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2012年1月30日 (月)

榛名湖、赤城大沼でのワカサギ氷上釣が出来ない---ああ、セシウム憎し

2012010714050001_320 「榛名湖」では、今年のワカサギ氷上釣りの解禁を行わないと決め、「赤城大沼」(写真左)では、解禁日を決められないまま、関係者は福島原発事故によるセシュウム汚染の数値が下がるのを、ただ祈る状況だと報じられています。
昨年は稚魚放流もされたのですが、相次ぐ汚染魚の発見でボート釣りもかなわず、結局両湖でのワカサギ漁はまったく出来ませんでした。
湖だけでなく、昨年は福島県内の渓流釣りは壊滅しました。
今年も本来であれば、3月になると各河川での渓流魚の解禁が始まります。
しかし多分、今年もあの福島の明るい里川でイワナ、ヤマメを釣ることは出来ないでしょう。川の汚染も深刻なのです。

東京新聞の1月19日に次のような記事がありました。
「淡水魚で体内の放射性セシウムの濃度が最大になるまでの日数は、魚を捕食する大型魚では、プランクトンを食べる小型魚よりも平均で約230日遅くなるとの結果を広島大の土居秀幸特任講師(生態学)のグループがまとめ、19日付の米科学誌プロスワン電子版に発表した。
 1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故以降、旧ソ連と欧州の湖沼、河川で実施された長期観測や実験データを解析した。
 土居特任講師は「魚によっては濃度がピークを迎えるまで1年以上、半減までに10年以上かかった例もあった。
東京電力福島第1原発事故による影響も、年単位の長期的なモニタリングが不可欠だ」と指摘している。
 土居特任講師らは半減期約30年のセシウム137について、海外の論文など34の文献に記載された58魚種、260のモニタリング記録を解析。
 淡水魚では放射性セシウムが主に餌から体内に取り込まれるため、食物連鎖で上位の段階の魚種ほど汚染濃度が最大になるまでの日数が長いことが分かった。」

http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0029295 米科学誌プロスワン電子版の土井教授グループの論文(英文)

湖のワカサギは、汚染されたプランクトンを食べた事により魚体のセシウム濃度が高くなりました。
餌の小さなプランクトンは、湖底に堆積した
高い放射能値の汚泥により汚染され、ワカサギへと食物連鎖がおきました。そしてワカサギを捕食する大型魚もまた汚染されるのです。
赤城大沼では、1月10日の検査でも、暫定基準値500ベクレル/1kgを少し超えた数値が出たようです。
しかし現在の暫定基準値そのものも、4月からは5分の1に下げられますのでまったく展望は見えません。湖周りの山から流れ込んで蓄積したセシウムは、雪解けとともにまた湖の新たな汚染を引き起こすでしょう。
イワナ、ヤマメの場合、キャッチアンドリリースで釣りを楽しむ人達もいますが、ワカサギを釣って食べることなくリリースする人はいないでしょうから、釣りは絶望的です。
どうしてこんな事態になってしまったのか、そしていつまで続くのか。
福島原発事故は、榛名湖、赤城大沼の漁業に暗い影を落としています。セシウム憎し。

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2012年1月27日 (金)

今冬の最低気温の朝でした

Dscn7121_320 昨夜の気象予報で、明朝は関東地方でも今年一番の寒さになるだろうと伝えていました。
それではと今朝の7時、どこまで冷えているか庭の温度計を見ると、期待したとおり氷点下4度。今冬の最低気温を示していました。(写真左)

昨日26日には北海道の占冠村(しむかっぷむら)では、この冬の道内一番となる-31.4度を記録したと報じられていました。
裏日本では豪雪の気配。日本列島が寒さに震えています。
占冠村では21世紀の日本国内最低気温である- 35.8 ℃ も2001年1月14日に記録しています。
これは多分、日本の過去最低気温のベストテンには入る寒さです。

日本の公式最低気温は明治35年(1902)の1月25日に旭川市で観測された-41.0度です。
同じ時、あの有名な青森歩兵第五連隊第二中隊の八甲田山縦断雪中行軍の遭難がありました。
110年前の今日、1月27日は、雪中行軍隊の遭難が確実視され、三上少尉率いる捜索隊が山に入って2日目、大滝平付近で最初の遭難者発見である雪中に直立不動の姿勢で埋もれていた仮死状態の後藤伍長を発見した日でもあります。

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2012年1月26日 (木)

M7級首都直下型地震が4年以内に70%とは?

