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2011年5月27日 (金)

原発事故の放射能汚染から身を守る---福島原発事故「つぶやき編その37 (5月27日)」なぜ、海藻を調べるのか

柳瀬川通信:報道部  作山記者とオールスタッフ

5月28日(土)追記

超大型台風2号接近
NASAも超大型台風と警戒を呼びかけている
「台風2号」による波浪により、福島原発港湾内に滞留している高濃度の放射性物質の外洋への流出は避けられない事態となりました。2号機からの高濃度汚染水の流出後に設置されたカーテン状のシルトフェンスでは、流出を止める事は不可能とみます。
また、絶望的な海の汚染が広がります。
茨城県は県内18箇所の海水浴場のうち、17箇所を海開きすると発表しましたが、悪い影響が出ない事を祈るのみです。

海底の土から放射性物質、最高で数百倍---グリーンピース海洋調査発表を無視できなくなったかのように急に発表したようですが、この数値は疑問です。
ましてや、安全委員会などに評価依頼したら、結果はしれています。
照合できる他のデーターの信頼性を調べてからまた書きます。

 

「文部科学省は5月9日から14日にかけて、宮城県・気仙沼沖から千葉県・銚子沖までの12地点の海底の土を採取し、放射性物質の濃度を測定しました。その結果、福島第一原発の沖合およそ30キロの地点にある海底の土から、1キロあたり320ベクレルのセシウム137が検出されました。
この値は、おととしの調査と比べるとおよそ200倍にあたりますが、ほかの地点でも通常の数十倍の汚染が確認されていて、文科省は「海産物に影響が出るかどうか、安全委員会に評価してもらう」としています。(28日02:46)」
TBS系(JNN) 5月28日(土)4時54分配信

ヒジキも規制値超す
厚生労働省は26日、福島県いわき市の水深約1~2メートルの海で採取した海藻のヒジキとアラメから食品衛生法の暫定規制値を超える放射性物質を検出したと発表した。いずれも規制値を超過したのは初めてだが、福島県では全域で休漁しており流通していない。
同省によると、いずれも21日に採取し、ヒジキから1キロあたり2200ベクレルの放射性ヨウ素(規制値は1キロあたり2000ベクレル)1100ベクレルの放射性セシウム(同500ベクレル)、アラメからは970ベクレルのセシウムを検出した。(佐々木洋)
毎日新聞 5月26日(木)23時19分配信
                        以上、追記終わり


5月27日(金)
なぜ、海藻を調べるのか


26日の追記で、グリーンピースによる海洋調査を転載しました。http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/20110526_MarineResearchpresentation.pdf グリーンピースによる海洋調査

この調査結果発表の中で、「アカモク」「ホソメコンブ」「フクロノリ」など、あまり聞き慣れない海藻類が検査対象になっていました。皆さんは知っていたり、もう調べられていると思いますが、僕自身の頭の整理の為に、書いておきます。

その前に、
グリーンピースがなぜ海藻を調べたかについて、「週刊現代」6月4日号に書かれていたことを転載します。
「隠したがる」「減らしたがる国が、グリーンピースの海洋調査をいかに妨害しようとしたかは、同じ「週刊現代」5月21日号に掲載されていますが、この事はもう少し調べてから、後日書くことにします。

以下、「週刊現代」6月4日号 「野菜と海藻 放射能汚染調査の全記録」より一部転載


なぜ海藻を調べるのか。東京海洋大学名誉教授の水口憲哉氏が説明する。
「海に放出された放射性物質は、水より比重が大きいから、いずれは海底に堆積していきます。
ですから、海底に棲息して動かない海藻類は放射能汚染の影響を受けやすいんです。
本来、海藻を調べるのが汚染の実態を知るいちばん簡単な方法なんですが、政府は絶対に調べようとしない」

グリーピース・ジャパンの佐藤潤一事務局長もこう首をかしげる。
放射能汚染を調べる国のガイドラインに、コンブなどの海藻類を「指標生物として使う」と明記されています。
政府だって、海藻が汚染のリトマス試験紙になると、本当はわかっているはずなんです。動きまわる魚と違って、汚染のマッピングもできるわけですから。
もっと言えば、まず海底の土を最初に調べるべきなのに、政府はそれすらやっていない」

