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2011年9月30日 (金)

もしも、もしも肺がんと診断されたら、プルトニウムを疑おう!

「双葉町、浪江町、飯舘村からプルトニウムを検出」---文部科学省発表

今日(2011年9月30日)の発表は、まだ文科省のホームページには掲載されていないようですが、敷地外には飛散する可能性が低いとされていたプルトニウムが、原発から80km圏内での土壌調査で検出された事を、国が始めて認めて発表したことになります。
文科省は原発敷地外での検出はなどと言っていますが、それは国が調査しない、しても発表しないようにしていたからで、国の意図的怠慢です。
もう、海上は勿論のこと、米国でも検出されたと言う未確認情報もあります。
福島原発周辺でも、大熊町のホームページにはプルトニウムの検出が数値まであげて発表されています。
なにをいまさら敷地外では「本邦初」でしょうか。
http://www.town.okuma.fukushima.jp/grd_20110525.html 大熊町の発表

プルトニウムは少量でも吸引すると肺や骨に付着して、ガンなどを発症するとされています。
またしても、文科省の発表は「濃度はいずれも低く、これらのプルトニウムによる被ばく量は非常に小さい」としています。
いまや、こんな発表を信ずる人はいません。
文科省の発表による「土壌中で検出」されたという事は、明らかに福島原発から空中を飛んできたわけです。
そうであれば、人々が呼吸により体内に取り込む可能性は捨て切れません。

1960年以降、日本での肺がんによる死亡率の急激な増加は、タバコ、排気ガスなどの複合的汚染と説明されていますが、僕は以前から米国、ソ連などの核保有国による核実験でプルトニウムが拡散し、それが肺がん発症の原因のひとつになったという思いを持っています。
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2008/06/post_3616.html 肺がんが増えている」


こんな悲しい負のイメージを書くことはつらいのですが、もう私たちはプルトニウムの微粒子を肺の中に取り込んでしまったかもしれない今、書かずにはいられないのです。
もしも、もしもです。今後何年先かわかりませんが、肺がんと診断される様な事が起きたら、必ず内部被ばくを疑い、福島原発事故によるプルトニウムの有無の検査をしてもらうべきだと考えます。
どのような検査をすれば、肺に入った微量のプルトニウムが発見できるのか、今日のところはまだ調べていません。
勿論、検査と、こんな事は考えたくもないのですが、万が一プルトニウムが発見されたら、検査、医療費の全額は東電、国の負担です
当然、損害賠償もあるでしょう。
本当なら、健康診断による肺がん検診でも、体内のプルトニュウムの有無を検査できるようになればとも思っています。

放射線被ばくによるさまざまな病気の発症は、因果関係の証明、認定と言う難問が待ち受けています。
広島、長崎の原爆症、水俣病などの公害やさまざまな薬害などで、どんなに不当な取り扱いを受けてきたか、今までの歴史が語っています。
当然、今回の「福島原発による放射能被ばくが原因」と思われる病気や精神的ストレスの発症に対して、東電、国は従来と同じ取り扱いをする事でしょう。
そんな中で、肺がんとの因果関係の比較的証明しやすい、プルトニウムの体内被ばく検査を受けることはとても重要だと思います。

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2011年9月28日 (水)

2011年秋、柳瀬川土手の彼岸花が満開です

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2011年9月28日
今日、柳瀬川土手を歩いて、彼岸花を見てきました。満開の花が土手を朱色に彩っています。
ただ、残念な事に、昨年まで一番の見所だった桜並木が途絶え、明るく開けた土手の箇所には、雑草が背高く生い茂り、花の群落が見られなくなっていました。
それでも柳瀬川駅近くの志木大橋から、ふれあい橋方面にかけて、十分見ごたえのある花が咲きそろって、散歩がてらの見物には、今が丁度良い時期です。

いつも書いている事ですが、ここに咲く彼岸花は、近くの新座団地にお住まいの水野さん、古田さんたちが、10年以上前から水野さんを中心に数人で数万株の球根を植え続けたのです。
水野さんの田舎の、群馬県の休耕田に咲いていたものや、栃木県などの親類、知人を頼って球根を集め、運んできては、土を掘り起こし、球根を植えたそうです。
その途中で、市の土木工事で土を盛られてしまったり、盗掘に遇ってごっそり持って行かれたことが何度もあったようです。
しかし、その苦労は報われました。毎年、きれいに咲き揃って土手を歩く人たちを楽しませてくれます。
自分たちの住む町に、きれいな花を咲かせようと努力した人達がいたことを、僕は忘れません。
『今日の東京新聞朝刊の「筆洗い」欄に、足尾銅山の鉱毒問題の解決に奔走し、明治天皇に直訴した田中正造が、100年前に残した言葉が紹介され、こう書かれていました。
放射能が山や川を汚し、人が住めない「死の町」を生んだ原発事故に直面する私たちに、この言葉はずしりと重い』

「真の文明は、山を荒さず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし」
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Dscn6737_320(写真左、この看板も水野さんたちが、新座市役所にお願いして立ててもらったものです。これを引き抜くとんでもない輩がいて悲しくなります)

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2011年9月27日 (火)

室内の放射線量は、室外より少し低い程度(4割ではなく8割)

志木市役所ホームページで発表されている市内空間放射線量には、次のようにかかれています。
http://www.city.shiki.lg.jp/51,29198,270,1156.html 志木市内の空間放射線量測定

「測定値の評価の目安」
文部科学省では、平成23年4月19日付けで、「福島県内の学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について(通知)」を示し、さらに、平成23年5月27日付けの「福島県内における児童生徒等が学校等において受ける線量低減に向けた当面の対応について」の中で、「学校において児童生徒等が受ける線量について、当面、
年間1ミリシーベルト以下を目指す」としています。
これを受け、本市では、測定値をもとに試算した年間換算値の評価の目安を年間1ミリシーベルトとしました。


*測定値の評価
測定値を換算したところ、すべての測定場所の値は、年間1ミリシーベルト以下でした。

年間換算値の計算式(簡易な試算方法です)
{(測定値×8時間[屋外にいる時間])+(測定値×0.4[屋内での放射線の低減率]×16時間[屋内にいる時間])}×365日÷1000=年間換算値(ミリシーベルト/年)
なお、年間換算値については、1時間あたりの値をもとに試算した参考値です。

計算例:市役所駐車場地表付近の場合
{(0.103×8)+(0.103×
0.4×16)}×365÷1000=0.5413≒0.541(ミリシーベルト/年)〔小数点以下第4位を四捨五入〕

この計算式では、室内での放射線は、室外の放射線量の4割に低減されるとされています。
これは志木市独自のものではなく、文部科学省の指針ですから、他の市区町村でも同じ計算式を用いています。

