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2010年8月 4日 (水)

捨てられない文具その3----鉄道定規

Dscn5545_320

捨てられない文具として、ステッドラー芯ホルダー(7月26日)、ヘンミ計算尺(7月29日9などをあげましたが、今日は鉄道定規です。
ここ、数十年使うことなく、ただ、保管していました。

現在の製図はほとんどコンピューター(CAD)で書きますから、単一半径曲線、2次曲線など、どんな曲線でも簡単に製図できてしまいます。
しかし手書き図面の時代は、曲線を描く事はかなり厄介だったのです。
そこで使用されたのが、学校でも使った雲形定規に代表される曲線定規です。
市販された曲線を描くための、いろいろな定規がありますが、この写真はそのひとつ鉄道定規です。
半径3cmから500cmまでの 100枚がセットされ木箱に納められています。
主として鉄道線路の設計に使われる為のもので、そのため鉄道定規と呼ばれています。同じようなもので、造船の設計に使われる造船定規があります。

建築設計図の場合、図面の縮尺が100分の1とか、50分の1などが多く使われますので、この鉄道定規の500cm定規は、100分の1の図面では、半径500mとなります。

鉄道線路施設の設計では、地図上に線路を描くわけですから、その程度の半径はよく使われたでしょうが、建築ではまずそんな大きな円弧曲線は使いません。

Dscn5551_320_2 僕が建築設計でよく使ったのは、いいところ半径3cmから15cmくらいまでで、その他の定規は全く未使用できれいに包装されたままの状態です。
無駄な買い物と思われるでしょうが、そういった建築設計用の曲線定規のセットが当時、探した限りでは無かったし、家具設計などでは使い道もあるかと考えて高い買い物に踏み切ったのです。
設計図作成のCAD化により、出番が無くなりましたが、処分せずに残っていたこの鉄道定規を、再び使用されることは無いでしょうが、さりとて簡単に捨てる気にもなれないのです。

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コメント

突然失礼いたします。

突然大変失礼なお願いをして申し訳ないのですが、こちらのブログで紹介されている鉄道定規お譲り頂けたりできないでしょうか?

鉄道定規で検索して貴方のブログにたどり着きました。

私は家具製作をしており製図や原寸加工墨などで使用したく探しておりました。

大事にされていた物を突然譲ってくれと言われて、本当に失礼なお願いだと思いますし、とても高価なものですので金額もつけ難いとは思います。
もし可能であればご連絡頂ければ幸いです。

失礼なコメント申し訳ありません。

投稿: 松本剛 | 2010年8月 9日 (月) 22時25分

こんにちは、初めまして。
事後承諾で申し訳ありませんが、こちらの写真を下記リンクにて使わせていただきました。
問題がございましたら対応致します。
突然失礼しました。

http://togetter.com/li/398472

投稿: 撃壌之詩 | 2012年10月30日 (火) 02時15分

>撃壌之詩さま
どうぞお使いください。お役に立てて良かったです。

投稿: Souroku | 2012年10月30日 (火) 09時54分

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