら、
米軍のオスプレー輸送機の沖縄県普天間基地配備に関して、国民の意思を無視して、その配備を受け入れようとしている党の推進、実行役として神風議員は活動中です。

政権与党の一員として、自分も望む政府の役職につき、官僚からおだてられながら活動していると、官僚の敷いたレールを走らされているのに、何か日本を動かす仕事をしているような錯覚にとらわれ、己が仕事を誇示し、己の意見こそ正しく世に受け入れられると思い込み、選挙の時の初心を忘れさり、「松下政経塾」出身者特有の国民目線に立てない男、それが神風英男衆議院議員と私は理解しました。

これ等のことから、私は次回の第46回衆議院選挙において、もちろん民主党も支持しませんが、この方にも絶対に投票せず、その落選を強く望むこととします。

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2012年7月 2日 (月)

海賊対処法によるソマリア沖船舶護衛その29(2012年5月) 日本関係船舶護衛、遂に1ヶ月間で僅か2隻

インド洋給油活動の時と同じように、派遣前には、あれほど大騒ぎしたマスコミが、その後の状況をまったく報じなくなった、海賊対処法によるソマリア沖派遣護衛艦の毎月の活動を書いています。(防衛省、国土交通省海事局発表資料、ソマリア沖EU部隊、NATO部隊資料、海上自衛隊情報、ジブチ情報その他資料による)

*平成24年5月の海賊対処法による船舶護衛実績(352回護衛~359回護衛の8回)
   護衛艦(第11次派遣部隊) 101 むらさめ  102 はるさめ     
 
 護衛した船舶  日本籍船 0隻 
            日本の船舶運航事業者が運航している外国籍船    2隻
                   合計2隻  1回平均0.25隻
           
               外国籍船 34隻  1回平均4.25隻 

護衛回(日程)                   日本籍船  日本関係外国籍船   外国籍船 
352 (4/30-5/2)    東行き       0          0             3 
353 (5/4-7)        西行き        0           0              6
(5/7-5/10) ジブチ基地にて3日間補給、休養    
354 (5/10-12)     東行き        0           0              4
355 (5/14-16)      西行き      0            0            3 
356 (5/17-19)      東行き      0            0            6                                
357 (5/19-21)     西行き      0          0             2   
5/21-25) ジブチ基地にて3日間補給、休養
358 (5/25-27)      東行き      0           0            5
359 (5/28-30)      西行き       0           2                        5   

合計                             0                  2                      34

月間100隻と想定された日本関係船舶の護衛のために派遣されている2隻の護衛艦による護衛実績が、このところその1割にも満たない5隻から10隻程度といった発表にはもう、すっかり慣れてしまっていました。
しかし5月の実績をみてさすがに目が点になりました。
何かの間違いではないか? 8回行われた護衛船団に日本関係船舶が7回とも1隻も加わっていないのです。そうなのです、0隻なのです。
最後の1回にかろうじて2隻のタンカーが加わっただけです。

これでは、中国の船舶7隻の三分の一にも満たないのです。

「日本関係船舶」とはなにかが、わかり難いのですが、「我が国の船舶運航事業者が運航する船舶」と定義されています。ただし、その97.5パーセント、まあ殆どですが、外国籍船なのですが。

それでは、船舶運航会社の国籍ではなく、純粋?に自国の船籍を持つ船舶を比べてみると、海賊対処行動による護衛活動が行われた平成21年7月からの統計で、日の丸を掲げた日本籍船は僅かに14隻、それに対して中国国旗を掲げた中国籍船は234隻と、この護衛活動の最初の目標とはかけ離れた実状が見えるのです。
何度も書いていますが、日本の船舶を海賊から守れ、法整備など後でよいからすぐに出せと騒がれた派遣当初には、日本関係船舶の10倍以上の外国の船舶運航会社の船を護衛するつもりなどなかったのです。
あくまで、日本関係船舶の護衛に余力が生まれた時に外国の船舶も加えましょうという事だったのです。それが、1ヶ月間の護衛数が日本2隻、中国など外国船が34隻とは、いくらなんでもおかしいのではないですか。守る、守ると言われながら、日本関係船舶は守られていないのですか。

