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2010年3月 2日 (火)

内視鏡検査を受ける---ピロリ菌除去治療も!(その1)

3年程前に大腸の内視鏡検査を受けた時に、医師から2個のポリープがあるので2年くらいのうちに、再検査して切除しましょうと伝えられていました。
ポリープの大きさは数ミリで、大きくならなければ問題ないが、やはり大腸内には無いほうが良いとの事でした。
そんなわけで検査に行かねばと思い、気にしつつも、3年が経過してしまい、先週ついに決心して、前回検査した池袋の「平塚胃腸病院」に行き、前回担当してくれた院長先生の診察を受けました。
平塚胃腸病院は、胃腸専門病院としては、患者数や、検査数が多い都内有名病院として知られています。
僕も3回ほどの受診や検査で、医師の対応の良さ、スタッフの質の高さは実感しています。

 院長先生より、大腸は再検査してポリープが大きければ切除の有無を判断しましょう、どうせなら前回も検査した胃も検査しましょうと云われ、「大腸」と「胃」の内視鏡検査を受けることに決めました。

大腸胃の内視鏡検査の必要性と、異常の早期発見の重要性は、僕が尊敬する超超人山スキーヤーにして超人医師である、「YASUHIRO」さんがそのブログで、常々書いていますので、よく読んでいます。

 http://w2222.nsk.ne.jp/~turu/1hitori.html 「YASUHIROのマウンテンワールド」
この中で「YASUHIRO」さんは、何度も胃の中ののピロル菌の悪役ぶりについても、触れていました。
そんな事や、偶然、先週僕のブログのリンク先である、「ナイチャーオジイの海日記」で、胃のピロリ菌とその除去について、費用がややかさむと書いていたのを読んでいたので、院長にピロル菌についても聞いてみました。
http://tokkuriyashi.blog.so-net.ne.jp/2010-02-26 「ナイチャーオジイの海日記」

院長は、ピロル菌は胃がん防止に重要な意味を持つが、残念ながら「除菌治療」保険適用が無いとの事でしたが、良い機会なので僕も検査することとにしました。
どんな検査をするのかと思ったら、なんと血液検査でした。そんな簡単な事なのというのが、その時の正直な気持ちです。
勿論、検査料は、保険適用外の別会計(ちなみに3150円)になりました。

保険適用の拡大については、日本消化器病学会の健康ニュース最近号でも書かれていますので、紹介しておきます。

そのなかに「ところで胃がんについては、ピロリ菌という原因が明らかとなり、内視鏡という簡便な早期発見の方法があり、また内視鏡的治療、腹腔鏡手術といった優れた治療法が進歩したにもかかわらず、発症率はいまだに第1位です。
これはひとえに、国民のピロリ菌陽性率が40%ほどと、まだ高いからです。
この点、ウイルス肝炎のインターフェロン治療に比べて、なぜか、まだ陽性者全員に対する「除菌治療」の保険適用がありません。」
と書かれてています。
http://www.jsge.or.jp/citizen/now/index.html 「日本消化器病学会の健康ニュース」(PDFファイルです)

また、2月28日号の「赤旗日曜版」でも、健康ライフ欄で
「胃がんと深ーい関係。ピロル菌」」
「ヨーグルト+薬で退治率向上」と書かれています。
興味深い記事なので、一部転載させて頂きます。

 細菌なんて生きられない。胃は強い酸性の胃液を分泌しているのだから。
これが常識でした。
 ところが、その胃に住み着いている細菌がいました。ピロリ菌です。

 では、と感染者数を調べると、実に多い。推計6000万人です。
感染率は年代で違い、中高年に高く、若年層に低い。50歳以上が70%です。
感染はどうして?
「胃に住み着いたピロリ菌の一部が糞便に混じって外へ。それに汚染された水などを飲んで」というのは、東海大学医学部内科学系総合内科の高木敦司教授。専門は消化器疾患、消化器潰瘍です。「感染が成立するのはほとんど5歳以下の子ども時代に限られています」
若年層に低いのは?
「中高年と比べ、衛生状態がよいなかで生まれ、育っているからです」
感染したら?
「除菌しない限り、感染は生涯続きます」

