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2010年9月24日 (金)

嘘をつく男二人に秋風が---守屋元防衛事務次官と前田主任検事

Dscn5825_320_2 我が家の今朝7時の外気温は18度(写真左でした。
さ納めの名月を見てからの昨日、今日と気温の低い日が続き、もう夏は過ぎ去り本格的な秋の到来を感じています。

 秋といえば、この卑劣な男二人にも秋風です。
その1「守屋武昌元防衛事務次官」

防衛庁の汚職事件で、実刑が確定した守屋武昌元防衛事務次官が、9月21日に遂に東京高検に収監されました。収監とは、刑に服するため刑務所に入ることです。
罪状は収賄と偽証」懲役2年6月です。

次官在任中、守屋夫妻は防衛商社「山田洋行」側からそんなにもと、驚ろかされるほどの回数のゴルフ接待を受け、また、次女の米国留学費なども受け取っていました。
それなのに逮捕前の衆参両院での証人喚問で、実際はゴル代、飲食費など1円も出していないのに「毎回1万円を支払った」次女の留学費も「すべて自分の金で負担した」などと平然と偽証したのです。

 収賄については、罪状に挙げられた以外にも、他の納入業者との癒着も報道されていましたし、唾棄すべき男であることは確かです。
しかしこの男の卑劣さは、平気で嘘をつくという神経です。
調べられれば分かってしまう事なのに、その判断力さえ働かないこんな男が、防衛省の事務次官だったとは、なんとも唖然とさせられるのです。
悪行の反省もないまま、普天間基地問題などを偉そうに語る、多弁なこの男の論旨など信用する気になれません。
偏見でしょうが、その顔つきさえも気に入りません。
この際、じっくり刑に服して己の所業を反省し、出所したなら静かに余生を送って頂き、二度と沖縄問題などでマスコミに登場することが無いことを願います。

その2「前田恒彦主任検事」
もう一人の、秋風が身にしみるであろう卑劣漢、大阪地検特捜部の前田恒彦主任検事。いや、早手回しにもう逮捕されていますから、前田恒彦容疑者です。
検察は朝日新聞にスクープさせたように見せかけて、この男をスケープゴートにして事を納めようとしていると僕はみています。
この男もまた、守屋元次官と同じで、調べれば分かってしまうことを「故意にはやっていない」などと、言い張っています。
普通ならこんな言い訳がとおるはずもありません。
同じ穴の狢達が、取調べを曲げなければの話ですが。

この男、取調べは強引でも、電子データーなどを処理、操作する緻密さに欠けるようです
「データーをいじっていて、誤って書き換えてしまった」と申し開きしているようですが、ファイル変換ソフトが自分のパソコンに入っていた報道されていますので、間違いなく確信犯です。
いじるって、何をいじっていたのでしょう。重要な証拠データーで遊ぶ奴がどこにいますか。

自供している上村元係長の作成したとされる偽造証明書は、僕の推察ですが多分、エクセルかワード、またはPDF化された文書ファイルではないかと思います。
テレビでも報じられていますが、この作成した文書ファイルには、パソコンで作成した以上、必ずパソコンで作動中の内蔵時計によるファイル作成日時が記録されます。
村木厚子局長の起訴直前、特捜部事務官は、証拠品のFDから、上村元係長の作ったままの偽造証明書、その他資料をプリントアウトしたと思います。
普通の場合、プリントアウトした紙の書類には、データーの作成日時は印刷されませんから、捜査報告書にはどのような形式かわかりませんが、データーの最終更新日6月1日(この場合、上村元係長が何度も書面を作り直していないとすれば、作成当日の日付でしょう)が書かれていたのだと思います。
その日付は案外、気がつき難い書かれ方をしていたのかもしれません。
この男、捜査報告書は読んだかも知れませんが、偽造証明書に気をとられ、どこかに書いてあった作成日時(パソコンファイル上の最終更新日時)には気が回らなかったとも考えられます。実際には、これが非常に重要な事だったのですが。

