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2009年11月22日 (日)

ドイツ最高峰ツークシュピッツェとバイエルンチケットのこと

Dscn4602_1024 10月28日、前日の天気予報で晴天が予報されたので、ミュンヘンからドイツ最高峰のツークシュピッツェ(2962m)に行きました。
この美しい山については多くの方がブログに書かれていますので、登山については簡単に記して、今日は鉄道割引切符「バイエルンチケット」の事などを書いてみます。

ともかくドイツの交通機関には、有名なジャーマンレールパスを始め、多様な割引切符があって不慣れな旅行者を悩ませます。
先日、JR東日本が、年末年始に最大49%OFFの往復乗車券の運賃割引をすると発表し驚かされましたが、僕は以前から、JR各社は私鉄とも組んで、個人、グループなどが使えるいろいろな割引切符を販売したらよいと思っていました。車利用者が、待てよ、JR利用も検討してみるかと思わせるくらいの、格安で画期的プランを連発するという案です。
JR東日本の、年末割引の発表で、おや、日本も少し変わってきたかなと感じました。

おっと、脱線しました。
ドイツの交通運賃についても、また後日書くとして、割引の一例として僕が移動したフランクフルトからミュンヘンまでのICE(インターシティ・エクスプレス 都市間超特急)について触れてみます。
ドイツの列車の旅をしようとすると、日本からインターネットでオンラインチケットが割りと簡単に購入できます。勿論、ドイツ鉄道の遠距離旅乗車券の王様、ジャーマンレールパスもです。
僕も旅行前に、フランクフルトからミュンヘン区間は全席座席指定である事と、その日の旅行日程も確実だったので購入しておく事にしたのです。
DB(ドイツ国有鉄道)のホームページから時刻表を開き、予定の列車を決めると、正規の運賃89ユーロ(座席指定料金込み)の表示のほかに、割引運賃49ユーロや時によると半額程度のチケットが発売されている事が表示されます。
なんと、2等運賃で1等車に乗れるチケットもあります。

ディスカウント店ではあるまいし、れっきとしたDBのホームページではないか!。
これは、なんだろうと、他で調べてみることにして、しばらくして再アクセスすると、あれ、もう売りきれ!。なんと最安値と1等車のチケットが消えています。
いかん、これは早く購入したほうが良さそうだと、正規運賃89ユーロのところを、49ユーロで購入してみました。僕が購入してしばらくするとこの価格のチケットも消えてしまいました。
オンラインで購入した3名分の乗車券は座席指定料金を加えて、153ユーロでした。
画面操作を続けてオンラインチケットを指定のA4サイズで印刷すれば、これが乗車券です。確認メールも送られてきます。
日本円にして3人分約16000円、安く買えたことになります。
何しろ初めての体験です。はたして、プリントしたA4用紙がなんの問題もなく乗車券として通用するのかと心配しましたが、これがまったくの杞憂で何の問題もなし。ドイツの鉄道の駅には改札口がないので、そのまま乗車し、指定された座席に座っていると、やがて車掌が検札に来たので、A4の用紙に印刷した乗車券と購入時に使用したクレジットカードを渡すと、小さな機械で照合していましたが、はいOKでお終いです。
余談ですが、後日同じ列車にアクセスしてみると、一度は消えた割引チケットがまた発売されていました。
これ、どうしてこんな乗車券の売り方をするのか、実は今もってわかりません。

さて、話しをバイエルンチケットに戻すと、このチケットはミュンヘンのあるバイエルン州内のほとんどの交通機関に使用できる1日用割引券で、今書いているツークシュピッツェ行きだけでなく、ミュンヘンから近郊のアウグスブルグフュッセン、オーストリアのザルツブルグに行く際の列車も、全てこのチケットを利用しました。
割引ですが、このへんがドイツの割引率の驚くべきところで、このチケットは1枚、
1名用は20ユーロで、5名まで乗車出来るのは28ユーロです。ただし自動発券機ではなく窓口で購入すると30ユーロです。
自動発券機の使い方は、おしなべてわかり難いですが、このバイエルンチケットは、ずらり並んだ押しボタンの一つに表示されていますのでこれを押して、28ユーロをいれるだけですから楽に購入できます。
1名用と5名用の価格差が少ないのも変ですが、5名乗車で28ユーロというのがいかに安いかと言うと、例えばミュンヘンからオーストリアのザルツブルグまで3人で行くとすると、正規の往復運賃が153ユーロになります。これが28ユーロですからなんとも圧倒的割引です。もし、ミュンヘンに戻ってから市内のトラムやバスに乗っても、1日券ですから運賃は要りません。こんなチケット、日本でも真似てくれないかなと思ったりします。

ただ、惜しむらくはバイエルンチケットは平日は朝9時から夜の3時までが有効です。朝、9時前に乗るときは、9時までの間の乗車券を、別に購入して乗る裏技?が必要になります。どこまでの乗車券を買う必要があるか、時刻表を見て調べます。

ツークシュピッツェに登るためにガルミッシュ・パルテンキルヒェン駅まで約1時間半の列車の旅です。
僕達はミュンヘン発、朝8時32分のRB(普通列車)に乗りましたので、時刻表を調べて9時1分に列車が発車するトゥツィング(Tutzing)までの切符を買いました。それから先はバイエルンチケット利用と言うわけです。駅に改札口はありませんから切符は無しでも乗車は出来ますが、まず車掌の検札は来ると思って間違いありません。
勿論、僕達の場合もすぐに車掌が検札に来ました。

ガルミッシュ・パルテンキルヒェン駅に到着し、今度はバイエルン・ツークシュピッツェ登山鉄道のチケットを購入します。
山頂往復は登山鉄道とロープウェイを利用して往復36ユーロ(冬季料金で夏季料金は46ユーロ)ですが、ここでもバイエルン・チケットを見せると32ユーロに割引かれました。どの区間が割引対象になっているのは良くわかりませんでしたが。
注意すべきは、窓口でバイエルン・チケットに署名していないと、それは使えないと注意されます。始め何を言われているのか良くわからず、一緒に並んでいたドイツ人の方が教えてくれて署名の必要がわかったのです。確かにチケットには活字体で署名せよと書いてありました。これ以後、チケットを購入するとすぐサインするようにしました。

登山電車は、アイプゼー駅だったと思いますが、乗換えがあり、ここからスキーやボードを持った乗客が大勢乗りこんできました。駅に隣接して駐車場がありここまで車で来るスキーヤーが多いようです。もう、山はスキー場もオープンしていて冬の気配です。

列車の横に、スキー板が一台ずつ収納できるラックがついているので、スキー板は列車の横にずらりと並びます。

Dscn4613_320

(書きかけ---続く)(写真上、ミュンヘンから列車に乗り、1時間半ほどで到着したガルミッシュ・パルテンキルヒェン駅から、ツークシュピッツェを見る)

(写真下、ツークシュピッツェの山頂展望台からの景色。右に伸びる稜線を見て、5月頃の北穂高岳の岩稜を思った。そう、難しくないな!、見ているよりは登攀してみたいという思いが沸いてくるが、所詮、年寄の冷水である。)

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