 胃に住み着いたピロリ菌はいくつかの炎症性物質を出します。
胃酸分布に影響を与えて慢性胃炎を起こす。胃粘膜の防御機能は著しく傷ついて、胃・十二指腸潰瘍を発症させます。

 胃MALTリンパ腫(胃の粘膜内でリンパ球が悪性化)、特発性血小板減少性紫斑病(原因不明の血小板が減少する病気)を発症させるのもそうです。
 まだあって、萎縮性胃炎(胃がん発症の高危険群)、胃がんの発生にも強く関連しています。
「これらの疾患がある場合、あるいは発症を予防するために、私たちは除菌を勧めています」

<増える耐菌性>
 ピロリ菌除菌の標準治療は3剤併用療法です。
胃酸分泌抑制薬プロトンポンプ阻害薬+抗菌薬アモキシシリン+抗菌薬クラリスロマイシンです。
朝・夕食後に1週間飲み続けます。
途中でやめたり、飲み忘れが2日以上あったりすると、除菌に失敗します。除菌の成功率は約80%。低下傾向です。
最大の原因は、と高木教授。
「ピロル菌株のうち、抗菌薬クラリスロマイシンに対する耐性菌の増加です」

「一部省略」
09年6月、米国消化器学会で注目を集めたポスター発表がありました。
 抗菌薬にヨーグルトを併用し、除菌率を検討した報告で、優秀演題にも選ばれていました。

対象は、ピロリ菌感染者117人。
3剤群と3剤+ヨーグルト併用群の除菌率を比較。(ヨーグルトはLG21乳酸菌。120グラム入りを一日2個、除菌開始の3週間前から摂取する)
 
結果は---。
耐性菌をもつ患者の除菌率は、3剤群が15%に対し、ヨーグルト併用群は55%と高かった。
 報告者の高木教授はいいます。
「ヨーグルトの乳酸菌によってピロリ菌量が減り、耐性菌株であっても抗菌薬が効きやすくなったのではないか」

<胃がん検診必要>

ヨーグルトは市販されているもので、すぐ手に入り、価格もほどほど。なによりもうまい。
 そのヨーグルト併用で除菌率が向上するというのだから、ピロリ菌持ちには朗報です。

「一部省略」
ピロリ菌感染で心配なのは胃がん発症です。除菌でどう予防できるのか。
英医学誌「ランセット」(08年8月2日)に日本の報告があります。
対象は、早期胃がんで内視鏡による切除を受けた患者(544人)。3年間追跡しました。
ピロリ菌除菌群は、除菌なし群と比べ、新たな胃がん発症が3分の一に減少した。
「これで胃がん発症をゼロにしているわけではあありません。除菌後も定期的な検診が必要です。」
除菌治療の保険適用は、十二指腸潰瘍だけです。(自費診療では感染検査と除菌治療で約3万円かかる)
「早期胃がんの内視鏡切除後や、萎縮性胃炎などにも、保険適用の拡大を要望しています」

ところで、今日は先ず、胃の内視鏡検査(胃カメラ)を受けました。ピロリ菌はどうだったでしょうか?。
これについては、また書くことにします。

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コメント

大腸の内視鏡検査、受けなければいけないと思っているのですが、なかなか決心がつきません。(u_u;)

投稿: トックリヤシ | 2010年3月 3日 (水) 08時18分

>トックリヤシさま
確かに、お腹の中をきれいにしてからの検査ですから、まる1日かかってしまい、あまり受けたくない検査です。でも、大腸がん予防にはこの検査だと思います。(山スキーの超人先生の受け売りです)2,3年に一度は検査したいものです。検査そのものは、胃カメラより楽ですし、その後の数年間は、大腸がんを忘れて暮らせるのですから。

投稿: Souroku | 2010年3月 3日 (水) 21時56分

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