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2012年6月30日 (土)

首相官邸前デモ---6月29日

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(写真上は首相官邸前を埋め尽くした人々。--赤旗写真部撮影)
昨日(6月29日)、上野での用事が早めに終わったので、これならデモに参加できるかと地下鉄銀座線で溜池山王駅へ。夜8時半過ぎだったでしょうか。
封鎖されているかと思いながら首相官邸に近い5番出口に向うと、デモ帰りと思われる沢山の人達が駅構内に入ってきます。
抗議デモは早めに終わったのかと外に出ると、道路は警官隊のバリケードで封鎖され、横断歩道の通行も制限されていましたが、そこには整然と帰路に着く人達の列が続いていました。
警察のマイクがうるさいほどに、立ち止まらないでくれと叫び続け、まだ散会しない人達を移動させようとしていました。
帰る人達と逆方向に首相官邸方面に向ってみました。官邸前には、ずらりと警察車両のバリケードが作られ、交差点や付近の道路は警察官で一杯です。すごい数だ!

今、国会議事堂近くで原発反対の抗議の群集の中にいるのだと思うと、あの1960年の安保闘争時、国会議事堂前を埋め尽くし、夜空に地鳴りのような足音を響かせるデモ隊と、相対する目を血走らせた警官隊の姿ががまぶたに浮かびます。
あれから50年、元気だった若者は老いました。
行き交うデモ参加者には若者の姿が目立ちます。
僕は来週も来るよ。7月16日の代々木公園は凄いことになりそうだ。
まだまだ、老兵たちはがんばるつもりだが、後はもう、君たちに頼んだよ。これだけ力を合わせることが出来るんだ。原発をなんとしても止めよう。大飯原発再稼動反対。

数は多いし、やたら立ち止まるな、散会しろとうるさいが、でも警官たちは優しいじゃないか。僕が写真を撮っていたら、近づいてきた警官が「写真を撮り終わったら、移動してくださいと結構優しく言われたよ」「驚いた、駅までの道を聞いている人もいたよ」
首相官邸前のデモ隊を刺激するなと通達が出ているのかな?。
ここにいる警察官たちは、60年はもちろん、70年安保だって知らない、殆どそれ以後に生まれた人達だ。まあ、僕の子供のような年代だ。
今まで、集会などのデモの行列整理はしたきただろうけれど、膨れ上がる人波がバリケードを超えて押してくる、本当のデモの凄さは初めて経験したんじゃないかな。

私服がかなり多いな。嫌いだね、相変わらずいやな目をしている。それにしても警察とあまり仲良くデモするのも、変な感じだな。Ca390015_320

(写真左4枚、デモ参加者も残り少なくなり、ほっとしている警官たち)Ca390010_320

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2012年6月28日 (木)

東京都美術館からパンダへ、そしてエゾヒグマ

昨日は友人が作品を出展している「国美芸術展」を見に上野の東京都美術館に行きました。
東京都美術館は1975年に建設された前川國男設計の建物が老朽化したことで、2年掛けて全面的に改修工事を行い、4月にオープンしたばかりです。
友人の作品観賞と共に、この新装なった美術館の見学も楽しみだったのです。

建物は躯体を残した全面リニューアルで、アプローチ、入口周りから展示室まで全く見違えるような建物になりましたが、それでも前川さんの設計を感じさせる箇所は残り、ディテールも健在、色鮮やかな家具も以前のものが使われていました。いいリニューアルが出来たと感じられる建物です。
美術館を出た後、次の予定まで時間があったので、どこに行こうかと考えました。こういう場合の定番は大好きな科学博物館。しかし東京都美術館の隣は動物園。入口には大きなパンダの看板が。よし、これにしよう。

今から約40年前に中国から初めてパンダのランランとカンカンが来たとき、長い行列に並び、「立ち止まらないで」、「止まらないで進んで」の係員の声に押されるように、ちらと見たのが始めてのパンダとの出会いでした。
それから、上野動物園には入場した覚えはあるのですが、パンダを見た記憶が無い。多分上野にパンダのいない時期だったのでしょう。
そして、昨日、拍子抜けするほど空いているパンダの檻の前でじっくりと対面しました。
パンダだけで帰るつもりでしたが、どうも見始めるときりが無く、象だ、ライオンだ、ゴリラだと園内を一周してしまいました。
そして、なかで一番印象に残ったのが「エゾヒグマ
僕は山で熊に遭遇した場合に備えて、旅館や郷土資料館など剥製の熊が置かれている場所に立つと、熊の大小にかかわらず、じっと対面して、熊に慣れるべくイメージトレーニング?をするのが常です。
しかし、これはいけません。厚いガラス越しに10cmまで近づいたこのエゾヒグマの巨体をみると、こんなのに出くわしたら、振りかざそうと考えていたピッケルだ、ロックハンマーなど、全くなんの役にもたたない事を実感しました。まあ、多分食われてしますのでしょう。
動物園の中で驚いたのが、外国人入場者の多い事。多分3割くらい、いやもう少し多いような気がします。上野動物園は結構東京観光の人気スポットになっているのですね。
                                                                     
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(新装成った東京都美術館。以前の雰囲気は感じられます)

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(入口に地下のロビー階に降りるエスカレーターと階段がつけられました。前方に見える2階建てに改修された複数のレストランは、かなり高級?メニュー値段も高いです

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(一頭のパンダ(雌のシンシン)は部屋の中で、じっと横になっていました。帰宅後妊娠した可能性があると報じられているのを知り、納得)Dscn7568_320

(外の遊び場では、もう一頭(雄のリーリー)が元気に歩き回っていました)

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(これが巨大なヒグマ。さすがにこんなのと遭遇したら怖い。)Dscn7580_320

(ガラス越しに顔がつくほど接近したヒグマ。ガラス一枚で熊と相対したのは初めての体験。口の中までよく見える。
ヒグマの正面の顔は、お互いガラスに顔がついている状態で、写真の撮りようがなかった。しかしヒグマくん、こちらにはとんと興味が無いようで、しばらく覗いていたが、戻っていった。)

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2012年6月26日 (火)

オスプレイ沖縄配備を急がせているのは、日本側ではないか?