以上、転載終わり

ともかく、ワカメ、アサリなどの海藻、貝類、そしてコウナゴ、カタクチイワシなどの小魚がすでに汚染されてしまいました。
原発からの放射能汚染水の海洋への放出、漏水は今も続いています。
小魚を捕食する中型魚、さらに大型魚へと食物連鎖が進む現実を、いやでも知らされるのは時間の問題です。
なぜ、今もって原子力安全委員長の席にいるのか、理解に苦しむ
斑目春樹氏「放射性物質は海で希釈、拡散される。人が魚を食べてもまず心配ない」などという戯言に騙される人はもういません。

「アカモク」
アカモク (Sargassum horneri) は、褐藻類(ヒバマタ目ホンダワラ科)に属する海藻。北海道から鹿児島まで日本各地の沿岸に分布。栄養塩に富む浅海が生育に適していて、生命力がとても強く、長くなると7mぐらいにまで成長する。

秋田県地域では「ギバサ」、山形県では「ギンバソウ」、山陰地方では「神馬草」、新潟県では「ナガモ」と呼ばれる。

湯通して刻むと非常に粘り気が生じ、酢味噌か酢醤油あるいはたまり醤油に七味唐辛子を微量加えてかき混ぜると美味である。
吸い物に入れるときは何も加えない方がおいしい。モズクやメカブ同様、ポリフェノールやフコイダン、各種のミネラルを豊富に含み、健康に良い食品として注目をあびている。
郷土食として秋田県、山形県、新潟県、岩手県、宮城県、京都府、福岡県などで好まれて食用されている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%A2%E3%82%AF ウイキペディアhttp://www-es.s.chiba-u.ac.jp/kominato/choshi/algae/kaisou/tyairo/akamoku/akamoku.htm 海草図鑑

「フクロノリ」
フクロノリは褐藻植物、カヤモノリ科の海藻。
黄褐色を呈し、中空の球形に近い袋形、あるいは球形が破れて凸凹の不定形となるなど、変形の多い海藻。径4~15センチ。外海の浅所に群生し、周年生育するが、春から夏にかけて繁茂する。日本各地に分布。
フクロノリによく似た種にネバリモLeathesia difformisがあるがこの種は中空でない点、粘り気がある点などから区別される。

紅藻類カヤモノリ科に属し、日本各地の沿岸に分布しています。
体形は袋状で、中空になっていて、大きさが直径20cm程度、表面が波打ち、不定型な球形をしています。用途としては、虫歯対策用のガムに利用されています。
http://www-es.s.chiba-u.ac.jp/kominato/choshi/algae/kaisou/tyairo/fukuronori/fukuronori.htm 海草図鑑

「ホソメコンブ」
ホソメコンブからだは単条で細長い膜質線状。
葉部は全縁で縁辺部は平坦かわずかに波打つ程度だが,幼葉ではシワが多く入る。
葉部中央に入る中帯部は両脇に凹凸を持ち,幅は全幅の1/3以上となるが,ときに不明瞭な事もある。
茎状部は3?12cm程度までで円柱状となり,下端から繊維状の根枝を輪生する。根枝は不規則に分岐し全体で円錐状に広がる。 生長部分は葉部の基部にある。
寿命は1年生。手触りは柔らかい膜質で滑らか。生体は明褐色から黒褐色。

見た目は、真昆布(まこんぶ)とよく似ていますが、平坦な縁となっているため、これによって区別がつけられています。
断面にすると茎は円柱状をしており、その長さは凡そ五センチ程度となっています。
葉幅は凡そ十センチ程度で、その長さは一メートル程度となります。
北海道の南側から本州三陸沿岸に至るまで分布し、低潮線の下方周辺において見られます。低潮線は、潮汐において一番低位置の海水面のことを言います。
細目昆布(ほそめこんぶ)には、粘着性が有り、出し汁には用いられていません。主に抄きコンブやとろろこんぶ、佃煮、削り昆布、コンブ巻きなどに利用されています。日本での産地は、北海道西岸地域などが知られています。
尚、コンブ類は通常、数年間生存するもので、多年草となります。食用にされるのは、二年ものが多く、ある程度生長したものが選ばれています。
また、食物繊維として評価の高い、アルギン酸を多く含んでいます。このアルギン酸は水溶性の食物繊維のことで、血中コレステロール値や血圧を降下させる働きがあると言われています。
http://www-es.s.chiba-u.ac.jp/kominato/choshi/algae/kaisou/tyairo/hosomekonbu/hosomekonbu.html海藻図鑑
 

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