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2010年7月26日 (月)

捨てられない文具---ステッドラー芯ホルダー

Dscn5506_320

写真左は数十年前(45年くらい前?)から使っていたドイツのステッドラー社製の芯ホルダーと替え芯ですが、最近は全く使う事がありません。
かといって簡単に捨てきれない思いもあるのです。
かって、このホルダーから何千本、何万本、いや何十万本の線をひいたでしょうか。

使う鉛筆芯の端部には、金属の帯状の金具がついています。
ノックした時、芯がホルダー先端から抜け落ちないようにするためで、芯を一本、最後まで使い切ると、この金具が残ります。
これを集めていると、山になるほどたまって、我ながらこんなに使ったんだと驚いたものです。
しかし、図面書きは、この2mmの鉛筆芯を使うホルダーから、芯削りの手間が無い0.5mmや0.3mmのシャープペンシルが使われるようになり、それさえも今では手書き図面が消えて、ほとんどの図面作成はCADになってしまいました。
スケッチにはまだホルダー愛好者もいますが、芯削りが面倒なので、僕なども鉛筆と電動鉛筆削りのほうを選んでいます。

しかし、多分50年以上の歴史があるこの芯ホルダーは、その鉛筆芯と共に、現在もステッドラー社からMARS780Cの名称で発売され続けています。発売当初と形状もそう変わらず、まさに超ロングセラー商品です。
しかし、その価格が30年ほど前とほとんど変わっていないように思うのですが、僕の記憶違いでしょうか。

写真中、デザインがほとんど変わらないと言っても、ご覧のようにホルダー先端の金属部分の形状が変わっているのがわかる。
多分上から古い順だと思いますが、一番下のホルダーは780と書いてあるので、今の780Cの前の型かも知れません。それでも30年以上前の製品です。ノック部分が簡易芯削りになるのは、だいぶ後のことで、一番古いと思われるホルダーにはまだ、付いていません。
六角形のホルダー部分は、長年使用していると、硬質のプラスチックの角がとれてだんだん丸くなってきます。
それほど毎日毎日、使い込んだのです。CADでしか図面を書かない現代の若い設計者には、信じられない話でしょう)
Dscn5510_320 780c_320

(写真下、現在MARS780Cというタイプが販売されている)

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コメント

ドイツのステッドラー社製の芯ホルダーと替え芯のスレ拝読いたしました。
私も782 MARS-TECHNICOの愛用者です。
デザイナーに成りたての24歳で購入したのを昨日の様に思い出します。私は26年使い続け、今でも
傍らにあります。私の場合はアパレルのデザイン画を書くのに使っています。鉛筆ですと削りかすが出る。シャープペンだと線の抑揚に欠ける、CGだとつまらない、伝わらないで結果長い付き合いになっています。もしも手放される時は御一報ください。

投稿: 下北 裕樹 | 2011年11月15日 (火) 16時10分

>下北さま
26年間も使われているとの事、素晴らしいですね。ステッドラーの堅牢さは100年でも使用可能だと思います。常にカチッと押し戻してくるノック装置の故障など一度もありませんでした。
私もこの記事を書いた後、UCHIDA-Dahle(GERMANY)やBerol Turquoise(U.S.A)の芯削り器を掃除したら、黒い汚れがとれ、新品同様になったので、今は時々使っています。

投稿: Souroku | 2011年11月16日 (水) 09時06分

なんとなく、ホルダ用の具合のよい芯削り出てないかな?とうろうろしていて
貴殿HPに行き着きました。 まだ売ってますよね、ということはまだ需要は
あるわけです。

 私も愛用していましたが、おっしゃるように 青いボディーが削れて丸くなって
いきます。先端のめっきがはげてきたかな・・ というころには、お尻のほうが
割れたり本体が沿ってきたりします。

 そんなわけで、テクニコの寿命は私の場合かなり短くなってしまいます。数年
でしょうか。

 そのほかにも 2mmのホルダは案外商品として売られています。
ここ数年は、KOH-I-NOOR というチェコのメーカのものを使っています。総金属製
のものもありますが、ボディーがプラスティックのものは軽くて使い心地も悪く
ありません。削りだしの先端と、塗装だけのボディーですが、しっかり芯をつかんで
くれるので6角軸のこれはかなり使えると感じました。クリップがはずせるのも
気に入っております。

 先端が緩んだりしてアロンアルファのお世話になりましたが、長く使える逸品に
挙げてよいものと思っています。有名なデザイナーが使っている とか、逸話の
あるものではありませんが、相応の生産数があるようですので、利用者も多いの
かも知れませんですね。

 ただ、芯だけは賛否両論ある中、やっぱりユニに戻ってしまいます。なんと
なく、手になじんじゃっている という気がします。

取り急ぎ、感想まで。

 で、芯削りはやっぱりステッドラーかな と思いながら、昔愛用したたる型
の小さいものをいまだに探しています。昔のモデルには粉漏れしないように
シャッターがついていたんで、ポケットの方が安心だったんですが、最近見ない
と思ったら、生産中止。

投稿: 三郎 | 2012年3月25日 (日) 18時26分

>三郎さま
拙いブログをお訪ね頂きありがとうございます。
KOH-I-NOOR の芯ホルダーは、私も1本持っています。
ステッドラーはメーカーカラーの青色だけですが、ここはカラフルな製品ですね。製図やスケッチの際、2H,F,HBなど何種類かのホルダーを使い分けるのですが、色の種類で識別すると使いやすかったのかもしれませんね。
芯削り器は、その昔、黒い鋳鉄製?のたる型を使った覚えがありますが、今は製品として無いでしょうね。以後はコメント欄に書いたUCHIDA-Dahle(GERMANY)やBerol Turquoise(U.S.A)などの箱型を使いましたが、ステッドラーの502型、またはダーレ301などの丸型も捨てがたいです。

投稿: Souroku | 2012年3月26日 (月) 22時03分

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