しかし、室内の放射線量は本当に室外の4割(0.4)となるでしょうか

残念ですが、4割にはならないのです。
部屋が完全に密閉されていて、人の出入りもほとんどないという状況を作れば、可能かもしれません。
しかし、普段の暮らしをしている部屋では、家族は常に出入りしますし、窓の密閉などもありえません。
特に夏など、クーラーを入れない部屋の窓はほとんど全開放されています。それが日本の夏の過ごし方なのです。

それでは、我家の室内の放射線量は、室外と比べてどのくらい低くなるのか、測定してみました。
測定日 2011年9月26日 9.30~11.00 (志木市内、コンクリート住宅内)
測定機 「SOEKS-01M」
アルミ遮蔽板を付けても、低い線量ではあまり計測値に変化が無い事は確認済みなのですが、念のため前回と同じように厚2.5mmのアルミ板でガイガーミューラー管検知器の下を遮蔽し、厚約2.5mmの硬質アルミ製パッドの中に入れて計測しました。
今までの測定と同じように、約5分くらい経過して数値が安定した頃、12回計測し、最高値と最低値を除き10回の平均値に、係数0.772Co60で校正されているのでCs137,Cs134に変換するため )をかけた値です。

屋外庭(H=50cm)  0.103マイクロシーベルト/時
ベランダ(H=50cm) 0.12マイクロシーベルト/時
南側室内        0.086マイクロシーベルト/時
北側室内        0.092マイクロシーベルト/時
「いやだな、室内も高い!掃除は念入りにやっているのに」
嫌でもしょうがない、この計測値からみて、おおよそ室外の8割程度の数値と見てよいでしょう。

*参考までに「原子力資料室」の新宿での測定値を書きます。
測定日:2011年9月8日

左から時間、室内、屋外(コンクリート)、屋外(土+芝生の上)、屋外(土表面)

10:00  0.07-0.08  0.09-0.10  0.09-0.10  0.13-0.14
13:00  0.07-0.08  0.09-0.10  0.09-0.10  0.13-0.14
17:00  0.07-0.08  0.09-0.10  0.09-0.10  0.14-0.15
ここでも、室外の8割程度の放射線量が測定されています。

これを、志木市の計算例に当てはめてみます。
計算例:市役所駐車場地表付近の場合
{(0.103×8)+(0.103×
0.8×16)}×365÷1000=0.5413≒0.781(ミリシーベルト/年)

このことから、年間1ミリシーベルトに当たる
空間放射線量は0.19マイクロシーベルト/時ではなく、0.13マイクロシーベルト/時が正しいのではないでしょうか。
ただ、年間1ミリシーベルトといっても、呼吸や水、食品による内部被ばくは考慮に入れていません。

それゆえ児童、生徒が受ける放射線量を年間1ミリシーベルトとする指針が何を意味するのかが良くわからないのです。
年間換算値が1ミリシーベルト以内とすると、上記の計算でその場所の測定値(例えば校庭、保育園など)は0.13マイクロシーベルト以下である必要があります。
しかし子供たちは、同じ場所で生活しているわけではないので、0.13マイクロシーベルト以下の場所をどう特定してよいか疑問です。

環境省は、福島県のほか、宮城、山形、茨城、栃木の5県で年間の被ばく量が5ミリシーベルト以上の区域を中心に除染する方向と示しました。
他の市街地などでのホットスポットでは年間1ミリシーベルトでも部分的に除染するとされていますが、この数値は年間換算値ではなく、その地点での放射線量値とすると、これは0.114マイクロシーベルト/時に当たります。
(計算が面倒なので、違っていたら教えてください。また、規定高さの空間放射線量と地表面の測定値の差なども、まだ理解していません)
こんな場所、志木市内でもいくらでも見つかりそうです。
志木ニュータウン内の児童公園では、この数値を上回る、いや0.2マイクロシーベルト/時さえ上回る場所が、子どもたちの遊ぶ遊具周り、側溝でも見つかっています。
僕が測定して、このブログに書いた場所もありますが、高浦やすひこ市議が測定し、「新しい志木」2011年9月号外で発表している場所は、号外を読まれた方は目にされているかと思います。
Dscn6743_320 (写真左、このかわいい子どもたちを、放射能の危険から守りたい)

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2011年9月25日 (日)

千葉県旧血清研究所跡地の「赤レンガ建造物」の見学をしました

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2011年9月24日(土)
千葉県市川市国府台にある千葉県旧血清研究所跡地に建っている「赤レンガ建造物」の見学会に参加し、普段見ることが出来ない貴重な建物を見学する事が出来ました。

見学会はこの赤レンガ建造物を保存し、平和・芸術文化・環境の活動拠点にする運動を進めている「赤レンガをいかす会」の主催によるものです。
http://ichibun.net/akarenga/ 赤レンガをいかす会ホームページ

僕が存在すら知らなかった、この明治期の赤レンガの建造物を見学できたのは、この会で活動している友人の建築家T氏から、敷地内に入れるめったに無いチャンスだと誘われたからです。

T氏の説明で、建物内外を見学して驚いたのは、かなり老朽化していると想像していたこの赤レンガの建物のとても良い保存状態でした。
1階窓周りなどに損傷しているところも見られますが、赤レンガの色や風合いなど建築後110年近い年月の経過を思わせない重厚なたたずまいに圧倒させられました。
2階内部のレンガ壁や屋根の木造トラスの状態の良さなど、驚くべきものです。この建物の保存を求める要望が強いことが納得できる価値の高い建築と思いました。

明治期の陸軍下士官養成機関であった陸軍教導団から始まり、野砲兵部隊など終戦まで陸軍関連の施設として使われ、戦後は千葉県立血清研究所の建物として10年程前まで使われていたことも保存の良さにつながったのかもしれません。
興味深いのは、明治37年(1904)頃と思われてきた建造年が、説明によればもう少し早い明治初期の可能性もありうるとの事で、今後の会による調査の進展も待たれます。
それには、この建物の保存こそが重要です。
僕も千葉県に残る最も古い赤レンガ建築物となるかもしれない、この建物の保存活動に取り組む友人を応援していきたいと思います。
いろいろの資料や写真も頂き、説明も聞きましたのでそれらについては、機会があれば後日また書くとして、今日のところは保存に真剣に取り組んでいる「赤レンガをいかす会」と建物概要について書かせていただきました。
なお、市川市の戦争遺跡に関しては、とても精通され詳しく書かれたブログを読ませていただいたので、紹介させていただきます。http://blog.goo.ne.jp/mercury_mori/c/ce4a826e57ac17a96aa8dda322a71942

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(写真1~3枚目、赤レンガ建物の外観と2階内部は、見学会場で購入したプリント写真からコピーしました)

