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2011年5月22日 (日)

原発事故の放射能汚染から身を守る---福島原発事故「つぶやき編その35 (5月21日)」外国から支援の放射線測定器の行方

柳瀬川通信:報道部  作山記者とオールスタッフ
5月22日(日)

5月21日(土)23時現在、志木市館では、身体には感じられない程度の断続的な微振動が続いています。どちらかというと縦揺れで、茨城、栃木方面が震源ではないかと思います。
本日、17時51分の茨城県南部を震源とするM4.1の地震」と関連しているのかもしれません。
http://tenki.jp/earthquake/ 地震情報ー日本気象協会
今後の地震発生との関連は分かりませんが、茨城、千葉方面の震源に少し注意です。
しかし、微振動は通常よくある事です。
現在志木市在住で、常に体が揺れているように感じる人は、実際に大地が揺れているのですから、普通言われている、「ストレスによる平行感覚の乱れ」では有りません。敏感なだけだと思います。

放射線量の測定結果を公開しているサイト(常時掲載)
沢山ありますが、身近な所で、2箇所と全国http://www.pref.saitama.lg.jp/page/housyasenryou.html 埼玉県さいたま市
(埼玉県志木市の水道水は、県の大久保浄水場からの水60%と地下水40%を使用しています。大久保浄水場の検査数値を参照してください。大久保浄水場は荒川と利根川の水を引いています。)

http://113.35.73.180/monitoring/index.html 東京都新宿区
(東京都水道局の測定値が20ベクレル以下は測定不能としていたのですが、電話での多くの抗議や、ネットで批判された事により、改善されました。皆さん、ありがとう)

http://eq.yahoo.co.jp/ 全国

福島原発炉の状態 原子炉燃料棒の露出度(いろいろな情報があります)
http://atmc.jp/plant/fuel/

福島第一原発ライブカメラ
http://www.youtube.com/watch?v=FptmoVcgpqg JNN福島第一原発情報カメラ(Live)
  ここの映像は、黒煙などの異変を知らせてくれます。画面右側の3、4号機に時々以上が見られます。とくに4号機の右方向への傾きが増していることに注目です。
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/福島第一原発構外の展望台からのライブカメラ

原子力資料情報室」のサイトです。
新宿区の曙橋で、同時刻・同種類測定器による「室内、屋外(コンクリートの上)、屋外(土と芝生の上)」の放射線測定値を公開中。
室内の測定を行っているところは他に見当たらないので、とても参考になります。
テレビで解説する大学教授達の、室内は外気の10%程度の値だというのが嘘だと分かります
http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1022 

東北関東大震災・非公式・放射性物質モニタリングポスト(個人情報も見ることが出来るサイトです)
 http://p.tl/CBoP MAP / J Japan quake radioactive material monitoring post MAP

福島原発から自宅までの距離を、すぐに算定出来るサイトです。http://machi.userlocal.jp/kyori/ 福島原発からの距離を測る。志木市館は第一原発から220.47km、第二原発から210.82kmです。

中部大学 武田邦彦教授の放射能汚染情報ブログ。毎日更新されるので大変参考になります。「柳瀬川通信」は教授を支持しております。
http://takedanet.com/

福島県の放射能測定値サイトです。飯舘村の測定値が常に異常に高い数値です。http://www.pref.fukushima.jp/j/index.htm
 福島県ホームページ

ドイツ、オーストリアの福島原発被ばく拡散予想サイト(ノルエェー気象研究所の拡散予測は、終了しました)

http://www.dwd.de/ ドイツ気象サービス 在日ドイツ人向け被ばく予想図
http://www.zamg.ac.at/wetter/fukushima/ オーストリア気象地球力学中央研究所(ZAMG)

「つぶやき編」

海外から支援の放射線測定器の行方は?---外務大臣官房 武藤審議官は言語不明瞭、意味も不明瞭。ちょっと異常だぞ。
社民党の福島瑞穂党首の
、「外国から支援された放射線測定器の数量と配布先」に対する質問に、まともに答えようとしない変な人。
官僚社会でのみ通用する人種なのだろうか。
政府の発表する数量や配布先など信用もしないが、事前に質問内容が通知されている事に対する答弁にしては、あまりに国民を愚弄している。http://bit.ly/lfSRuY この厚生労働委員会でのやり取りを聞いていると、憂鬱になってきます。

