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2010年6月23日 (水)

新潟市内で「旧斎藤家別邸」を見学

Dscn5393_320 先日、ブログにも書きましたが、大野亀に咲くカンゾウの花を見ようと佐渡に渡りました。
日帰り予定でしたので、新潟港を6.00発の朝一番のフェリーに乗り込むために、前日は新潟駅前のホテルに宿泊しました。
午後、新幹線で新潟駅に着いた後、少し時間があったので駅前の観光案内所で相談したら、「旧斎藤家別邸」の見学を紹介されました。
普段は非公開のところ、同邸宅の今後の利活用を検討するための社会実験として、期間限定での特別公開とのことでDscn5392_320_3 した。近くにある「日本銀行新潟支店長旧宅」も見学可能とのことで、早速、駅前からバスに乗り込み訪ねることにしました。

「旧斎藤家別邸」パンフレットより抜粋
「旧斎藤家別邸は、明治から昭和初期にかけて、新潟の三大財閥の一つに数えられ、貴族院議員を務めた豪商、斎藤喜十郎(1864~1941)が、大正7年(1918)に建てた別邸です。
海岸に近い砂丘の傾斜地を巧みに利用し、都会でありながら深山幽谷の趣を仕立て、周辺には見られない池や渓谷といった水辺空間を造りあげた回遊式庭園の作庭者は、東京の二代松本幾次郎Dscn5383_320(1858~1936)ともその弟亀吉ともいわれており、完成までに3年の歳月と巨万の費用をかけています。
邸内には、浩養園(東京都墨田区)など、かっての江戸の大名庭園から選び抜かれた数多くの名石、石造物が運び込まれています。
また、建物は、避暑と庭園観賞という目的を最大限に考慮した開放的な造りです。随所にさりげなく銘木を使うなど巧みな演出がなされています。」


旧斉藤家については、多くの方がネット上に書かれていますので、ここでは省略しますが、1330坪という広大な敷地と、建築費が当時の金で25万円、現在に換算すると20億くらいでしょうか。
この巨額な費用を、ただ避暑と庭鑑賞、そして月見の宴のために惜
しげなく使う、昔の資産家の太っ腹には驚かされます。

それと、いちばん上の主屋の写真と、いちばん下の主屋2階の写真でわかると思いますが、建築構造的にみて僕がうなったのが、主屋の重い瓦屋根を建物隅の細い一本の柱で支えているこの住宅の構造です。
耐震設計とは全く次元が異なる、この開放感のすばらしさなのですが、よく今まで地震に耐えてきたものだと感心しました。
建物全体のバランスと、柱配置の妙、そして梁の架構の巧みな組み合わせがなせる技なのでしょう。補強金物と筋交い、構造壁でがんじがらめにされる現代の木造建築からみたら、うらやましいかぎりです。
Dscn5385_320_2 (写真1枚目、主屋、開放的な間取りの建物だが、左隅の部分は、重い屋根を含めてさほど太くない隅柱一本で支えられているのがわかる)
(写真2枚目、茶室「松鼓庵」)
(写真3枚目、玄関の正門)
(写真4枚目、庭園と池)
(写真5枚目、滝まで造られている)
(写真6枚目、主屋2階では、訪れた見学者のために、呈茶のサービスが行われていた。僕たちも300円を払い、抹茶とお菓子を頂いた)

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