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2012年3月30日 (金)

おとうば(卒塔婆)

お彼岸に墓参した際、寺で頂いた真義真言宗の小冊子「ともしび平成24年春第22号」より「おとうば」を転載します。
おとうばを立てることを皆様に推奨するものではなく、自分自身の記憶の為に書いたものです。
尚、浄土真宗では「おとうば(卒塔婆)」を立てません。

法事などの年回法要のとき、お盆やお彼岸のときなど、お墓に「おとうば」をおあげしますよね。
「おとうば」はもともと、お釈迦さまのご遺骨(舎利)を納めた塔を意味する「ストゥーパ」という古代インドの言葉の音を、「卒塔婆」「卒都婆」「率塔婆」などの漢字に写したもので、それを略して「とうば」「おとうば」と呼ばれるようになりました。

「おとうば」には、「キャ・カ・ラ・バ・ア」の梵字が書かれていて、「空・風・火・水・地」を意味し、それはそのままご本尊さま・大日如来を象徴しています。と同時に、大宇宙や仏さま、ひいては自分自身をも構成している五つの元素を表し、大宇宙・仏さま・自分自身が一つであるということの現れであるともいわれるのです。
このほか、「おとうば」には故人さまのお戒名や施主の名前、建立年月日などが書いてあり、私たちからの手紙ともいえるでしょう。
わたくしたちが幸せに毎日をおくり、仲良く暮らしている事を故人さまに報告することが、何よりの供養になるのです。
「おとうば」をおあげすることは、故人さまの成仏・冥福を願うこと、感謝と報恩を表わすことはもちろん、同時にその供養の心は自分自身に最善最上の善根を積むことにつながるとされています。
故人さまも、わたくしたちも、ともにご本尊さまの大いなる恵みのなかに生かされていることを願い、施主から故人さまへの「心からの便り」となるのです。
また、「おとうば」をおあげすることは、仏像を一体つくるのと同じくらいのはかりしれない功徳があるとされています。
さまざまな機会に、お墓に「おとうば」をおあげして供養するということは、仏さまである故人さまへの供養の心を表し、故人さまの生前の人徳の篤さを示すものであり、「おとうば」をあおげする施主本人の功徳を積み重ねるものでもあるのです。

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