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2010年8月12日 (木)

賊対処法によるソマリア沖船舶護衛その11‐‐‐ホルムズ海峡で大型原油タンカーが船体に損傷

インド洋給油活動の時と同じように、派遣前には、あれほど大騒ぎしたマスコミが、その後まったく報じなくなった、海賊対処法によるソマリア沖派遣護衛艦の毎月の活動を書いています。(防衛省、国土交通省海事局発表資料による)

*平成22年7月の海賊対処法による船舶護衛実績(150回護衛~159回護衛の10回)
 護衛した船舶 日本籍船 1隻 
           日本の船舶運航事業者が運航している外国籍船  18隻
                   合計19隻  1回平均1.9隻
           
               外国籍船 75隻  1回平均7.5隻
Syousennmitui
相変わらず護衛船団に護衛される日本関係船舶は少なく、7月も平均1.9隻でした。

毎月同じ事を書かざるを得ないのですが、相変わらず護衛する2隻の護衛艦より、守られる船舶のほうが少ない現状です。

7月の実績について、もう少し詳しく書くと、10回の護衛で平均1.9隻となっていますが、実は10回のうち2回は、護衛する船舶が無い0隻(158回、159回)であり、3回は護衛船舶が1隻といった状況なのです。

それにたいして、中国などの外国籍船が75隻と、平均して7.5隻も護衛されていますので、護衛船団としての形は保たれていますが、もし、日本関係船舶だけだとしたら、護衛船団というより、商船1隻に護衛艦1隻が伴走している状況なのです。

国際貢献の名のもとに、海賊対処活動中のNATO艦船に給油するべく補給艦の派遣を検討中といった、ちょっと怪しい情報が流されていますが、今や海賊対処法による日本の海上自衛隊の船舶護衛は8割が、外国籍船なのです。

胸を張って、日本の国際貢献を謳えるのに、護衛している船舶が仮想敵国と位置付ける中国籍船が多いこと、日本の船舶が、大騒ぎした護衛艦派遣時の想定の2割にも満たない状況を、国民にあまり知られたく無い思惑などから、なにか公表することに後ろめたさを感じているのでしょう。
給油活動とも関連してきそうな「タンカー損傷」については、続く----

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コメント

爆発物満載の自爆ボートが、突っ込んだと報道しているところもあったけど、タンカーの船体外板は、護衛艦ほどの強度が無いので、あの程度の損傷ではすまなかったはず。救命ボートになにか仕掛けられたか。負傷者がいたり、いなかったりと、この事故、なにかおかしい。究明してください。

投稿: kenzi | 2010年8月14日 (土) 01時18分

>kenziさま
インド洋での給油活動での2回の期限切れ、その継続の際にも、どちらも全く同じような被害状況の船舶襲撃が報道され、詳細は不明のままです。今回もまた、補給艦派遣が検討されている最中なので、もしやとも考えられます。
ご指摘のように、吹き飛んで、海中に落下したと伝えられる救命ボートがなにか鍵を握っているような気がしております。

投稿: Souroku | 2010年8月15日 (日) 08時42分

こんにちは。私もブログで知りました。
http://blogs.yahoo.co.jp/jyajya368/18365559.html
夏休み、宿題が気になるころですが、みなさま、お健やかにお過ごし下さいませ。ありがとうございます。(礼)

投稿: じゃじゃまる | 2010年8月20日 (金) 08時32分

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