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Dscn6717_320 (写真4枚目、窓は外側に観音開きと思われる雨戸?の丁番跡が残っている。その内側には鉄の格子がレンガに埋め込むように取り付けられている。いちばん内側の建具枠は一本溝の敷居に、ガラス格子と亀甲網の戸がついている。敷居の状態から建造初期から取り付けられたものか?
透明板ガラスは、外の景色を見てもゆがみが無いので、明治期製造ではないかもしれないが、ところどころに気泡が見られた。亀甲網とともに建具の取り付け年代の手がかりにはなりそうである)

Dscn6703_320 (写真5枚目、この建物はレンガ組積造でフランス積みと呼ばれる積み方で建てられている。保存状態がとても良い。陸軍では明治後期にはイギリス積みが主流になったとの事だが、一般ではフランス積みもまだ見られた。レンガ造建築は関東大震災での倒壊で失われたものがが多かったのは残念である)

Dscn6699_320 (写真6枚目、見学会は百数十名の参加があったほどの盛況で、4班ほどに分かれて説明を聞く状況でした)

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2011年9月23日 (金)

凍結解除で着工された朝霞公務員宿舎は、防衛省が熱望か?

2011年2月23日に書いた「朝霞の国家公務員宿舎建設計画---仕分け凍結が復活」の続きです。
http://yanasegawa.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/----c094.html

事業仕分けで一時建設が凍結されたにもかかわらず、なんだかんだと理由をつけて遂に今月、建設を着工した朝霞公務員宿舎。
前回も書きましたが、地上13階建てが2棟で総戸数は850戸の計画です。
*単身者向けの1K(約25平方メートル)が300戸
*1DK(約35平方メートル)が200戸
*世帯向けの3LDK(約70平方メートル~約80平方メートル)が350戸

藤田幸久財務副大臣が、今日のテレビ朝日の番組中やその後の記者会見で、「朝霞は既に契約済みだから建てざるを得ない」、「建設費用は105億円、同時に廃止する公務員住宅の跡地売却で114億─128億円の税外収入が見込まれ、差額の10億─20億円を復興財源に回す」等と語っていました。
しかし公務員の削減計画も不透明なまま、宿舎の新築とそれに伴う旧宿舎の取り壊しで宿舎を集約し15パーセント削減説など、いつの間にやら官僚の思い通りの施策がまかり通りそうな按配です。自民党の河野太郎議員も怒っています。
このあたりの事はもう少し調べてから別に書くことにして、今日はこの朝霞公務員宿舎の入居予定者の事です。

当初、この公務員宿舎の用途は「霞ヶ関に勤務する公務員用」それが、いつ頃からか(調査中)「さいたま新都心勤務の公務員用」と変わりました。
この時点では朝霞駐屯地には、すでに自衛隊用の官舎も複数あり、この13階建て2棟の公務員住宅には、防衛省、自衛隊の関係者の入居は予定していないとの事だった筈です。
それが、このところ、非常時に対応するため勤務先、部隊に近い場所に居住する必要がある自衛隊関係者が優先するとの事から、堂々とこの新公務員宿舎の利用が言われ始めました。
今日のテレビ朝日の番組でも藤田幸久財務副大臣が明言していました。
特に指揮官クラス(佐官クラス?)の転勤時には、優先して宿舎の確保が必要であるとの事から、防衛省は官舎確保にむけて、すでに根回しを始めていると思われるのです。
総戸数850戸のうち、この宿舎の当初の建設主旨とは異なる、自衛隊員用途に振り分けられる戸数はどのくらいなのか、国会で明らかになることがあるのでしょうか。
骨抜きにされた民主党議員には望むすべも無い今、自民党の河野太郎議員に大いに期待します。

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2011年9月20日 (火)

明治公園さようなら原発集会----戦時中かと、いまさらNHKのニュース報道を嘆いても!

「さようなら原発1000万人アクション」明治公園会場に6万人

先ず、毎日新聞の明治公園会場の空撮写真を見てください。公園に入りきれない参加者も大勢いて、人、人、人で埋め尽くされています。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110920k0000m040033000c.html 会場とデモの様子の写真で、集会の盛り上がりぶりがわかります。

反原発集会とデモは、米国のABCニュースで、放射性物質拡散予報はドイツの気象局で情報を得る。日本は嫌な国になりました。

http://t.co/l03fOyZq   Tokyo anti-nuclear rally draws thousands 
「ABCニュース」会場の様子が動画で報道されています。日本のマスコミは、だんまり。

ABCの3コースのうち、Aコースを歩いて代々木公園(NHK前!)で流れ解散したデモ行進から帰って、さてNHKの夜7時のニュースでは、どんな報道がされるかと思っていたら、案の定、全く報道なし。
これっぽっちも触れません。
せめて、9時のニュースはどうかと見ると、「福島原発の冷温停止が予定より早く年末までに前倒しで可能になる」とのタイトルの報道中に、脈絡もなく、挟まるように僅かに明治公園集会での大江さんの挨拶と、分断され少人数隊列のデモ行進風景が流されただけ。1分も無かったでしょうか。
原発の事故収束に向けた作業が進展しているから大丈夫ですよといった映像の中に、無理に組み込んだようなおかしな編集です。
勿論、意図的かつ悪質な報道による世論誘導です。
いくらNHKでも、これだけの大集会とデモ行進を報道しない事は無いだろうとの期待は、もろくも崩れさりました。

国民に知られたくないニュースはなるべく隠す。
体制側に都合の良い事は誇大に、詳細に、都合が悪い事は、過小に簡略に、NHKのニュース報道は、太平洋戦争中と変わりません。
会場とデモの熱気の中から戻り、その高揚感冷めやらず、ついNHKニュースに、大きく報道されているかなとチャンネルを合わせた僕が馬鹿でした。偏向報道はいつものことでした。
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写真1枚目、午後12時半、千駄ヶ谷駅の混雑するホームから改札を抜けて、外に出ても、会場に向う人でいっぱいです。この時間はまだ会場内には入れました)

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(写真2枚目、参加者で埋め尽くされた会場内。入場できず外の道路も人がいっぱいです)

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(写真3枚目、Cコースを示す看板脇にいたのですが、人が多くて舞台には近づけません。動きまわることもできないのです)












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(写真4枚目、デモ行進は警察官により、整理寸断されるので、なかなか会場から出られません。Cコースを歩くはずが、混雑のなかで青山通りから表参道を進むAコースを歩くことになりました。
道路反対側に待機する多数の警察官の横を歩きます。第九機動隊の旗も見えました。)

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2011年9月18日 (日)

