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2010年5月14日 (金)

「ジャーナリズムはこれでいいのか」----経済評論家 内橋克人さんの放送

   「メディアを峻別する厳しい目を持とう」

NHKラジオ第1放送に「ラジオあさいちばん」という番組があります。
お聞きになっている方も多いと思いますが、月曜~土曜の朝5時~8時30分、日曜の朝5時~7時55分の時間帯で「地域、日本、世界の今がわかる~耳で読む朝刊」題して放送されています。
http://www.nhk.or.jp/r1/asa/business.html ラジオあさいちばん 内橋克人さんの話は「ビジネス展望」から入って4月27日分

この番組の4月27日の「ビジネス展望で」経済評論家の内橋克人さんが、最近の報道のひどい偏向ぶりについて語っています。
よほど物事を斜めに見たがる個性のある方を除いて、大多数の方は、この話を聞いて「そのとおりだ」と思うのではないでしょうか。
僕はまさに正論だと思います。

「内橋克人さん」、NHKの番組で、よくぞここまで語ることが出来たと感嘆します。
今はメディアの多くで、自民党前政権内閣機密費お支払い名簿に記載されていたと思われる方ばかりが、重用される世の中です。
きっと、内橋さんには、マスメディアの強い反撥があり、また、仕事が減るのではと心配してしまいます。

番組は、上に書いたURLから聞く事が出来ますが、時間がたつと消えてしまうでしょうから、放送時間が10分と長いでのすが、がんばって書き写すことにしました。

 僕は先ず、内橋さんが番組の最後に語っていることを、最初に書かせてもらいます
ここで内橋さんが話されているように、本当に国民一人一人が対応しないと、戦前の一方的な報道と変わらぬ方向へ進んでいるメディアを止めることが出来ないと思うからです。

<内橋克人の言葉> ここから書き写し
「国民の皆様方も、今こそこのメディアを峻別する厳しい目ですね、厳しく見極めると、そういう目を持つべきではないかと、こうお勧めしておきます。こういう気持ちです。」    書き写し終わり

 報道内容に不満がある新聞は、思い切って購読中止にしてもよいと思います。
産経、読売の両紙は論外として、毎日、日経、東京新聞のなかで、少しは、本当に少しはですが「新聞倫理綱領」に近い報道姿勢が見られるのは、今、東京新聞です

購読料も朝日、読売、毎日が1ヶ月3925円ですが、東京新聞は3250円です。
夕刊なしであれば2550円と、新聞はこれで良いとさえ思えてくる値段設定になっています。
僕も、「牧太郎」「山田孝男」など品性無き専門編集委員がそろう毎日新聞の購読を中止し、東京新聞に代えましたが、決断に間違いは無かったと思っていますし、今は夕刊無しの全日版(2550円)も魅力に思えています。

 参考までに 「新聞倫理綱領」   2000(平成12)年6月21日制定

21世紀を迎え、日本新聞協会の加盟社はあらためて新聞の使命を認識し、豊かで平和な未来のために力を尽くすことを誓い、新しい倫理綱領を定める。

 国民の「知る権利」は民主主義社会をささえる普遍の原理である。
この権利は、言論・表現の自由のもと、高い倫理意識を備え、あらゆる権力から独立したメディアが存在して初めて保障される。

新聞はそれにもっともふさわしい担い手であり続けたい。

 おびただしい量の情報が飛びかう社会では、なにが真実か、どれを選ぶべきか、的確で迅速な判断が強く求められている。
新聞の責務は、正確で公正な記事と責任ある論評によってこうした要望にこたえ、公共的、文化的使命を果たすことである。 
編集、制作、広告、販売などすべての新聞人は、その責務をまっとうするため、また読者との信頼関係をゆるぎないものにするため、言論・表現の自由を守り抜くと同時に、自らを厳しく律し、品格を重んじなければならない。

 自由と責任 表現の自由は人間の基本的権利であり、新聞は報道・論評の完全な自由を有する。それだけに行使にあたっては重い責任を自覚し、公共の利益を害することのないよう、十分に配慮しなければならない。

 正確と公正 新聞は歴史の記録者であり、記者の任務は真実の追究である。報道は正確かつ公正でなければならず、記者個人の立場や信条に左右されてはならない。論評は世におもねらず、所信を貫くべきである。

 独立と寛容 新聞は公正な言論のために独立を確保する。あらゆる勢力からの干渉を排するとともに、利用されないよう自戒しなければならない。他方、新聞は、自らと異なる意見であっても、正確・公正で責任ある言論には、すすんで紙面を提供する

 人権の尊重 新聞は人間の尊厳に最高の敬意を払い、個人の名誉を重んじプライバシーに配慮する。報道を誤ったときはすみやかに訂正し、正当な理由もなく相手の名誉を傷つけたと判断したときは、反論の機会を提供するなど、適切な措置を講じる。

