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2010年1月29日 (金)

普天間基地移設問題について考える----Souroku

[米軍普天間飛行場は、2015年で閉鎖。辺野古滑走路は建設しない。]---Souroku(もう、書かないではいられない!)

昨年行われた衆議院選挙の結果、多数の国民の支持を得て成立した新政権が、日本国内にある駐留米軍基地の移転先ひとつの交渉で、政権の存続まで問われかねない異常とも思える事態になっている。
これに関する報道を聞くたびに、やり場の無い焦燥感に襲われる。
敗戦後、65年、僕の人生と同じくらいの年月が経過しているのに、いまだ日本は米国の被占領国から解放されていない、いや一部では植民地のような状態まで生じている現実に直面させられている。

自民・公明政権とブッシュ政権という、どちらも国民に見放された政権間で交わされた合意を、もう一度見直そうとする新政権に対して、保守系陣営や日本中のマスコミ、「米国との関係悪化は必至」、「両国関係に深刻な影響」、「日米同盟の信頼性の毀損」、「早期決着が最善」、「米国が怒っている」などなど、日本の主権や、米軍基地の存在に苦しむ沖縄県民の意思尊重はどうなってしまったかと思えるほど、すさまじい政権攻撃が行われている。

もう少し冷静に日米関係、日米同盟を考えてみよう。いや、事は急を要する。これを書き始めると長くなるので、今晩はまず結論だけを書こう。

「鳩山新政権のとる道はひとつしかないと思う。」

「政府は、名護市辺野古への移転も含めて、これ以上沖縄に新基地を作ることは、県民の反対と感情の悪化、そして連立政権存続の重要性に鑑みて不可能であると結論する。

普天間基地の
移転先は、米軍の進める計画どおりグァム島にする。

グァム移転の費用負担などは、従来どおりの合意によるが、辺野古の海上に
巨大なV字型滑走路2本の新設はしない。
辺野古に代わる基地用地の選定は凍結する。
普天間飛行場は、予定通り2014年までに返還してもらうのが望ましいが、閉鎖最終期限を2015年とする。
沖縄に新基地は今後作らない。

海兵隊グァム移転に伴い、
V字型滑走路建設の必要性と、計画過程の再検証を行い当初米軍の要求した海兵隊ヘリ部隊の使用する離発着場については、建設を前提としてもう一度原点に返り、どんな規模のどのような施設が必要か再検討し、合意に達するまで交渉する。
辺野古V字型滑走路の建設は無い。「利権渦巻く当初の建設費用約4000億円(総額は1兆円規模?)の使途は、今後の米国との交渉の担保とする。」

これで、日米関係がどのくらい悪化し、日米同盟への影響がどう発生するのか。保守系陣営やマスコミは、日本滅亡のごとく騒ぐであろう。
しかし、日本はアメリカに従属しているごとき論調に惑わされることはない。
「身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もある」
両国の関係がそれほど、壊滅的になることは、双方が望まない。また、それを望まない国も多い。
それであれば、ほつれは、必ず修復できる。
日本国の沖縄に集中して存在する米軍基地が、かなり異常な状況である事を再認識しよう。不沈空母は返上しよう。 
この際、日本の米軍基地の存在そのものも論議しよう。
自民・公明政権には望むべきも無かった二枚腰を使おう。引く時、押す時の見極めをつける交渉力を持とう。

新政権のとなえる「緊密で対等な日米関係」を、友好的に築いてゆく姿勢を保持しながら、新しい理念と方策を求める道を切り開いてゆこう。

*以下の世論調査を、他のマスコミには望まないが「東京新聞」にお願いしたい気持ちである。

1、普天間飛行場の移設は、前政権の進めた辺野古の海を埋め立てて、V字型巨大滑走路を建設するのが望ましいとする案。

2、普天間飛行場は2015年末で返還、その継続使用は認めない。
辺野古の海を埋め立てる新飛行場は建設しない。そして海兵隊のグァム移転を求めて、日米合意を見直して米国と再交渉する案。


*最後に、救いようも無いマスコミよ、一部評論家諸氏よ
「奢るな!」
「国民はあなた方より一段低い立場の人間ではない。あなた方が考えるほど馬鹿でもない。」 Sourokuは怒っている。

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コメント

今日のニュースウォッチ男性キャスターの普天間問題についての発言に、憤りを感じました。自民党、公明党、民主で法律を改正し、強制的に新たな基地を進めることが正しいような意見でした。そのようなことをが今の時代許される行動でしょうか?沖縄県民の気持ちを無視した行動は沖縄出身者の私にとっても許せない発言であり、差別です。不公平な日米地位協定、74パーセントの基地負担を異常に思わない人々の発言に多くの県民は不信感を抱いています。

投稿: | 2010年5月24日 (月) 23時33分

普天間の人達、沖縄の人達にはいい迷惑をお掛けしていて切ない思いもします。小牧にも基地があります。ふてっ真よりは使用頻度が少なく、騒音対策などは対象地域には公費負担でされてますが、時々、異常音にはビックリします。普天間ほど、近接した空港基地はないように思いますが、設置された時期に今の状況にあったか?と疑問視ます。基地が出来其処に働く人が其処に集まり集落を作っていった、結果的に問題が多くなったという面が多いように思います。航空写真で見る限り、よくもこんなに狭いところに集まったと関心します。発想を転換し大区画整理を断行し、危険区域の除去を住宅移転、公共機関移転で先ずは危険除去を優先させたら如何でしょうか?

投稿: 桶次郎 | 2010年12月 2日 (木) 19時01分

>桶次郎さま
東京都にも、埼玉県に隣接して沖縄以外の日本では最大のアメリカ空軍基地である横田基地(飛行場)があります。ここにも共通する厳しい基地問題があります。
沖縄を訪ねた際、嘉手納とともに、普天間基地周辺を歩きました。密集した居住地区を見て、私も数十年前から長期的な都市計画で、この飛行場周辺にドーナツ状の空白地帯を作ることが出来たらよかったのにと思いました。しかし、もはや遅すぎる気がします。沖縄の人達がとても許さないでしょう。
20年先を見るとしたら、騒音対策と危険軽減からこんな事を考えます。
4000m滑走路2本を持つ極東最大の米軍基地である、嘉手納基地を、「嫌がる米国を押さえつけ」25年後に全面返還することも条件に、まず那覇空港に嘉手納飛行場の機能の半分(割合は難しい)を移し、現在那覇空港に常駐する航空自衛隊と共用する。ここに普天間飛行場機能も移す。
逆に那覇空港の民間機発着を嘉手納空港に移し、米軍と共用の国際空港とする。
25年先には、ロボット兵器、ロボット兵士が戦力になり、軍備、要員、戦闘、戦略も変化することも、視野に入れておく。

投稿: Souroku | 2010年12月 3日 (金) 00時07分

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