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2010年6月 7日 (月)

八ヶ岳は華やいでいました

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八ヶ岳の赤岳と阿弥陀岳に登って来ました。
「写真上、八ヶ岳の主峰、赤岳(2899.2m)、写真下、阿弥陀岳(2805m)」

友人が良く利用し、僕も同行させてもらうこともある蓼科の会員制ホテルの窓からは、正面に八ヶ岳の赤岳と阿弥陀岳がよく見えます。(写真下の一番上が、ホテルの窓から見た冬の赤岳と阿弥陀岳)

友人に、眺めていて気になる山ならいちど登ってみたらと僕が勧め、先週末の6月5日、6日に行者小屋にテントを張ってその友人と一緒に登ってきました。
八ヶ岳登山はインターネットでも沢山の山行記事が書かれていますので、今日は、これから赤岳に登ろうと計画している方の参考になればと思い、登山口の美濃戸の駐車場事情、行者小屋のテント情報、山の残雪情報、若い人たち、それも女性が多かった登山者様子などを書いてみます

6月8日追記

「美濃戸の駐車場」
山行き前に、美濃戸の「やまのこ村」に電話で、駐車が出来ることを確認しておいたので、美濃戸口の八ヶ岳山荘の駐車場には入れずに、林道を美濃戸まで上がりました。
乗用車では、かなり減速して走行する必要がありますが、所々にすれ違いの待機場所もあり、問題なく15分ほどで、美濃戸に到着しました。
徒歩だと単調な林道歩きで1時間弱かかりますので、車が入れるのは助かります。

 ここには美濃戸山荘、赤岳山荘、やまのこ村(元の小松山荘)の3軒の山小屋があり、全部で100台以上の駐車が可能とみました。
僕達は、一番手前の「やまのこ村」の駐車場に、車を入れました。
宿泊客でなくとも駐車可能なのです。
駐車料金は一日1000円なので、2日間分2000円を支払いました。
他の二軒も同じ料金です。
ちなみに美濃戸口の八ヶ岳山荘は一日500円です。でも、500円の差以上の価値がある林道走行です。
シーズン中に、満車になったらどうするのかと、スタッフの方に聞いたところ、上が満車だと伝えて、美濃戸口で車の進入を止めるとの話でした。
林道には車を止められないので、これから週末などは注意が必要でしょう。

6月9日追記
「八ヶ岳が華やぐ?」
「八ヶ岳が華やいでいた」と書いたのは、驚くほど
若い登山者、それも美しい女性が多かったからです。
最近、200名山めぐりの友人との山行が多かったので、出会う登山者も少なく、まして若者たちと一緒になることは少なかったのです。
自分の事は全く棚に上げて言いますが、近頃の山といえば、元気なじいさん、ばあさん、失礼しました、「言い直します」、
ストックが杖代わりの高齢者も混じって、元気な中高年ばかり、山小屋の夜などは老人会の寄り合いの雰囲気でした。
山の遭難事故は、中高年登山者が多いと言われますが、90パーセントが中高年だから当たり前の話なのです。

それが、今度の八ヶ岳は違っていました。若いグループが多かったのです。
山が華やいでいました。
服装も装備もすっきり決めて、溌剌として礼儀正しく、山はこうでなくてはと、わが身の若い時代に思いを馳せたのでした。

「ビックコミックオリジナル」の人気連載漫画で、小栗旬主演で映画にもなる「岳」の影響かなとも思ったりしました。多分違うと思いますが。

「行者小屋幕営地」
美濃戸から、柳川南沢コースに入り、重いザックにペースも上がらず、約3時間弱で行者小屋に着きました
。(写真下、2枚目)
以前より小屋の周りの空地が広くなったような感じでしたが、もうかなりの数のテントが張られていました。
横岳、赤岳、阿弥陀岳の岩峰に囲まれ、稜線を行く登山者が小さく見える絶好のロケーション。ここは僕の好きなキャンプサイトのひとつです
。(写真下、3枚目)
小屋で受付を済ませば、あとは適当な場所にテントを張れば良いのです。
料金は一人一泊1000円で、きれいな有料トイレの使用と水場が料金に含まれます。
テントサイトには雪がありませんが、僕たちがテントを張った端の方では、側の樹林の中に、まだ7,80cmの残雪が残り、テントは冷蔵庫の中のようによく冷えました。

「残雪情報」
2010年6月6日現在、赤岳、阿弥陀岳、横岳などの稜線上には、雪は残っていません
ただ、今回、僕達が登った赤岳、阿弥陀岳には、樹林帯と沢筋にかなりの残雪がありました。
例を挙げれば、行者小屋から地蔵尾根に入ると、下部樹林帯の夏道は、登山道の中心に雪が残り、踏み跡をたどるとモデル歩きのように一直線に進まねばならず、かなり歩きにくい状態です。朝は硬くしまっていますが、日中はぐずぐずになります。
これは、文三郎尾根も同じで稜線近くの岩場は、雪が全く無く、梯子、鎖場もすべて露出しています。
軽アイゼンは、殆んど必要ないと思いますが、用心のために持参しておけば安心でしょう。

僕たちは、美濃戸まで車で入れたので、行者小屋幕営地には予定より早く着き、それなら阿弥陀岳に登ろうと中岳のコルへの夏道を探したのですが、残雪でよくわからず、中岳沢(?)の雪渓を見るとコルまで切れ目無く続いていそうなので登ることにしました

登降した踏み跡は無かったのですが、緩んだ雪にキックステップでどんどん高度を上げ、1時間ほどで中岳コルに到着できました。
稜線直下が急勾配でしたが、ザックに入れた6本爪アイゼンは使用しませんでした。

それより2本ストックが有効です。ただ、ストックにリングが付いていないと、雪の中にずぶずぶともぐり、使い難いことになります。
雪のブロックや落石の心配も殆んど無く、上部の黒い岩稜を見上げながら雪の斜面を登る、登山の醍醐味を味わいました。(写真下、4枚目。下降しながら見上げた中岳沢の雪渓。開けた沢筋は明るく気持ちが良い。このまま、中岳のコル、夏道の分岐点直下まで雪が残っていた。写真で見るより、勾配は急である。)

中岳のコルから、阿弥陀岳までは、登山道に雪は無く、逆層気味の岩場を登ること30分ほどで阿弥陀岳(2805m)の広い頂上に到りました。
帰路は、迷わず登ってきた雪渓を、駆け下り、30分で行者小屋のテントに戻れたのでした。快適でした。
ただ、この雪渓もあと10日ほどで雪解けが進み、登下降出来なくなりそうな気がします。(崩落した雪渓は、もし落ちると体が雪渓下の流れに呑まれて、生還がおぼつかなくなります。登山は自己責任で。)

そんなわけで、初日に阿弥陀岳を終わらせていたので、2日目は、テント場から地蔵尾根経由で主峰、赤岳(2899.2m)に登り、文三郎尾根を下る周遊コースをのんびり歩き、絶好の好天に恵まれて白く連なる南北のアルプス、乗鞍岳、御嶽山、富士山と大眺望を楽しみました
テント場に戻り、テントの撤収を終え、登りとあまり変わらない重量のザックを背負って、柳川南沢のルートで美濃戸に下って僕たちの登山は終わりました。
(終わり)


Photo
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