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2011年4月 2日 (土)

原発事故の放射能汚染から身を守る---福島原発事故「つぶやき編」号外 (4月2日)」

Ehousyasen3_200 柳瀬川通信:報道部  

ちょっと長い「号外」 4月2日(土)

(写真左、病院の放射線治療棟などで目にする事もある放射線管理区域を示すマーク。
原発から40km離れていながら、高い放射線量が測定されている福島県飯舘村などは、法にしたがえば、村中にこのマークを多数張らなければならない。
管理区域設定で、厳しく指導される立場にある建築家から言わせて貰うなら、厳密に言うも言わないも法律違反である。
政府は、「確かに違反しているが、今の時点で管理区域を設定するのは難しいので、決定を先に延ばして欲しい」と管理区域になる事を認めたうえで発表するならまだ、許されるかもしれないが、日本の基準?では避難区域に入らないなどと決めるのは、国民を放射線被ばくから守る事からの裏切りである。管理区域のマークのある内側の部屋で、ご飯を食べたり、子どもを遊ばせたい親がいるだろうか。)


超美仁記者
「作山さん、科学部の山野さん探していましたよ。あっ、みえました」

作山記者
「お、山野君か、どうした、怖い顔して」

山野記者「そんな顔してます?。そうかなー。帝都大学の汚目(よごれめ)教授の話にちょっと驚いただけですよ」

超美仁記者「そうですよね。テレビに出演されている先生方のお話に、いちいち驚いていたらきりがありませんものね。でも、どうして直ぐにばれる話を平気でするんでしょう」

作山記者「もっていきたい方向の結論を決めている話を、もったいぶって、データーなどを持ち出すから、つじつまがあわなくなるんだよ」

デスク「ところで、山野先生の話はなんだっけ」

山野記者
「茶化さないでくださいよ。けっこうまじで考えてるんですから」

デスク
「すまん。汚目教授って、あの青いメガネの先生か。」

超美仁記者
「ピンクじゃなかった?」

作山記者
「あれは、あやしい話をする別の先生」

山野記者
「放射線量の多い汚染地域の話から、放射線管理区域の事が質問されたんです。それも病院の例や、数字も挙げてかなり厳しく」

超美仁記者
「それは、山野さんだ。違う?。東京新聞?」

山野記者
「どちらも違う。フリーの記者だ」

デスク
「それで、青メガネ先生、どう答えた」

山野記者
「汚目教授の話はこうだ。病院は、特殊な場所で、放射線量も管理しやすいし、部屋の範囲も明確だ。天井もあるし。
そのなかで管理しやすい数字が決められている。ところが、君(フリー記者)の言う放射線管理管理区域に指定すべき汚染がある場所なり地域は、とても広いし、風もある。
放射線量だって常に変動している。そういう場所の計測値がちょっと高いからといって管理区域の概念は当てはまらないというお説だ」


作山記者
「ちょっと高い位じゃないだろう」

山野記者
「そうです。放射線管理区域は外部放射線に係わる線量が3ヶ月で1.3ミリシーベルトです。これ、よく出てくるから皆さんご存知ですね。
それと、放射性物質によって汚染される物の表面の放射性物質の密度が1c㎡あたり4ベクレル。」


デスク
「それじゃあ、高い数字が出ている汚染区域の場所は、その10倍以上あるぞ」

山野記者
「そうです。もう少し計測値の低い場所も含めたら、福島県のかなり広い場所が管理区域としてロープでも張らなければならない」

作山記者
「フリー記者は病院を例にあげたが、放射線管理区域はいろいろあるの?」

山野記者
「専門じゃないんで詳しくいえませんが、さっきの病院などは医療法による管理区域、その他、放射性同位元素による放射線障害の防止に関する法律によるもの、労働安全法令や人事院規則などもあるようです。しかし、基本的には同じです」

