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2010年6月24日 (木)

新潟市内で見つけたピンク色の建物にびっくり----金井写真館

Dscn5382_1024 昨日の続きです。
「旧斎藤家別邸」を探して歩いていたら、写真のような派手な建物に巡りあいました。
正面の屋根部分に、金井写真館本店と書かれています。思わず写真に撮りましたが、帰ってから調べてみたら、どうしてかなり由緒ある建物でした。(現金井文化財館--非公開)

明治21年に新潟市の新堀通で写真館を創業した金井弥一氏が、明治30年に南浜通に新築した建物だったのです。建築後110年経過しています。

驚くことに設計者が、当時逓信省建築課の設計技師で、大阪郵便電信局(現大阪中央郵便局)や、現存し国の重要文化財に指定されている旧米沢高等工業学校本館(現山形大学工学部)など、他にも名古屋、仙台の高等工業学校、東北帝国大学などの建物の設計で知られている中島泉次郎だったのです。
氏は郵便マーク〒の考案者とも伝えられているそうです。

どうして、逓信省の建築技師が、この民間の写真館の設計に携わったのか、調べてみたのですが良くわかりませんでした。
当時、裁判所とかの改築で新潟に滞在していた記録もあるようですから、何らかの縁で、この写真館の設計図書を作ったものと思われます。

この写真館の外壁のピンク色は、以前は別の色に塗られていたようですが、竣工当時の色に戻したとのことです。でも、この色が本当にそうだとしたら、今から110年前の明治30年にこの建物を見た人達はさぞ、びっくりしたことでしょう。
Yamagata (写真左、この華麗な建物は、中島泉次郎設計による、国指定重要文化財(昭和48年指定)の旧米沢高等工業学校本館(現山形大学工学部)

山形大学工学部HPより転載させていただきました)

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