ナノセンス社の大量発売予告の怪といい、政府はなるべく国民に放射線測定器を持たせる時期を遅らせたいのだろう。

米国デュポン社の防護服ばかりが目に付く
T3_200このタイベックスソフトウェアⅢ型防護服、いったいどのくらい売れたのだろうか。使い捨てなので、処分はどうしているのか?
ちなみにネットでは、一着1134円で販売されています。
http://www.bougofuku.com/tyvec/ind.html 
タイベックス防護服

茨城県の小学生に、新茶の茶摘体験をさせて、茶葉を天麩羅にして食べさせた!
信じられない暴挙。外部被ばくを浴びている子ども達には、少しでも内部被ばくを少なくするというのが、まっとうな大人の考えではないですか。
 
主催 : 茨城県茶生産者組合連合会坂東支部   
 
後援 : 坂東市・坂東市教育委員会       
 協力 : 茨城県立農業大学校園芸部 ・ 坂東地域農業改良普及センター 
    /坂東市くらしの会      

「参加学校名」
七重小学校、  弓馬田小学校、  飯島小学校、  神大実小学校、
岩井第一小学校、  岩井第二小学校、  七郷小学校、  中川小学校、
長須小学校、  生子菅小学校、  逆井山小学校、  沓掛小学校、
内野山小学校

今後、太平洋岸の漁業や海産物が壊滅的被害にあう恐れがある事、そして海水浴などが出来なくなる事を、もっと現実視してください。総合的な対策、対応は政府の任務であり責任です。
1、放射能汚染魚が心配
以下、中日新聞転載

「北の漁業を徹底支援 三重水産協、中古漁船提供など」
2011年5月20日 00時12分

 三重県の漁業関係団体でつくる三重水産協議会は19日、東北地方の漁業復興支援のため、使われていない中古漁船を改修して被災地に寄贈すると発表した。
流通関連企業と協力して水揚げした魚介類をすべて買い上げ、被災地の漁業者の収入も確保する。
同協議会によると、漁船提供から魚の買い取りまで一括支援する取り組みは全国初という。

 東北地方沿岸部は漁業が盛んだが、大震災の津波で多くの漁船が流され、加工施設や漁港も被害を受けた。
特に宮城、岩手両県の漁業は壊滅的という。三重県は、カキ養殖の種ガキを宮城県から仕入れるなど関わりが深いことから、今回の支援を決めた。

 計画では、三重県内の漁船1万4千隻のうち、廃業などで不要になった7千隻の所有者に無償提供を呼び掛け。
1隻数十万円をかけてエンジンを載せ替えたり、船体を塗り直したりして数百隻を目標に被災地に届ける。
捕った魚介類は賛同する企業が少量でも規格外でもすべて買い上げ、流通ルートにのせるという。

 早ければ数日中にも1~2トン級の小型漁船8隻を宮城県石巻市に届ける。三重水産協議会代表の永富洋一・三重県漁連会長は「1日も早く漁を再開できるよう最大限の支援をしていく」と話した。
以上転載終わり

2、茨城県の民宿が、風評被害で海水浴客の減少を心配。
テレビで見ました。民宿経営の方には、酷な言い方になりますが、今後何年間は、茨城県の海水浴は絶望だと思います。
民宿組合、市区町村が早急に東電、国への補償対応を求める対策を進めるべきだと思うのです。海の放射能汚染が、まだまだ楽観視されているのではないかと心配です。
茨城県のみならず、太平洋岸での海水浴場は、大腸菌などの検査に加えて、早めに放射能汚染も検査し、公表しなければ、営業に支障をきたすでしょう。
潮干狩り客が例年の2割程度だったのなら、海水浴客の激減も必至だと思います。

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コメント

◎内部被曝への無知が生む悲劇を食い止めるために。
●京都大学原子炉実験所の小出裕章先生に、次の質問をした。
「今日、国会で、高木文部大臣が、内部被曝は外部被ばくの2%と計算し、年間20ミリシーベルトを子供たちに許容した。その根拠はICRPだと発言した。が、それは、真理に基づいていますか」「真理ではありません。私が、計測した最も悪い時の福島では、内部被曝は外部被曝の10倍でした。」「つまり、千%を2%としたのですね。」[そうです。でたらめです」と。・・・・・ICRPは、内部被曝を否定した国際機関で駄目。ECRR基準が求めるべきと明確に今まで示しえたのは原口国会議員だけだった。

