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2011年9月 2日 (金)

虫の音を聞きながら、電力危機説と原発を考える

はや9月。うるさいほどに鳴いていたセミの声もさすがに小さくなり、夜には虫の音も聞こえるようになりました。
二三日前から、夜、明かりを消した家の中でチッ、チッと涼やかに鳴いている虫がいました。
なんという名の虫なのかはわかりませんでしたが、このままではコンクリート住宅の中で乾燥して死んでしまうと心配していたら、昼間、部屋の壁を這っている所を見つけました。
気のせいか時々か細く鳴いています。
虫くん、さすがに水分不足に堪りかねて出てきたかと、テイッシュで優しく包んで、庭の濡れた芝生の上に離してやりました。「元気になれよ」。
うん、われながら良い事をしました。

虫の鳴き声といえば、赤旗日曜版に「耳を澄ませば秋の虫」と題して虫の音が取り上げられていましたので、そこから、虫の鳴き声を抜き出してみました。
これを参考に、今夜から庭の虫の音に耳を傾けることにしましょう。

「エンマコオロギ」  コロコロリー
「スズムシ」      リーンリーン
「マツムシ」      チンチロリ
「キリギリス」      ギーッチョン
「クツワムシ」      ガチャガチャ
「カネタタキ」       チィ、チィ、チィ、チィ  (仏具のかねをたたくような音)
「アオマツムシ」     リーッリーッリーッ  (ひときわ大きな音)
「ハヤシノウマオイ」   スイーッチョン  (のばして鳴く)
「カンタン」       ルルルルルルル  (やさしい声)


もう一つ、虫の音のこと。
昨日、9月1日の東京新聞朝刊「筆洗い」は万葉の時代からの虫の音の話から入りましたが、どうしてそんな風流な話で終わるべくもなく、怪しい電力危機説に対して、「いくら不安をあおられても、原発に依存せずに、夏を乗り越えた事実は、国民の大きな自信になる」と述べ、最後に地震列島の原発をやめにしたいと訴えています

何度も書きますが、日本人は、いや日本を動かしていると自負しているエリートたちは、破滅型人種です。
戦前、軍閥、財閥、官僚、帝大系に連なる輩たちは、どう戦略を練っても、絶対に勝てないとわかる米国に宣戦布告し、無謀戦略と兵站無き飢餓戦線で多くの兵士を失い、日本の将来を担う若者たちに、陸海軍競うように爆弾を抱かせて突入させ、二個の原爆を落とされても、まだ本土決戦で戦えると思考したのです。
疲弊しきった国民を省みる眼は持たなかったのです。

今また、政官財、そして旧帝大系の買収された学者たちとマスコミが
、国民を無視して何の反省もなく、利権まみれの原発推進の旗を振り続けようとしています。
福島で懲りずに、この地震国日本で原発を稼動させ、それが日本に破滅をもたらし、国民の命が失われる事態が生じる事の展望ができない輩たちです。
どんな理由が付けられようとも、他の戦略を練らずに米国との戦争に突入したことは、無謀な過ちです。
同じように「原発むら」の怪しい人達の原発稼動、新設、小型化、地下原発などの推進や、核武装への道を進む事の危険性は、そんなに難しく考えることなく、ごく素直な気持ちで無謀な過ちと知れます。
反原発、放射能汚染の脅威を語ると、学会、教育界、芸能界から締め出され、子供たちやその親さえも、その事を口にすると反社会的言動と見なされ疎外されます。国益に沿わない反体制人物と揶揄されます。


電力不足を誇大化し、産業の衰退を語り、原発輸出が多大な国益とうそぶき、原子力技術の衰退を憂い、自然エネルギーを過小化し、情報の操作、欺瞞と隠蔽、悪銭をばら撒き、やらせを行い、放射能被害を矮小に捉え、原発推進こそ日本の進む道と唱える愛国者気取りの輩たちこそ、国を破滅に向わせる国賊に等しい破滅型人種なのです。
そして情勢不利とみれば、弁解し、責任を取らずに必ず逃げ出す卑怯者集団なのです。