今日のオスプレイ沖縄配備に関する報道です。

オスプレイ、既定方針通り配備=米
時事通信 6月26日(火)7時6分配信

「ワシントン時事」米国防総省のリトル報道官は25日、米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への配備について「(墜落事故の)問題を乗り越え、予定通りに展開させたい」と述べ、既定方針に沿って進める考えを改めて示した。同省は米軍岩国基地(山口県岩国市)への一時駐機を経て、8月にも普天間に配備する考え。

オスプレイ配備、米が29日に正式通告
読売新聞 6月26日(火)10時47分配信

米政府は、垂直離着陸機「オスプレイ」について、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への配備を正式に通告する「接受国通報」を29日に行う方針を決めた。
森本防衛相は26日、陸揚げ先の山口県知事と、配備先の沖縄県知事に電話で米側の意向を伝える。
米政府は22日、オスプレイの米フロリダなどでの墜落事故について、防衛、外務両省の担当者に「機体に異常を示す兆候はない」と説明した際、接受国通報を行う方針も伝えていた。
米政府は予定通り、7月下旬にオスプレイを岩国基地(山口県岩国市)に陸揚げし、8月に普天間飛行場に配備する意向だ。

最終更新:6月26日(火)14時6分

防衛相、オスプレイ墜落で米調査状況公表 地元手続き再開は見送り「もう少し情報必要」
産経新聞 6月26日(火)17時43分配信

 森本敏防衛相は26日の記者会見で、垂直離着陸輸送機オスプレイ墜落事故に関する米側調査の進展状況を公表した。また、防衛省は米海兵隊が配備予定の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)などの地元自治体にも事務レベルで報告した。
 政府は13日に米フロリダ州で発生したオスプレイ墜落事故を受け、普天間配備に向けた地元説明手続きを停止している。
 森本氏は「米側からもう少し地元に納得していただく情報が必要だと繰り返し言っている」と述べ、手続き再開は見送る考えを示した。配備に向け、再発防止策の徹底を米側が説明することが望ましいとの認識も示した。
 防衛省の発表によると、米側は4月のモロッコでの事故に関しては7月下旬に人為的ミスも含めた調査が終了とすると説明。フロリダの事故は機体の安全性に関する調査が8月末までに終わるという。



米国側が、これほど強硬に配備を急ぐ背景には、日本の防衛省、外務省からの「この時期を逸したら、配備がより困難になる」との配備を促す意向が伝えられていると疑っています、というか確信に近いものがあります。
この種の前例は多々ありますから
(1)最近では、普天間基地移設と米海兵隊の移転の切り離しに見られる外務省の根回し。
(2)鳩山政権時代、普天間基地の県外、国外移設に苦慮する首相に対し、外務省と防衛省がタッグを組み、首相サイドと全く別の動きを見せて、米側との情報交換や調整そして内部情報漏洩に見せた怪しい動き。
(3)米国側に片寄る外務省の情報公開の汚さは、外務省HPを丹念に見ているとわかります。


大飯原発再稼動、消費税増税など、世論を無視して強行突破する様を見て、オスプレイ配備も、強行が最善の策と踏んだのでしょう。
沖縄だけでなく日本各地で配備反対の声が大きくなりつつある今、遅れれば遅れるほど配備が困難になるとの見方、そしてもし衆議院選挙にでもなれば、このオスプレイ配備も論点になり日本政府の協力が得られにくくなる状況が生まれる。
ここは、野田首相、森本防衛相の在任中に、国民の声など無視して、配備を強行したほうが良い、今なら可能だと考え、米国側に伝えたとの見方をします。
「ともかく、オスプレー沖縄配備は次の選挙前に片付けるべき」
「任期の短い大臣が、何を発言しても、政権側に配慮したゼスチャーだと、これは無視して進めるよう伝えよう」
「配備通達は急いだほうが良い。6月中に通達で調整してくれ。7月中には揚陸の線で了解」
「沖縄に直接揚陸しないのは賢明。岩国上陸のほうが、反対する勢力は弱い」

これ、信じられない方も多いと思いますが、かなり当たっているのですよ。

外務省、財務省は、いちど徹底的に内部粛清しないと、国民は無視され続けます。
それが出来ると期待したのが、ああ、民主党だったのです。
 それが今や民意など全く無視の
一大官僚政権に乗っ取られてしまいました。とほほ--。
米国と結ぶ日本政官財、そしてマスコミの強大な権力に歯向かえば、必ず報復されることは政治家、官僚、ジャーナリストなど幾多の例が教えてくれます。日本無残!

残るは、国民の直接行動で報復しましょう。
6月29日の官邸前、7月16日の代々木公園10万人集会、7月29日の国会大包囲などなど、参加する場はたくさんあります。
そして、これ等の行動は回を追うごとに、国民の怒りとして盛り上がりつつあります。

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2012年6月23日 (土)

首相官邸前のデモ---東京新聞と報道ステーションが大きく報じた

連日、大飯原発再稼動反対のデモが続く首相官邸前。
参加者が1万人を越えようとも、殆ど報道しようとしなかったマスコミですが、遂に昨夜の「報道ステーション」で、大きく取り上げました。
参加者は4万5千人と主催者発表(翌日の警視庁発表は1万1千人<注>警視庁が1万人以上と発表するのは、かなり大規模なデモと感じたわけ。柳瀬川通信:報道部では、50年間の経験からデモの種類にもよるが、警視庁発表に1.7倍~2.4倍を掛けた数字が、今度の首相官邸前のような時間差による参加者の変動も多いデモの平均実数と見るのが妥当としている)をそのまま伝え、女性アナがデモの中で参加者にインタビューしたり、男性アナが官邸内に入って、官邸外から聞こえる反対の叫び声を伝えていました。この官邸内部からのレポート、久々に報道の真髄を見る思い出でスカッとしました。
細野、枝野両大臣は、報道陣のインタビューに、何も答えずに逃げるように車に乗り込んでいましたが、これでは自民党時代と何も変りません。
百聞は一見に如かず。昨夜の報道ステーションをご覧になっていない方は、先ずはこの動画をご覧ください。いつ、削除されるかも知れませんので、お早めにどうぞ。
「報道ステーション 古舘伊知郎さん」 評論家の寺島実郎さんがいかにはぐらかそうとも、話を核心に引き戻し、ぶれなかったのは評価します。
最近、評論家諸氏が原子力のエネルギー論争から離れて、日本の安全保障、あからさまに言いませんがもちろん軍事的意味合いへの重要性を訴えるようになりました。米国の意向も汲んでのことでしょうが、そういえば、自民、高名両党の願いがかない、いつの間にか原子力規制委員会設置法の付則に盛り込まれた原子力基本法の2条改正、その条文「我が国の安全保障に資する」が、きな臭いですね)

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=dTuHOAW0DVM  <報道ステーション6月22日>

そして、今朝(2012年6月23日)の東京新聞の一面と社会面29面にも、こんなに大々的に掲載されました。(写真はクリックすると拡大されます)
報道ステーションの動画を見て、東京新聞の記事を読んでいただけたら、僕が何かを書く必要など無いでしょう。
この首相官邸前のデモ参加者は、来週にはもっと増えるでしょう。そしてオスプレー沖縄配備反対運動も日増しに高まる事でしょう。

7月16日に行われる代々木公園での「さよなら原発10万人集会」にも、こぞって参加して、国民は自分たちより馬鹿だと思っている政治家、官僚、財界人の心胆を寒からしめてやりましょう。

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(写真上が一面記事、中、下が社会面の記事です)