5月23日福島からの親たち70名がバス2台で高木文部大臣に年間20ミリシーベルト撤回を求めて面会要求するも面会拒否。その直後、参議院会館で思いを語った。その中で、
福島の学校では、38マイクロシーベルト毎時よりも下がったと36マイクロシーベルトの中で運動会をしたとか、31マイクロのシーベルトの運動場を借りてラグビーをしたとか、はたまた、5年生に田植えの授業をさせようとしたとか、・…
私は、内部被曝について、電子顕微鏡など、科学的に可視化して、説得する方法が世界には在るのではないか。ロザリーバーテルや、ドラゴビッチなどのECRRの専門家たちに日本の窮状を訴えてほしいと願って壮六様の力を借りたい。

投稿: 小松梨津子 | 2011年5月24日 (火) 11時57分

福島が、チェルノブイリのようにIAEA報告で捏造騙されないために。
私達は国際的にECRRの科学者たちや,ロザリーバーテルや、ドラゴビッチ氏や、デモクラシーNOWのエイミーグットマンや、ファンゴンザレス達と連帯できるようにしていく必要性があることを提案します。souroku
様、読者の皆さま。実行に力を尽くしていただきたけないでしょうか。
昨日5月23日、NHKでの国会中継で、額田氏も、管直人氏もIAEAが、被災者の安全性確保ではなく、原子力機関存続の安全性確保機関であることを理解しないまま、質疑と答弁をしました。管直人氏は、「IAEAが、我が国に調査団を近く派遣してまいります。そして、6月にはIAEAの閣僚会議が開かれ、その時点までには,IAEAに対して、報告書を提出することになっています。御承知のように、IAEAは、国際的な原子力(機関存続の)安全の一番中心的な役割を担っていますので、まず、そこを通しての情報開示と今後の徹底した調査を踏まえた(原子力機関存続の)安全性の確保を図って行きたい。勿論個別には、中国韓国に限らずこの間、アメリカ、フランス他の国々ともそうしたことの(原子力機関存続の)必要性を話しておりますので、G8の中でも、しっかりと話し合っていきたい。・・・・」と。額田氏は、「原子力の(原子力機関の存続の)安全性についてきちんとしてメッセージを作ることが重要ではないか。私はその意味で、アメリカやフランスから応援を得ているわけです。中曽根氏がやったように、・・・チェルノブイリ直後の1986年の東京サミットでは中曽根総理が議長としてリーダーシップを発揮して、東京宣言とは別にソ連政府に情報の提供を求めると共に、原子力事故に際しての報告と加盟国に情報交換を求める声明を取りまとめました。この宣言を受けて1986年10月には原子力事故の早期通報に関する条約が発効しています。国際社会が原子力事故について後手後手の対応をすることは論外であり、この際、管総理は一定の(原子力機関存続の)メッセージを発するべきだと思っております。」と。
そして、このIAEAへの報告書に関して。額田氏は、「新聞には『政府報告書をまとめているけれども、マスコミには、ノーコメント、つまり、国民にはノーコメントで、何をやっているか、よくわからない。』こんなことが報道されていますよ。私はね、何も隠す必要は無いんだと思いますよ。やっぱり、きっちりと大きな目標に向かってオープンにして、国際社会の理解を得、なおかつ国民にも納得のいくようなそういう姿勢を是非臨んでもらいたい。」と発言している。
IAEAの本質がわからなければ、何故マスコミには、ノーコメントなのか。また、国民にもノーコメントで何をやっているのかわからないのか。その答えは、わからない。が、下に答えの一部が見える。


以下は、5年前にNHKエンタープライズが制作したNHKドキュメンタリー「汚された大地で」の一部です。ここに、IAEAが、決して被災者の安全性確保ではなく、原子力機関存続の安全性確保で動く機関だと悟れる。だから、昨日の国会答弁も、実際には言っていないが、カッコ内の(原子力機関存続の)という言葉を入れて読まないと騙される。以下はその証明。

汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実~2_5.avi (前半省略)
http://youtu.be/8hXmoNuJHKs 

