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2009年11月30日 (月)

湯西川ダム建設現場を見て思う

 土曜日に訪れた湯西川温泉へは、野岩鉄道の湯西川温泉駅からバスで向いました。
バスは湯西川渓谷沿いの、まさにダム工事の現場を抜けて行くといった道を走ります。
渓谷は、幾つもの個所で無残にえぐられ、このダム工事は絶対に中止させないぞという意思表示のように、工事用車両や重機がせわしなく動いていました。

 そうです。この湯西川ダムも八ツ場ダムと同じように、中止の判断もあり得る建設見直しダムなのです。
ダム建設の賛否両論のなか、当初建設予算880億円が1894億円に膨れ上がり、なお不足するのではないかと言われています。
http://www.ktr.mlit.go.jp/yunishi/09daminformation/hituyo/index.htm 湯西川ダムの必要性を述べた国交省湯西川ダム工事事務所のホームページ。(この論旨には、ダム建設反対の立場から、反論も出ている)

全国で行なわれているダムの、建設推進は易いことですが、中止の判断は非常に難しい。
しかし、どこかで従来の路線の流れを変えなければいけないことは、確かです。
この湯西川ダムも、その必要性の再検証が、厳格に行なわれてくれればよいと願うのです。
僕は渓流釣りの愛好者として、美しい湯西川の渓流がダム湖の底に沈むのを良しとしません。
ダム湖が、長期的な観光地になる事の難しさは、幾つもの先例があります。
しかし、湯西川温泉に立つ大きく立派な小、中学校や保育園を見ると、この町がダム建設に依存した財政運営がすでに行なわれている事がわかります。
湯西川温泉の存続と、ダム建設の是非がどういう決着をみるのか、必要性の再検証にはもはや限られた時間しかありません。

 ダム建設にいかに多額の税金が投入されているかを、今、話題になっている保育園の待機児童の問題と対比して考えてみました。
今後の児童数の減少などの長期的展望や、立地条件などを無視して、きわめて単純に考えるとして、今、問題とされる全国の保育園の待機児童が24000人、もし一つの保育園に官民問わず建設費と運営費を含めて5億円を当てるとします。

 湯西川ダム1個所だけの予算でも1900億円ですから、1900億円÷5億円=380ヵ所の保育園が出来る計算になります。
これを待機児童数24000人に割り当てると24000人÷380個所=63人。すなわち63人収容の保育所を380ヵ所が作れるという計算も成り立ちます。
まさに、極論ですが、かように比較すれば、1箇所といえども、ダム建設はいかに膨大な税金の投入を必要とするかという考察です。
湯西川温泉へのバスの車窓から、景色を見ながらでも、こんなことを考えるてしまうのは、困った性格ですが。

 ここまで書いてしまったので少し脱線しますが、同じ事が、国の事業仕分けにも当てはまります。
仕分けのメスが入らない大きな予算計上が、幾つもが上げられます。

なかでも自衛隊の3隻目のヘリコプター空母(2隻目を建設中)が約1200億円過去6000億円以上使ったとされる情報収集衛星(偵察衛星)に毎年600億円以上などが目立ちます。

 国家財政の危機
に及んで、もう一度どんな長期戦略で、なんの為に必要かを論じてもよい大型予算です。

 僕が何度か再考を要すると書いた、海上自衛隊のヘリコプター空母(ヘリコプター搭載型護衛艦)は、現在1隻が就航しており、2隻目が建造中で、2011年には配備されます。ともかく、この2隻で当面運用し、そのうえで3隻目の建造計画を練のが妥当と考えるのです。

いや、このヘリコプター空母予算は、他の歳出を切り詰めてひねり出したもので、災害時や、今後より必要とされる国際協力に欠かせないというという反論があっても、国民の目線で検討している仕分けでは、凍結とされる厳しさが、今の仕分けでの現実です。
反論、反発が多多あろうとも、まず議論の対象にすることが、従来の予算作成と異なるところです。
ヘリコプター空母と言えども、聖域ではないのです。

 予算が潤沢であれば構わないのですが、国の歳入が50兆円を切るかも知れない状況が、好転する長期展望が見られません。
50兆円の歳入のうち、20兆円強は借金(国債等)の返済、利払いに当てられています。残っているのは30兆円しかないのです。なのに歳出は60兆円あります。
これが理解されていない現状を憂えるのです。
現在の防衛予算が、多いか少ないかの論議は、絶対に白黒のつかない並行線だと確信しています。
しかし、何らかの要員で結論を出すとすれば、現在使える歳入の16%を占める防衛予算を切り詰める為には、ヘリコプター空母が遡上にあがるのも仕方ないと考えるのです。

 防衛予算だけではないのですが、このへんの事を書くためには膨大な下調べが必要です。柳瀬川通信:報道部」の超美仁記者が頑張っていますので、そのうち掲載されるでしょう。
Hyuga_320 (写真左、ヘリコプター搭載型護衛艦 (16DDH)「ひゅうが」)
全長200mの大型艦で、現在2番艦「いせ」も建造中で、2011年に就航が予定されている)

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2009年11月29日 (日)

湯西川温泉へ---5年で100湯は厳しい状況

Dscn4731_1024 2005年の7月に、友人達と長野県の四徳温泉に浸かりながら、これからは登山や釣りの帰りになるべく温泉に寄って5年で100湯を目指すと宣言してまいました。
月日は矢のように過ぎ去り、早くも4年目、目指す温泉目標には遠く届かず、まだ57湯です。本本なら80湯近くになっていないといけないのです。