東京新聞9月1日の「筆洗い」を転載させていただきます
以下転載


万葉の時代から、秋の虫の鳴き声は親しまれてきた。(こおろぎ)のころころひとり笑ひかな(一茶)。
セミの声の勢いが鈍ったなと思うと、小さい奏者の調べが、秋の夜長を演出する季節になっていた

▽きょうから九月。猛暑だった昨年よりは気温が低かったとはいえ、企業や家庭が節電を重ね、八月の「電力危機」を乗り切った。今月二十二日までの予定だった東京電力管内の電力使用制限令も前倒しで解除される

▽東電の供給量に占める使用率が90%を超えたのは一日だけ。もともとの電力需要の推計が「どんぶり勘定」で大きくげたをはかせていた。いいかげんな推計で15%もの削減を強いた責任を問わなくてはならない

▽産業界などからは、早くも冬場や来夏の電力不足を心配する声が上がっている。しかし、いくら不安をあおられても、原発に依存せずに夏を乗り越えた事実は、国民の大きな自信になるはずだ

▽「火力の稼働を八六%強にすれば、水力と併せて、原子力発電分なくしても問題はなく、原子力発電分だけ無駄を抱えていることにもなる」と安全性論議を超えた経済性の視点から、脱原発を主張する専門家もいる(日本大国際関係学部円居総一教授 『原発に頼らなくても日本は成長できる』)

▽地震列島の上に、原発を建てる危険なギャンブルはもうやめにしたい。「防災の日」のきょうあらためて思う。

転載終わり

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コメント

本日、9月 3日、午後1時から、南相馬教育委員会幼児教育課主催で、東大アイソトープセンター長の児玉龍彦氏の講演会があります。子供を放射能から守る福島ネットワークで福島震災復興会議の佐藤幸子さんから一昨日配信依頼ありました。ユーチューブおよびユーストリーム配信を昨日岩上安身氏に依頼しましたので、この講演会は、何らかの形で、配信される運びとなっています。どうか、ご覧下さい。また、福島在住の人々にも連絡ください。参加費は無料です。福島県の人でも意外と知らない人が多いのです。

ネットでは、南相馬市からとプレスクラブから通達しています。小松梨津子

以下プレスクラブからの転載


2011年9月2日金曜日
東京大学アイソトープ総合センター児玉龍彦教授が9月3日南相馬にて講演します
0903南相馬市講演 児玉龍彦-2
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東京大学児玉教授が、南相馬市の教育委員会の要請により、下記内容にて説明会を実施するとのことです。

「シンポジウム 市民生活の安全安心を取り戻す~今、私たちにできること~」

日時     9月3日(土) 13:00から(開場12:30)
会場     南相馬市市民文化会館「ゆめはっと」大ホール
基調講演   「子どもと妊婦の健康を守るために」
       東大アイソトープ総合センター長 児玉 龍彦
シンポジウム 講師:日本原子力研究開発機構 天野 治 氏
       講師:東京大学 医科学研究所 坪倉正治

その場において、放射線汚染の除染について、センター長児玉龍彦より、除染についての提案を行います。

(1)放射性セシウムの汚染の特徴について
(2)2つの除染:住民による緊急除染と、行政による恒久的除染
(3)放射性廃棄物の処理について:当該地処理をすすめるにあたって
   8月27日にNHKの「ニュース深読み」でご提案した内容です。
(4)森林の除染と新たな活用法
   広範な汚染の中心となっている森林の除染について提案いたします。
   除染を計画的な伐採とあわせ、まずエネルギーとして使用し、林道
   などインフラを整備し、バイオマスとして最適化を考え、持続
   可能な新たな林業を形成すること、つまり、短期的な除染を計画的に
   行い、長期的な持続可能林業への転換を計る契機にします。
(5)水道、地下水、農業用水、工業用水の対策について
(6)清新でベスト&ブライテストの除染委員会を

投稿: 小松梨津子 | 2011年9月 3日 (土) 08時01分

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