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2012年4月 5日 (木)

遂に日本に氷河存在を確認!

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2011年2月3日のブログで、「日本にも氷河が存在?---嬉しい研究のやさしい解説記事」として、立山カルデラ博物館の研究成果について書きました。
http://yanasegawa.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/----568d.html 2011.02.03記事 

そこでは、立山御前沢が氷河の可能性ありとの研究成果でしたが、昨日(2012年4月4日)同じ立山カルデラ博物館が、富山県の北アルプス立山連峰で日本初の氷河が3つ確認されたと発表し、マスコミ各社により報道されました。
http://www.tatecal.or.jp/120404kouhou.pdf 立山カルデラ博物館の広報

「それらは、剱岳の北方稜線東側にある三ノ窓雪渓小窓雪渓、雄山東側の御前沢雪渓の3つだ。三ノ窓・小窓両雪渓の下に厚さ30メートル超、長さ1キロほどの氷の塊が見つかり、1か月間に最大30センチ動いたという。御前沢雪渓の下の氷の塊も1か月間で7~9センチの移動が確認された。立山カルデラ砂防博物館では、09年から調査を続けてきていた」

遂に立山の「御前沢」のみならず、剣岳の「三の窓」、「小窓」両雪渓も加わり日本初の3氷河の存在確認です。
氷河は重力で何百年、何千年の長期間にわたり流動する氷の塊です。
これまで極東アジアではロシアのカムチャツカ半島が南限で、日本には夏に残る雪渓に万年雪はあっても、流動下降する氷河は存在しないとされてきました。
詳しい事は後日書きますが、原発事故、消費税、沖縄普天間問題などなど、民主党野田政権のあまりのていたらくに、心身ともに疲れ果てていた僕にとって、この嬉しいニュースに、久々に明るい気持ちになりました。
立山カルデラ博物館の
学芸員、福井幸太郎さん、ありがとうございました。
三の窓雪渓、小窓雪渓が突きあがる剣岳北方稜線の頂上付近の上部岩稜は、いったん霧に巻かれと、岩が迷路のように連なるその微地形にルートが見つからず、うろうろした懐かしい場所です。
何度通っても嫌な急傾斜のガレ谷である池ノ谷ガリー、ルンゼから湧き上がるガス、ガラガラと響く落石の音、ザイルパートナーとのやり取りの声が響くチンネの岩壁、クレオパトラ・ニードル、ああ、ずいぶん昔の話になりました。
(写真はウィキペディア剣岳より転載させて頂きました。一番高いところが剣岳山頂、その下に白く見える雪渓は、映画剣岳点の記で知られた長次郎雪渓の最上部です。山頂より右に下る岩稜が北方稜線です。現在は一般ルートにはなっていません)

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