数だけなら、温泉巡りをして目標に近づけることも可能でしょうが、それはしないつもりなので、目標達成は難しい状況です。なんとか、数を増やさねばなりません。

さて、その57湯は、所用で、平家落人伝説で知られる湯西川温泉に行きました。
もう紅葉も終り、一度は雪が降ったそうで、温泉地付近の木々は全て落葉していました。でも、この伴久ホテルの露天風呂の脇に立つ1本のモミジは、紅葉の名残を見せてくれ、淡い朱色が美しく輝いていました。幻想的な美しい景色です。
なぜ、この木だけと思いましたが、多分温泉の蒸気が、紅葉を遅らせてくれたのでしょう。
Dscn4734_320

(写真上、中、露天風呂脇のもみじだけが葉を落とさずに、目を楽しませてくれました)

(写真下、湯西川温泉での散策の帰り道は、夕焼けが空を染めていた。晴天を約束する夕焼けではなく、案の定翌朝は小雨が降っていた)

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2009年11月27日 (金)

イチョウが黄金色に

Dscn4718_1024 志木ニュータウン内は、今、紅葉の最盛期で、外部から散歩がてら、見に来られる方もかなりおられます。

我家の近くにあるこの大きなイチョウも、晴天の日は木全体がとくに美しく輝きます。朝、起きてベランダから眺めるては、「きれいだなー」と同じ言葉をつぶやくのです。

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写真中、上の写真の木の下は、いつも落ち葉がいっぱいで、小さな子供が拾っては空に投げています。)

(写真下、この大イチョウから続くイチョウ並木も、きれいです)

Dscn4721_320

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2009年11月25日 (水)

株主優待制度の廃止・中止相次ぐ‐‐‐日本航空も?

Jal01 今日(11月25日)の毎日新聞朝刊に、株主優待制度が曲がり角を迎えていると、「優待制度、廃止・中止相次ぐ」との見出しで、企業業績や株価が低迷する現状では、業績回復を優先させるべきだと考える株主が多く、株主優待を続けるべきか頭を悩ませている企業が多い」との記事がありました。

これを読んで、最初に頭に浮んだのはJAL、(株)日本航空の株主優待です。JALの急降下した株価は、今日も88円前後(終値90円で推移しています。
倒産の危機にあるJALは、株主配当は無配が続いていますが、株主優待制度は続けています。
優待の目玉は50%搭乗割引券で、保有株式1000株でも、年間1枚もらえます。

この株主優待券は、最近人気があり、チケットショップでも7000円以上で売られております。
勿論、買取価格はぐっと安く、1枚4000円前後ですが、ネットで簡単に売却できます。
ANAのほうが1000円以上も買取価格が高いのは、JALの衰退を感じさせます。

ところで、経営再建もままならぬ企業が、配当ではないといえ、実質、即現金化できる優待券贈呈をいつまで続けられるのか、疑問に思うのです。

株式1000株の購入資金は、株を90円で購入するとして約9万円です。これによって配当時に株主優待券が1枚もらえます。
即、ネットショップで買いとってもらうと約4000円が得られます。さて配当利率は幾らになるでしょう。
なんと、年4.4%の高配当になります。厳密に言うと、明日、購入すると来年の3月末が権利確定ですから、約4ヶ月でということになります。

最近の株価低迷で3%以上の高配当企業がごろごろありますが、実質無配の企業の4.4%ボーナスには疑問符がつきます。
鉄道私鉄各社の優待制度と比べると、ANAもそうですが、JAL株主はかなり優遇されています。

はたして、国が管理する経営再建途上で、この高配当がどうなるか、今日の株主優待の廃止、中止のニュースで、そう思うのです。
ただ、この高配当で、なんとか現在の株価が維持されているとすれば、もし、株主優待中止になると、いったいJALの株価は幾らになってしまうのでしょうか。ちょっと恐ろしいので、ここで書くのははばかられます。
多分、株主優待制度は存続せざるを得ないという話しになるのでしょう。

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2009年11月24日 (火)

囲炉裏の火

Dscn4710_1024 21日の土曜日は、散歩がてら久しぶりに三芳町の旧池上家住宅に寄りました。
家から徒歩20分ほどの距離です。旧池上家住宅については、以前に書いた事がありますが、この江戸時代末期頃に建てられた農家は、三芳町立歴史民族資料館に隣接して保存されています。
建坪は66坪で、桁行11間、梁間6間と大型の住宅です。
一般の民家に多い、田の字型の4間取りの平面が6間取りと大型化し、それがなお発展してこの池上家のような9間取りとなったと考えられています。
大黒柱をはさんで、西半分が居室、東半分が土間になっていて、写真の囲炉裏は土間部分にある下囲炉裏です。
開館中は、いつも火が焚かれ、僕は囲炉裏横の縁台に座って、黙って火を見ているのが好きです。
いちど、雪が深々と降る日に、訪ねたいと思っています。
Dscn4711_320 (写真上、囲炉裏の火、いつも鉄瓶に湯が沸いている)

(写真下、旧池上家住宅全景、障子の前の縁側も好きな場所です)

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2009年11月22日 (日)

ドイツ最高峰ツークシュピッツェとバイエルンチケットのこと

Dscn4602_1024 10月28日、前日の天気予報で晴天が予報されたので、ミュンヘンからドイツ最高峰のツークシュピッツェ(2962m)に行きました。
この美しい山については多くの方がブログに書かれていますので、登山については簡単に記して、今日は鉄道割引切符「バイエルンチケット」の事などを書いてみます。