(3分10秒)広島で癌が本格的に増えたのは被曝して20年経ってからです。リクビタート
ル(原発の後始末をした人の意味で60万人が動員され十分な防護策も施されず、強い放射線
を浴びながら働いた人々)とその家族の癌は、今後さらに増える可能性が在ります。(3分
37秒)ウクライナに住むリクビタートル20万人の健康状態と国の研究機関が追跡調査をし
た結果です。「チェルノブイリ事故被災者の健康状態」(3分50秒)癌による死者の調査
は事故の6年後から資金不足のため打ち切られる2000年まで9年間行われました。(4分1
9秒)●リクビタートルの癌による死亡率は、事故後年々上昇し、2000年には、一般の人の
3倍に達していたことが分かりました。(4分27秒)この調査を行ったウクライナ放射性
医学研究所の所長、ボロディミール・ベベシコフ博士です。
リクビタートルの癌による死亡率は更に上昇していると考えています。放射線が他の要因
と合わさることで、健康に悪影響を与えていることは紛れもない事実です。人々を悪性腫
瘍、つまり、癌から守ることを最優先に考えなければなりません。そうしなければ、多く
の人が亡くなってしまいます。
(5分15秒)●しかし去年、チェルノブイリの事故と健康被害との因果関係を限定的に見
る報告書が発表されました。オーストリア、ウィーンに本部を置くIAEA(国際原子力機
関)(5分52秒)◆◆IAEAは、世界各国から100人を超える科学者を招集し、チェルノブイリ
事故の被害を客観的に評価するためとして会議を開きました。◆◆この席で、エルバラダイ
事務局長は、こう発言しました。「死亡者が、何万人にも上るという誤った情報が事態を
さらに悪化させた。原子力産業への根深い不信をもたらした」◆◆欧米では大規模な事故後原
発反対運動がおこり、原発の新規の建設が次々と中止に追い込まれました。原子力の平和
利用を推進するIAEAにとって、憂慮する事態が続いていたのです。◆◆(6分57秒)去年9月
マスコミが一般向けに発表された会議の報告書は被害の規模や因果関係の認定に厳しい姿
勢を打ち出しました。事故の死亡者が何万人、何十万人に上るという主張があるが、これ
は、誇張である。多くは放射線の影響というより、貧困や医療の不備によるもので、酒の
飲みすぎや、タバコの吸いすぎの方が問題である。(7分45秒)◆◆そして、リクビタート
ルの死者については、被曝が原因で死亡した可能性の在るのは、50人と記しています。(7
分57秒)◆◆この(IAEAの)報告書に対して、各国の研究所から反論が相次ぎました。
◆◆リクビタートルの健康被害調査をしたベベシコ博士もウクライナの代表としてIAEAの会議
に参加しました。(8分13秒)しかし提出した資料は、信頼性に疑問が在るとして、
採用されなかったと言います。◆◆(8分19秒)ウクライナ放射線医科学研究所、
ボロディミール・ベベシコ博士の発言
「彼ら(IAEA)のやり方には、不満を感じています。
◆◆チェルノブイリによる健康被害が過小評価されています。
◆◆私達の考えを改めてIAEAに送るつもりです。
◆◆その上で、訂正して貰いたいと思っています。」
チェルノブイリ事故では、およそ40種類の放射性物質が大量に大気中
に放出され風にのって広い範囲を汚染しました。

汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実~3_5.avi
http://youtu.be/Fgx1mcUgHnA
大地に撒かれた放射性物質は、様々な形で人体に取り込まれ、20年後の今、新たな健康
被害を引き起こしていると考えられています。ベラルーシのブレスト州です。チェルノブ
イリ原発から400キロ離れたこの地で、体調の異変を訴える人が急増しています。広島の甲
状腺の専門医、竹市宣雄(たけいちのぶお)さんです。事故後繰り返し現地を訪れ、診察
を行って来ました。今回が10 回目の訪問です。
(54秒)●竹市さんは数年前から中年女性の甲状腺癌が目立って増えて来たと実感してい
ます。
竹市医師の発言「これは間違い無いですね。癌です」
甲状腺の組織の顕微鏡画像です。青く突き出ている部分が腫瘍です。3日間で検査した5
2人のうち竹市さんは、7人を甲状腺癌と診断しました。
竹市医師の発言「癌が7人おられました。これは多いですね」
竹市さんが現地で診療を始めたのは事故の5年後。子供に甲状腺の癌が増えていると聞い
たからです。診察して見ると、広島長崎の被爆者では殆ど見られなかった小児甲状腺癌が
次々見つかりました。
(2分22秒)●事故から10年後には、小児甲状腺癌は、事故前の100 倍に急増。IAEAも
被曝が原因だと認めました。
(2分42秒)●事故から20年。小児甲状腺癌は、殆ど見られなくなりました。
(2分48秒)●変わって、大人の甲状腺癌が急増しているのです。子供に甲状腺癌を引き
起こしたのは原発から放出された放射性ヨウ素です。
(3分10秒)●原発の北にあるベラルーシは、風向きの影響で国土のほぼ全域が汚染され
ました。
(3分16秒)●ヨウ素は数カ月にわたって放射線を発し、200万人が、被曝しました。
(3分42秒)●さらに大地にまき散らされた放射性ヨウ素は農作物や牛乳などを通して人
の体に取り込まれました。体内から被曝することから、内部被曝と呼ばれます。子供の甲
状腺は成長に必要なホルモンを出すだめ。大量のヨウ素を吸収しようとします。甲状腺に
蓄積された放射性ヨウ素が癌を発症させたと考えられています。
(4分20秒)●竹市さんは吸収した放射性ヨウ素の量が少なかった大人も、被曝から20
年経った今になって、次々と癌を発症している可能性が在ると考えています。
(4分50秒)事故の後、毎日畑に出たうえ、畑でとれた農作物を食べていたというスベト
ラーナ・ワディコさん。この日の検診で、甲状腺癌と診断されました。
スベトラーナ・ワディコさんの発言「私には事故の影響は無いと思っていました。その後
も健康でしたから。でも、そんなことは無かったですね。私も犠牲者になってしまいまし
た。」
(5分33秒)◆◆IAEAの報告書は、被曝による大人の甲状腺癌の増加を認めていません。●
増加は、検査技術の向上によって、発見が増えているからだとしています。
◆◆現地に15年通い続けている竹市さんは、起きている現実を直視すべきだと考えています。
◆◆竹市宣雄医師の発言「大丈夫ですよという報告が出るのは、或意味ではそんなにひどい
ものじゃないという安心感を与えるつもりかも知れません。しかし、実際起こっていること
が、本当に癌の人達が被曝者汚染の軽い人達に比べて多いのだったら出して頂かないと。
早く見つけて早く治療してあげれば、その人達は長生き出来るのですよということも
言わなくてはいけませんね」
(6分38秒)チェルノブイリ原発から放出された40種類の放射性物質の中に、今も放射線
を出し続けている物質が在ります。
(6分50秒)●汚染が続く地域では、低い線量でも、長期にわたる被曝が新たな健康被害
を起こしている可能性が指摘されています。
(7分02秒)●チェルノブイリから130キロ、ベラルーシの南部ゴメリ州に、被爆者の専門
病院があります。「放射線医学人間環境研究センター」ここで、最近、白血病の患者が増
えています。2年前白血病のベットを事故前の2倍70に増やしましたが、空きの無い状態
が続いています。レオニード・ブラコフさん36歳。去年5月急性白血病と診断されまし
た。副作用の強い抗癌剤治療を続けています。事故の時16歳だったブラコフさんは、重大
な事故だという情報が無く、毎日屋外でサッカーをしていました。事故後も同じ町に住み
続け、結婚して子供をもうけました。去年突然、体にあざのようなものがいくつも現われ
高熱に襲われました。ブラコフさんの発言「去年までは普通に生活していました。放射線
のことは気にしたことがありませんでした。なのに、或日、突然病気に襲われ悪くなる一
方です」

汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実~4_5.avi
http://youtu.be/BiFTMaApEpw