さて、証拠品として押収された偽造証明書が入っているフロッピーディスク(以後FD)を見て、この男は、検察側の冒頭陳述に符合するように偽造証明書の作成更新日時を変えてやろうと、悪知恵を働かせます。大馬鹿者です。
ただFDの最終更新日時と記録されている6月1日は、たんに上書き保存で変えようとしても、アクセスした当日の日付が記入されてしまい、そのままではおかしなことになってしまいます。
この男は、偽造証明書の作成日、即ち最終更新日を冒頭陳述に符合するような6月8日頃にしたいと考えました。

それには幾つかの方法があるのですが、パソコン自体の内部時計の持つ日付を動かしてから、ファイルを上書き保存する方法はとらず、ファイル変換ソフトを使うことを考えます。

 ファイル変換ソフトとは、作成されているあらゆるファイルを指定して、そのファイルに対し、ソフトの変換機能によって、ファイルの名称や属性、日時を変換、あるいはファイルを削除することができてしまうというものです。

この男、自分のパソコンにこのソフトを以前から入れてあったのか、今回のために新たにダウンロードしたのかはわかりませんが、多分後者だと思います。
この種のソフトは、あまり日常的なパソコン使用では使われないからです。
多分、ダウンロードしたのは、フリーソフトで使い勝手が良いと評価されている「FACVT」ではないかと見当をつけています。(情報も頂いています)
「ファイル変換ソフトFACVT」には以下のような多様な機能があり、ファイル更新日時の変更など、30秒もあれば簡単に可能です。

*ファイル名称変換
・大文字/小文字変換
・特定文字の削除
・括弧の処理
・半角数字の0埋め桁揃え
・全角/半角変換
・文字列置換
・連番による名称変換
・日時による名称変換(更新日時、作成日時、Exif情報日時)
・ID3情報による名称変換
・変換制御文による名称変換
*ファイル属性変換(読み取り専用、隠しファイル、アーカイブ、システム)
*ファイル日時変換(作成日時、更新日時、アクセス日時)
*ファイル削除 (ごみ箱に移動せずに削除する、ごみ箱に移動する)

このソフトを使って、この男は、証拠品として押収されたFDの上村元係長の作成した偽造証明書の最終更新日時を、6月1日から、6月8日に変える事に成功しました。(FACVTのソフト製作者は、こんな悪用のために使われるとは、さぞや心外でしょう)

次にこの卑劣漢が考えたのが、この更新日時を書き換えたFDを、被告である上村元係長側に返却することでした。
そして公判中にFDの存在そのもの、または偽造証明書の作成日時が問題になった時に、このFDの存在をアピールするつもり、または上村元係長側に作成したのが6月8日だったかと思わせようとしたのか、あるいは、FDを証拠品として提出させ裁判所側が6月8日だと判断する事を狙ったのだと思います。
上村元係長側の弁護団も、まさかFDが検察側に改ざんされているとは考えもしないでしょうし、ファイルの内容は見ても、いちいちパソコンのエキスプローラで、更新日時のチェックなどはしないでしょう。
もし、このFDを証拠提出などしていたら、卑劣検事の仕掛けたわなにかかってしまったかもしれません。この点はまだはっきりとはわかりませんが、ともかく改ざんしたFDで公判を有利に導く材料にしようと考えたことは確かだと思います

ところが、この卑劣漢は、二つのミスを犯していました
先ずひとつは、偽造証明書のFDの最終更新日が6月1日であったと記録された捜査報告書が公になってしまう事に多分気がつかなかったか、予想外だったということです。

もうひとつは、FDの最終更新日を、自分のパソコンのファイル変換ソフトを使って書き直したまでは良かったのですが、そのアクセス日時が記録されてしまったことに気づかなかったことです。
パソコンが得意でないか、このソフトに不慣れだったのかも知れません。
この卑劣漢が6月8日の嘘の日付に更新したことが記録されてしまったのが7月13日、上村元係長の弁護側に返却したのは7月16日です。
すなわち、FDは検察側に保管されていた期間ですから、間違いなく改ざんは検察側の仕業であるとわかります
実は、アクセス日時も変更することができたのですが、神はこの卑劣漢の悪行を見破られるようにしたのです。