ともかくドイツの交通機関には、有名なジャーマンレールパスを始め、多様な割引切符があって不慣れな旅行者を悩ませます。
先日、JR東日本が、年末年始に最大49%OFFの往復乗車券の運賃割引をすると発表し驚かされましたが、僕は以前から、JR各社は私鉄とも組んで、個人、グループなどが使えるいろいろな割引切符を販売したらよいと思っていました。車利用者が、待てよ、JR利用も検討してみるかと思わせるくらいの、格安で画期的プランを連発するという案です。
JR東日本の、年末割引の発表で、おや、日本も少し変わってきたかなと感じました。

おっと、脱線しました。
ドイツの交通運賃についても、また後日書くとして、割引の一例として僕が移動したフランクフルトからミュンヘンまでのICE(インターシティ・エクスプレス 都市間超特急)について触れてみます。
ドイツの列車の旅をしようとすると、日本からインターネットでオンラインチケットが割りと簡単に購入できます。勿論、ドイツ鉄道の遠距離旅乗車券の王様、ジャーマンレールパスもです。
僕も旅行前に、フランクフルトからミュンヘン区間は全席座席指定である事と、その日の旅行日程も確実だったので購入しておく事にしたのです。
DB(ドイツ国有鉄道)のホームページから時刻表を開き、予定の列車を決めると、正規の運賃89ユーロ(座席指定料金込み)の表示のほかに、割引運賃49ユーロや時によると半額程度のチケットが発売されている事が表示されます。
なんと、2等運賃で1等車に乗れるチケットもあります。

ディスカウント店ではあるまいし、れっきとしたDBのホームページではないか!。
これは、なんだろうと、他で調べてみることにして、しばらくして再アクセスすると、あれ、もう売りきれ!。なんと最安値と1等車のチケットが消えています。
いかん、これは早く購入したほうが良さそうだと、正規運賃89ユーロのところを、49ユーロで購入してみました。僕が購入してしばらくするとこの価格のチケットも消えてしまいました。
オンラインで購入した3名分の乗車券は座席指定料金を加えて、153ユーロでした。
画面操作を続けてオンラインチケットを指定のA4サイズで印刷すれば、これが乗車券です。確認メールも送られてきます。
日本円にして3人分約16000円、安く買えたことになります。
何しろ初めての体験です。はたして、プリントしたA4用紙がなんの問題もなく乗車券として通用するのかと心配しましたが、これがまったくの杞憂で何の問題もなし。ドイツの鉄道の駅には改札口がないので、そのまま乗車し、指定された座席に座っていると、やがて車掌が検札に来たので、A4の用紙に印刷した乗車券と購入時に使用したクレジットカードを渡すと、小さな機械で照合していましたが、はいOKでお終いです。
余談ですが、後日同じ列車にアクセスしてみると、一度は消えた割引チケットがまた発売されていました。
これ、どうしてこんな乗車券の売り方をするのか、実は今もってわかりません。

さて、話しをバイエルンチケットに戻すと、このチケットはミュンヘンのあるバイエルン州内のほとんどの交通機関に使用できる1日用割引券で、今書いているツークシュピッツェ行きだけでなく、ミュンヘンから近郊のアウグスブルグフュッセン、オーストリアのザルツブルグに行く際の列車も、全てこのチケットを利用しました。
割引ですが、このへんがドイツの割引率の驚くべきところで、このチケットは1枚、
1名用は20ユーロで、5名まで乗車出来るのは28ユーロです。ただし自動発券機ではなく窓口で購入すると30ユーロです。
自動発券機の使い方は、おしなべてわかり難いですが、このバイエルンチケットは、ずらり並んだ押しボタンの一つに表示されていますのでこれを押して、28ユーロをいれるだけですから楽に購入できます。
1名用と5名用の価格差が少ないのも変ですが、5名乗車で28ユーロというのがいかに安いかと言うと、例えばミュンヘンからオーストリアのザルツブルグまで3人で行くとすると、正規の往復運賃が153ユーロになります。これが28ユーロですからなんとも圧倒的割引です。もし、ミュンヘンに戻ってから市内のトラムやバスに乗っても、1日券ですから運賃は要りません。こんなチケット、日本でも真似てくれないかなと思ったりします。

ただ、惜しむらくはバイエルンチケットは平日は朝9時から夜の3時までが有効です。朝、9時前に乗るときは、9時までの間の乗車券を、別に購入して乗る裏技?が必要になります。どこまでの乗車券を買う必要があるか、時刻表を見て調べます。

ツークシュピッツェに登るためにガルミッシュ・パルテンキルヒェン駅まで約1時間半の列車の旅です。
僕達はミュンヘン発、朝8時32分のRB(普通列車)に乗りましたので、時刻表を調べて9時1分に列車が発車するトゥツィング(Tutzing)までの切符を買いました。それから先はバイエルンチケット利用と言うわけです。駅に改札口はありませんから切符は無しでも乗車は出来ますが、まず車掌の検札は来ると思って間違いありません。
勿論、僕達の場合もすぐに車掌が検札に来ました。