海賊対処法によるソマリア沖船舶護衛その21(2011年8月) 護衛方式など、戦略変更も考える必要あり

インド洋給油活動の時と同じように、派遣前には、あれほど大騒ぎしたマスコミが、その後の状況をまったく報じなくなった、海賊対処法によるソマリア沖派遣護衛艦の毎月の活動を書いています。(防衛省、国土交通省海事局発表資料、ソマリア沖EU部隊、NATO部隊資料、海上自衛隊情報、ジブチ情報その他資料による)

*平成23年8月の海賊対処法による船舶護衛実績(269回護衛~279回護衛の11回)
 護衛艦 106さみだれ 158うみぎり
 
 護衛した船舶  
日本籍船 1隻 
            日本の船舶運航事業者が運航している外国籍船  10隻
                   
合計11隻  1回平均1隻
           
                外国籍船 75隻  1回平均6.8隻

護衛回(日程)                 日本籍船  日本関係外国籍船  外国籍船
269(8/2-8/5)    西行き     1          0            7 
270(8/5-7)        東行き       0            1             3 
271(8/7-9)        西行き      0             3            9

 (8/9-10) ジブチ基地にて補給、休養
272(8/11-13)     東行き      0             0           12   
273(8/13-15)     西行き      0            2           6      
274(8/15-17)    東行き      0          0           10
275(8/17-19)     西行き      0           1            1
 
(8/19-21) ジブチ基地にて補給、休養
276(8/22-24)    東行き       0            2           10
277(8/24-26)   西行き       0            0            6
278(8/26-28)    東行き       0            0            2
279(8/28-30)   西行き       0            1            9

合計                            1                 10                      75

106samidare 3月の東日本大震災以後、原発事故関連を取り上げることに忙殺され、ソマリア沖海賊対処の更新がおろそかになってしまいました。
前回
「その20」で4月の報告をしましたので、5、6、7、8月と続けるところですが、集計が遅れていますので、先ず8月分を書くことにします。

8月も海上自衛隊の護衛艦2隻により護衛された日本籍船は1隻(タンカー日本関係外国籍船(我が国の運航事業者が日本の輸出入のため運航する外国籍船)は10158umigiri_2 の実績でした。

「えっ。一回の護衛船団に守られる日本の輸出入関係の船がたった1隻なの。守る護衛艦より少ないの!」と驚かれる方も多いと思いますが、それが現在のソマリア沖海賊対処の船舶護衛の実情なのです。
ちなみに、これは後日まとめますが、5月(12隻)、6月(13隻)7月(9隻)とほとんど1護衛航海に1隻の実績でした。

それにたいして、外国籍船は75隻と、平均して7隻程度が護衛船団に加わっています。国籍では、護衛開始時から、中国関係船舶が多く、8月度を見ても、
船籍は日本の1隻に対し、11隻が中国籍船であり、中国の船舶運航会社や関係船舶を加えると4分の1程度は中国関連船舶でしょう。
外国の船舶の護衛は、日本の国際貢献として評価されるでしょうが、護衛艦派遣当初の年間2000隻の日本関係船舶の護衛に手一杯などの報道を覚えておられる方には、なにか釈然としないものがあるでしょう。

ジブチに恒久的な拠点(基地)が完成し、 
書きかけ---続く

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2011年9月15日 (木)

ピカソのゲルニカに福島原発を思う

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Dscn6392_320 2011年6月18日、スペイン入国の翌朝、僕はマドリッドの「ソフィア王妃芸術センター」「ゲルニカ」の前にいました。
ひとしきり、解説員の声と、感想を語り合うグループに占拠された絵の前も、彼らが去った後は、急にしんとした室内が広く感じられました。そうか、「ゲルニカ」こんな大きな絵だったのか。
何度も写真で見てきた絵と、実物のもつ圧倒的迫力との違いを感じた絵画作品は、このゲルニカをおいてありません。
この絵については、僕がいまさら語ることもありませんが、「ゲルニカ」の前は、静かに絵を鑑賞するという事とは次元の違う感覚に包まれてしまった空間であったことは確かです。

3月11日から3ヶ月たち、放射能汚染から逃げるように日本を離れて、遠いヨーロッパで最初に訪ねた美術館で見たものは、人間の愚かな過ち、原発事故を強く意識させられる、怒りと悲しみの叫びを発する人々が描かれた絵だったのです。
もがき苦しむ人々と動物の上部に描かれた電球は、まるで原子力発電所を思わせて、僕をギクリとさせたのです。
1937年、ピカソがゲルニカの無差別爆撃を描いたこの作品から8年後に、人類初の原爆攻撃を受け、今なお多くの人々が被曝障害に苦しめられている日本で、また同じ惨禍に見舞われる過ちを犯しながら、ゲルニカの叫びに聞く耳を持たない人々がいる事を見逃す事は出来ません。

                 「原発にさようなら集会」

   
日時……2011年9月19日 13:30~
     場所……東京・明治公園
          集会規模……5万人(集会後、パレードがあります)
*「自戒」
警察の過剰警備を心配します。
暴動は何の益にもなりません。警察官、公安の挑発にはのらないようにします。
昔、わざと押し込んできて自分で足をもつれさせて倒れ、公務執行妨害を叫んだ公安たちに、60年、70年安保の恨みなど晴らしません。
我々は老骨枯れずとも、彼らは多分もう歩けません。その子ども達の時代ですから。
彼らは、現場の状況が自分たちに優位である時、攻撃をかけてきます。危険を察知するアンテナを立てて、引く時は引く、逃げるが勝ちです。
普天間への波及を恐れて、防衛省筋もぴりぴりしてきています。
過剰警備、挑発には60年代には出来なかった、写真、動画を撮って対抗します。
写真を撮る公安には、こちらからも写真をも撮ります。

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2011年9月13日 (火)

「きのこ狩り」の出来ない山!

