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2011年1月27日 (木)

鈴木宗男前衆議院議員の近況---佐藤優氏の「本音のコラム」から

Dscn6123_320 東京新聞1月14日朝刊の25面「本音のコラム」欄「後悔」と題した佐藤優氏の文が掲載されています。

「後悔」の意味は、現在、服役中の鈴木宗男前衆議院議員からの手紙を紹介し、鈴木氏を外務省の謀略に引きずり込んだ事を後悔していると、鈴木氏に謝罪する内容が書かれています。

佐藤優氏に関して、僕は6年前に書かれた彼の著作「国家の罠」を読むまでは、マスメディアがスクラムを組んで報じる彼の虚像を情報として得ただけのものでした。

しかし、この「国家の罠」を読んで、その後の氏への認識が変わりました。
著書の内容に関しては古い本でもあり、多くの方が語っていますのでここでは取り上げませんが、特に興味深かったのは、拘置所に入った後の検察官との攻防、そして最終章(第六章)に書かれた「被告人最終陳述」の第1点から第4点の部分です。

 ここに書かれていることは、その後の三井環氏の検察裏金疑惑、民主党参院議員の石井一議員と村木厚子元局長の厚生労働省文書偽造冤罪事件、民主党の小沢一郎元代表の資金管理団体事件起訴などが全く同じ構図で仕組まれており、この佐藤優氏の著作に述べられたことがそのまま当てはめることが出来ることに驚かされます。
今、僕は素直に読むことが出来る氏の心境を書いた文と、鈴木宗男前衆議院議員の近況の知れるこのコラムを転載してみたいなと考えました。
 
以下転載

 2011年1月14日 東京新聞朝刊「本音のコラム」より
  「後悔」 佐藤優

 喜連川社会復帰促進センターで服役している鈴木宗男前衆議院議員から1月5日付の手紙が届いた。
便箋に検閲印が押してあった。ひどく寒い独房から「イワン・デニーソヴィッチの一日」を読んで、あの酷寒のラーゲル生活を送った人を思う時、ここは天国と思われます。
ソルジェニーツィンの苦労を考えれば、まだ恵まれています」と書いて寄越(よこ)した。
 
 筆者は鈴木氏に「申し訳ない」と心の底から思っている

北方領土問題を解決するために外務省は鈴木氏の政治力を必要とした。
筆者は当時の外務省幹部の命令に従って、鈴木氏を外務省にひきずり込む工作に従事した。

 鈴木氏は北方領土交渉、アフリカ外交、予算・定員の確保などで外務省の応援団長になった。
2002年、田中真紀子氏が外相になり、機密費問題に手をつけようとした。
外務所の腐敗、幹部のスキャンダルが一挙に表に出そうになった。
その不祥事隠しを外務官僚は鈴木氏に依頼した。
その過程で鈴木氏は外務官僚の秘密、スキャンダルを知りすぎてしまった。
鈴木氏の力を借り、外務官僚は田中外相追放に成功した。
そして「知りすぎた宗男」を始末する必要に外務省は迫られた。
当時、筆者は外務省がこんなに恐ろしい組織だとは思わなかった。
鈴木氏を外務省に引き寄せるのではなかったと後悔している。
(作家・元外務省主任分析官)
 転載終わり

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