ガルミッシュ・パルテンキルヒェン駅に到着し、今度はバイエルン・ツークシュピッツェ登山鉄道のチケットを購入します。
山頂往復は登山鉄道とロープウェイを利用して往復36ユーロ(冬季料金で夏季料金は46ユーロ)ですが、ここでもバイエルン・チケットを見せると32ユーロに割引かれました。どの区間が割引対象になっているのは良くわかりませんでしたが。
注意すべきは、窓口でバイエルン・チケットに署名していないと、それは使えないと注意されます。始め何を言われているのか良くわからず、一緒に並んでいたドイツ人の方が教えてくれて署名の必要がわかったのです。確かにチケットには活字体で署名せよと書いてありました。これ以後、チケットを購入するとすぐサインするようにしました。

登山電車は、アイプゼー駅だったと思いますが、乗換えがあり、ここからスキーやボードを持った乗客が大勢乗りこんできました。駅に隣接して駐車場がありここまで車で来るスキーヤーが多いようです。もう、山はスキー場もオープンしていて冬の気配です。

列車の横に、スキー板が一台ずつ収納できるラックがついているので、スキー板は列車の横にずらりと並びます。

Dscn4613_320

(書きかけ---続く)(写真上、ミュンヘンから列車に乗り、1時間半ほどで到着したガルミッシュ・パルテンキルヒェン駅から、ツークシュピッツェを見る)

(写真下、ツークシュピッツェの山頂展望台からの景色。右に伸びる稜線を見て、5月頃の北穂高岳の岩稜を思った。そう、難しくないな!、見ているよりは登攀してみたいという思いが沸いてくるが、所詮、年寄の冷水である。)

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2009年11月19日 (木)

日本百名山、最年少完登記録はなんと6歳!

今日、本屋で立読みしていて「山と渓谷12月号」を見て、驚きました。
日本百名山を、埼玉県富士見市の8歳と6歳の兄弟完登したとのこと。

従来の記録は、確か10歳の少年だった思いますので、
この8歳と6歳という坊やには、ただただ、びっくり。
こんな事が出来るのだろうかという思いです。
僕の住んでいる隣の市に住んでいるようで、とても
身近な感じです。
しかし6歳とは!。4歳から登り出したとの事ですから、3年弱で完登したわけですね。
小学生でしょうから、週末と春、夏、冬の休みを使ったのでしょうか。
とても、大人に連れられていやいや登っていては、成し遂げられる記録では
ないでしょうから、結構楽しんで登ったのでしょう。
僕もチビスケ1号と山に登りますが、やはり怪我の無いように、かなり緊張します。
指導して、一緒に登った祖父の方に感服します。

一昨年の、日本百名山を48日間で踏破した島津康一郎氏
記録も、どうしたら、距離の離れているこの2山が同じ日に登れるのかと、人間業ではないと感歎しましたが、またしても百名山の驚くべきニュースです。
この6歳という記録は、多分、今後破られる事はないでしょう。

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2009年11月18日 (水)

ドイツ博物館で活字鋳造植字機を見つけた

Ca390052_1024

 以前、仕事で麻布六本木の在日米軍「プレスセンター」(星条旗新聞社)を訪ねた際、玄関ホールに飾られていた大きな古い機械が、英文の活字鋳造植字機だったとブログに書いた事があります。(印刷も出来るように書きましたが、あれは間違いでした)

 活版では、活字を原稿どおりに並べて組み込むことによって版が作られます。植字作業と呼ばれ、大量の文字を一つ一つ組む作業は大変な時間と労力を必要としました。
そこで、この版を組む作業を自動化しようとの研究は、活版印刷機械の進歩と並んで、重大な問題だったようです。先ず、自動活字鋳造機、次ぎに活字を自動的に版に組む自動植字機が作られ、究極的にこの三つを組み合わせた自動鋳造植字機が登場した歴史があるようです。
プレスセンターに展示されていた機械は、縦横高さが2.5mくらいでしょうか、見た瞬間には何に使うのかわかりませんでした。この大型機械には、運転台席のような鉄製の椅子とタイプライター状のものが取り付けられ、横の下部には活字鋳造に使ったらしい鉛が入った受皿がありました。しばらく眺めていて、どうやらここにオペレーターが座り、原稿をタイプすると、活字が鋳造され、印刷用の版が出来る機械だと気づきました。

 プレスセンターでは、ビルに出入りしている米国人たちの中で、機械を珍しそうに眺めている僕を、怪しげな奴と恐そうな警備員が睨んでいて、とてもカメラなど出せる雰囲気ではなかったので、写真に撮れなかったのが残念でした。
後で、同じような機械が、東京都文京区の印刷博物館にあると知って、いったいどのような使われ方をするのか、一度見に行きたいと考えていたのですが、まだ実現していませんでした。
それが、プレスセンターで見たものとほとんど同じ型の機械(写真上)が、ドイツ博物館にライノタイプとして展示されていたのです。人に説明するのがなかなか難しい機械でしたが、この写真でバッチリです。体験型博物館ですから、ことによると、この機械は動くのかもしれません。
機械の上部にLINOTYPEと表示されていましたが、確か米軍プレスセンターに置いてあった物もその銘盤がついていた記憶があります。

写真植字機に押されて、消えてしまったライノタイプですが、変にデザインされず、機能がそのまま形に表されているところが良く、僕の好きな機械です。
近いうちに文京区の印刷博物館に出かけようと考えています。

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ドイツ博物館
ミュンヘンにあるドイツ博物館は、広さといい、展示内容といい、技術、科学展示では世界一といわれています。
延面積5万㎡以上、展示品目1万7千点以上、展示通路が延べ17kmという体験型の超大型博物館で、半日づつ、2回行きましたが、さわりだけ見たと言う感じで、少し腰を落ちつけて、全部見るには3日~4日間は必要と思いました。是非、また訪れたい場所です。(写真は航空機部門のごく一部。ここで、ドイツ軍のV2ロケットの実物を見た)