<新聞報道>
「東京大学地震研究所の平田直教授のグループが、マグニチュード(M)7級の首都直下型地震が発生する確率は4年以内で70%とする研究結果をまとめた」

4年以内に首都圏直下型M7級が発生する確率が70%以上とは、研究結果の掲載とはいえ、東大地震研究所のホームページも思い切った地震予測をしたものです。
新聞各紙が一斉に報道し、テレビでも流され始めたこの衝撃の研究は、昨年来続けられている研究のまとめを、より詳細に解説したようにも見られるのですが、なぜ、今発表したのかが良くわかりません。
詳細は下記東大地震研究所のホームページから、「東北地方太平洋沖地震 特集サイト 」に入り、更新情報から「3月11日以降の首都圏の地震活動の変化について(2012年1月23日)」に書かれています。
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/ 東京大学地震研究所
http://outreach.eri.u-tokyo.ac.jp/eqvolc/201103_tohoku/ 東北地方太平洋沖地震 特集サイト
http://outreach.eri.u-tokyo.ac.jp/2011/03/correspondence/ 3月11日以降の首都圏の地震活動の変化について(2012年1月23日)

反響の大きさに驚いたのか、1月24日に次のような文が書き加えられています。

「このサイトは,地震研究所内の個々の研究者の研究成果・解析結果を掲載したものであり,地震研究所としての公式見解を発表するものではありません.また,各種報道でセンセーショナルに取り上げられた情報に関して,背景説明をする場としても活用しています.このサイトに掲載されたからといって,地震研究所あるいは研究者コミュニティーで認められたものとみなせるわけではありません.(1月24日追記)」

混同されやすいのですが、昨年6月に宮城・福島の「双葉断層」、東京・埼玉の「立川断層帯」、長野の「牛伏寺(ごふくじ)断層」、そして追加するように神奈川県の「三浦半島断層群」も加え、それらの地震の発生確率が高まったと発表したのは、政府の地震調査委員会でした。
(地震調査委員会とは、地震防災特別措置法により設置された文部科学省の「地震調査研究推進本部」の組織の一つです。)

今回、報道された東大地震研究所は、東京大学の付属研究所であり、首都直下型M7級地震の研究結果は、HPに追記されたように地震研究所の公式見解では無く、勿論、政府の公式な発表でもありません。
しかし、東大地震研究所といえば、年間50億円近い予算を交付されている地震研究の総本山のような組織です。
そのHPで、首都圏直下型M7級が発生する確率が今後4年間で70%以上と書けば、衝撃が走らないのがおかしいでしょう。

従来、政府が発表していた首都直下型地震の発生確率は
30年以内に70%でした。
しかし東大地震研究所は、これより発生確率が高まっていると昨年9月に
30年以内に98%という予測を発表しています。
これだけでも、これから30年以内にはほぼ地震が発生するという恐ろしい予測ですが、これを補足する形で1月23日に発表された、
4年以内に70%とは、もはや危険が差し迫っている状況です。
しかし、30年以内に98%そして今回の4年以内に70%の発生確率の発表に対して、政府の地震調査研究推進本部からは、これに関連したなんの発表もありません。
黙殺というより、短期予報的なものは、東大地震研究所からの研究結果の発表の形をとるという了解のもとに仕組まれた東海地震ムラ組織の存続をかけた闘いの一貫なのでしょう。
国は地震予知研究計画を策定した1965年以降に、3000億円から4000億円の税金を予知研究の目的で投入しました。
わかり難い関連予算などを含めると7000億円とも云われています。
例えば、地震調査研究推進本部のとりまとめた
平成23年度の地震調査研究関連予算概算要求の概要によると、政府全体で対前年度比106%の120億円があげられています。これには、一部の独立行政法人等への運営費交付金は含まれていません。

しかし、従来からも疑問視されていたこの東海地震予算とも云うべき莫大な予算の使い道に、東日本大震災以後厳しい目が向けられ始めているのです

国の地震予知研究は、東海地方で発生が予測されるM8級の東海地震を中心に、地震が起きる仕組みを地殻の破壊などから力学的に解明する基礎研究を重点に、観測網の整備などを行ってきました。