何がどうなったか、そろそろ、日本船主協会、日本経団連の説明があってしかるべきではないかと思うこの頃です。
昨年(2011年)10月に、日本経団連は、次のような海賊対策の強化を提言していましたが、今年も同じ提言をするつもりなのでしょうか。あまりに現実とかけ離れた提言になっている事を認識してください。1隻の船の3日間の護衛に多分10億円もの国税が投入されているはずです。

「経団連は14日(2011年10月)、近年被害が急増しているソマリア沖の海賊対策の強化を求める提言を発表した。
現在自衛隊が派遣している2隻の護衛艦と2機の哨戒機の拡大を要望。給油用の補給艦派遣や現在は認められていない外国船籍への給油が可能になるよう法的な整備も求めた。
日本船籍の船舶に武装した自衛隊員や海上保安庁職員を同乗させ警備を強化すべきだとしている。」http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2011/100/honbun.pdf  経団連提言

気になるところを抜粋しておきます。
1.海上輸送に対する海賊の影響
日本は、トン数ベースで貿易量(輸出入合計)の99%を海上輸送に依存して
いる。このため、シーレーンの安全確保は、わが国のエネルギー安全保障や経
済にとって非常に重要である。
アデン湾においては、紅海、スエズ運河、地中海を経由して世界全体で年間
2 万隻の船舶が航行し、
そのうち約2,000 隻が日本関連船舶である。これに加
え、年間3,400 隻の日本関連船舶がペルシャ湾を航行し、原油タンカーなどが
活動範囲を拡大した海賊の脅威を受けている。

わが国は、原油総輸入量の88%を中東に依存しているが、原油タンカーは低
速かつ海面からデッキまでが低く、海賊に狙われやすい。

わが国の自動車の輸出台数の3 分の1 は、ソマリア沖・アデン湾およびイン
ド洋を通航する自動車専用船やコンテナ船によって運搬されている。海賊を避
けてソマリア沖・アデン湾を迂回し、アフリカ大陸最南端の南アフリカのケー
プタウンにある喜望峰を経由すると、6~10 日余計にかかるため、燃料代など
コストが大幅に増大する。自動車専用船やコンテナ船が航路を迂回することで
納期が遅れるとともに、生産計画にも変動が生じることが懸念されている。ま
た、海賊の脅威により、ソマリア沖・アデン湾およびインド洋への配船を取り
止める動きもあり、その経済的損失や商業的権利の喪失は看過できない。一方、
ソマリア沖・アデン湾を航行する場合でも、追加保険料や警備員の手配等が必
要になる。

4.強化すべき具体的な海賊対策
今後、強化すべき具体的な海賊対策として、以下の4つを求める。

(1) 自衛隊の派遣規模の拡大
自衛隊の派遣規模は、2009年からの護衛艦2隻とP-3C哨戒機2機に加え、人員が増強され現在は約580人である。
これまで海上自衛隊の海賊対処航空隊はソマリアの隣国であるジブチの米軍基地内に間借りしていたが、7月にジブチに自衛隊初の自前の海外拠点を開設した。

今後は派遣規模をさらに拡大し、護衛艦と哨戒機の数を増やす必要がある。あわせて海上給油により護衛艦の活動範囲や頻度の拡大を可能にするため、補給艦を派遣すべきである。

また、海賊対処法では、外国の艦船への給油が想定されていない。そこで、国際協力による護衛活動の強化の観点から、外国の艦船への給油も可能とするため、同法の改正もしくは新法の制定により海賊対策を強化する必要がある。

(2) 自衛隊員や海上保安庁職員の乗船による警備強化
海運会社としては、船舶の放水装置や鉄条網、citadel(シタデル:避難所)の充実など自衛に向けた取組みを着実に進めることが重要である。

一方、船舶の自衛措置には限界があり、乗組員の不安を軽減し安心して乗船できるよう、多くの国々が自国の軍隊あるいは民間の武装警備員を自国籍の船舶に乗船させる措置を講じている。

わが国では民間人による武器の所持が禁止されていることから、日本船籍の船舶に武装した自衛隊員や海上保安庁の職員が同乗して公的な警備を強化すべきである

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