超美仁記者
「友人の建築家が怒ってました。 病院建築の場合、放射線漏洩だ、管理区域の遮蔽能力だとすごく厳しいし、検査もある、報告義務もある。
それについては、管理区域に入る放射線業務をする人や、一時的に入る人、また、そこに立ち入らない部外者を守るために必要だと思っている。
管理区域内で仕事をする人は、被ばく線量も決められているし、女性の場合は数値が低く抑えられる配慮もある。
それほど、
放射線管理区域という場所は厳しく設定されている。
それなのに、今度の原発事故では、国民への放射線量管理が全くなっていない。
怪しげな例を持ち出したり、突然に被ばく線量の上限見直しとか。
病院で管理区域維持に苦労する我々が馬鹿みたいですって」


山野記者
「管理区域の考え方は、人を放射線の被ばくから守ることが基本なのだから、病院だから守りなさい、原発事故の放射線は特別だというものじゃないはずだ。」

作山記者
「それで、怒っていたんだ」

山野記者
「怒っていたのじゃなくて、あきれ、悲しんだ顔です。
だって、放射線管理区域で仕事に従事する、しっかり放射線被害から身を守るべく管理された人より高い放射線を浴びている国民が、「直ぐには健康に影響はない」とされているんですから」


デスク
「すぐには影響がないとかではなく、まず決められた被ばく線量を守ることを前提として、対応してもらいたいな。確かに病気になるような被ばく線量ではないかもしれない。それでも、被ばくしなくてもよい被ばくを受けた国民には、問題ないなどといわず、これから長期間の健康管理等の医療保障も必要だ。特に乳幼児、子供、妊産婦、女性への配慮は特に大事だ」

作山記者
「それで、山野さんが放射線量、被ばくなど今考えている事は」

山野記者
「完全に整理がついているわけじゃないので、羅列してみます。今後の経過を見ながら後で、しっかり修正してまとめます」

1、レントゲンや、CTスキャン一回分などの放射線量などと、詐欺まがいの例を言わない事。

2、毎日被ばくしている国民の感情を逆なでするような、こじつけのような放射線量の比較をしない事。
飛行機でヨーロッパまで飛ぶと、これだけ放射線を浴びる。
どこかの国のある場所の住民は、放射線量が3倍のところで、何の影響も受けないで健康に暮らしている。

ここまでの例を挙げるかとあきれたのは、長期間滞在している宇宙飛行士は放射線を多量に浴びているが健康に問題が無い。
まだある。
ラドン温泉は放射線量が多いが危険だと言われない。最悪は、福島原発事故程度の放射線を浴びると、かえって健康に良い。
これ、すべて風評ではなくて、テレビ解説やマスコミ登場の偉い先生方の話です。

3、決められている放射線量基準値を、勝手に解釈して上限を上げない。放射線を屋外で24時間浴びる事は無いので、屋外8時間、室内16時間で計算するとなど、難解な発表をしない。
屋外と室内の放射線量の違いなども言わないくせに。

4、何マイクロシーベルト.何ベクレルだから、ただちに健康に影響ないなどと曖昧な事を言わず、決まっている、あるいは推奨されている国際基準値や日本の法的基準とを発表し、それよりこれだけ高いと発表する。そのうえで、危険度レベルの発表をする。それがゆるすぎるか、厳しいかは別として、政府が決めた事として国民はある程度納得できる。
その発表も、保安院、安全委員会、ましてや東電などがばらばらに言わずに一元化する。
その発表には、健康に何の影響も無いとお墨付きをつけたのだから、後日どんな事態になろうとも、責任を持つ。

5、避難区域ライン30kmにこだわり過ぎずに、避難は国民の健康を第一に柔軟に対応する。(今後、追記、修正します)