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2009年11月16日 (月)

鍵のかかるベンチ

Dscn4693_320 秋も深まってきました。我家の前のイチョウの葉も黄金色に光っています。少し早めに黄葉した木は、もう葉を落とし始めています。(写真上)

もう、ベンチで横になる季節ではないのですが、志木ニュータウン付近で、最近目立つのは、肘掛を取りつけたベンチです。
楽に座ってもらおうという目的で取りつけているわけではありません。
ここで横になる事を防ぐ目的です。サラリーマンの昼寝防止ではなく、ホームレス対策です。(写真中上)
Dscn4694_320中央公園の東屋内のベンチとテーブルは撤去されて、木の切り株型の椅子に変わりました。

そして、近くのN団地では、驚くべきベンチを見つけました。
ここも長椅子型のベンチが取り外されて、収納型の椅子に変わりました。

この椅子には、全てに南京錠が取りつけられています。昼間は、鍵が外されて、劇場椅子のように前に倒して使用します。(写真中下と下)
しかし、夜はご覧のように鍵をかけて、Dscn4691_320使用できない仕組みです。毎日、施錠する管理の方も大変でしょうが、最近の排除と格差の強まる風潮に、これでよいのだろうかと、考えさせられる椅子です。

Dscn4692_320

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2009年11月15日 (日)

海上自衛隊インド洋給油その21(10月)---パキスタン艦への給油が無し!

連載企画「インド洋給油その20です」
海上自衛隊発表の平成21年10月1日から10月31日までの給油量です。

パキスタンフリゲート艦     0回 (58)    0KL  (8180KL)
  フランス駆逐艦       0回 (23)    0KL  (2415KL) 
  フランス補給艦       0回 (2)     0KL  ( 1370KL) 
  ドイツ駆逐艦                  1回 (12)  200KL  (2040KL)
  カナダ駆逐艦        0回 (8)     0KL  (1915KL)
  米国駆逐艦         0回 (11)    0KL   ( 5575KL)
  英国駆逐艦         0回 (10)    0KL   ( 1500KL)
  ニュージーランド駆逐艦  0回 (1)     0KL  (310KL)
  デンマーク艦         0回 (4)     0KL   (1130KL)   
                                                  合計    200KL (24440KL)

425_320 今月の報告には、驚く事が2つあります。

先ず給油量です。
10月は、1ヶ月の給油量が僅か1回、200KL とインド洋における給油活動が再開された昨年2月以来の、いや2001年の給油活動開始以来、最低量の給油活動となりました。

これは、2003年の1月~2月にかけての1107_320 ヶ月間の米国と英国艦艇への給油回数16回、給油量2万KLと比較すると、嘘のような数字です。
また、最近6ヶ月間の給油量の60%近くを占めていたパキスタン海軍艦艇への給油がまったく無いという異例な事態が生じています。

何度も書いていますが、海上自衛隊の給油活動はCTF-150(第150合同任務部隊)の活動に参加している外国艦艇にのみ行っています。
紅海、アデン湾、オマーン湾、アラビア海北部、インド洋で武器、弾薬やテロリストの資金源となる麻薬などの海上輸送を阻止する活動です。
この指揮権国は、現在フランス海軍(旗艦 デュランス級補給艦 Mame)です。
本来なら3ヶ月ごとに交代するのですが、何故か今年の4月9日にドイツ海軍から引き継いだ後、交代がないまま7ヶ月が過ぎようとしています。
調べているのですがその理由が掴めていません。
8月に次ぎの指揮権国となるはずだったパキスタン海軍が3度目の就任を断ったとの情報もありますが、確かなものでは有りません。

CTF-150の活動そのものが、最近低調のようで、インターネット上にも活動状況がほとんど載りません。
CTF-150から分離した形で2009年1月に発足した海賊対処の為のCTF-151(第15合同任務部隊)の活動と重複することも理由のようです。

毎週、定期便のように補給を受けていたパキスタン海軍が何故、補給を受けなかったのか、また、指揮権国であるフランス艦艇への補給が無かったのか、幾つか推測できる事もあるのですが、これは11月の給油状況をみてから書きたいと思います。

さて、もう一つのびっくりは、なんと海上自衛隊インド洋補給第7次部隊が11月9日に出港したことです。

「第7次派遣部隊は出港しない」との、特集レポートを書いた「柳瀬川通信:報道部」をあざ笑うかのような快挙?です。

 誤まったレポートを書いたと、作山記者と超美仁記者が、頭を丸めると申し出て、デスクに「作山クン、君の頭はもう丸まっているでないか」と笑い飛ばされ、二人とも丸坊主にならずにすんだ一件がありましたが、デスクはこう言って二人を慰めるのでした。

デスク「二人の推論は外れたが、今度の第7次部隊の出港に意外な感を持った人のほうが多いのではないかね。
今、出港すると、補給艦「ましゅう」と護衛艦「いかづち」がインド洋に到着するのが12月始め頃、給油活動は来年の1月15日で期限が切れる
給油活動期間が僅か40日しかないのに、往復45日もかけて派遣されるというのは、人的にも費用的にも無駄が多い。うまい作戦とは言えない。
第7次が派遣されないと第6次派遣部隊が、異常に長い期間の活動になるというならわかるが、これは超美仁くんが指摘したとおり第4次からの期間調整で吸収できているはずだ。