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2012年6月19日 (火)

今年は庭の梅で梅酒を作ります

昨年、毎年続けてきた庭の南高梅からの梅酒作りを諦めました。
2011年6月15日 (水)
原発事故の放射能汚染から身を守る---福島原発事故「つぶやき編その39 (6月15日)」
「僕たち梅酒になれないんだね」
http://yanasegawa.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/---39-615-61a9.html

昨日、台風4号襲来前に、庭の梅の実を収穫しました。去年、梅酒にしてあげられなかった実を今年は使おうと決めたのです。
 昨年の剪定が悪かったのか、裏年のせいか、数は例年の7割ほどでしたがそれでも大粒の実が約2.5kgほど取れました。
早速、水洗いして、2時間ほど水に漬けてから、梅酒造りを楽しんだ半日でした。

昨年の3月20日前後の、ベランダの手摺に薄く積もった黄色い粉を忘れません。テレビで気象予報士の森田さんは、花粉だと言っていましたが、後にも先にも黄色い粉末が、積もった事などありません。あれは、なんだったのか、いまだに分りません。
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(今年は、アブラムシなどの害虫も全く発生しないで、きれいな大粒の梅の実がなりました。おにいちゃん、チビスケ君お帰り。去年はごめんね。今年は、梅酒にしてあげられるね)

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(今年も、ホワイトリカーとサントリー果実酒用ブランデーを使い分けます。一昨年の結果はブランデーに分があったのですが、どちらのほうが美味い梅酒になるか、再度試してみます)

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(無事、2本の梅酒ビンに納まりました。それぞれ梅1kg、氷砂糖800g、ホワイトリカー、ブランデーが各1.8リットルです。我家は甘口仕上げです)

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2012年6月17日 (日)

MV22オスプレイの沖縄配備への疑問---沖縄県民の投書(東京新聞)と読売新聞社説を読んで

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<6月20日事故状況の追記をしました>
<6月23日、24日 搭乗員情報、指揮官更迭などを追記しました>

米軍の垂直離着陸機MV22オスプレイ(写真上-ウィキペディアより転載)の沖縄配備について、今朝の東京新聞(2012年6月16日 )投書欄「発言」に「沖縄のこと 国民考えて」と題する沖縄県民の方の意見が掲載されました。

著作権の問題もあり、転載する事が出来ませんが、日本人全体への問題提起でもありますので、お名前を伏せて、投書の主旨だけでも紹介させていただきます。
なぜなら僕が同じ主旨のことを書いても、この方のような心からの叫びには遠く及ばないと思いますし、東京新聞読者だけでなく、少しでも拡散すべき問題提起と思うのです。
<投書から一部転載>

「わが身のこととして考えてほしい。世論調査で沖縄県民の九割、県知事や県議会、そして県内大半の市町村議会が反対表明している課題に対して、政府が聞く耳をもたず、それに反対する施策を強引に押し付けようとする姿勢が、果たして民主政治といえるのだろうか。」
そして慰霊の日にあえて來県するという首相のこと、オスプレイの危険性、事故原因究明が無いのに沖縄県民の頭上に飛ばす事などを書かれ、最後に次のように問いかけています。
「なぜ、沖縄だけこんなことが許されるのだろうか。多くの日本人はどう思っているのだろうか。知らないからなのか、知っているけど黙認、承認なのか、あるいは「わが身のことではない」のか?私たち沖縄人が知りたいことはそれである」

沖縄にだけ許してはいけない筈の多くの米軍基地問題が、多数の県民の反対にもかかわらず何故許されているか。
それは投書の方もご存知で、あえて疑問を投げかけていると思うのですが、僕は投書の「多くの日本人---」以後の文、全てが当てはまると思います。
根本的には、米国並びに日本の政官財の強大な組織が、その方向を良しとして改めようとしない事にあるのですが、加えて日本の大手マスコミが偏向した報道姿勢でその組織に加担し、世論誘導にまで手を伸ばしているという悪(ワル)があります。
また、それを支えているのも多くの日本人であることも事実と思います。
原発推進並びに大飯原発再稼動と同じ根の問題です。


疑問に全て答えることは力不足の僕には出来ないことですが、今日はその答えのなかで、
日本人が知らない、いやあえて意図的に知らされない直近の一つの例として、読売新聞6月12日の社説「オスプレイ配備 着目すべき米軍の即応戦力強化」を挙げます。

読売新聞及び系列日本テレビは、世論誘導することでは先に僕が
悪(ワル)と書いたマスコミの最右翼に挙げられると思っています。
しかしこの読売新聞が日本の朝刊5大紙(読売、朝日、毎日、日経、産経)のなかで占有率40%、所帯普及率でも20%(65歳以上の購読率24%)を占めて
「多くの日本人」の世論形成に大きな影響を与えている事は想像できます。
この新聞の存在を悪と決め付けている僕にとってはなんとも歯がゆく残念な事なのです。イラク戦争、アフガニスタン、パキスタン問題、インド洋給油、海賊対処活動からシーレーン防衛論などの報道において、その影響の大きさを思うといつも腹ただしくかつ虚しさを味わされてきたのです。
今日書いたこのオスプレイ日本配備問題だけでなく、最近の民主党小沢氏の報道、大飯原発再稼動などに見られる偏向した情報での紙面作りは目に余るものがあります。
読売、産経、日経そしてそのグループの
世論調査結果は、数字を7~10%は入れ替えることを厭わないと言われていますから、少し斜に構えて捉えていただければ嬉しいです。

では、その社説を転載します。
社説に「安全性に問題なし」と書いた論説委員または担当記者にとっては、なんともばつが悪い事と想像しますが、
社説掲載の翌々日の6月14日(日本時間)に、米国フロリダ州の米空軍基地で、なんとCV22オスプレイがまたも墜落事故を起し、マスコミは命に別状無い事をことさら報道していますが、乗員5名全員がなぜか2箇所の病院に収容されました。(後述)
東京新聞に投書された方も、今年4月に起きたモロッコでの4名死傷事故には触れていますが、多分このフロリダ州における最新墜落事故(crash)の起きる前に投書を書かれたので、今また
「欠陥機」と指摘した思いをさらに強くしている事と思います。

事故については、いつものように国内マスコミは原因究明の過程など、米側からの連絡とされる防衛省の発表以外には、あまり触れたがらないと思いますが、
柳瀬川通信:報道部からの詳細情報(情報があれば、追記しています)もありますので、社説転載以下に書いておきます。