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(写真上、2011年9月4日、東京新聞朝刊記事)

数年前に友人と200名山のひとつ「会津朝日岳(1624m)」を登りに行ったことがあります。
その時、登山口や温泉までの送迎など、とても世話になった只見町の民宿の主人が、今欲しいものは「GPS」だなと言うのです。
なんと、きのこ狩りでマツタケ、マイタケなどが採れた場所を位置測定しておけば、次の年に同じ場所にたどり着けると思うとの事。
GPSのそんな使い方もあるのかと感心したのですが、たしかに山中に踏み入って、きのこの群生地など見つけたら、人には教えられない秘密の場所として、にんまりする気持ちもわかります。

別の秋の日に訪ねた長野県の僕が大好きな温泉、絶景露天風呂として、知る人ぞ知る馬曲温泉「望郷の湯」では、露天風呂で地元の人達が話すことといったら、きのこ狩りのことばかりです。ともかくきのこ狩りが楽しみで、目を輝かせる人達の会話がにぎやかです。

遂に福島県棚倉町の山林で採取した野生のチチタケから、国の暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を大幅に上回る2万8000ベクレルの驚くべき放射性セシウムが検出されてしまいました。
測定者も間違いかと思ったほどの高濃度の汚染です。
これまでも、東北の各地のきのこから、セシウムが検出され、今年のきのこ狩りはもう駄目だと絶望しされていたのですが、止めを刺された感じです。
山は平地以上に汚染されてしまいました。
谷、尾根、峠が入り組んだ地形では、どこが汚染がひどいのかなど、わかりようがありません。
地元の人達が毎年あれほど楽しみにしてきた、「きのこの採集」は原発事故により奪われたのです。
山はひどく汚されてしまいました。
森林の除染などが可能と思うのは、自然の恵みを知らず、森に分け入る楽しみを理解しない霞ヶ関の官僚くらいでしょう。
今、渓流釣を奪われ、山菜採り、きのこ狩りが出来なくなった故郷の山は哀れです。

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2011年9月 9日 (金)

志木市役所駐車場で、放射線量測定値を比較する。9月11日、追記しました

「9月11日(日)追記しました」
志木市の空間放射線量の測定については、最近何度か書いていますが、市役所ホームページで見ることが出来ます。
6月24日から毎週1回、市内24箇所(全小中学校庭、市役所前、公園、保育園等)を測定し発表しているからです。
http://www.city.shiki.lg.jp/51,0,270,1156.html 市内区間放射線量

使用している測定機は国産で、(株)堀場製作所製の環境放射線モニタ「PA-1000 Radi」と発表されています。A3cb5e5fb6_2学校の理科教材などでも使用されている市販品で、入手しやすい測定機です。  http://www.horiba.com/jp/scientific/products-jp/scintillation-detectors/details/pa-1000-environmental-radiation-monitor-radi-3124/

発表されている市内24箇所の測定結果では、「市役所駐車場」の測定値が、常に高い数値を示しており、0.1マイクロシーベルト/時を超えるのは、他には「館保育園」くらいしかありません。

そこで、僕が9月5日のブログに書いた、ニュータウン内の放射線量測定をした測定器「SOEKS-01M」で、市の測定日と同じ日時に、同じ市役所駐車場をはかり、計測値の比較をしてみることにしました。

「SOEKS-01M」はアルミ遮蔽板を付けても、低い線量ではあまり計測値に変化が無い事は確認済みなのですが、念のため前回と同じように厚2.5mmのアルミ板でガイガーミューラー管検知器の下を遮蔽し、地表に置くので厚約2.5mmの硬質アルミ製パッドの中に入れて計測しました。
前回と同じように、約5分くらい経過して数値が安定した頃、12回計測し、最高値と最低値を除き10回の平均値に0.772をかけた値です。
測定日 2011年9月8日15時45分 駐車場内アスファルト舗装部分上
測定値 0.153マイクロシーベルト

市役所の「PA-1000 Radi」による計測値
測定日 2011年9月8日  駐車場内の地表付近(場所不明)
測定値 9時2分    0.106マイクロシーベルト
         
15時19分 0.100マイクロシーベルト

 
市の使用している測定機「PA-1000 Radi」と「SOEKS-01M」では、性能、価格も違い、放射線感知の方式も異なるので、単純に数値の比較は出来ません。
ネット情報では低い放射線量の測定の場合、「PA-1000 Radi」はやや低めにでる傾向「SOEKS-01M]はやや高めにでるとも言われているようなので、今後の当ブログの市内の計測値は、両者の中間あたりの数値を考えればよいかと思いますので、若干低めに見てください。それさえも場所が少し違えば数値が変わり正確な測定は難しいのです。

それにしても、雨で放射性物質が洗い流されそうな駐車場のアスファルト舗装部分が、なぜ他の場所より放射線量が高いのでしょうか。
やはり、市役所の壁のようにそそり立つ高層ビルが、放射性物質の降下に何らかの影響を与えているとしか考えられません。
これは前回のブログにも書きましたが、同じように高層建物群が林立する志木ニュータウン内の放射線量が高いことに通じると思います。
ちなみに、市役所から300メートルほど離れた志木中学校裏門の柳瀬川土手では、樹木下で、いかにも測定値が高そうな場所でしたが、結果は0.110マイクロシーベルト/時でした。
Ca390014_320 (写真左、測定した市役所駐車場)

Ca390015_320 (写真左2枚目、志木中学校裏の柳瀬川土手、放射線量値が高いかと思ったが、市役所駐車場より、かなり低い)

市役所駐車場に次ぐ常に0.1ミリシーベルト以上の計測値がでていた「館保育園」について、市役所の前回の測定(9月1日分)から、なぜか0.8ミリシーベルト付近に下がってしまいました
他の測定場所で、これほど急に数値が下がる例は見られません。
市役所駐車場の数値が少し下がると、従来の測定値では
「館保育園」市内計測値の最高値となる可能性が、常にあったので、保育園内の測定場所の変更を行って、数値の低い場所を選び、発表数値を下げたのではないかと想像しています。
保育園が最高値では、気にされる方もおられるとの配慮があったのかもしれません。
お断りしておきたいのは、この程度の放射線量数値は、測定誤差もあるし、数値そのものも、注意しておかねばいけないレベルと思いますが、危険云々を論議する数値ではない事は、書いておきます。

しいていえば、8月28日の当ブログで、館保育園の放射線量測定値が高い」と書いたことが、影響しているとしたら本意では有りません。

僕は、志木ニュータウンの高層建物の影響により、仮説としてニュータウン内が、他の地区に比べて
ややホットスポットになっている事を実証してみたかったのです。
出来るなら、
市の空間放射線量測定の場所、子供たちの遊び場である館中央公園、それも遊具のある場所付近を加えていただければ、ありがたいと思います。

参考までに、館保育園の測定値の推移を載せておきます。


志木市内の保育園の空間放射線量(8月、9月) マイクロシーベルト/時
 測定場所(各園の園庭)   測定箇所「地表付近 」
      

                      8月4日    8月11日   8月18日    8月25日  9月1日  9月8日 
いろは保育園    0.073    0.063        0.073    0.069   0.071  0.076
西原保育園     0.072    0.068      0.075    0.060   0.079    0.075

館保育園       0.103     0.109    0.107   0.103   0.086     0.082
北美保育園     0.054    0.072        0.052     0.056   0.059     0.068
三ツ木保育園    0.072     0.073     0.066    0.072       0.070   0.097
ばんば保育園    0.076     0.059         0.074         0.077      0.066     0.066


