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2009年10月21日 (水)

台湾新幹線が経営難

Taiwan_320  2007年に開通し、台北と高雄間の345kmを90分で結ぶ台湾高速鉄道(台湾新幹線)経営難に陥り、政府の管理下におかれるとの報道がありました。開業1年半で、累積赤字が2000億円との事です。
 (10月16日 毎日新聞朝刊より)

 日本の新幹線技術の初の輸出先として脚光を浴びた台湾期待の新幹線の、経営不振の理由はいろいろと云われていますが、営業当初の1日の見込み乗客数18万人の半分にも満たない、8万人にしかならない現在の乗客数も大きな誤算といわれています。

これ、よその国の事とは思えない話ですね。日本の鉄道、有料道路、連絡橋建設などではお馴染みの話しだからです。
建築の仕事をしていたものですから、この手の話しは沢山聞きました。
利用見込み人数を正直に出したら、建設計画など先に進まないぞ。
利用者数を利用見込み人数の40%水増し程度なら、あとで誤差の範囲で見逃されるぞ。
算定基礎データーからいじらなければ、数字を稼げないぞ。

例をあげればきりがないのですが、2つほど具体的に。
 まず仙台市の地下鉄
既存の南北線の開通当初の見込み乗客数は22万~23万人、それが実際は15万から16万人。
これは約40%水増し例
余談になりますが、この地下鉄、20年も経過しても赤字の南北線にたいして、多くの反対意見を押して、今また建設中の東西線は、南北線との相互効果で、乗客増が見こめるとかで10年で黒字という甘い算定。

東京湾アクアラインは、最初の見込み利用車数が3万3千台、実際は3分の1の1万1千台、大幅値下げなどの結果2008年5月で2万2千台と、これは算定基礎データーをごまかした例です。
このデーター捏造の話、日本では交通関連だけでなく、ダム建設、博覧会、市民ホールなどの箱物建設などでも普通に行なわれるから困ったものです。

 ちなみに、台湾新幹線は、フランスの企業が算出した輸送人数は、現在と同じくらいの7万6千人だったそうで、政府はこれを隠して2倍に水増ししたようです。
この資料隠蔽に、誰も責任を取らないのは日本とそっくりです。
http://www.tabitabi-taipei.com/youyou/200704/index.html 台湾新幹線

(写真は、フリー百科辞典ウイキペディアより)

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