公判で、偽造証明書の作成日時が6月1日と記録されている捜査報告書が公になり、事件の鍵を握る事になっているのだと気づいたこの卑劣漢は、自分が仕掛けた筈の時限爆弾(FDの改ざん)が、己の足元で爆発することに気づいて慌てます。
FDは、上村被告側に検察側に有利になる意図を持って返却してしまったので、もはや再修正はできません。
上村元係長の弁護側が、FDの改ざんに気がついたりしたら大変だと考えたこの卑劣漢は、そこで仕方なくFDを誤って書き換えてしまったかもしれないなどと、まわりに自己弁護を始めたと言うわけです。

(ここで、ちょっと休憩。 もし、こんな深読みではなく、この卑劣漢が偽造証明書の作成日時が捜査報告書にある6月1日だと知りながら、FDの更新日時だけを改ざんして、そのFDを返却し、あとから弁護側が証拠としているFDを開けてみたら、最終更新日時は6月8日となっているので、捜査報告書にある6月1日そのものが間違いだったと思わせようとしたら、なにをか言わん、たんに頭の悪い検事だったしか言えません。
しかし本人が時限爆弾を仕掛けたと言うのは、この程度のことだった可能性も否定できません。他の検事がこれを知って、上司に訴えたとの状況などは、この見方が正しい事をあらわすような気もします。
僕は考えすぎかもしれません

(ここからまた、休憩前の続きです)
上司(大坪弘道前特捜部長、佐賀元明前特捜部副部長)にも報告があがったようですが、なぜか不問にされてしまったのです。
上司は多分、FDの更新日付が、この事件の鍵を握る重要な証拠だと気づいていなかったので、卑劣漢のFDを点検していたら、誤って日付が変わってしまったなどという嘘に、たいしたことでは無いと判断したのかもしれません。
または、FDのデーターの更新日付なるものを、ほとんど理解できなかったのかもしれません。
あるいは、これは証拠隠滅などにあたると、事の重要性は認識したが、更新日付はちゃんと6月1日とされた捜査報告書があるので、これでやるしかない。
誤って?更新日付を変えたFDは弁護側に返却してしまったので、これが証拠品として取り上げられる事の無いよう気をつけよう、こちらからはなるべく話題にしないようにしてくれといった打ち合わせをした可能性は大だと思います。FDを再度提出(弁護側からの返却)してもらえないかとも話し合った可能性もあるでしょう。
上部には、騒ぎが大きくなるとまずいので、問題にするほどの事はないと報告しておくと決めたのでしょう。
勿論、この場合は部下の証拠品改ざんを隠蔽する意思はおおありです
このへんは、もう少し調べて後日書くことにします。

ともあれ、この前田恒彦元主任検事は検事の資質うんぬん以前に、人間としてあるまじき卑劣漢です。
必ず真実が判明する事なのに今なお、嘘をつきとおす神経は、守屋元防衛事務次官と酷似しています。顔さえ似ているような気になるから不思議です。
こんな男が主任検事として居座っていた、特捜部の存在自体を再検証する必要があります。

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コメント

守屋もそうですが、防衛省職員の業者との癒着、それと幹部自衛官の天下り。それは、それはひどいものです。

投稿: gensan | 2010年9月25日 (土) 04時56分

>gensanさま
目に余る防衛省の天下りは、近いうちに書かせてもらいます。防衛資材購入と密接な関係にあるところが実に不快です。

投稿: Souroku | 2010年9月25日 (土) 12時39分

http://blogs.yahoo.co.jp/jyajya368/19861781.html
名月に、嘘や偽りを浄化してほしいと祈ぎました。
転載賜りました。ありがとうございます。(礼)

投稿: じゃじゃまる | 2010年10月 1日 (金) 02時56分

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