<「6月12日付・読売社説」転載>+(差しでがましくも僕の思い)
「オスプレイ配備 着目すべき米軍の即応力強化」
 安全性だけでなく、在日米軍の即応力の強化にも注目し、冷静に議論することが重要である(安全性の議論と米軍即応力の強化とでは、冷静になる以前の問題で、同社社説の大飯原発再稼動と同じ論調ではないだろうか。「安全性に疑問が残ろうとも、やる事はやる!」)
米軍の新型輸送機「MV22オスプレイ」が沖縄県の普天間飛行場に配備されることについて、沖縄県など関係自治体が反対している。
オスプレイは、飛行機とヘリコプターの機能を組み合わせた新型機だ。通常は固定翼で飛行し、離着陸時は回転翼を使用する。輸送ヘリCH46に代わって、今夏から24機が順次配備される予定だ。
自治体は主に、安全性を懸念しているが、誤解も少なくない(どんな誤解か?。大いなる誤まった誤解は読売新聞にあり)
1990年代の開発段階で事故が相次いだ。今年4月にもモロッコで墜落し、2人が死亡した。
だが、開発段階の機体の不具合は解消し、米軍の安全基準を満たしており、現在、海兵隊だけで130機以上が世界に配備されている。モロッコの事故も、機体の安全性には問題がないとされる(「機体の不具合は解消し」は、読売社説の詭弁。配備初期、その後も発表されない不具合が発生している事など、タイム誌など米国のマスメディアでも、種々の問題ありと取り上げられている。
米国防総省の国防分析研究所の元主任分析官 レックス・リボロ氏の証言など、知らないなら勉強しなおしてから社説を書きなさい。知っていて無視したなら卑怯者です。
「ないとされる」、「といわれている」、「と思われている」「伝えられている」 という主語無き書き方が、世論誘導の文でいつも使われる。
(例:海上自衛隊のインド洋での給油を止めれば、パキスタン海軍の艦艇は稼動できなくなると言われている---これなど支離滅裂これが出たら怪しいと思って間違いない。インド洋給油報道の時など、枚挙にいとまが無いほど書かれた。誰が無いとしたの、言ったの、思ったの、伝えたのと反論したくなる。この論法で、論旨をまとめるのは、卑怯だ)

 こうした事実関係をしっかり踏まえることが大切だろう(これまた、誰に踏まえさせるのだろう)

 そもそも米兵の生命に直結する航空機の安全性に最も注意しているのは、米軍自身のはずだ(米国での事故後の報道に対して、ネット上のコメント欄の書き込みを読んでください。過去にさかのぼって危険性、安全性への疑問が元搭乗員などの関係者からも寄せられています。
二つのエンジンが停止した際の危機回避の為、ヘリコプターにはついているオートローテーション機能が、オスプレーでは無いも同然などという、技術者の指摘などは、「osprey autorotation」で検索してみれば、すぐ見つけられます。読売新聞社のパソコンからでは、何故か読めないのか、読むことを禁じられているのでしょうか。米国での、この飛行機を何が何でも生産し、実戦配備につけたい軍と軍需産業との怪しい結びつきについても書かれていますよ。
なぜ、大新聞の社説にたいして、こんな初歩的なことまで書かねばならないのかと、自己嫌悪に陥りそうなのです。本当は馬鹿新聞と書きたいのですが。いかん、書いてしまった

オスプレイの性能も考慮すべきだ。CH46と比べて、最大速度は約2倍、搭載量は約3倍、行動半径は約4倍となる。航続距離は約3900キロで、朝鮮半島まで飛べるうえ、空中給油も可能だ。
厳しい北東アジアの安全保障環境において、有事の邦人救出や離島防衛で重要な役割を担おう。(「有事の邦人救出や離島防衛に重要な役割」に結びつける事に疑問符をつけます。海兵隊のMV22が、そのような使われ方をしてくれる事など、日本側に提案されたり、確約された事などをいまだ知りません)

 沖縄配備には自治体の許可や同意は不要だが、安定した運用を続けるには、粘り強く地元の理解を得る政府の努力が欠かせない(同意は不要だがという書き方が、沖縄県民が本土から不当な差別を受け続けてきたという複雑な思いを踏みにじるもの。
安定した運用という一つの選択肢を、既成の事実として押し付けるのでは、地元の理解など得られないことは普天間移設問題が教えてくれる。
粘り強く地元の理解を得る努力とは、運用を認めさせる事ではなく、広く沖縄の基地問題について、地元すなわち沖縄県民と共に、あらゆる選択肢を共に模索し、沖縄県民の願う方向の解決策を求める時に使って欲しい)

 その意味で、政府が沖縄配備前に山口県の米海兵隊岩国基地に一時駐機し、試験飛行を行う方向で調整しているのは評価できる。岩国市長は態度を保留しているが、政府は説得を続けてほしい。(国内上空をルート設定した試験飛行の実態に触れずに、一時駐機などといかにも安易な捉え方をして、それを評価するのは読者を惑わすものだ。岩国市民の思いなど排除するのか

 疑問なのは、オスプレイの早期配備を容認する森本防衛相に対して、民主党沖縄県連が辞任を求めたことだ。民主党本部は、政権党として、政府任せにせず、県連に翻意を求めるのが筋だろう(投書の方に本当に申し訳ない思いだ。
これもまた沖縄県民の意向など無視して、民主政治を求める声などに聞く耳もたぬのは、政府だけでなく、目上視線で偉そうに論調をはるマスコミなのだという事です)

 10日の沖縄県議選では、前回4議席を得た民主党は1議席しか獲得できず、惨敗した。鳩山元首相が普天間問題を迷走させ、地元の信頼を失墜させた影響だろう。
(鳩山首相の取り組んだ沖縄問題対処政策を、よってたかって妨害し、首相を引き摺り下ろしたのはマスコミです。同じ民主党政権に、粘り強く地元の理解を求めさせようと煽っても無理です)

 自民、公明など県政与党も前回同様、過半数を確保できず、仲井真弘多知事は中立・野党系に配慮した県政運営を求められる。

 政府は、米軍基地問題と沖縄振興の両方を着実に進め、地元の信頼回復を図ることが肝要だ。両方を着実に進めることを阻害してきた原因の一つがマスコミです)

<社説転載終わり>

「フロリダ州米空軍基地におけるCV22墜落事故について」
  柳瀬川通信:報道部 


ワシントン共同、他<米空軍の発表によると、米空軍の垂直離着陸輸送機CV22オスプレイが東部時間13日午後6時45分(日本時間14日午前7時45分)ごろ、南部フロリダ州のハールバート・フィールド航空基地内の射爆場で訓練中に1機が墜落した。
乗員5人のうち2人が救急車で、3人が航空機により地元の病院に搬送された。
けがの程度は判明していない。原因は不明。オスプレイは特殊作戦部隊の所属で、定例の訓練任務中の事故という。
 オスプレイは4月にも米海兵隊のMV22 1機がモロッコで4人が死傷する墜落事故を起こし、沖縄では安全性への懸念が広がっている。>