(3分14秒)●しかし、最近、低線量でも長い間被曝すると、白血病や癌を引き起こす可
能性が在るという研究が相次いで発表されています。
(3分27秒)●その一つ、国連の国際癌研究機関の論文です。「低線量被曝と癌のリス
ク」
(3分40秒)●長期にわたって低線量を被曝している世界15カ国60万人の原発労働者を調
査したところ、癌や白血病で亡くなった人の内、1%から2%が、被曝が、原因だった可
能性が在ることが明らかにされました。
(4分10秒)論文を発表した国際癌研究機関のエリザベス・カーディス博士です。
(4分16秒)たとえ、発病するリスクが小さくても数百万人に及ぶ住民が今も長期にわ
たって、被曝している実態は見過ごせないと主張しています。国際癌研究機関エリザベ
ス・カーティス博士の発言
(4分40秒)●「チェルノブイリで被曝した人達は事故後ずっと放射線を浴び、それは今
も続いています。被曝している人の数も膨大です。低い線量であっても、白血病や癌を発
症する危険性を無視してはいけません。」
(5分)◆◆しかし、この主張は、去年9月のIAEAの報告書には盛り込まれませんでした。
◆◆この程度の被曝で白血病が増加している証拠をつかむのは、到底無理だとしています。
ベラルーシでは、今も多くの国民が汚染地でとれた農作物や家畜を食べ続けています。
これまでベラルーシ政府は汚染された土や家屋を除去するなど多い年は、国家予算の2割
を費やして対策を行って来ました。先月、3選を果たしたルカシェンコ大統領は、汚染地の
再利用に乗り出しています。放射能を恐れ、人が住まなかったゴメリ州の農地に新しい住宅
を建てました。人々に帰って来て農業を再開するよう呼びかけています。(小松加筆・IAEA
に騙された)ルカシェンコ大統領の発言「事故を恐れるのは良い事です。代わりに私達が
覚えておきますから。政府は国民に恐怖を植え過ぎたのです。」
●事故から20年、低い線量による長期被曝が解明されていない中、ベラルーシ政府の汚染
対策が(小松加筆・IAEAに騙されて)転換し始めています。
(7分12秒)●20年に及ぶ低線量長期被曝で、もう一つ、懸念されていることがありま
す。●生まれて来る子供の遺伝的影響です。
(7分35秒)広島大学名誉教授の佐藤幸男医師は、遺伝的影響調査の為、ベラルーシをこ
れまで50回以上訪れています。
(7分40秒)広島では、被曝による遺伝的な影響は確認されていません。
(7分55秒)しかし佐藤さんは広島とは違う長期にわたる被曝の影響を懸念しています。
(7分56秒)「広島のデーターは、非常に参考には成りますが、決してオールマイティー
ではないですね。御存知のように、広島とは型も様相も違いますから。広島の考えを即こ
ちらに持ち込んで、その通りでないといけないという目で見るのは、間違いだと思いま
す。」
●佐藤さんはベラルーシで、40年にわたって遺伝の研究を行っているゲジナジー・ラ
ジューク博士と共同調査を行って来ました。
(8分49秒)●二人はこれまでの、低線量を被曝し続けている住民の染色体を調べて来ま
した。
(8分58秒)●異常が見つかった血液の細胞の染色体です。●矢印の染色体がちぎれ、
別の染色体にくっついています。染色体の異常が精子や卵子の生殖細胞で起きれば、子供
に先天的な病気が現われる可能性が在ります。(9分31秒)●汚染の続くゴメリと汚染の
殆ど無いミンスクで、事故後、生まれた子供に染色体の異常がどの程度見つかるか、その
頻度を比べました。
(9分43秒)この調査は、ゴメリで生まれた子供に染色体の異常が見つかる頻度はミンス
クの子供の10倍に上ったのです。

汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実~5_5.avi
http://youtu.be/ZK7T6BDiB1c