課題の東海地震だけは僅かな地殻の歪や動きを探知して、3日以内の地震予知は可能だとの前提で前兆現象を捉えるはずだったのです。
しかし、阪神大震災や東海地震と同じ海溝型の
東日本大震災の巨大地震の前兆については捉える事は出来ませんでした。
研究者からも、果して前兆現象を掴み、予知することが可能だろうかとの疑問の声も出始めているのです。
前兆現象として捉えようとしている、「前兆すべり」現象が起きる確証にも、それを疑問視する研究者もいます。

書きかけ---続く

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2012年1月21日 (土)

浅草寺から平成中村座へ

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一昨日(2011年1月19日)は、友人に誘われて平成中村座「初春大歌舞伎」を見ました。
ひと月に4日程は、演劇、歌舞伎鑑賞のため、終日どこかの劇場の座席にいるという友人は、こんな事を書くと本人は嫌がりますが、素晴らしい演劇観賞眼の持ち主で、歌舞伎に精通しわかりやすく、面白く、かつ鋭い批評を書きます。
僕は若い頃から、歌舞伎の舞台をこの友人の解説で見るという贅沢を味わっている幸せ者です。
去年は歌舞伎以外にも、東京芸術劇場の「野田MAP 第16回公演 南へ」や青山劇場の「劇団新感線2011夏興行 いのうえ歌舞伎ー髑髏城の七人」などのチケットを用意してくれて、多分僕一人では行く機会のない舞台を見る事が出来ました。どちらも見ごたえのある舞台で若い俳優たちのいきいきとした芝居を楽しめました。
平成中村座は彼との今年初の演劇観賞でもあり、この友人のことを長い間の感謝の意味も含めて書いておきます。
彼はまた古い山の友でもあり、ここ最近の僕の山登りのうち、200名山登山は、全てこの友人との山行きでもあります。
そんな彼がまた貴重な平成中村座のチケットを取ってくれたので、喜び勇んで浅草にやってきたと云うわけです。

さて、小屋での待ち合わせ時間より少し早めに行き、久しぶりに浅草寺にお参入りしてから小屋に行く事にして、地下鉄銀座線の浅草駅に降りました。
驚いたのが、駅前にずらり並んだ人力車と、通行人にさかんに乗りませんかと呼びかけている車夫の若者たちが多かったことです。
観光地では人力車を見ることが珍しくありませんが、浅草にこんなに人力車があるとは、知りませんでした。
雷門をくぐり、相変わらず混雑する仲見世通りを抜けて浅草寺にお参入りしてから、二天門から外に出ました。
このあたりも大分変わった印象を受けましたが、やはり一番の違いは、天に向ってそびえる東京スカイツリーの姿です。
こんなに間近にスカイツリーを見たのは初めてです。
平成中村座ののぼり旗が立つ墨田公園内を抜けて行くと、芝居を見に行く気持ちがだんだん高揚してくるのがわかります。

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(写真左1枚目、客を待つ人力車。他にも2箇所くらい乗り場があってそこにも人力車が何台も並んでいた)
(写真2枚目、雷門前)
(写真3枚目、にぎやかな仲見世通り)
(写真4枚目、浅草寺本堂)
(写真5枚目、線香の煙に手をかざし、体の悪い箇所をなでると良くなるという事を、今時知っている若い女性がいることに感心する)
(写真5枚目、浅草寺横の墨田公園からは東京スカイツリーが良く見える)
(写真6枚目、平成中村座の裏側)

Ca390007_320(写真7枚目、、新春らしい約200枝の繭玉で飾られた平成中村座の正面入口)
(写真8枚目、内部、江戸時代の芝居小屋を模した造りになっていて、1階席の前側は椅子が無く、小さな背もたれと座布団がおかれた席になっている)

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http://www.nakamuraza.com/ 平成中村座公式ウェブサイト
http://www.youtube.com/watch?v=2C6bRED355U 平成中村座の座席の様子がわかる動画

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2012年1月18日 (水)

海賊対処法によるソマリア沖船舶護衛その24(2011年12月) タンカー以外は護衛無しで航行?

