« 海賊対処法によるソマリア沖船舶護衛その13(9月)---大型タンカー損傷と、その原因仮説 | トップページ | 今、サクラ、ツツジ、ヤマブキの花が咲いている »

2010年10月11日 (月)

小説「ミッドナイト・ララバイ」を読んでみようと思う---国際ペン大会来日作家に聞くを読んで

東京新聞10月5日夕刊、「国際ペン大会来日作家に聞く」として、米国のミステリー作家「サラ・パレッキー」さんへのインタビュー記事が掲載されました。

このインタビューで、パレッキーさんは、1982年に女性私立探偵「V・I・ウォーショースキー」を主人公にした小説「サマータイム・ブルース」でデビューした女流小説家で、社会悪と対決する主人公のリアリティーのある描き方が女性を中心に支持を集め、女性探偵小説ブームの火付け役となった方と紹介されています。
今度、自伝エッセー「沈黙の時代に書くということ ポスト9.11を生きる作家の選択」が早川書房から刊行されました。

以下、東京新聞記事から、転載します。
 この自伝エッセーには、女性差別が激しい時代に育った生い立ちから、公民権運動やフェミニズム運動、女性作家の地位向上などに携わる闘いの軌跡が描かれている。
9.11同時多発テロ後は、テロ捜査のために当局の権限を大幅に拡大した「合衆国愛国者法」に対し、講演活動などで反対の声を上げ続けた。---転載終わり

彼女はインタビューに答えます。
「ブッシュ政権は9・11の前から、愛国者法の準備をしていた。
盗聴や理不尽な拘束などで市民の自由が侵される事態を知るうちに、怒りが強くなった。でも、ただ怒鳴り返すのは、作家の仕事ではない。怒りの感情をどうやって作品に込め、米国社会の不正義を読者に伝えるかを考えました」

「共和党に資金提供するようなメディアネットワークがテレビや新聞社を買い取っている。イラク戦争に反対する抗議活動が各地で起きても、それが報道されず、なかったことにされている」

1960~1970年代のような変革の機運が今、社会に見られない要因の一つとして、彼女はメディアの変質を挙げる。
「9.11の後、真実に出会うことが少なくなった。私たちは真実に飢えている。テレビやブログには真実はない。だから人生についての本質的な真実を描く小説が必要なんです」 

まさに我が日本も、この訴えと変わりがない状況ではないでしょうか。
早速、今まで、読んだ事もなかった「サラ・パレッキー」さんの最新作「ミッドナイト・ララバイ」を、読んでみる事にしました。

|

« 海賊対処法によるソマリア沖船舶護衛その13(9月)---大型タンカー損傷と、その原因仮説 | トップページ | 今、サクラ、ツツジ、ヤマブキの花が咲いている »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 海賊対処法によるソマリア沖船舶護衛その13(9月)---大型タンカー損傷と、その原因仮説 | トップページ | 今、サクラ、ツツジ、ヤマブキの花が咲いている »