 品格と節度 公共的、文化的使命を果たすべき新聞は、いつでも、どこでも、だれもが、等しく読めるものでなければならない。記事、広告とも表現には品格を保つことが必要である。また、販売にあたっては節度と良識をもって人びとと接すべきである。
       (以上、新聞倫理綱領)

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 <ここから番組書き写し>

アナ:ここからは、経済評論家の内橋克人さんのお話です。今朝のテーマは「ジャーナリズムはこれでいいのか」
では内橋さんです。
アナ:内橋さん、おはようございます。

内橋:おはようございます。

アナ:民主社会にとって、ジャーナリズムは最も大切な道しるべだと考えておりますが、今朝のお話は、そのジャーナリズムの現状にたいして、強い不信感があるということなのでしょうか。

内橋:はい。ええ、まあ、今朝はですね、この番組に耳を傾けてくださっている方がたと一緒に考えていきたいと思います。
で、昨年の夏ですね、国民の意思によりましてですね、ようやく政権交代が実現したわけですね。
ところが今、新聞・テレビ・週刊誌・月刊誌、まあ、.ありとあらゆるメディアが筆と口をそろえて、新政権批判を止めどもなく繰り返しております。
中にはですね、えー、新政権が発足しましてもう早々からですね、新政権攻撃一本やりで論調を展開してきている新聞も存在します。
新しい政権がですね、何をやるのか、何をやろうとしているのか、その兆しさえ見えない時代からですね、早々とイデオロギーむき出しの攻撃で通している新聞もあるくらいですね。

新聞社の上から下までこの反対、反新政権で統一されておりまして、現場の一記者にいたるまで社論に合わせて同じ路線で記事を書いていると、こういう有様ですね。新聞社の内部そのものに、民主主義が存在していないのではないかと、まあ私は思うほどです。

選挙と言う民主的手続きによって選ばれた政権に対して、その実績あるいは政策の成否を見ようともしないで問答無用の攻撃にかかっておりますけれども、これは民主政治そのものへの攻撃ではないでしょうか。まあ、ジャーナリズムの現状を憂いざるを得ないとそういう思いなんです。

アナ:はい。例えばどういう事例があるのか、」ご紹介いただけますでしょうか。
 
 <ここより、クリントン国務長官が日本の藤崎一郎駐米大使を呼びつけたという報道とワシントンポスト紙のアル・カーメン記者が書いた鳩山首相のルーピー報道の事例二つが挙げられて説明されていますが、省略して、その後の話に移り(中略)部分の事例については時間があれば後ほど書き写します。> 
5月13日23時追記

  (中略)
新政権のダメージになるようなアメリカ発の報道だけを大きく扱うと。
で、その結果、キャンベルさんは、あの、今日、明日滞日なさるわけですが、どうも意図的世論操作、まあ、新政権の掲げる対米従属外交からの脱却と、そういう意味を理解していない報道、アメリカに対する何か、根源的な卑屈さというものを感じざるを得ないという、こういう気持ちです。

 (中略)

この礼を失したコラムを無批判に、こう、あるように伝える、そういうあり方ばかりでなくして、新政権のイメージを引き摺り下ろすことに利用するという、アメリカのご機嫌を損じないことが至上の価値だと、そういうふうに、まあ、言うようにですね、卑屈なあり方、本性と言うんですか、それが全身に染み込んでいるのではないか、あるいは、コンプレックスというんでしょうか、それがもう本性になっている。そう思わせる感じですね。

アナ:あの、お話を伺っている私もメディアで仕事をしておりますけれども、ジャーナリズムのあり方をあらためて考えなければならないですね。

内橋
:そうだと思います。新聞はじめメディアは、自らジャーナリズムの衰退を今、招いておりますね。
新聞の記事が(しんこう)しているのもですね、結局は鋭い洞察力とか、奥行きの深い報道力ですね、それに欠けていることに私は原因があるのではないかと思います。
そこで、組織ジャーナリストへの期待なんですけれど、組織の中にいるジャーナリストですよね、なによりもですね、未成熟な民主主義を如何にして、この日本に根付かせていくかですね、それを考えて欲しいと、それからまた、政権交代の本当の意味、信義というものを、深める視点を持つべきだとおもうのです。

組織ジャーナリストはですね、言論の自由を言うのであれば、先ず一人一人がですね、社内で言論の自由を獲得すると、それを目指すべきではないかと思います。

「国民の皆様方も、今こそ、このメディアを峻別する厳しい目ですね、厳しく見極めると、そういう目を持つべきではないかと、こうお勧めしておきます。こういう、気持ちでございます。」

アナ:はい。内橋さん、考えさせられるお話、ありがとうございました。

内橋:ありがとうございました。

アナ:ありがとうございました。ジャーナリズムはこれでいいのか。経済評論家の内橋克人さんのお話でした。
  
(以上、書き写し終了)

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