「9月11日(日)、追記しました」
「頂いたコメントに対する文が長すぎたので、ここに追記します」


>うーちゃんさま
拙いブログをお読み頂きありがとうございます。
館保育園の市の測定値の急な減少理由はあくまで想定です。
しかし、園内の庭でも、マロニエ通り寄りの植栽、または屋根からの縦樋などから離れた場所では数値の減少はあると考えます。
でも少し低すぎかなとは疑っています。
園内には入れませんので、園前のベンチ上を計ってみたら、
0.13マイクロシーベルト/時が測定されました。
柳瀬川の土手下の数値も、高いのではと予感しています。こんど測定してみることにします。
ご存知のことと思いますが、危険の有無は別として、一般人は年間の被ばく量1ミリシーベルト以下と言うのは法律で定められています。ほとんど反故にされていますが。
これは空間放射線量では、
0.12マイクロシーベルト/時です。
この、外部被ばく以外に呼吸、食材、水などの摂取を考えると、
0.1以上という数字は安心できる値ではないと思います。
原発事故以前は、考える必要も無かったのですから。
そんな心配はするなと言うなら、病院建築に関係した僕たちが、法律で厳しく指導された
「放射線管理区域」とはなんだったのでしょう。
医療関係者しか入室できない部屋の放射線量は、3ヶ月で1.3ミリシーベルトを越してはいけません。
これは、
0.6マイクロシーベルト/時に当たります。
しかしその放射線管理区域内で、子供たちが遊び、ご飯を食べ、昼寝していたら、検査官は卒倒してしまうでしょう。

0.6ではなくとも、東電福島原発事故により拡散された放射線物質で汚染されてしまった環境の中で、いやでも子供たち生活しています。
ニュータウン内を、保育士に連れられて、ロープに手を添えて散歩している子ども達を見ると、思わず微笑んでしまいます。

どこまでなら安全かという事は、今はわからなくても、少しでも子供たちの被ばく量を少なくしてあげるのは、僕は大人たちの義務だと考えています
「コメントは以上」
以下の文は、うーちゃんさまのコメントとは、関係ないブログ本文です。


市内の放射線量測定については、市役所の放射能汚染対応の促進に尽力されている、「高浦やすひこ市議」が、市の使用している測定機と同機種を購入されてお持ちです。
今後、ご迷惑にならぬ限りご相談して、少しでも安心できる方向に進めたいと思っております。

このブログに書いたことがありますが、僕の旧い山友達は、若い頃僅か2年間配属された職場で、アスベストを吸引し、40年後に「肺がん」で亡くなりました。
肺にアスベストが付着していて、労災認定されました。
当時、アスベストについて、業界は学者の意見を参考に
、「もしアスベストに僅かな危険があると想定したとしても、この石綿スレートにより、火災により木造建築物で亡くなる950人(年間)が救われる可能性のほうが大きい」と言う主旨の論旨を発表していました。危険を指摘する一部の学者や米国等の規制促進は無視されたのです。
池田信夫氏がご自身のブログに書かれた「酒やタバコは放射線より怖い」「タバコと放射能のどっちが危険か」と主旨は違ってもどこか通じるところがありますね。
いままた、同じ過ちが繰り返されようとしている気がします。


「池田信夫氏の主張」
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51703648.html 「酒やタバコは放射線より怖い」
http://www.newsweekjapan.jp/column/ikeda/2011/09/post-381.php 「タバコと放射能のどっちが危険か」


この方の文を読んでいると、世の中にはいろいろの考えをもっている人がいるものと、つくづく思います。
「この方の顔にも、ある人達との共通性がありますね!」(このブログを読んでいただいている方は、何を言いたいかおわかりいただけると思います)




      

                     

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2011年9月 7日 (水)

「大鹿村騒動記」を見ました

今日、遅ればせながら「大鹿村騒動記」を見てきました。
作品は7月16日から全国ロードショーが始まっていましたが、歩いて20分、我が「新座シネプレックス」では、9月3日からの公開だったのです。
もう、映画紹介、批評などはたくさん書かれていますので、ストーリー、スタッフなどは、「大鹿村騒動記」の公式ホームページを覗いてみて下さい。http://ohshika-movie.com/index.html

Img_top01_320 勿論、原田芳雄さんの最後の出演作品という事が、是非見たかった最大の動機でした。
しかし、南アルプス塩見岳への登山口でもあることから、二度ほど訪ねたことのある美しい大鹿村がどう映されているのかも見たかったし、「地歌舞伎」がどう物語と絡んでくるのかも興味がありました。
そうだ、大鹿村の温泉では小渋温泉と四徳温泉に入った事があります。余談です。
さて、映画の、感想は?

久しぶりに嬉しくなるような良い映画を見ました。
この2年間、僕の選択も悪いと思うのですが、日本映画を見て感想を書く気にもならない作品ばかりを見続けてきました。
しいて言えば、最近見た「コクリコ坂から」が★★★☆をあげてもよいかなと思った唯一の映画です。

今日の「大鹿村騒動記」は、星★★★★です。
テンポ良し、セリフ良し、ストーリも面白いし、300年の伝統ある地歌舞伎と村人の係わりもうまく描かれている。俳優たちもみな良い。大鹿村の美しい自然も映し出されている。
こんな日本映画、久しぶりです。90分、飽きることがありませんでした。
老人向け映画だと、若い人達には、あまり評価されていないようにも見受けられますが、確かにそうかもしれません。逆に若い人たちには評価されていても、僕にはつまらないと感じることもありますから。
この映画の良さをわかるには、年をとってからと言うより、映画、芝居などを語り合える良き友がいると良いのかとも思います。思い込みですが。
原田芳雄さんが製作を希望し、かつ最後の出演作として、その熱演には心打たれますが、それを抜きにしても評価できる面白い映画だと思います。監督が、スタッフがどうのという事を超えて、面白い映画でした。
この映画が訴えてくるものが、心に響く年齢である僕のべたほめ感想です。

それにしても、原田芳雄さん、世を去るのが早すぎました。
まだまだ、存在感のある演技を見たかった。
この映画以前には、テレビドラマでしたが「火の魚」が良かった。7月に原田さんを偲んで、再放送されたのですね。知らなかった。見たかったです。
http://yanasegawa.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-c3d8.html 「火の魚」の感想。これも星★★★★でした。