インド洋給油活動の時と同じように、派遣前には、あれほど大騒ぎしたマスコミが、その後の状況をまったく報じなくなった、海賊対処法によるソマリア沖派遣護衛艦の毎月の活動を書いています。(防衛省、国土交通省海事局発表資料、ソマリア沖EU部隊、NATO部隊資料、海上自衛隊情報、ジブチ情報その他資料による)

*平成23年12月の海賊対処法による船舶護衛実績(306回護衛~315回護衛の10回)
 護衛艦(第10次派遣部隊) 110たかなみ 111おおなみ
     
 
 護衛した船舶  日本籍船 1隻 
            日本の船舶運航事業者が運航している外国籍船   10隻
                   合計11隻  1回平均1.1隻
           
               外国籍船 59隻  1回平均5.9隻  

護衛回(日程)                  日本籍船  日本関係外国籍船   外国籍船
(11/29-12/3) ジブチ基地にて補給、休養
306 (12/ 3- 5)    東行き       0          1           11 
307 (12/7-9)       西行き        0           0             2
308 (12/10-11)    東行き       1            0            7
309 (12/11-13)     西行き      0            0           4
(12/13-16) ジブチ基地にて補給、休養
310 (12/16-18)     東行き      0           2           9      
311 (12/18-20)    西行き      0          1            3   
312 (12/20-22)     東行き      0           1           5
313 (12/22-24)     西行き       0           3           5
(12/24-27) ジブチ基地にて補給、休養
314 (12/27-29)     東行き       0           2           7
315 (12/29-31)     西行き       0           0           6

合計                             1                10                       59

12月の海上自衛隊護衛艦による船舶護衛回数は10回でした。
日本貿易関係船舶すなわち日本籍船、及び日本関係外国籍船の護衛数は
11隻でした。
11月の9回の護衛船団の実績の
4隻よりは増えましたが、それでも派遣前の想定の10%にも当たりません
この状況であれば、当然、護衛艦2隻では、とても手が回らないと言う理由付けの、哨戒機2機の派遣などありえなかったのです。
しかし、国民にどんな嘘をついてでも、実行してしまえばあとはこちらのもの、いまやジブチに47
億(公称)の費用で、自衛隊初の海外拠点(基地)を設けて、仏軍も驚く立派な格納庫や宿舎、食堂、厚生施設まで持つまでになっています。http://www.news24.jp/articles/2011/07/08/10186005.html 「海外初の本格拠点“目玉”は哨戒機の格納庫」
<日テレニュース 2011年7月8日>

護衛船舶が少なければ、日本関係船舶の4倍近い外国船の護衛や、哨戒活動が国際貢献と当初の派遣目的をすりかえてしまいます。
護衛している外国船は、中国を筆頭にシンガポール、ギリシャ、トルコ、ドイツ、デンマーク、インド、韓国などの諸国であり、これについては国際貢献を認めるのですが、派遣当初は日本船舶を守るの一辺倒だったではありませんか。
海賊対処に派遣されている米国やEU艦隊、NATO艦隊の削減がありうる経済的状況下で、もっと素直に、海賊対処の実情やEU諸国との協力、補給、休養の基地の必要性を国民に説明しなければ、いくら
日本船主協会、経団連に援護射撃させても密かに狙っている護衛艦の増強などは、なかなか理解されないでしょう。
それにしても、補給艦派遣の話がでたり、なにやら水面下での怪しい動きが気になるこの頃です。

1月21日には第11次派遣部隊の護衛艦
「101むらさめ」「102はるさめ」横須賀基地を出港する予定です。
ちなみに「はるさめ」は第2次(2009年7月出港)「むらさめ」は第5次(2010年5月出港)で派遣されており、今回はどちらも2回目の派遣になります。
船舶護衛任務に当たるのは、2隻の護衛艦でも、交代艦が遠いジブチに到着するのに約25日かかり、実質4隻の護衛艦が必要になります。
3ヶ月ごとの任務のために往復約2ヶ月の航海が必要なのです。
海上自衛隊の幹部が、いみじくも
「インド洋給油活動が継続されていたらたいへんな状況だった」と護衛艦配備のやりくりを語ったのもうなずける厳しい状況です。