藤村修官房長官は14日の記者会見で、事故の詳細な原因が分からない限り沖縄配備の前提となる地元説明ができないとの認識を表明、普天間配備計画に影響が出てきた。

当然、沖縄からも岩国からも配備に対する不安の声が強くなり、配備反対運動もより激しくなるだろう。今後の普天間配備計画の前途は波乱が予想される。

しかし、なんといっても柳瀬川通信:報道部の最大の不安は、もし配備強行後に沖縄県内での事故が起きた場合の事である。
米軍、日本政府は普天間基地に地元の反対を押し切って配備を強行しようとしているが、万一事故が起きれば、今度こそ沖縄の米軍駐留そのものが存続不可能になる状況に陥ることもあり得る。
日本政府にそのリスクに対する覚悟が出来ているとはとても思えない。能天気と極論できる。
米軍も同じで、日本政府がなんとかしてくれると考えているとしたら、判断があまりに甘い。
日本政府に、沖縄の怒りを沈静し打開策を模索する能力は、とうに無い。
いったいどうするつもりだろう。

「米国メディアの情報から、この事故の模様をもうすこし詳しく書く」

<負傷したとされる5名の搭乗員は次のとおり>
ブライアン・ルース少佐(機長操縦士) Major Brian Luce, one of the pilots
クリストファー・ドーソン技能軍曹(フライトエンジニア) Tech. Sgt. Christopher Dawson, flight engineer
上記2名はエグリンの空軍基地病院に収容
ブレッド・キャシディ大尉(副操縦士) Captain Brett Cassidy, the second pilot
ショーン・マクマホン軍曹(フライトエンジニア) Staff Sgt. Sean McMahon, flight engineer
エディベルト・マラベ技能軍曹(フライトエンジニア) Tech. Sgt. Edilberto Malave, flight engineer
上記3名はペンサコーラ聖心病院に収容
<6月20日追記>
このうち、機長のブライアン・ルース少佐とクリストファー・ドーソン技能軍曹は、退院し自宅療養していると発表された。他の3名の搭乗員は、いまだ入院治療中
なお、機長のブライアン・ルース少佐は、アフガニスタンでの墜落事故の際の生存した副機長(当時軍曹?)だったと報道されています。

*6月23日追記 6月19日(火)(現地時間)にブレッド・キャシディ大尉(副操縦士)が入院していたペンサコーラ聖心病院から退院したと報道されている。
残る2名の搭乗員は、命に別状無いものの、今後のリハビリに時間がかかるとの情報もある。
*6月24日追記 事故機の所属する第8特殊作戦飛行隊の指揮官 マシュー・グローバー中佐(Lt.Col Matthew Glover)が、6月21日に解任されたと報道されている。
 
http://myhighplains.com/fulltext?nxd_id=277652  Eglin Air Force Base. エグリン空軍基地での事故状況を伝えるTVニュース

(追記終わり)

<事故状況>
フロリダ州のハールバート・フィールド航空基地内の射爆場で特殊部隊の砲術訓練に参加していたCV22のうち1機が墜落した。
2機編成での飛行中の事故だった。
前方を飛んでいたCV22搭乗員の話として、基地広報担当が語るところによれば、射撃訓練を終了し反転したさい、後続するはずの僚機のCV22が見えないことに気づいたという。
付近を捜索したところ、上下さかさまの状態になった僚機の機体を発見した。
損傷程度は大きいように見えた。所々火災も見えたというが、地面全体が燃えるような状況ではなかった。
墜落が確認された事故機の搭乗員5名は、すぐに収容され二つの病院に収容された。
怪我の程度は午後10時現在、安定した状態にあるという発表以外病状は不明である。
Ospreyflorida_320 <6月20日、写真追加>
空軍が撮影した、墜落事故現場で炎上するCV22。この写真から見ると機体がかなり炎上しているようだ。
Local emergency responders extinguish the fires caused by the CV-22 Osprey crash that occurred at Eglin Range at 6:45 p.m. June 13, 2012. Eglin and Hurlburt Field firefighters reacted quickly to control the flames from spreading and causing further damage to the local environment. (U.S. Air Force photo/Airman First Class Christopher Williams) Released

<事故原因>
現在のところ調査中とされ、原因については発表されていない。しかし独立した事故調査委員会も招集され、その調査結果の一部が公開される予定との事。
<6月20日追記>
機体の構造上の問題無しとの事で、訓練は再開されたとの発表があった。
しかし、事故状況からみて、下に書いたような第3回目の事故として発表されている時の状況に近いのではと思う。
単なる操縦ミスだけでなく、離着陸のナセルをたてた状態では、低速、低空時の急激な動作変化でバランスを崩して、操縦不能になりやすい機体かも知れない。
機体の設計に問題ないと発表されても、操縦時の人為的ミスが発生しやすいのは事実のようで、これは機体の設計構造上の問題として、再検証すべきとの意見もある。

救助された搭乗員5名が比較的軽傷らしいのは、低空時の事故であった事も幸したと思われる。
機体が上下逆さまになって炎上したのは、回転翼がヘリコプターのような状態になっていたので事故動画と同じように、片側の翼から地面に激突し機体が反転炎上したと思われる

なお、V22の機体は、プロペラが大きく、飛行モードで胴体着陸をすれば、機体高さよりプロペラが大きいので、衝撃により脱却して外側に飛ばす構造になっているそうだ。
(追記終わり)

<V22の過去の事故>
開発中、配備直後及び現在に至る配備中の墜落事故の詳細は、ウイキペディア(Wikipedia)に詳しい。http://ja.wikipedia.org/wiki/V-22_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F
V22(航空機)
6月18日朝から、何故かリンクされなくなったようで、V22(航空機)と検索してみてください。 Wikipedia V22(航空機)と見つかります。
 ウイキペディアには開発中、配備後を含めて、今回の事故が8回目と記述されているが、2006年3月に起こった事故が、米軍から発表されなかったようで、実際には9回目の事故にあたるとみます。(実際には、その他の小さな事故は隠されたと見るほうが妥当)
この2006年3月のコンピューターの故障に起因する事故については、ネット上にはかなり報告されている。
March 2006, a computer problem led an idling V-22 to suddenly take off on its own. It then slammed into the ground, breaking off its right wing. All 54 V-22’s were grounded for weeks in February because of a faulty computer chip
.