 やはり、最後になるかもしれない第7次部隊の出港と、国際貢献から離脱して任務半ばで戻るという状況を広報したいという思惑があるのではないだろうか。出港はマスコミも写真入りで大きな扱いをしたからね。

 ただ、最近の給油ではパキスタン海軍ばかりが目立ち、10月の給油状況でもわかるとおり、1ヶ月の給油活動中に僅か1回の給油の為に、暑いインド洋を航海しているやりきれなさは、海上自衛隊が一番わかっているし、正直、給油活動は今が潮時、中止に内心ほっとしているとの情報も間違ってはいないと思うよ。
帰国は来年の2月5日頃と思われていた第6次の補給艦「おうみ」と護衛艦「すずなみ」の乗員や家族は、正月が日本で迎えられると喜んでいるだろう。
特集のような細かいデーターの積み重ねは、今後も続けてくれたまえ。その中から、真実が見える事も多いはずだよ。作山くん、超美仁くん、落ちこむな。がんばれ」
  (写真上、第7次派遣部隊の補給艦「425ましゅう」)
  (写真下、同じく護衛艦「107いかづち」

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2009年11月12日 (木)

作男、ハクサイの防寒作業をする

Dscn4686_320 作男「おらは、畑さ行く途中に、この(写真上)マロニエ通を横切るだよ。
マロニエといってもトチノキだ。

近縁種でヨーロッパ産のセイヨウトチノキ (Aesculus hippocastanum) が、フランス語名「マロニエ:marronnier」としてよく知られているだに、市役所がこのしゃれた名前をつけただよ。

 もう紅葉も終って葉が落ちてしまっただよ。道路反対側の木が今、紅葉してきれいだよ。なんという木か覚えてねえよ。秋も深まっただな。一句ひねるか。ま、あとにすべえ。
このマロニエ通りは、車道の横に自転車道があって、その横の街路樹横に広い歩道がある立派な通りだよ。志木市でもここだけだ。」
(作男さんに、つまらない一句をひねられないで、良かったですね。マロニエ通りの車道と、写真中央に見える自転車道の間は縁石で段差がついていますが、ドイツでは白線が引かれているだけの場合が多かったと思います。
自転車道を歩いたりしていると、ここは歩行禁止だよとばかりに、自転車がスピードを落とさずに走り抜けて行きます。)

作男「おらの話しをよこどりするでねえよ。悪口も言ったな。困ったもんだ。おらがドイツの話しさすると長くなると思っているだな!」

作男「まあいいか。おらの今日の畑仕事は、ハクサイに木酢液をかけるべと思っただよ。主に虫除けだ。
噴霧器で葉っぱの裏側まで丁寧にかけていたら、苗を分けてくださった、農作業お師匠さんのHOさんが、おらのハクサイを見にこられて、とても良い出来だと誉めてくださっただ。嬉しいでねえか。」Dscn4688_320

「そろそろ、外葉を束ねたほうが良いともおっしゃるだに、農園主さまにも手伝って頂いて、防寒作業をしただよ。
おらのよく読む教科書には、「霜の害を防ぐために、初霜が降りたらひもで結ぶ。縛ることで結球した部分が守られ、寒さに強いハクサイになります。早めに行うと、中が害虫のすみかになってしまうので、必ず初霜が降りてから行うようにしましょう。」と書いてあるだよ。

おら、実は悩んだだよ。
初霜がいつ降りるかわからねえし、お師匠さんは、そろそろと言ってくださったが、まだ早いかもしんねえ。
農園主さまに相談したら、「野菜コンクールでいつも入賞されるHOさんが教えてくださったのだから、間Dscn4689_320 違いないと思いますから縛りましょう。」
おら、それで決心しただよ。
ハクサイの株の中心と上部の2ヵ所をひもで結んだだよ。おら、縛りはうめえもんだ。これで中の球が固くなるのを待つだけだよ。楽しみだよ。」

写真中、ひもで結んだハクサイ)
写真下、12株のなかで、一番大きなハクサイ)

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2009年11月10日 (火)

海賊対処法による船舶護衛その1

海上自衛隊派遣前にはあれほど騒がれた海賊出没報道と、その海賊対処の為の護衛艦派遣ですが、最近はまったくといってよいほど報道されません。
そこで、今年の4月1日より開始されたアデン湾における船舶に対する護衛の活動の、7ヶ月間をまとめてみました。(海上自衛隊と国土交通省海事局発表資料による)

 海上自衛隊による船舶護衛は、2つの時期に分けられます。
(1)海賊対処の為の海上警備行動による護衛 
       2009年4月1日(第1回)~7月22日(第41回)
(2)海賊対処法(海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律)による護衛 
       2009年7月28日(第42回)~10月31日現在まで

(1)護衛した船舶 日本籍船 6隻 
            日本の船舶運航事業者が運航している外国籍船 115隻 
               合計121隻  1回平均2.95隻
(2)護衛した船舶 日本籍船 2隻 
            日本の船舶運航事業者が運航している外国籍船 84隻
               合計86隻  1回平均2.6隻
            外国籍船 150隻 1回平均4.5隻

(1)の海賊対処の為の海上警備行動では、護衛できなかった外国籍船が(2)では、護衛が可能となった。

Dd102h1_320 この数字を初めて見て驚かれる方もいると思います。
えっ!日本の船がこんなに少ないの。

そうなんです。7ヶ月間に護衛した船舶357隻の内、日本籍の船が8隻だけなのです。
この、日本籍船と日本人船員の激減していった背景を考えると、日本政府と大手海運会社との対応が問われる事になるのですが、とても複雑な問題になりま
すので、これは後日に譲ります。