地歌舞伎といえば、有名な「桧枝岐村の舞台」も見たことがありますが、立派に保存されている芝居小屋として下呂温泉の二つの小屋を見学した事があります。
200名山の一つ「小秀山」を登った帰りに友人と立ち寄った「鳳凰座」と「白雲座」です。
建築的に非常に興味があったのですが、旧い山仲間である友人は、歌舞伎を語らせたら日本に数いる評論家や歌舞伎知識人といえども、この友を超える人は存在しないと僕は常々思っている演劇通であり、二つの小屋でも興味ある話をたくさん聞かせてもらえました。
「鳳凰座」は、閉じられていたので、外観だけを見た後、小屋の前の食堂に立ち寄ったところ、店主が友人の話を聞いて、この人ただものではないと感じたのでしょう、小屋の鍵を開けて内部をゆっくり見学させてくれました。
白雲座は、見学できるようになっていましたので、舞台、観客席、楽屋などを見ることが出来ました。
「大鹿村騒動記」でも、回り舞台が芝居でも、ストーリーでも効果的に使われていましたが、白雲座でも手動式の装置を、楽屋下に潜り込んで見ることができました。僕にとっては、初めて人力周り舞台の手押し棒に触れられた貴重な体験になりました。

このところ、「グラントリノ」以後、ほとんど映画採点をしていなかったので、僕なりの評価基準をあらためて書いておきます。 好き嫌いの多い、全くの素人評価と受けとってください。
 「映画評価」
 星★★★★★      5   傑作
 星★★★★    4  秀作    
 星★★★☆  3+1  佳作    
 星★★★      3  良作(まあ普通)
 星★★       2  凡作
 星★         1  駄作
 (全てに☆一つのおまけが付く事があります。今までに★5、★2や★1をつけた映画はありませんでした。)

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2011年9月 5日 (月)

志木市館中央公園(志木ニュータウン内)で放射線量を測る

「おっ! 以外に高い「館中央公園」の計測値」
志木市内の空間放射線量は、市役所ホームページで見ることが出来ます。
6月24日から毎週1回、市内24箇所(全小中学校庭、市役所前、公園、保育園等)を測定し発表しているからです。
http://www.city.shiki.lg.jp/51,0,270,1156.html
市内での測定の最高値は、いつも「市役所駐車場」で、0.11マイクロシーベルト/時くらいが計測されています。

それでは、計測されていない、志木ニュータウン内の館中央公園ではどの程度の計測値が出るだろうかと、計ってみました。小さな幼稚園児や小学生たちが良く遊びに来る場所です。
(測定日2011年9月5日 午後3時から4時頃、天候曇り)

測定器は前回の市民農園と同じ「SOEKS-01M」です。
アルミ遮蔽板を付けても、あまり計測値に変化が無い事は確認済みなのですが、念のため今回は厚2.5mmのアルミ板でガイガーミューラー管検知器の下を遮蔽し、地表に置くので厚約2.5mmの硬質アルミ製パッドの中に入れて計測しました。
前回と同じように、数値が安定した頃、12回計測し、最高値と最低値を除き10回の平均値に0.772をかけた値です。

公園中央の芝生の上:   0.130マイクロシーベルト/時
公園内東屋排水溝付近: 0.224マイクロシーベルト/時
公園内滑り台下   :    0.157マイクロシーベルト/時(写真1枚目)
公園内遊具下:       0.162マイクロシーベルト/時(写真3枚目)
中央公園の芝生上は想定した程度の数値でしたが、怪しいと狙いをつけた東屋の排水溝付近はかなり高い数値でした。

瞬間的には0.3以上の数値が何度もカウントされます。
それと、公園内の遊具の滑り台やロープ登りの木製スロープも高い値です。

ついでに、20階建ての高層棟付近も計ってみました。
やはり高層棟廻りは結構高い数値がでます。

高層棟入口樹木付近:   0.155マイクロシーベルト/時(写真4枚目)
高層棟前砂場: (使用されていない) 0.176マイクロシーベルト/時(写真5枚目)

この程度の測定では、なんとも云えませんが、今回計測してみてこんな傾向である事がわかりました。
中央公園では、樹木下がかなり高い傾向が見られる。滑り台、遊具もまわりに木が茂っていました。
高層棟(20階建て)付近は、南f側の砂場にみられるように全体に高い数値が出ます。やはり特に樹木下では高いようです。

これは地上1mの空間放射線量でもいえます。
ニュータウン内の雑木林や街路樹など、木の茂った道では、平均して0.13マイクロシーベルト/時が計測されます。市の測定で館保育園の庭の放射線量が高いのも、高層棟の影響とマロニエ通りの茂った街路樹の影響が強いと思われます。

それが、樹木の少ない柳瀬川駅前の広場や、ペアモール商店街の裏側の道路、8階建て棟の北側駐車場などでは
0.07~0.09マイクロシーベルト/時が計測されます

全体的に志木ニュータウンは高層建物が林立し、森のように樹木が多い内部環境から、他の地区と比較するとやや放射線量が高いホットスポットといえるかもしれません。
館中央公園で、幼児や小学生が遊んだ場合、良く手を洗うように気をつけさせたほうが良いと思います。特に滑り台下、遊具の下、植え込み内や雨水ます付近は放射線量が高いものと思って、なるべく潜り込んだりしないよう指導したほうが良いでしょう。
今後も継続して、測定して報告するようにします。
Dscn6693_320

(写真2枚目、中央公園の木製ベンチ上も0.16付近の高い数値が出る)Dscn6692_320

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2011年9月 2日 (金)

虫の音を聞きながら、電力危機説と原発を考える

はや9月。うるさいほどに鳴いていたセミの声もさすがに小さくなり、夜には虫の音も聞こえるようになりました。
二三日前から、夜、明かりを消した家の中でチッ、チッと涼やかに鳴いている虫がいました。
なんという名の虫なのかはわかりませんでしたが、このままではコンクリート住宅の中で乾燥して死んでしまうと心配していたら、昼間、部屋の壁を這っている所を見つけました。
気のせいか時々か細く鳴いています。
虫くん、さすがに水分不足に堪りかねて出てきたかと、テイッシュで優しく包んで、庭の濡れた芝生の上に離してやりました。「元気になれよ」。
うん、われながら良い事をしました。

虫の鳴き声といえば、赤旗日曜版に「耳を澄ませば秋の虫」と題して虫の音が取り上げられていましたので、そこから、虫の鳴き声を抜き出してみました。
これを参考に、今夜から庭の虫の音に耳を傾けることにしましょう。

「エンマコオロギ」  コロコロリー
「スズムシ」      リーンリーン
「マツムシ」      チンチロリ
「キリギリス」      ギーッチョン
「クツワムシ」      ガチャガチャ
「カネタタキ」       チィ、チィ、チィ、チィ  (仏具のかねをたたくような音)
「アオマツムシ」     リーッリーッリーッ  (ひときわ大きな音)
「ハヤシノウマオイ」   スイーッチョン  (のばして鳴く)
「カンタン」       ルルルルルルル  (やさしい声)


