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2011年9月15日 (木)

ピカソのゲルニカに福島原発を思う

Genpatu

Dscn6392_320 2011年6月18日、スペイン入国の翌朝、僕はマドリッドの「ソフィア王妃芸術センター」「ゲルニカ」の前にいました。
ひとしきり、解説員の声と、感想を語り合うグループに占拠された絵の前も、彼らが去った後は、急にしんとした室内が広く感じられました。そうか、「ゲルニカ」こんな大きな絵だったのか。
何度も写真で見てきた絵と、実物のもつ圧倒的迫力との違いを感じた絵画作品は、このゲルニカをおいてありません。
この絵については、僕がいまさら語ることもありませんが、「ゲルニカ」の前は、静かに絵を鑑賞するという事とは次元の違う感覚に包まれてしまった空間であったことは確かです。

3月11日から3ヶ月たち、放射能汚染から逃げるように日本を離れて、遠いヨーロッパで最初に訪ねた美術館で見たものは、人間の愚かな過ち、原発事故を強く意識させられる、怒りと悲しみの叫びを発する人々が描かれた絵だったのです。
もがき苦しむ人々と動物の上部に描かれた電球は、まるで原子力発電所を思わせて、僕をギクリとさせたのです。
1937年、ピカソがゲルニカの無差別爆撃を描いたこの作品から8年後に、人類初の原爆攻撃を受け、今なお多くの人々が被曝障害に苦しめられている日本で、また同じ惨禍に見舞われる過ちを犯しながら、ゲルニカの叫びに聞く耳を持たない人々がいる事を見逃す事は出来ません。

                 「原発にさようなら集会」

   
日時……2011年9月19日 13:30~
     場所……東京・明治公園
          集会規模……5万人(集会後、パレードがあります)
*「自戒」
警察の過剰警備を心配します。
暴動は何の益にもなりません。警察官、公安の挑発にはのらないようにします。
昔、わざと押し込んできて自分で足をもつれさせて倒れ、公務執行妨害を叫んだ公安たちに、60年、70年安保の恨みなど晴らしません。
我々は老骨枯れずとも、彼らは多分もう歩けません。その子ども達の時代ですから。
彼らは、現場の状況が自分たちに優位である時、攻撃をかけてきます。危険を察知するアンテナを立てて、引く時は引く、逃げるが勝ちです。
普天間への波及を恐れて、防衛省筋もぴりぴりしてきています。
過剰警備、挑発には60年代には出来なかった、写真、動画を撮って対抗します。
写真を撮る公安には、こちらからも写真をも撮ります。

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コメント

こんばんは。
ゲルニカご覧になったんですね。
今、この絵を見るのは苦しいですね。
皆が見ないとならない絵ですね。
デモ行かれるのでしょうか。
デモの時の話を聞くと、警察は私たちの味方では
ないのかと驚きます。

話かわって、市役所に館保育園の事聞きました。
除染してないし、測定位置も変えてないそうです。
測定してる職員はいらっしゃらなかったんですけど。
ひとまず報告します。

投稿: うーちゃん | 2011年9月17日 (土) 23時12分

>うーちゃんさま
旅行では、他にもピカソの作品を鑑賞する事が出来、あらためてと言うより、恥ずかしながら今回初めて偉大さを認識させられました。
残念ながら、警察が味方してくれたことはありません。昔の中学校の棒倒しと同じで、時間の経過とともに、相手方(警察官たち)も興奮してくるのがわかります。
館保育園の事、ありがとうございました。もう少し見守ることにしましょう。
年間被ばく量1ミリシーベルト以下に関しては、室内の室外との放射線量の比較で、減少係数0.4が冬季以外は過小である事は明らかです。また書きます。
明治公園には行きます。

投稿: Souroku | 2011年9月18日 (日) 10時59分

ゲルニカはスペインのフランコ政権の戦争にアンチテーゼを訴えて作った、ピカソの最高傑作の1つです。それを原発反対に置き換えて戦争と原発をさも同じ風に
言い換えてすり替える様は、日本軍の慰安婦問題と同じ発想ですね。芸術を勝手な解釈で原発反対の旗手にして欲しくないものです。

投稿: つっく | 2016年4月20日 (水) 11時49分

>つっくさま
この絵を現地で見られたものと思いますが、絵画から受ける感動と思いは人により様々だと思います。僕はこの絵からゲルニカの無差別爆撃に対する怒りだけでなく、絵の誕生から75年の年月を経ても、戦争体験者である僕自身の内なる感情として、日本への原爆投下も含まれる無差別爆撃、そして原発被害の恐ろしさまで感じました。絵の説明員も、現代の核戦争への警鐘にも通ずると語ってくれました。従軍慰安婦問題へ関連付ける発想は全くありません。つっくさんの思考回路に混線があると思います。

投稿: Souroku | 2016年4月20日 (水) 22時30分

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