Dd154a1_320
 日本の船舶運航事業者が運航している外国籍船に乗っている日本人船員も、それこそ数えるほどしかいない事も報告しておきます。

次ぎに、護衛した船舶数の少なさについてですが、この事は何度もブログで書いてきたのですが、改めて統計数字を見て、やはり首を傾げざるを得ないのです。

 この点を指摘したマスコミ報道は、僕が調べた限り皆無に近いというより、報道自粛しているのではないかと勘ぐりたくなるほどです。
唯一、東京新聞が次ぎのように報道して、問題提起した記事があります。

<平成21年4月19日 東京新聞記事より>
「対ソマリア沖海賊、海自警護平均3隻。不況で運航減、日程も合わず」という記事で護衛した船舶数が予定の3割だったとして、次ぎのように書いている

「政府は、アデン湾を航行する日本関係船舶は年間ニ千隻、1日平均して五隻が通過すると説明していた。説明通りなら、警護対象の船舶は四日かけた一往復で二十隻に上り、往路、復路で分けると船団にはそれぞれ十隻の船舶が加わる計算になる。

だが、実際にはその半数にも達していない。日本船主協会によると、昨年、アデン湾を通過した船舶は、コンテナ船と自動車専用船で約千五百隻を占めた。しかし、世界不況の影響で自動車専用船の運航が半減するなど激減した。」

現実は半数ではなく、3割にも満たない、2隻の護衛艦による1回の護衛航海に平均2.7隻です。

もう一つ。
海賊対処法(海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律)により、船籍、積荷などが日本と関係の無い船舶の護衛が行なわれるようになり、2009年7月28日(第42回)~10月31日(第74回)現在までに24ヶ国、150隻の外国船籍の船舶を護衛しました。
国別内訳で、以外なのは中国がタンカーを含む32隻と、だんとつの1位なのです。
日本関係船舶数の総数86隻と比較して、中国の船舶が多い事に驚きます。
中国タンカーを、日本の護衛艦が護衛する状況が生まれています。


 勿論、中国も海賊対処の艦艇を派遣している国の一つです。
国の一つというより、中国が総合型補給艦1隻と駆逐艦2隻をソマリア沖に展開すると知って、米国に追従し、派遣法や護衛の方針などは中途半端なまま、あわてて海上自衛隊派遣を決めたのが我国なのです。
艦艇を派遣する中国の狙いが、アフリカへの権益確保にあるとみたからです。

早急な派遣を模索する政府の後押しをしたのが、多数のマスコミの海賊出没報道や日本船主協会の「日本の海運会社は、EU軍頼み」「民間自助の海賊対策」などの状況説明、そしてソマリア沖を通過する日本関係船舶は2100隻などの、現状を把握していない情報だったのです。
少し、中国の艦隊派遣の状況を調べてみました。
  書きかけーーー続く

「追記」

 中国海軍は、昨年の12月に補給艦「微山湖」と「武漢」「海口」の2隻の駆逐艦を、アデン湾、ソマリア沖に向け派遣しました。
以後2次、3次と交代し、現在第4次派部隊の駆逐艦「馬鞍山」と「温州」が同海域に向け航海中とみられます。
補給艦は多分第3次の「千島湖」が引続き旗艦として任務に当ると思われます。
その強力な艦隊の、海賊対処の護衛活動の情報が得られないのですが、日本と同じ船団護衛の形で活動していると報じられています。
 
さて、そこで日本関係船舶の話しに戻るのですが、同海域を通過する2000隻の日本関係船舶の護衛が必要という、当初の想定は論外としても、統計からみて、海上自衛隊の護衛船団に日本関係船舶は平均して2.7隻しか参加してくれません。(想定10隻)

 少し大袈裟に言うと日本関係の自動車運搬船、貨物船、タンカーなどの1隻(実際には1.35隻ですが)を海賊から守る為に1隻の護衛艦がついてくれるという、手厚い護衛活動?がなされています。

 護衛艦派遣前に、「日本船主協会」が訴えていた、多くの日本関係船舶が他国の護衛船団にくっついて、肩身の狭い思いで航海している現状だというのは、どうなってしまったんだと思わずにはいられません。

 2009年7月28日(第42回)~10月31日(第74回)までの33回の海上自衛隊の護衛船団に、中国はタンカーを含む32隻の船舶が加わりました。

 それでは、逆に日本関係船舶が、どのくらい中国護衛船団に加わって警護されているのか、中国以外の各国の船団とはどういう状況にあるのか、そして他の多くの日本関係船舶の海賊対策はどうなっているのか、何故、海上自衛隊の護衛船団に加わらないのかなどの航海事情を、自衛隊派遣を強く要請した「日本船主協会」は、ホームページなどで国民に知らせるべきだと思います。(政府の国会報告の義務などの、詳しい事はまだ調べていないので、まだ、書くことができません)

 航海日程が合わない、船足の違いがあるなどの理由が報道されたこともありますが、海上自衛隊の派遣の前提条件の一つに挙げられ、そこで想定された年間2000隻の同海峡通過船舶の半数近くが新車や中古車の自動車運搬船であった筈で、国益に適う商業活動保護とはいえ、少数のメーカーの商業活動に、多額の税金が支出されようとしているわけですから。
(写真上、現在船舶護衛活動中の護衛艦DD102はるさめ)
(写真下、同じく護衛艦DD154あまぎり)

