« 柳瀬川のカラシ菜と宝幢寺の八重桜 | トップページ | 田勢康弘氏、TBSラジオ番組を降板 »

2010年4月28日 (水)

全国的な反米軍基地、反安保、反日米同盟の盛り上がりを防げ。メディア守勢に転ず。

*全国的な「反米軍基地、反安保、反日米同盟」の盛り上がりを防げ。
メディア一転、報道控えて守勢に転ず。

 「柳瀬川通信:報道部」 担当記者 作山

 鳩山政権の普天間基地移設最終案が、辺野古現行案の修正と徳之島への一部移転とみたメディアは、その報道姿勢の転換に苦慮している様子がありありと見て取れます。

 沖縄県内に移設などの政府案に、沖縄、徳之島の住民が納得できるはずも無く、鳩山政権に対する不満が、反米軍基地闘争に結びつくのは間違いないとみられます

メディアは、鳩山政権を窮地に追い込むことになると、徳之島の反対集会までは大きく取り上げましたが、沖縄の10万人大集会や、呼応して全国で開かれた基地反対集会以後、急に報道を控え始めました。
これは、大変なことになるという予感を持ったからです。

鳩山政権を追い込めば、反動として反基地闘争の盛り上がりとなってくるからです。
それが、沖縄や鹿児島だけでなく、全国的、組織的反対運動に結びつく気配が濃くなってきました。
ここにきて、メディアのマッチポンプが見られ始めました。

鳩山修正案に対する批判、反対集会、過激な反対意見の報道を抑え始めています。
5月末の解決期限なども、読売、産経新聞などは、「普天間問題の越年は重大な事態を招く、遅れれば日米関係の悪化は必至」など性急ともとれる批判を繰り返してきたことを忘れたかのように、一転して「期限は鳩山総理自身が勝手に決めたことで、自ら追い込んでしまった」「ワシントンポストの「愚かな首相」との報道は、実は「浮世離れした首相」の意味だったなどの釈明を流し始めました。

「社民党よどうする」
などの批判も、社民党の離脱で反対闘争に力がつくことを恐れて、報道のあり方を苦慮しています。

今後、普天間問題は政府の取り組みや展望などを、鳩山政権自身の問題として論調的に報道することが多くなり、極力、米軍基地反対運動から視線をそらし、国民を刺激しない記事作りをするものと思われます。
沖縄での基地反対運動は、今までも辺野古での住民の座り込みなど各地で続けられていましたが、ほとんどメディアが取り上げることはありませんでした。

<このあたり、まだまだ、ありますので追記していくことにします。>


追記
<購読している東京新聞でも、28日夕刊には、一面に
「徳田氏に協力要請か」とした小さな記事、29日の朝刊にいたっては、一面に「普天間」の普の文字ひとつ無く、下段に「桟橋方式で政府調整」の見出し記事があるだけです。二面には「首相、勝算無き沖縄説得」と題した、現況解説風な記事が紙面の六分の一程度に取り上げられています。反対運動関連記事はすべて削られています。>  29日10.00追記

NHKテレビの19時のニュースでも、普天間基地関連の放送時間は短く、徳之島の反応も、先日行われた反対集会の様子を数秒短く流した後、二人の島民の、「美しい島に来てもらっては困る」と言ったおとなしいインタビュー映像を見せただけですし、あの沖縄の10万人の大反対集会の映像はまったく放映しませんでした。

 22時の報道ステーションでも、同じく普天間問題の放送時間はあっけないほど短く、基地反対闘争に結びつくような報道を極力抑える姿勢が見てとれました。

新聞、テレビの報道が、鳩山政権を追い詰め、沖縄県内や徳之島、その他の国内への移転模索が、沖縄だけでなく、全国的な反米、反基地そして海兵隊は撤退せよとの運動に結びつくような機運が生ずることを、避けようとする姿勢に転じました。

それにしても、「普天間基地ひとつの移転さえままならない、巨大な壁、米国に発言できない隷属国家、民意だけでなく、一国の政権や、首相の首などもまったく頓着されない恐ろしさ、それをよしとして暗躍、協力する勢力の力と大きさ、メディアの堕落。」
なんとも情けない日本の姿が浮かび上がりました。
<参考>

http://news.livedoor.com/article/detail/4744006/ 亀井大臣の記者会見

記者会見の中の、普天間問題について、亀井大臣が答えている部分を抜粋します。

上出:「初めて今日質問します。フリーランスの○○と申します。」

亀井大臣
:「お名前、なんとおっしゃるの」

上出
「上出と申します。」

上出
:「何度も同じ質問が出ているかと思うのですが、改めて、沖縄のことなのですが、この前の県民大会に行って私もすごく心を打たれたのは、遠慮しながら多く人が「県外、できたら国外が良いよね」ということを、それだけではないのでしょうけれども、怒りもあったのでしょうけれども、遠慮がちに言っていたのがすごく印象に残りまして、改めまして、今の時点で、5月(末まで)に解決できなかったら鳩山総理が辞めなければならないとかということも含めて、今、大臣として、この問題で一番大切だと思っていることはどんなことでございましょうか。ポイント、国民にメッセージを…。」

亀井大臣: 「日米対等の立場でこれを解決していくことです。
総理の最初からの基本的な姿勢というのは、就任以来、微動だにしていませんね。
私はこれを高く評価しています。
これがマスコミの立場と全然違うのですねマスコミが言っているのは、対米従属の立場で言っているのですよ。
だから、国民までそうなってしまった。
アメリカのおっしゃるとおり、気に入るようにしなければ日米関係がおかしくなる」なんて言う…。(日米関係がおかしく)なるはずがありません。
「(昨年の)暮れまで、12月までに決着しないと日米関係が破局的になる」みたいなことを、読売(新聞)から各紙とも全部そう(書いていた)でしょう。4か月経って、そうなりましたか。
ならないでしょう。

それは、トヨタの問題があったり、「嫌がらせだ」と言う人(もあるが)、それはそういう(ひとつの)見方であって、やはり、それは全然別な問題でしょう。

|

« 柳瀬川のカラシ菜と宝幢寺の八重桜 | トップページ | 田勢康弘氏、TBSラジオ番組を降板 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 柳瀬川のカラシ菜と宝幢寺の八重桜 | トップページ | 田勢康弘氏、TBSラジオ番組を降板 »