デスク「そうだな、今、山野くんが言った事を記事にして、それを皆で補完、修正して問題点をつめていこう」

山野記者
「曖昧にしておくと、あとあと問題が生じても、混乱するだけですからね」

作山記者
「福島原発の地元で原発反対運動を長く続けている石丸小四郎さが、これから生涯かけて成し遂げる目標をたてて、次のように語っています。
ひとつめは、刑事責任を含めた国と東電の徹底的な責任追及。そしてドイツのように国を挙げて「脱原発」の計画を立てさせ、原発以外のエネルギーへの転換を目指すこと。
東電などの電力の寡占を防ぐため、一般家庭でも複数の民間会社から購入先を選べるように自由化を進める。
そして今回の事故について、国や東電に徹底した個人補償をさせることです


デスク
「福島原発事故は、今や世界の問題だと言う事は、誰もがわかってきている。日本だけで規制を甘くしたりしても、世界各国から拒否される。
もう、さまざまな面で影響が出ている。
それは、報道されない事が多いのだが、驚くほどだ。外国の過剰な反応などといっても、何の足しにもならない。」


デスク
「柳瀬川通信:報道部は原発事故担当キャップとして、作山君が記事を書き続けてくれたが、もう、原発事故の政府、東電、保安院、安全委員会などの発表に、いちいち反応するのはやめよう。むなしさばかりがのこる。もちろん、テレビのキャスターや先生方の発言などには、なるべくかかわらないようにしよう。」

超美仁記者ただちに健康に影響が無い---これって、聞いて拒否反応をする人も多いと思いますよ」

作山記者
「4月から新年度です。『原発事故の放射能汚染から身を守る』これを視点に追求しましょう。真実の情報、有意義な情報を紹介していく事も続けましょう。」

山野記者
「放射能被ばくの被害が少しでも少なくなるよう努力しましょう。子どもたちをなんとしても守りましょう。」

デスク
「水俣病も、腐りかけた魚を多く食用すると身体に蓄積する、何とか酸の影響などと、チッソや自治体を擁護するような研究成果を平気で発表していたのは、東大の先生だった。俺は今度の放射線汚染からは、チビスケ1号、2号を守りたい」

超美仁記者
「あれ、チビスケはデスクのお孫さんだったの?」

作山記者
「デスクは、七つの顔をもつ男。多羅尾伴内だよ。」

超美仁記「タラバ--?」

作山記者「君は平成生まれか?。
政府は原発事故によるあらゆる面での影響を過小に評価発表し、事故はやむを得なかったという方向に向けたキャンペーンをますます露骨にしてくるだろう。

国民の生活が第一の謳い文句はとっくに外したからね」

超美仁記者
「あまり、ひどいのはねちねちと暴いてやります」

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コメント

飯館村の酪農家の方がテレビに出てらっしゃいました。
生乳の廃棄について、窮状を訴えていらっしゃいましたが、私はこの方がマスクもせず、あの線量の中、暮らしていらっしゃることに恐れを感じました。
宮城県にボランティアに行った方に聞いたのですが、今、被災地の方は、放射能や線量について調べる余裕はありません。
生きてゆくだけで精一杯なのです。
国が大丈夫と言えば、信じるしかない状態なのでしょう。
それを良いことにいつまでも危険地域の方を避難させることなく放置しておくことは、許せません。これは政府による犯罪です。

被災地に一般人がボランティアに行くことさえ容認されない今、私達が被災者のために出来ることは、地震、津波に被災した方々が、せめてこれ以上放射能障害まで負うことにならないように、それぞれが国に働きかけることではないでしょうか。


投稿: 愛知のママ | 2011年4月 7日 (木) 15時47分

>愛知のママさま
ご意見のとおりだと思います。デモ、署名、インターネットでの発信など、それぞれが出来る方法で国への働きかけが重要だと思います。飯舘村の状況など、対策に変化が見られるようになりました。このブログで紹介した石丸小四郎さんが生涯かけて成し遂げると決意を語っているように、私も生きている限り責任追及の手を緩めるつもりはありません。

投稿: Souroku | 2011年4月 7日 (木) 23時07分

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