収束の見えない海賊対処の船舶護衛ですが、現在行っている船団方式の護衛だけに特化すれば、デンマーク海軍のような快適な船内生活が送れる補給兼用艦を使い、3ヶ月ごとに乗組員を空路入れ替える方法も考えられるでしょう。
しかしジブチ拠点(基地)の永久確保、海洋覇権、戦略、そして世界の海路を守る国際貢献などが複雑に絡んで、2隻の護衛艦による日本貿易関係船舶の護衛数が僅か平均1隻足らずと言う実情でも、護衛艦増強、補給艦派遣などにしか展望が描けない困った状況なのです。


ところで、11月の4隻、12月の11隻と
日本関係船舶は全てタンカーです。
外国船は110隻中
41隻が中国、シンガポールなどのタンカーでした。
日本関係船舶の
一般貨物船、専用貨物船、コンテナ船、LPG船、自動車専用船などは、どこに消えたのでしょう。
船足の遅いタンカー以外は護衛船団に加わらないのでしょうか。しかし、外国船は貨物船などが加わっているのです。このあたり、少し調べてみます。

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2012年1月17日 (火)

柳瀬川で野鳥観察

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昨日(2012年1月16日)は、クラブしっきーず主催のシリーズ企画、「柳瀬川の自然観察」に参加しました。
あいにく曇り空の寒い日でしたが、エコシティ志木の講師の方を囲んで、富士見橋から高橋までの柳瀬川土手を歩き野鳥の観察をしました。
僕もさすがにカモは見落としませんが、講師が指差す川べりや草の中には、普段歩いていたらなかなか気づかないようないろいろの野鳥を見つけることが出来ました。
講師の所属するエコシティ志木が1月8日行った、ガンカモ県内一斉調査で、柳瀬川(志木大橋~新河岸川の合流点)に飛来していたガンカモの数は212羽で、これは過去二番目に少ない数だそうです。
本当に柳瀬川のカモは少なくなりました。かっては2000羽近くが飛来して川面を埋めていたのが嘘のような最近の状況です。
埼玉県全体の飛来数はそう少なくなっているわけではないそうで、なぜ柳瀬川に飛来しないのか、理由ははっきりしないようです。
それでもヒドリガモ、コガモが群れているところもあり(写真上)このような状況が川全体に戻ってくる事を願うばかりです。

カモ以外では、アオサギやセキレイ、イカルチドリ、カワラヒワ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、イソシギなどを見ることが出来た楽しい観察会でした。
探鳥会には、何度か参加しているのですが、いくら教えてもらっても鳥の名をすぐに忘れてしまいます。
図鑑と見比べても、オス、メスの区別や写真とかなり違った色をした鳥たちに、迷うばかりの出来野悪い生徒なのです。
Dscn7111_320(写真左上、微動だにせずにアオサギが立っていました)
(写真左下、柳瀬川冬景色。草むらや川べりに野鳥が見られます

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2012年1月15日 (日)

市民農園の返却が近づく---作男準備を始める

志木市の「市民農園」は3年ごとに契約更新になります。場所によっても異なりますが、我が「女農園主さまと作男さん」の農園は、今年はその契約切れの年、すなわち借りている区画を返却することになります。
3年ごとの契約にしてあるのは、農園を市民が平等に使えるようにとの配慮以外に、地主さんとの問題があります。
市民農園といっても市有地ではないのです。ほとんどが地主さんとの契約で市が借り上げているのです。
地主さんが、その土地をまた自分で耕作したいとか、別の用途に転用するなどの希望が生じた場合の配慮なのです。
契約更新の年には、地主さんが延長を認めれば、農園全体が耕された後、新しく区画分けされた後、抽選で使用者が決定されます。
ついに市民農園入口に、2月末で契約が切れる旨のお知らせ板が立ちました(写真一番上)
残すところ45日ほどです。
作物を全て撤去し、きれいに整地して返却する事が求められています。
農園の幾つもの区画で、もう返却の準備が始まりました(写真3、4枚目)
作男さんもハクサイが7株ほど残っていますが、片付けを行っています(写真2枚目)
Dscn7108_320女農園主さまと作男さん、3年前の更新時には抽選で当たって再契約できたので、区画こそ変わりましたが6年間使用する事ができました。
でも、いよいよこの農園とはお別れです
。いろいろな思い出がありますが、それらについては、おらがおらがの作男さんがまた書く事でしょう。

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2012年1月12日 (木)

