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2009年12月11日 (金)

海上自衛隊インド洋給油その22(11月)---給油活動も残り1ヶ月

連載企画「インド洋給油その22です」
海上自衛隊発表の平成21年11月1日から11月30日までの給油量です。

パキスタンフリゲート艦     3回 (61)   455KL  (8635KL)
  フランス駆逐艦       3回 (26)   205KL  (2620KL) 
  フランス補給艦       0回 (2)     0KL  ( 1370KL) 
  ドイツ駆逐艦                  0回 (12)  200KL   (2040KL)
  カナダ駆逐艦        0回 (8)     0KL  (1915KL)
  米国駆逐艦         1回 (12)   190KL   ( 5765KL)
  英国駆逐艦         1回 (11)  145KL   ( 1650KL)
  ニュージーランド駆逐艦  0回 (1)     0KL  (310KL)
  デンマーク艦         0回 (4)     0KL   (1130KL)   
                            合計      8回 (137)  1000KL    (25440KL)

今月は3ヶ月ぶりに米国、英国の駆逐艦への補給が行なわれました。
今迄ですと、この状況は現在のCTF-150指揮権国フランスから他の国(例えば英国など)へ指揮権が委譲される時などにみられたのです。
しかし指揮権は4月にドイツからフランスに変わって以来、3ヶ月ごとに交代の常が、異例の長さで交代無しの状況が続いており、指揮権委譲のニュースが入ってきません。
パキスタン海軍に関しては、先月には何故か全く給油が無く、今月の状況が気がかりでしたが、従来どおり全給油量の約50%の補給が継続されました。

インド洋での給油活動も、来年(2010年)1月15日で終了します。残り期間は約1ヶ月です。
多分、今頃は第7次派遣部隊の補給艦「425ましゅう」護衛艦「107いかづち」に最後の交代が行なわれたでしょう。
書きかけ---続く
「12月14日追記」
海上自衛隊による給油活動が昨年の2月に再開されて以来、CTF-150の活動状況は、その情報も少なく、今一つ読めない状況で、もっぱらパキスタン海軍への援助が給油活動の主力となってきた感があります。
それは給油のデーターにも現われています。
137回のわたる艦艇給油の45パーセントの61回がパキスタン海軍フリゲート艦へのものであり、給油2位のフランス海軍艦艇(指揮権国)への26回を大きく引き離しています。

そのパキスタン海軍への給油が、海上阻止活動(OEM-MIO)に従事する艦艇だけでなく、パキスタンがCTF150に参加している姿勢にこそ意味があるから、給油を望む6隻のフリゲート艦には、対テロ活動関連艦と位置付け、全ての艦に給油して欲しい旨の、米国からの要請があったのではと、僕は考えるようになりました。
それは、パキスタン海軍高官や、海上自衛隊バーレーンの連絡官の談話からも想像できます。
これは、給油派遣活動の主目的である「海上自衛隊は、国際テロを防止する艦艇が、頻繁に寄港しなくても、長期間の活動が継続できるよう、燃料や水を洋上補給することで、海上阻止活動を支援します」には、そぐわない活動と言わざるを得ませんが、パキスタン海軍の置かれた複雑な立場も考慮しなければなりません。

しかし、この毎月2600万円相当の給油援助も、ザルダリ大統領、ギラニ首相、クレシ外相などのパキスタン首脳部には、正確な情報があがっていないのではと思えるふしもあります。
これは岡田外相のパキスタンを訪問の際に、首脳との間の給油活動関連のニュースがまったく 報道されない事から の推論です。

米国への協力に、国民の70%以上が不支持であるという国内事情も考えて、首脳陣が触れたがらない事情もあったかもしれませんが、情報が上層部に届かない理由があるとしたら、ことによると、パキスタン海軍内で多量の燃料油の無償入手にからむ利権や会計処理に、不正も あるのではと推察したりしています。

 何故ならば、以前、パキスタン海軍の補給を受けた艦艇からの燃料油の横流し等が噂された事もありましたが、これが噂ではなかったとしたら、艦艇からの燃料油が実際に動く事ではなく、会計処理で金銭が動いた事を指したのかもしれません。
つい、そんな疑惑を抱いてしまうほど、突出した給油回数並びに給油量がパキスタン艦艇へ続けられています。

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