また、今回の事故が2機編成での事故であるところが、生産初期段階に起きた3回目の事故状況と似た感じもする。
その3回目の事故状況は次のとおり。
「事故機は他のV-22に後続飛行しながらナセルを立てて着陸進入状態にあり、前方機が減速したので衝突を回避するために急減速し急降下を同時に行った。操縦不能になる直前には、対気速度30kt以下で毎分約2000ft(610m) で降下していた」

後続情報が入れば、追記する。今回の事故、米国内でも未亡人製造機と揶揄されるV22に対する関心が大きいゆえか、ネット情報がとても多い。
検索に時間はかかるが、日本の自衛隊の事故などとは比べ物にならないくらい情報入手の宝庫でもある。

*V22cracheに関する米国の動画を見ることが出来ます。http://www.youtube.com/watch?v=VYeLishJ_Js&NR=1&feature=endscreen
http://www.youtube.com/watch?v=rDJUcXSq1CM
動画でも地上に激突すると機体が上下さかさまになる例が見られます。今回の事故も、同じように機体が上下反転してしまったようですから、回転翼が影響したこの機体の特有の現象なのかもしれません。
動画では大きく破壊した機体から搭乗員は脱出できたと説明されています。今回の事故も5名の搭乗員全員が脱出できたので、搭乗員は事故時に比較的脱出しやすいのでしょう。ただ、通常24名の同乗者は、鉄の棺おけといわれているように、脱出経路が少なく閉じ込められる公算が大きいと書かれています。(担当:作山、超美仁記者)

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2012年6月14日 (木)

のんびりとした一日---高麗川と日和田山へ

先日、毎日忙しく仕事をこなしている友人が、たまには一日のんびりしたいと誘ってくれたので平日ながら、埼玉県日高市の高麗川へ出かけました。
テンカラ名人の友人も、最近はテンカラ釣行が少なく、仕事も含めたストレス解消がしたかったようです。それなら、川でオイカワでも狙ってテンカラのトレーニングでもしようと決めました。
Dscn7514_320 高麗川なら我家からもそう遠く無い距離です。
曼珠沙華の群生地として知られる巾着田(きんちゃくだ)の駐車場に車を置き、脇を流れる高麗川で久しぶりに毛ばりを飛ばしました。
友人は太さが均一なレベルラインを上手に飛ばします。
僕は勧められてレベルラインを試したこともあるのですが、なかなか思うようにラインを操作できず、何本かの単糸をより合わせ先端になるにつれて細くしたテーパーラインを使います。
残念ながら、日差しの強い昼間でもあり、ヒットしてくれるオイカワには出会えませんでしたが、緑の木々の中で、川風に吹かれて気分は爽快でした。
河原で、コーヒーを沸かして、のんびりと昼食をとり、こんな一日も良いなと思ったのでした。

何をやっているのか良くわからない、魑魅魍魎どもの悪あがき政局や、怪しげな原発事故への対応、そして大飯原発の再稼動から、脱原発などもう忘れ去ったかのような原発推進の動き。
河原で別世界のような時間を過ごしていると、こんな俗世間の事に目を向けたり考えたりするのは、もう止めたいとも思うのです。
しかし太平洋戦争に突き進んでしまった日本の過去の過ちを、再び繰り返したくない。チビスケたちにつらい状況を引き継がせたくないの思いが強いので、黙って見過ごす事は出来ない毎日が続きます。
自民党は、念願の消費税増税を民主党の責任でやってくれるならこんな嬉しいことはないし、将来の核武装への可能性は、残したいとの思いが透いて見える。
民主党はといえば、野田総理はじめ閣僚の何人かは、自民党の民主党分会のような状況に何の違和感も持っていない。いかん、また考え出した、今日はやめて楽しい一日を続けよう。

午後は、近くの案内板に日和田山への登山路が書かれていましたので登って見ることにしました。
Dscn7518_320 岩登りのゲレンデもあるので、名前だけは知っていたのですが、登山口が高麗川駅にあることなど、全く知りませんでした。
標高は305m、日高のシンボルとして親しまれている名山と書かれていました。
裏道と思われる細い道のある登山口から登ること50分、どうして300mの山とは思えない眺望の良さです。
石塔のある頂上より、途中の金刀比羅神社のあたりが見晴らしがよく、高麗の里や、川がぐるっと蛇行して本当に巾着のような形をした巾着田が望めました。
高麗川での釣果はありませんでしたが、おまけとして山にも登る事が出来、友人と楽しく過ごした初夏の一日でした。

Dscn7516_320

「高麗の土地について、ちょっと調べたので、転載しておきます」---転載元を失念しましたので、後で追記します。
現在の埼玉県日高市の一部および飯能市の一部にあたる高麗郷および上総郷は716年武蔵国高麗郡が設置された地である。

中世以降、郡域が拡大し、日高市・鶴ヶ島市のそれぞれ全域と、飯能市・川越市・入間市・狭山市のそれぞれ一部が高麗郡の範囲となった。

668年唐・新羅に滅ぼされた高句麗からの渡来人を移し置いたもので、703年には高句麗王族とされる高麗若光に朝廷から王(こきし)姓が下賜されている。

高麗神社はこの高麗郡の郡司・高麗若光を祭る。
神仏習合の時代には高麗家は修験者として別当を勤めていた。また、高麗大宮大明神、大宮大明神、白髭大明神と称されていた社号は、明治以降は高麗神社と称されるようになった。
境内隣接地には江戸時代に建てられた高麗家住宅がある。

なお、この神社では濱口雄幸、若槻禮次郎、斎藤実、小磯国昭、幣原喜重郎、鳩山一郎らが参拝後に総理大臣となったことから「出世明神」と崇められるようになった。

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2012年6月11日 (月)

「原子炉時限爆弾」と「レベル7」---2冊の本、そして大飯原発再稼動

柳瀬川通信:報道部 

「大飯原発再稼動すべきというのが私の判断だ
---6月8日、野田総理記者会見

本当はこんな記者会見はいやでしょうがないが、再稼動推進のためには福井県の西川知事を援護しなければならない、のっぴきならない事情がある。しかし原子力保安院の誰かさんが言った、それこそ「寝た子を起こすようなもんじゃないか」
消費増税のどたばた議論の陰で、「そっと再稼動に持ち込みたかったのに」

野田総理の無表情に原稿を読む顔にそれが良く現れている。責任、責任と言うけれど、国の最高責任者が国民に対して真摯に呼びかける姿はそこには無い。
総理を含めて民主党の閣僚たちの顔が、ますます悪相になってゆく。自己の精神的な破壊現象が起きているのだろう。
そうだろう。いくら、頭脳明晰でないとはいえ、こんな脈略の無い矛盾だらけの作文を読ませられる身になれば、どんな顔をしたらよいか分らなくなるに違いない。
「きっこさん曰く、(きっこのブログ)ツッコミどころ満載で、支離滅裂で、矛盾と詭弁が入り乱れてる野田首相の会見の全文」まったくそのとおりと思うのだ。
それにしても、この記者会見原稿はひどいものだ。
急遽、記者会見原稿を書けといわれた経産省の官僚は困った。
国内全ての原発再稼動へと、嘘で固めたシナリオを進めていく過程とはいえ、突然のことでまとめようも無かったのだろう。
「とほほーー、なんて書けばいいんだよーーー」
「そう難しく考えるな」
「先の短い思考停止状態の総理だ、適当に書いておけよ、もっともらしい顔して読んでくれるよ」
「真面目にAからBなんて、無理につじつま会わせなんかすると、かえってぼろがでるぞ」「AからC、BからZ、なんでもありさ」
「責任は総理に取らせるように書けよ」
「忘れるなよ、枕詞は国民を守るためだぞ、なんども繰り返せ」
今の原発再稼動をとりまく厳しい状況下で、原発の安全性と電力需要を両立した国民が納得できる論旨の展開など出来るわけが無い。
読売、産経新聞などは、福島第一原発事故の教訓や被災者の苦悩、原発の安全性などを忘れさった視点で、再稼動、原発推進を書くのだからこれはいかようにも作文できる。こちらは、ようはインチキなのだ。