今冬一番の寒さ---浅間山がくっきり

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2012年1月12日、今朝7時の志木市の我家の外気温は氷点下3度。昨日の気象予報が当たって、今年の冬一番の寒さでした。
空を見ると快晴、これなら浅間山が見えるだろうと、志木ニュータウンの高層棟に登って見ました。
予期したとおり、笠山の右に「浅間山」が白く輝いていました。
小さなカメラなので、写真写りが悪いのですが、双眼鏡で見ると、雪の大斜面が良く見えます。大分雪が降ったようです。
今はあまりスキー登山の対象にされない浅間山ですが、日本最初の女性グループのスキー雪崩遭難は昭和9年にこの浅間山で発生したとの記録があります。
この遭難は、大井正一氏の著作に次のように書かれています。

「昭和9年1月21日、9時鉄道大臣官房川崎、工作局三雲、保健課会田、経理局吉田の4氏とYWCA山岳部三田姉妹(好子、正子)は峰の茶屋から浅間山に向い消息を断った。
23日小浅間の南方600mの沢の中に、長さ700m、巾70mの雪崩跡を発見、27日遺体の発掘を行った。
遭難は13時頃と推定され、沢を下ったためといわれる。」


浅間山から右方向に目を転じると、榛名山、赤城山も雪をつけてくっきりと浮かび、遠く上越の山々もかすかに見えました。
今日は雪の浅間山を見ることが出来て感激でしたが、これからも山岳展望が楽しめる日が多くなる事でしょう。楽しみです。

雨がいつ降ったのか忘れるほど晴天が続く関東地方ですが、テレビで見る沖縄の週間天気予報は、このところいつも傘か雲のマークがついています。
石垣の友人のブログでも悪天候を嘆いていますが、沖縄本島は異常気象でしょうか。
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2012年1月10日 (火)

福島原発からのセシウム降下量の増大が意味するもの

*今日(2012年1月10日)は、地震の発生回数が5回と少ない日でした。多いのも嫌ですが、逆に妙に少ないのも気になるものです。
2012年1月10日(火)  22時15分 茨城県沖 M4.3
2012年1月10日(火)  22時6分 福島県沖 M3.9 
2012年1月10日(火)  17時17分 宮城県沖 M3.4 
2012年1月10日(火)  11時34分 静岡県西部 M2.9 
2012年1月10日(火)  1時52分 福島県沖 M3.6

http://tenki.jp/earthquake/ 地震情報ー日本気象協会

文部科学省のホームページで発表されている「定時降下物環境放射能測定結果」で、1月2日以降、セシウム降下量が異常に増大している件は、中部大学の武田教授も取り上げ、ネット上でもいろいろ書かれています。
http://takedanet.com/ 中部大学 武田教授

問題の4号機とも関連していることゆえ、とても気になるので調べてみたのですが、各地の空中放射線量に大きな変化がないなど、今ひとつ良くわかりません。

そんな中で、下記サイトの検証がかなり的を得ているように思えましたので紹介しておきます。
4号機の使用済み核燃料プール冷却配管1月1日の地震で損傷したと考えられると書かれています。
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1057.html カレイドスコープ

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2012年1月 9日 (月)

浜松町駅で、久しぶりに小便小僧と対面

*1月9日(月)22時現在、志木市館では、身体には感じられない程度の断続的な微振動が続いています。普段は横揺れが多いのですが、少し縦方向の揺れもあります
今日は、午後から何度か茨城県沖の地震が発生しているので、縦揺れはそれと関係しているのかもそれません。
2012年1月9日(月) 18時23分 茨城県沖 M3.7 
2012年1月9日(月) 17時50分 茨城県沖 M4.6 
2012年1月9日(月) 16時10分 茨城県沖 M4.6 
2012年1月9日(月)  13時51分 茨城県沖 M4.0


http://tenki.jp/earthquake/ 地震情報ー日本気象協会

しかし、微振動は通常よくある事ですから、恐れることは無いでしょう。でも、地震に対する備えは怠らないようにしましょう。
現在志木市在住で、常に体が揺れているように感じる人は、実際に大地が揺れているのですから、普通言われている、「ストレスによる平行感覚の乱れ」では有りません。敏感なだけだと思います。