もう一つ、虫の音のこと。
昨日、9月1日の東京新聞朝刊「筆洗い」は万葉の時代からの虫の音の話から入りましたが、どうしてそんな風流な話で終わるべくもなく、怪しい電力危機説に対して、「いくら不安をあおられても、原発に依存せずに、夏を乗り越えた事実は、国民の大きな自信になる」と述べ、最後に地震列島の原発をやめにしたいと訴えています

何度も書きますが、日本人は、いや日本を動かしていると自負しているエリートたちは、破滅型人種です。
戦前、軍閥、財閥、官僚、帝大系に連なる輩たちは、どう戦略を練っても、絶対に勝てないとわかる米国に宣戦布告し、無謀戦略と兵站無き飢餓戦線で多くの兵士を失い、日本の将来を担う若者たちに、陸海軍競うように爆弾を抱かせて突入させ、二個の原爆を落とされても、まだ本土決戦で戦えると思考したのです。
疲弊しきった国民を省みる眼は持たなかったのです。

今また、政官財、そして旧帝大系の買収された学者たちとマスコミが
、国民を無視して何の反省もなく、利権まみれの原発推進の旗を振り続けようとしています。
福島で懲りずに、この地震国日本で原発を稼動させ、それが日本に破滅をもたらし、国民の命が失われる事態が生じる事の展望ができない輩たちです。
どんな理由が付けられようとも、他の戦略を練らずに米国との戦争に突入したことは、無謀な過ちです。
同じように「原発むら」の怪しい人達の原発稼動、新設、小型化、地下原発などの推進や、核武装への道を進む事の危険性は、そんなに難しく考えることなく、ごく素直な気持ちで無謀な過ちと知れます。
反原発、放射能汚染の脅威を語ると、学会、教育界、芸能界から締め出され、子供たちやその親さえも、その事を口にすると反社会的言動と見なされ疎外されます。国益に沿わない反体制人物と揶揄されます。


電力不足を誇大化し、産業の衰退を語り、原発輸出が多大な国益とうそぶき、原子力技術の衰退を憂い、自然エネルギーを過小化し、情報の操作、欺瞞と隠蔽、悪銭をばら撒き、やらせを行い、放射能被害を矮小に捉え、原発推進こそ日本の進む道と唱える愛国者気取りの輩たちこそ、国を破滅に向わせる国賊に等しい破滅型人種なのです。
そして情勢不利とみれば、弁解し、責任を取らずに必ず逃げ出す卑怯者集団なのです。

東京新聞9月1日の「筆洗い」を転載させていただきます
以下転載


万葉の時代から、秋の虫の鳴き声は親しまれてきた。(こおろぎ)のころころひとり笑ひかな(一茶)。
セミの声の勢いが鈍ったなと思うと、小さい奏者の調べが、秋の夜長を演出する季節になっていた

▽きょうから九月。猛暑だった昨年よりは気温が低かったとはいえ、企業や家庭が節電を重ね、八月の「電力危機」を乗り切った。今月二十二日までの予定だった東京電力管内の電力使用制限令も前倒しで解除される

▽東電の供給量に占める使用率が90%を超えたのは一日だけ。もともとの電力需要の推計が「どんぶり勘定」で大きくげたをはかせていた。いいかげんな推計で15%もの削減を強いた責任を問わなくてはならない

▽産業界などからは、早くも冬場や来夏の電力不足を心配する声が上がっている。しかし、いくら不安をあおられても、原発に依存せずに夏を乗り越えた事実は、国民の大きな自信になるはずだ

▽「火力の稼働を八六%強にすれば、水力と併せて、原子力発電分なくしても問題はなく、原子力発電分だけ無駄を抱えていることにもなる」と安全性論議を超えた経済性の視点から、脱原発を主張する専門家もいる(日本大国際関係学部円居総一教授 『原発に頼らなくても日本は成長できる』)

▽地震列島の上に、原発を建てる危険なギャンブルはもうやめにしたい。「防災の日」のきょうあらためて思う。

転載終わり

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2011年9月 1日 (木)

福島県ホームページの怪

<福島県ホームページで「お詫び」???>
情報が少し古いのですが、まだ削除されずに福島県のホームページに掲載(2011年9月1日現在)されていますので、この怪しげな「お詫び」について書いてみます。

事の発端は福島県が3月21日に主催した「福島県放射線リスク管理アドバイザーによる講演会」です。
ここで、アドバイザーの山下俊一教授「100マイクロシーベルトパーアワーを超さなければ、まったく健康に影響ありません。
5とか10とか20とかで外に行っていいか明確です。
昨日いわき市で外に遊びに行っていいですかと聞かれました。いいです。どんどん遊んでいいと答えました。福島(市)でも同じです。まったく心配ありません」

と言った主旨の発言をして、質疑応答編集画像でも、心配する県民に対し同じ事を発言しています。
Yamasitaこの、講演会の様子が動画として、福島県ホームページに掲載され、現在も見ることが出来ます
福島県ホームページから、「災害関連情報」に入り「放射線関連情報」をクリックします。
ここの「福島県放射線リスク管理アドバイザーによる講演会」には、現在講演会の予定はありませんとしか書かれていませんが、その一行下の「放射線に関する知識」をクリックすると、3月21日に行われた講演会を見ることが出来ます。
http://bit.ly/lg0ROb 

この講演内容は「ミスター100ミリシーベルト」の異名をとる山下俊一教授の面目躍如なのですが、問題はこの画面の写真下に書かれた次の「訂正文です」

訂正:質疑応答の「100マイクロシーベルト/hを超さなければ健康に影響を及ぼさない」旨の発言は、「10マイクロシーベルト/hを超さなければ」の誤りであり、訂正し、お詫びを申し上げます。ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。

何をいまさらと言う感じですが、この文、福島県が謝罪したのか、講演者である山下俊一教授が誤りを認めたのかがはっきりしません。
しかも、この
「訂正」文が掲載されたのが、講演会後、2ヶ月以上も経過した5月17日なのです。情勢不利と見て、急遽訂正する事にしたようです。
ところがちゃっかり画面上の上の方に
「更新3月22日」と書き込まれています。
なんとか検事がやった
日付改ざんと同じです。卑怯です。後日必ず問題になります。
もう一つ、100マイクロシーベルト/毎時を10マイクロシーベルト/毎時と訂正しておきながら
、「100マイクロシーベルトパーアワーを超さなければ健康に影響ありません」と自信たっぷりに述べる山下俊一教授の動画は、残されているのです
訂正された10マイクロシーベルト/毎時が安全というのも、今や信ずる人は少ないでしょう。年換算では88ミリシーベルトにもなるのです。
福島県庁はどうなってしまったのでしょう。
なお、この動画は削除される恐れもありますので、保存できる方は残しておいたほうが良いかもしれません。

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