この、首相記者会見の後、地元の二人の首長は次のように語っている。
首相の説明の「支離滅裂、矛盾と詭弁」。普通ならこう続けると思う文を、180度反対の方に持っていく。
日本語の文章としてもおかしい脈絡の無さなど、全くお構いなしに、このお二人いたく感じ入った様子である。
もちろんご不満などあるはずが無い。

<西川一誠福井県知事のコメント> 野田首相から原発に対する政府の基本的な考えと、首相の強い思いを国民に向けてしっかり語っていただいたと重く受け止めている。
大飯原発の運転再開の判断では、福島のような事故を絶対に起こさせないとの強い決意で臨みたい。

県原子力安全専門委員会、おおい町、県議会の意見を聴き、県として判断する。

 <福井県おおい町の時岡忍町長の話> 野田首相に原発の必要性で踏み込んでもらった。不満はない。関西の電力を支えているのが福井県とおおい町だという言葉もあり、ありがたいと思っている。今、おおい町として再稼働判断で日程的な話はできない。まずは県原子力安全専門委員会の報告を確認したい。

「その県の原子力安全専門委員会といえば
委員長、臨時専門委員2人を除く9名の委員のうち、5名が電力業界から1490万円(表向きの研究費名目だけで)の寄付を受けていたことが判明。
もう、こんな話は聞き飽きた。

                                       <担当:作山記者>

今、僕が読み返している本が2冊あります。
Dscn7550_320 一冊は福島原発事故の前に書かれた本。「原発の大事故は必ず起こる。そうなれば日本は壊滅する。その可能性が最も高く怖い原因は大地震だ」。
ゆえに原発は廃止せよと叫んだ広瀬隆著「原子炉時限爆弾」

もう一冊は、事故後東京新聞に連載され、大きな反響を呼んだ記事の単行本化「レベル7ー福島原発事故、隠された真実」

福島原発事故後の生々しい現状をレポートした第一部「福島原発の1週間」、そして第二部「汚染水との闘い」、第三部「想定外への分岐点」、第四部「国策 推進の陰で」、第五部「安全神話の源流」、第六部「X年の廃炉」と事故発生から、その対応次に原子力立地にまつわる暗部の問題から原発推進の過程、そして廃炉にいたる問題点など、多くの取材から得た東京新聞スタッフの圧巻のドキュメントが読む者を圧倒します。読んでみると新聞連載時より加筆修正され、より充実した内容であることがわかります。

原発事故への科学的根拠に基づいた警告は無視され、ひとたび事故が起きたら、今度は収拾のつかない混乱情況に陥る。
情報は隠され、国民の安全は無視される。そんな中でも今なお進められる欺瞞と陰謀の原発政策を、この2冊から読み取る事ができます。
原発事故から1年3ヶ月、福島第一原発の収拾の目途も立たない中で、安全確証も無いまま、大飯原発再稼動されようとしています。
なぜ、日本は同じ過ちを繰り返そうとするのでしょうか。もう一度事故を起こさないと失敗は改められないのでしょうか。
大規模な地殻変動が予想される中で、性懲りも無く再び「原子炉時限爆弾」のスイッチを入れようと画策する動きが盛んです。
これらは、明治維新から70年足らずの間に3度の戦争を仕掛け、日本を破滅に導きながら、何の反省もしなかった指導者たちの姿にどうしても重なってしまいます。
原発とは離れますが、国民の願いとはかけ離れた方向に進むことを厭わない政府、マスコミもまた自ら世論誘導、虚偽の報道など戦時下と同じ状況を作り、もしもこれに自民党、民主党の一部が画策する自衛隊の軍隊化、秘密保全法などが加わることを思うと恐ろしくなります。
押し付けられたというけれど、憲法9条という歯止めが無くなると、どこに行くか分らない危険性を持つ国だという事を心しておかねばなりません。

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2012年6月 7日 (木)

エーデルワイスを想わせる?庭の花

以前、鉢植えで頂いた名前のわからない観葉植物なのですが、庭に植え替えたらどんどん繁殖してしまいました。
そして今咲いているのが、この写真の花。お世辞にもきれいな花とは言えないのですが、どこかエーデルワイスを彷彿させるところがあると思うのは僕だけでしょうか。
Dscn75262_320

エー、それはアルプスの永久花エーデルワイスさま」に失礼というなら、せめて日本のエーデルワイス「ハヤチネウスユキソウ」それも駄目なら「エゾウスユキソウ」と言わせてください。それも無理?。
色の感じですよ!。駄目?。
そうか仕方ない、まもなく夏山シーズン。早池峰山、礼文島に咲くウスユキソウに思いをはせながら、この夏の山行計画でも立てましょう。
遙かなる峰々を辿る長い縦走もしてみたいな。白馬岳から日本海へ、栂海新道を懐かJn07002_320しく思い出します。

(ハヤチネウスユキソウ)
白い綿毛に覆われた花のように見える部分は苞葉の集まりで、実際の花序は中央の黄色い部分。そして一つひとつの小さな黄色い筒が1個の花である---
成美堂出版「日本の高山植物」より転載しました。

Jn07001_320

(エゾウスユキソウ)
レブンウスユキソウとも呼ばれる。

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2012年6月 5日 (火)

柳瀬川で「オランダ仕掛け」に初挑戦---その結果はなんと!!