(0秒)先天的な病気を持つ子供の数も調べました。
●ベラルーシでは、以前から先天異常の研究がおこなわれていたため、事故前のデーター
が在ります。
(12秒)●調査の結果、事故後、先天的病気を持つ子供の数は、およそ2倍に増えている
事が分かりました。
(23秒)◆◆IAEAは、事故による遺伝への影響を一貫して認めていません。
(30秒)●発見と報告の精度が整備されたことで、先天的異常の子供の登録数が増えたと
しています。
二人は新たな調査を始めています。(1分)●ベラルーシ各地で生まれた先天的な病気を持
つ137人の子供とその親の染色体を調べたのです。(1分24秒)子供に見られる血液の
細胞の染色体異常が親にも見つかれば、親にも先天的な病気があり、それが受け継がれた
ものだと考えられます。(1分34秒)親に染色体の異常が見られない場合は、被曝も含む
何らかの理由によって、親の生殖細胞の染色体に突然変異が起きたと考えられます。
(1分52秒)●その突然変異の割合を、汚染地とそれ以外の地域で比べました。(2分4
秒)子供の先天的な病気が親の生殖細胞の突然変異によって出来た割合は、汚染の殆ど無
い地域では68%。(110人中75人)これに対して、汚染地では、89%(27人中24人)に達しま
した。調べた親子の数はまだ少なく、二人はさらに調査が必要だと考えています。
(2分29秒)佐藤幸男さんの発言「少ない線量で染色体の異常が在って、それが、次の
世代に伝わって、染色体の疾患、異常じゃなくて。異常が伝わって疾患が生ずる訳です。
それは十分に考えられうることで、これは、長期にわたって観察しないと、結論がまだ出
せないという段階だと思う。佐藤さんは、ラデューク博士と共に、調査で染色体異常が見
つかった人との交流を続けています。
この日は首都ミンスクに暮らす或一家を訪ねました。ビクトルマシコさんの家族です。(3
分16秒)●マシコさんの3人の子供たちと甥と姪で、合わせて5人のうち、4人に染色体
の異常が見つかっています。●一家はチェルノブイリから60キロのゴメリ州のナローブ
リャに5年間住んでいました。●大量のセシウムがまき散らされた地域です。長女のオリ
ガさんは、20歳です。生まれて6カ月の時に事故が起き、5歳まで汚染地で暮らしまし
た。(3分51秒)このアパートに移った後、血液細胞に染色体の異常が見つかりまし
た。「これがオリガです。事故から5日後に撮った写真です。この日まで、事故の事は何
も知りませんでした。私達は、5年間汚染地帯に暮らしていました。ですから、娘たちの
子供、さらにその子供に何かが起きるかもしれません。何も異常が無いことを祈るだけで
す。」血液細胞の染色体異常は、遺伝に直接つながるわけではありません。健康に今のと
ころ、問題はありません。しかし、幼いころ5年間被曝していたという事実はオリガさん
に重くのしかかっています。「傍目には、元気に見えるかもしれませんが、忘れることは
できません。放射能、事故、そこからは逃げられないのです。」佐藤さんの妻は原爆の被
曝者です。同じ不安を抱えてきた広島の被爆者のことを話すなどして、オリガさんのこと
を支えています。佐藤幸男医師の発言「この家庭も特に明るく生きて行こうという前向き
な姿勢は非常に共感できますが、それだけに、その裏には、深く背負った者があるだろう
と。20年は一つの節目ですけれど、別な視点でみると、今からまた、様々な問題の始まり
と言いますか、子供さんが成長して、次の世代に移って行くという意味では、今から、ま
た、新しい問題が始まって来るというふうに思います。」
(6分45秒)◆◆去年IAEAが出した報告には、会議に参加した各国の専門家や公的機関から
異論が相次ぎました。
●批判を受けたIAEAは、先月改訂版を発表しました。(7分02秒)何箇所か修正が加えら
れています。(7分12秒)癌による正確な死者の数は、推定が不可能としたうえで、(7分
40秒)●「リクビタートルの死者を50人」としていた記述を、「現把握出来ているのは、
50人」と改めました。白血病については、「増加している証拠をつかむのは到底無理
だ」という表現が削除され、代わりに「調査を継続すべきだ」という一文字が加えられま
した。遺伝的影響についての記述は変わりなく、この程度の線量では、起こり得ないとし
ています。リクビタートルが暮らすウクライナ、キエフのアパートです。この日も癌で、
亡くなった住民の葬儀が行われていました。ベラルーシ・ゴメリの被曝者専門病院では、
この3カ月で15人が白血病で亡くなりました。ブラコフさんの病状はさらに悪化してい
ます。実際の面会は謝絶。正常な白血球は殆ど失われていました。妻のナターシャさん
は、医師から助かる見込みは殆ど無いと告げられていました。「話すこともうまく出来な
いんだ。のども痛いし。窓も開かないのに、何故、俺は風邪をひくのかな。でも、前を向
かないともがかないとおぼれちゃうからな。生きたいよ。家族のために。」
人類史上最大の核汚染。チェルノブイリ原発事故から20年。事故の幕引きの動きが在る
中、真実を突き止めようとする医師達の治療と研究が続いています。500万人を超える被爆
者に何が起きているか、明らかにされるのは、これからです。
取材協力、放射線被曝者医療国際協力推進協力会議、今中哲二、カタログハウス、ジュ
ノーの会、チェルノブイリ支援運動九州、(編集)、登内秀樹、(取材、)山本陽一郎、
伊奈高宏、(ディレクター)、横井秀信、佐藤謙治。
(制作統括)、井上恭介、石川一洋、
共同制作、NHKエンタープライズ

投稿: 小松梨津子 | 2011年5月24日 (火) 12時14分

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