Dscn7081_320 先日、浜松町の世界貿易センターの展望台に行ったことを書きましたが、その際チビスケ達に小便小僧を見せてあげました。
像は品川方面行きの山手線、京浜東北線ホームの田町駅よりに立っています。
初めて小便小僧と対面したチビスケ達は、あきれたように眺めていましたが、しばらくすると親近感もわいたようではこんなおかしな銅像もあるのかと面白がっていました。
実は僕も小便小僧像に近づいたのは、数十年ぶりかと思います。

僕の若かった頃、昭和30年代には、時々衣装を変えてもらって、新聞のニュースにもなっていましたが、いつか衣装姿は無くなり像だけが立っていたように思います。
当時、衣装についても不要論などがあった記憶があるのですが、僕はいろいろ変身する可愛いい姿のほうが良いと思っていました。

そして久しぶりの小便小僧は正月らしく写真のように、羽織はかまの正装で凛々しい姿でした。
現在小便小僧の洋服の制作と着せ替えを行っているのは、港区の「あじさい」という手芸サークルで、毎月着せ替えてもらっているようで、ネットで検索したらそのギャラリーがありました。
http://www.minato-cosw.net/syakyou/kozou/ 小便小僧ギャラリー
僕は老いてしまいましたが、この坊や、いつまでも変わらぬ姿で変わり行く東京の街を見続けることでしょう。

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2012年1月 7日 (土)

日本は今、脱原発「状態」

今日は「志木革新懇」主催による「止めよう原発!!」の講演会に行きました。
講師は、埼玉県立小鹿野高校の関根一昭先生です。
講演内容は、原発事故状況から、放射性物質の拡散、汚染度調査、内部被ばくの影響、食品汚染等から自然エネルギーへの転換など多岐にわたり、とても興味深く聞けて2時間があっという間に過ぎてしまったほどです。
少しは誇張や、脱線もしますが話がたいへん解りやすいのがよく、たいへん勉強にになりました。
特に興味深い幾つかの話があったのですが、なかでも今日取り上げたいのは関根先生の「日本は今、脱原発状態」という指摘です。

日本の電力に占める原子力発電の割合は、約30パーセントと言われてきました。
それに原発の新増設14基を加えて50パーセントに高めるのが、政府の2010年「エネルギー基本計画」でしたが、これは福島原発事故により計画の実現は不可能になりました。」
日本に存在する原発は現在54基です。
そのうち今日現在稼動しているのは全国で6基であり、電力にしたら全体のわずか3%強(562万4000キロワット)です。
関根先生はこれを事実上の、脱原発状態と話されました。「状態」には事故の収束宣言をした福島原発の「冷温停止状態」に対する皮肉が含まれているのかもしれません。

そうか、6基しか稼動していなかったか。そこで講演会から戻り、少し調べてみました。
昨年12月に九州電力の玄海1号、 関西電力の大飯2号と美浜2号、年も押し詰まった25日に九州電力の玄海4号が止まり、現在54基中、稼動中は確かに6基だけです。
そして残っている下記6基も定期検査のため4ヶ月以内にすべて止まる予定です。
1月に3基、2月、3月に1基づつ止まり、4月末に北海道電力の泊3号機が止まることで、日本の全ての原発が止まり、本当の意味で脱原発です。
四国電力   伊方2号 2012年1月13日までに(確認中)
東京電力   刈羽5号 2012年1月25日
中国電力   島根2号 2012年1月27日までに
関西電力   高浜3号 2012年2月20日
東京電力   刈羽6号 2012年3月末までに
北海道電力  泊3号  2012年4月末までに

核戦争防止国際医師会議 (IPPNW)
自国の一般公衆にふりかかる放射線に関連する健康上の危害を、これほどまで率先して受容した国は、残念ながらここ数十年間、世界中どこにもありません。
このような基準は、受け入れがたい健康上のリスクを、避けることができるにもかかわらずもたらすものです。私たち医師には、このことを指摘する倫理的責任があります。

壊れた原子炉と、使用済み燃料プールの構造的な健全性が回復し、安定的な冷却が持続し、冷温停止になるまでは、
広範囲にわたり、損壊した原発から、より多くの放射性物質が放出される可能性がまだ残っています。
特に、余震が頻繁に起こり続けているという背景においては、その危険性があります。
したがって、その必要が生じた場合には、福島第一原発から少なくとも80-100km圏内で、迅速に大規模な避難を行えるように、包括的な計画を立てておくことが必要不可欠であると、私たちは考えております。