チビスケ2号(小4)が、柳瀬川で釣りをしたいと、東京からひとりでやって来るとのこと。
いかん、アユが釣れるの、オランダ仕掛がどうのと、ブログに書いてきたけれど、オランダ仕掛けの釣りなどやった事がない。
僕はここ15年ほど、川ではテンカラ釣りのヤマメ、イワナ狙いだけなので餌にも触った事が無い。さて困ったぞ。
早速、志木市本町の「田川屋つり具店」に電話。「柳瀬川でアユが釣りたいのですが、オランダ仕掛けってありますか?」 
電話口に出た女性が「仕掛けもエサモありますよ」とのことで早速とんでゆく。
http://members2.jcom.home.ne.jp/tagawaya2012/ 田川屋つり具店HP

若い店主さん(HPでブログを書いている釣りの達人の息子さんかな?)が親切に教えてくれたのが、この写真の仕掛け。
Dscn7549_1024
仕掛けは、「楽しい、発光チャンピオンつり仕掛けのやまべ、はや」「浅場用3本針」小さい針が良く釣れるそうですよと、選んでくれたのが1.5号と2号針。
なんと6mmほどの小さい針だ。小さすぎて掴めないよ。でもこの針、刺さると痛い。

それと、これがいちばん大事と「アユ・コマセラセン」 コマセかごと違って長さ35mmほどの螺旋状針金
次は浮き。これくらいが良いでしょうと適当な大きさの玉浮きを選んでくれた。そしてコマセラセンの下につける釣鐘型のこれまた小さな錘。どうやらこれで揃ったらしい。
ヨリモドシとゴム管はお持ちですかと聞かれ、それは海で使っているものがあると答えたら、餌はこれが良いですと「よせアミ、オキアミ粉末」を選んでくれた。
Dscn7528_320 最後に良い質問「釣竿はお持ちですよね?」
はい、昔使った4mくらいの渓流竿がありますと伝えて、買い物は終了。
田川屋さん、ありがとうございました。
さて、素人が見よう見まねで作った仕掛けがこれ。

<仕掛け>
(セット針に付いていた2.2mの長さの道糸は、3本針の一番上の針から30cm位で切り、新しい道糸はテンカラのハリス用の1号を使い、これに10号ほどの小さなヨリモドシをつけ、その上にゴム管をセットし、玉浮きを付けた。
一番下の針下10cmくらいにコマセラセンをつけ、ついていたスナップ付きのヨリモドシに小さな錘をつけた。浮き下の長さは約70cmほど、全体長さは3.9mの渓流竿と同じにした。
コマセラセンに付けた小さな錘は、川では、根がかりしやすいので外してしまった。
竿は昔使った渓流竿が何本かあったので、その中でチビスケ2号が使い易い細身軽量3.9mを選んだ。)

<えさ>
(買ってきたまま、袋から出したよせアミに水を加えを、こねてペースト状にした。
最終的に川で近くで釣っていた方が、このくらいが良いですよと教えてくれた耳たぶくらいの感じに練った。
これにパン粉を加えるともっと釣れるようですとも教えてくれた。これをコマセラセンに練りこんでコマセえさの出来上がり)

<釣り>
さて、出かけたのは、志木大橋のすぐ下流。小さな長靴をはいたチビスケ2号が、玉浮きの流れを追いかけられる足場のよい河原。我家からなんと歩いて5分の場所。
さて、満を持して竿を入れると、これが釣れる、釣れる。
玉浮きのちょんちょんとしたあたりに、すばやく合わせると小さなアユが必ずかかってくる。一投一匹といった感じ。チビスケは一度に2匹も針に来てで大喜び。アユのほかにヤマベも掛かる。
川岸に小石で囲んだ池を作って放流してやると、いつの間にかいなくなってしまう。石の間から逃げてゆくのだろう。チビスケ2号は池の補修に石を積んで大忙し。
あまりにあっけなく釣れるので、やや面白みにかけるかもしれない釣り。
それでも、流れの速い本流に入れると、大きいのが来るし、ハヤもライズしているので、違った釣り法を考えるのも楽しいかもしれない。
Dscn7531_320

(釣った場所は志木大橋のすぐ下)

Dscn7527_320_2
(小石で囲んで池を作り、釣り上げたあゆを入れたが、いつの間にか姿が見えなくなる。大きく跳ねて逃げるのもいる)

Dscn7533_320

(チビスケ2号は、2回も続けて2匹掛かったので、ポリバケツに入れて観賞。大きいのはヤマベか)

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2012年6月 2日 (土)

震源が茨城県南部の地震---6月1日 17時48分頃

今日(6月1日)の17時48分、庭にいて下から突き上げるようなやや強い地震を感じました。
直感で茨城県内陸部、深さ50km位、M5.0強と判断できました。
5月29日深夜の、千葉県北西部を震源とするM5.2の地震と、かなり長く揺れ続ける感じがそっくりでした。
なぜ、茨城県とわかったか。
それはこのところ、千葉県と茨城県内陸部の同じ震源域の地震が続いており、僕には茨城県のほうが突き上げる感じがやや強く感じられるからです。

宮城県沖、福島県沖、千葉県東方沖を震源とする地震は、まず横揺れからきますが、この千葉県、茨城県の内陸部の地震は、地中深くからくる突き上げるような縦揺れが特徴です。
緊急地震速報はどうかと言えば、震源が近すぎるのでまず発せられないでしょう。構える時間はありません。
日本気象協会の地震情報によると、このところ1ヶ月の内陸部両震源域の地震発生は下記のとおりです。
「地震情報」---日本気象協会 http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/

2012年6月1日  17時48分頃 茨城県南部 M5.2 深さ 50km最大震度4
 満月の3日前2012年5月29日 1時36分頃 千葉県北西部 M5.2 深さ80km最大震度4    上弦
2012年5月18日 17時18分頃 茨城県南部 M4.8 深さ60km最大震度4  新月の3日前
2012年4月29日 19時28分頃 千葉県北東部 M5.8  深さ50km  最大震度5  上弦


同じように地震が頻発している千葉県東方沖の震源の深さが10kmと浅いのにたいして、この内陸部の地震は深さが50km以上と深いのが特徴で、いやな事に頻発しているのです。
埼玉県志木市の我家では、このところ、ずんといった感じで下から突き上げる小さな振動を感じることがたびたび起きています。
簡易地震感知装置の「縦揺れ感知」のほうが強く反応します。
この振動、日本気象協会の地震情報には地震として観測されていませんが、木造住宅であれば、家がきしむ、またはがくんと衝撃を受けるような音がしていると思うのですが。
埼玉県在住の方で、同じ事を感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

5月29日の深夜の千葉県北西部を震源とする地震では、27、28の両日、なぜかパソコンのインターネットへの接続、並びに動作不良が何度か発生しました。
ただ、これは主観的なもので、他に同じ思いを感じた人がいれば、僕だけではなかったいう事になります。
こういった現象が起きる場合と、そんな前兆が無いことが常に繰り返されているので、これが何を意味するのかがわかりません。
地震発生前の、岩盤の動き、すなわちスイッチが外れるまでの過程の違いなのかもしれないとも考えています。
いろいろな前兆現象観測での前兆キャッチ、または体感的な異常を感じた場合でも、地震が発生しない、すなわち空振りが多いことも事実です。

今日(6月1日)の地震もそうでしたが、震源の深い事もあり、重い衝撃に一瞬驚かされますが、被害は発生していません。しかし、昨年3月11日の地震との関連はあるにしても、単なる余震とは考え難いのです。
なにかおかしい、いやな感じがするのです。要注意です。
この内陸部の震源の深い地震が、今後どんな展開を見せるのか、注視したいと思っています。
そして、大きな地震に結びつかない事も祈っているのです。

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