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2009年11月25日 (水)

株主優待制度の廃止・中止相次ぐ‐‐‐日本航空も?

Jal01 今日(11月25日)の毎日新聞朝刊に、株主優待制度が曲がり角を迎えていると、「優待制度、廃止・中止相次ぐ」との見出しで、企業業績や株価が低迷する現状では、業績回復を優先させるべきだと考える株主が多く、株主優待を続けるべきか頭を悩ませている企業が多い」との記事がありました。

これを読んで、最初に頭に浮んだのはJAL、(株)日本航空の株主優待です。JALの急降下した株価は、今日も88円前後(終値90円で推移しています。
倒産の危機にあるJALは、株主配当は無配が続いていますが、株主優待制度は続けています。
優待の目玉は50%搭乗割引券で、保有株式1000株でも、年間1枚もらえます。

この株主優待券は、最近人気があり、チケットショップでも7000円以上で売られております。
勿論、買取価格はぐっと安く、1枚4000円前後ですが、ネットで簡単に売却できます。
ANAのほうが1000円以上も買取価格が高いのは、JALの衰退を感じさせます。

ところで、経営再建もままならぬ企業が、配当ではないといえ、実質、即現金化できる優待券贈呈をいつまで続けられるのか、疑問に思うのです。

株式1000株の購入資金は、株を90円で購入するとして約9万円です。これによって配当時に株主優待券が1枚もらえます。
即、ネットショップで買いとってもらうと約4000円が得られます。さて配当利率は幾らになるでしょう。
なんと、年4.4%の高配当になります。厳密に言うと、明日、購入すると来年の3月末が権利確定ですから、約4ヶ月でということになります。

最近の株価低迷で3%以上の高配当企業がごろごろありますが、実質無配の企業の4.4%ボーナスには疑問符がつきます。
鉄道私鉄各社の優待制度と比べると、ANAもそうですが、JAL株主はかなり優遇されています。

はたして、国が管理する経営再建途上で、この高配当がどうなるか、今日の株主優待の廃止、中止のニュースで、そう思うのです。
ただ、この高配当で、なんとか現在の株価が維持されているとすれば、もし、株主優待中止になると、いったいJALの株価は幾らになってしまうのでしょうか。ちょっと恐ろしいので、ここで書くのははばかられます。
多分、株主優待制度は存続せざるを得ないという話しになるのでしょう。

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