Tomari (写真左、国内原発最後の1台の稼動が止まる、その名も泊(とまり)発電所)

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2012年1月 5日 (木)

視界360度、地上152mからの今年の初ブログ---子供たちを放射線被ばくから守ろう、そして原発を1基づつでも止め、先ず稼動ゼロの状態を作りだそう

今年最初の記事は、世界貿易センタービルディングから始めます。と言っても勿論、東京です。
Dscn7095_320 正月の3日間を、我家を引っ掻き回して過ごしたチビスケ1号、2号を自宅に送り返しがてら、浜松町の世界貿易センタービルの展望台に行きました。
ここは、JR浜松町駅から直結していて、40階の展望台「シーサイド・トップ」まで高速エレベーターであっという間に登れます。
地上152m、視界360度の展望台からは、眼下にどこまでも続く東京の街と高速道路、鉄道、モノレール、東京湾を行く船、そして遠く羽田飛行場から飛び立つ旅客機までが、ジオラマのように俯瞰できます。
一周約200mの展望回廊には窓際に椅子
が、四隅にはそれぞれテーブル席が置かれ、心行くまで高所からの景色を楽しむ事Dscn7089_320_2が出来ます。 
実は初めて訪れたのですが、ここは混雑する事が少ない高所展望台の超穴場だと聞いていました。
1月4日の午後に行ったのですが事実わりと空いていて、対応のスタッフも親切で、チビスケともども、久しぶりにゆったりとした時間を過ごしました。
鉄道好きの子どもにとっては、新幹線、在来線、モノレールが眼下に行き来する、まさにジオラマのような光景はたまらない魅力でしょう。
チビスケたちは持っていった大型双眼鏡を使っては、お目当ての電車を見つけては騒いでいました。
Dscn7086_320営業時間は10.00~20.30で、入場料は大人が620円、小中学生が360円、幼児は260円です。65歳以上で、年齢が証明できるもの、例えば自動車免許証などを提示すると500円になります。

Dscn7091_320 さて、一年の計は高所から。今年も福島原発事故からは目が離せないでしょう。
いくら「ただちに影響は無い」と云われても、時間の経過とともに子ども達の健康状態に何らかの影響が及ぼされて来ることは避けられないでしょう。
今年はそれがとても不安です

ここは日本の「世界貿易センタービル」
あの2001年3月11日のテロで崩壊したニューヨークの同じ世界貿易センタービルで、救助活動した消防士は、救助活動に参加しなかった消防士に比べ、がんの発症率が19パーセント高かったとの研究結果が、ニューヨーク市消防局などのチームから発表されています。(英国医学誌ランセットに掲載)
研究チームが救助活動に当たった人を含む消防士1万人を7年間にわたって追跡調査した結果だそうです。アスベスト、ダイオキシンなどの有害物質の影響と見られています。
ガンの部位別では、胃がん、大腸がん、すい臓がんなど十種類で通常よりも発症率が高く、最も危惧された肺がんは低いとの結果です。
まったく分からないものです。
日本ではアスベスト吸引による肺がんが、数十年経過してから発症していることから、ニューヨークの消防士たちには、もっと後になってから影響が現れるのでしょうか。

放射線被害でも、すぐがん発症と結び付けられそうですが、実際にはがん以外の様々な症状が多数を占めるようで、その因果関係の立証が極めて難しい問題となってきそうです。
子供たちにとって、外部被ばく以上に恐ろしい内部被ばくを少しでも少なくするよう、大人が懸命に努力する事が今年も、そして今後も求められています。
子供たちの学校給食、校外活動などで、それに逆行するような動きが後を絶たないのは、残念です。

今年最初のお知らせです。
福島原発事故の健康被害が、今後どういう形で現れるのかは予断を許しませんが、考える資料として先ず放射線による内部被ばく分かりやすく解説してくれる下記サイトを見ていただければと思います。
http://nikkan-spa.jp/116116 内部被ばくの恐怖 内部被曝の恐怖 「何ミリシーベルト以下なら大丈夫」はウソ

http://nikkan-spa.jp/119088 内部被曝の恐怖【中編】「放射線に対抗する唯一の方法は?」

http://nikkan-spa.jp/116117 内部被曝の恐怖【後編】「日本の医学界が被曝の影響を無視してきた理由」

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