 参照「politics_1231_001.jpg」  
中国海軍補給艦「微山湖」の海上給油の様子。海上自衛隊と同じく補給艦と駆逐艦が並行している。90分で補給作業が終了したと報道されているので、かなり訓練されている事がわかる。

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2009年11月 6日 (金)

自転車は列車に乗せて

Dscn4576_320自転車先進国であるドイツの自転車事情に付いては、多くの方がブログ、書籍などで書かれており、予備知識はもっていたつもりでした。

でも、どの街に行っても良く整備された自転車専用道、貸自転車の充実、後に子どもが楽しげに乗っているリヤカー型の 自転車などを目の当たりにすると、やはり我が日本と比べて羨ましいの一言。

現在、再放送中のNHK番組「テレビでドイツ語」の中でも、ロマンチック街道の始点ヴュルツブルクからノイシュヴァンシュタイン城のあるフュッセンまでを、若い2人が自転車で走り、ドイツ自転車旅の魅力を紹介していますが、これ、ドイツではどこでも見られる光景でした。

今回、僕は鉄道での移動が多かったのですが、どの列車にも自転車を乗せる車両が付いており、市内の路面電車さえも自転車を持ちこみます。改札口のまったく無い鉄道乗降システムと共に、駅の構内を自転車を押して歩く人達、そして大型ザックを背負う姿の似合う大人と子どもの多いことに驚きました。そのまま、カタログ写真になりそうな光景ばかりでした。(「テレビでドイツ語」の自転車の二人のザック姿も良いですね)
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(写真上、ちょっと隣町までと言った感じで、自転車を急行列車に乗せる女性)

(写真下、列車の外に自転車マークの付いている自転車専用車両。これがどの列車にも連結されている)

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2009年11月 4日 (水)

作男、ドイツに行く

Dscn4684_320 なんと、今朝7時の我家の庭の気温さ5度(写真上)しかなかっただよ。
10日ばかり留守しただが、窓から見えるイチョウの葉も大分黄色くなってきただ(写真中)

はい、「ただいま」でごんす。

おら、ドイツへ「農業視察に行って来ただよ」はウソだよ。
どっかの議員さんみてえな事は云はねえだよ。遊びだ、サイトシーンだ、うんにゃ、見聞を広めに行っただよ。あっちも朝晩は寒かっただよ。まあ、北海道だな。
むこうさに居ても心配だったで、おら、帰ってすぐに農園に行っただが、ジャガイモもハクサイも大きく育っていて心配なしだよ。(写真下2枚)

植えた「出島」という関取さんみてえな名の品種は背丈が伸びずに、横に大きく枝を張って、いかにもジャDscn4685_320ガイモらしくていい感じだ。おら、食糧不足の時さに備えて、しっかり育て方を学んでいるだよ。

ジャガイモといえば、ドイツだべ。まったくドイツの食事は、ジャガイモとソーセージとパンしかねえだよ。

おら、さすがに食べ厭きただよ。
ジャガイモをつぶして、ま た丸めてジャガイモ形にした団子は、手間隙かけずに元のままでええんでねえかい。

こったら、毎日ジャガイモとソーセージとパンだけの食生活をしている国さと、今日は和食、明日は中華、次ぎはエスニックだ、イタリアンだと何百種類ものおかずを食っているおらが国では、単純に食料自給率など比べられねえべと、おらすぐにそう思っただよ。
ドイツの食料自給率は約100%、おらが日本は40%だと。

そったらこちらも、米の飯とみそ汁、漬物と干物ぐらいを毎日食べるとしたら話しは違うべさ。こったら負けねえべさ。

そったら、味噌はほとんど輸入大豆だというでねえか。みそ汁も駄目だというで、おら、調べただ。
なんと、駄目だ、こりゃあ。
食料自給率でなく、穀物自給率ちゅうのがあるだよ。
おら、こんど初めて行っただが、ちょっぴり、うんにゃ、かなり好きになったドイツさは、126%だ。おらが日本はどうだ?。27パーセントだと。
どうして、こったら国さになってしまっただか。おら、考えるぞ、考えるぞ。

話さ、どんどん難しくなるだよ。おら、ドイツへ行ったで頭さ、冴えてきただよ。

同じことさ、ソマリア沖の船の護衛さにも云えるべ。
海上自衛隊の2隻の護衛艦さが、護衛している船の99パーセントは、日本の船じゃねえ。
日本の海運会社がなるべくコストを安くすべえと、みんなよその国さの船を使っているだよ。日本人乗組員の頭数さ、おらでも数えられるくれえしか乗ってねえだよ。

おら、ドイツで勉強してるだに難しいいことさ云うだよ。

「日本の船舶さと、日本人乗組員が全滅に近いようになってしまった背景と、原因について日本の政府と海運会社が、どんな事さしてきたか、しっかり検証すべきでねえかい」

「同じことさ、日本の食料にもいえるべ」

「世界中が食糧不足になった時、誰が食料さわけてくれるだ、危ねえ時に、どこぞの国が、船を出してくれるだか。日本には、船員さんがいなくなってしまっただよ。
何がシーレーン防衛だ、日本の生命線確保だ。その前があるんでねえかい!。」

おら、だいぶ乗らせてもらったDB(ドイツ国有鉄道)の列車の窓から、どこまでも続く畑さみながら、こんな事さ考えていただよ。遊びだけでねえよ。
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(作男さんが話すと、ドイツの話しも小難しくなりますので、続きは書き手が代り、面白そうなドイツの話題をお届けします。)

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